スーパーサイエンスハイスクール通信

 

平成29年度指定第2年次報告書.pdf

 

福島県立福島高等学校は平成19年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校となりました。現在は、3期目の指定(平成33年度まで)となっています。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、文部科学省が指定する、理数系教育の充実を図る取組です。未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとしています。科学技術、理科・数学教育を重点的に行うSSHでは、大学や研究機関とも連携して魅力的なカリキュラムを開発していきます。

福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

コミュタンサイエンスアカデミアへの協力について

コミュタン福島(福島県環境創造センター)において小学4~6年生、中学1~3年生を対象とした「サイエンスクラブ」が今年度より発足いたします。

その活動を本校のスーパーサイエンス部がお手伝いさせていただくことになりました。小学生向けのBasicコース、中学生向けのAdvancedコースそれぞれに数回登場させていただきます。

対象となる県内小中学生については、各学校から同様のチラシが配付されるようです。

詳細は以下のリンクをご覧ください。

https://www.com-fukushima.jp/csa/

廃炉のいろは共創ワークショップを実施

日時:2019年4月13日(土) 10:30~14:00
場所:福島高等学校 物理講義室
参加人数:12名(本校2年生 4名, 3年生 6名, 安積高校 2年生 2名)

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)のご協力のもと、立命館大学の開沼博准教授をお招きして、廃炉のいろは共創ワークショップを行いました。このワークショップは福島第一原発の廃炉という問題を、自分たちの言葉を使って廃炉の問いに答える「廃炉のいろはカード」を作るワークショップです。
 はじめ、開沼先生より廃炉の基礎知識の講義をうけたあと、3~4人を一班として班ごとに活動を行いました。班での活動は、まずは廃炉の疑問を互いに出し合い、班でまとめて全体で共有しました。その後、班ごとに廃炉のいろはカードを作りました。生徒たちの取り組んだ問いは「なぜ今の方法で廃炉をすすめるのか?」「廃炉の終わりとは何か?」「廃炉と地域の関係とは?」という非常に本質的で鋭い問いでした。生徒たちはこの問いに答えるカードを作り上げる過程で、開沼先生や原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の滝川様と話しながら知識を入れ、この問いへの理解を深めることができました。そして、最終的に自分たち自身の言葉でカードを作り上げることができました。最後にこの作成したカードを全体に説明し共有しました。
 生徒たちはこのワークショップを通じて、福島県民としての大事なことである廃炉の知識を深めることができたとともに、表現力・発信力、GRIT力(物事を完遂する力)を高めることができました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フランス研修5日目

フランス研修5日目の報告をいたします。本日は大会最終日でしたが、生徒たちは

「Comment aider les gens à se sentir "en sécurité" ?」

(In order to help people feel “relieved”)

のタイトルで、福島の現状について報道が果たす役割や自分たちができる情報発信、放射線教育の重要性など、様々な視点で発表を行いました。

印象的だったのは、福島県産米の全袋検査の説明時に会場でアンケートをとったところ「基準値越えの米が多い」と認識されている点でした。

生徒たちも、情報発信を続けていく重要性を肌で感じたようです。

明日は、ホームステイでお世話になっているノートルダム高校を訪問し、授業に参加して参ります。

体調不良もなく、予定通り日程をこなしております。以下、発表の様子と生徒の感想です。

(発表した生徒の感想)

『フランス人の力強さと溌剌とした様子に毎日驚かされています。それでも親切心があって、気さくに話しかけてくれたり、上手でない自分の英語を何とか聞き取ろうとしてくれたりして、とてもありがたいです。日本に外国人が来て自分がサポートする立場だったら彼らの様に丁寧にできるだろうかと思いました。私たちは福島について安心してもらうにはというテーマで発表しました。発表で福島県産米で基準値越えの米がどのくらいあるか聞いた時に多くの人が基準値越えが多くあると誤解していてとても驚きました。良い「ふくしま」の知名度を上げることが必要だと痛感しました。発表の後にフランスの生徒からYour presentation was super coolと言われて、会場の人には福島について良いイメージを持ってもらえたと思います。』

『私は今回放射線教育についてのプレゼンを行いました。その発表を通して1つ思うことがありました。それは自分が、発表すること自体をタスクとしていたということです。発表の中で、私は「主張」に対して質問されると予想していたものの、実際はされませんでした。このことと聴き手の反応から、「主張」を主張しきれなかったと感じました。プレゼンは伝えることがタスクです。私はプレゼンをPresentation(紹介・贈呈)に訳せていませんでした。そのため、今回のプレゼンの経験から、これからは「自分が言い易い表現≒相手が分かり易い表現」を軸に、伝えるためのプレゼンを作るよう心がけたいと思いました。』

フランス研修4日目

フランス研修4日目の報告をいたします。本日は口頭発表を行いました。

「Comment devrions-nous faire face au problème des déchets radioactifs ?」
(How should we face the problem of radioactive wastes?)

のタイトルで、汚染水や汚染土の問題についてプレゼンテーションを行いました。

大変印象的な素晴らしい発表であったと、お褒めの言葉も頂戴しました。

英語を使う環境にも慣れ、ここ数日で生徒たちの英語力も飛躍的に上昇していました。

午後はフランスで行われている核燃料再処理の問題について学び、4日目が終了いたしました。

以下、発表の様子と生徒の感想です。

感想

『私たちは福島の放射性廃棄物の問題についてプレゼンテーションを行いました。放射性廃棄物をめぐっては県内で様々な課題があり、詳細は複雑なため、簡潔にまとめて英語で発表するのに苦労しました。特に私は除染土壌の再生利用事業について担当したのですが、発表の準備段階で入念に学習を重ねてもなお考えるのは難しい問題だと感じていました。フランスの生徒からもなかなか質問が出ず、私たちの発表だけで問題の全容を理解することは難しかったのではないかと思います。しかし、この発表を通して少しでも現状を知り、興味を持って考えようと思える機会となっていれば嬉しいです。』

『私は、放射性廃棄物、特に福島第一原子力発電所の汚染水についてプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションでは、汚染水に対しての過剰な反応やその解決策として消費者等への説明の重要性について話しました。前日のポスター発表で、フランスの高校生が福島第一原子力発電所について知っていたので、汚染水について多少は知っていると思っていました。しかし、発表後フランスの高校生から、全く知らない事でとても興味深かったと言われ、現状が海外には全く知られていないことに驚くとともに、今回のミーティングで福島について伝えることができ、とても良い機会となりました。』

フランス研修3日目

フランス研修3日目の報告です。

本日から3日間開催されるワークショップで、生徒たちは米の全袋検査など農作物の安全性に関する取組について英語で説明を行いました。

特に福島の桃をPRするために準備した桃ジュースの試飲が大好評で、30分もたたないうちになくなってしまいました。

試飲した方々からは、「とてもおいしい」「桃ジュースを飲んで、印象が変わった」などのうれしいコメントをいただき、生徒たちは熱心にメモを取りながらまとめていました。以下、会場の様子と生徒の感想です。明日は口頭発表が予定されています。

『フランスはじめ他国の生徒は非常に積極性が高く、質問攻めにされた。いかに英語で分かりやすく伝えるかを考えなければならず、英語力だけでなくプレゼンテーション能力と組み合わせることが必要とされた。自分も積極的に内容を伝えることを努力し、相手に理解して頂けた時はとても嬉しかった。その一方で、非常に多くの世界の人が福島について知りたいと思っているのに対して私たちの発信がまだまだ足りなかったのではないかというようにも感じた。これらのことを最終日に行うプレゼンテーションやこれからの諸活動に活かしていきたいというように思う。』

『様々な地域の子に福島に対するイメージを聞くと、「原発や津波のことしか知らない」という回答や「人が住んでいないと思っていた」という衝撃的な回答もあり驚きが隠せなかったが桃ジュースの試飲を通して福島の良い面を知りイメージが変わったという声が多数聞けたため改めて風評被害を改善するためには体験してもらうことが大切なんだということが分かった。また福島で何が起きたかや、安全か危険か分からないから私たち福島の人がもっと話すことが大切だと思うという意見もあり改善の仕方は分かってきたが「発信する」という根本的な所に課題がまだまだあるなと実感した。その発信の第1歩として2日後のプレゼンで福島の過去と現在、そして未来を発信し福島を分かってもらいたい。』

 

フランス研修1日目、2日目

3月23日(土)~30日(土)の日程で行われるフランス研修の報告をいたします。

 

23日の8時30分に福島を出発し、翌日の朝2時(日本時間)にパリに到着いたしました。

24日は移動日で、国際高校生放射線防護ワークショップが開催されるフランス北西の町、シェルブールに19時30分に無事に到着いたしました。

明日から3日間開催されるワークショップでは

 

①How should we face the problem of radioactive waste?

 (放射性廃棄物とこれからどう向き合っていくべきか)

②In order to help people feel “relieved”

 (「安心」と「安全」の違いを考え、人々に「安心」を与えるためにはどのようなことが必要か)

 

の2件について発表し、フランスやベラルーシをはじめ、他国の高校生たちとディスカッションを行います。

以上、1日目、2日目の報告でした。

2学年ベーシック探究

1月29日(火)5~6校時に2学年でベーシック探究の授業が行われました。今回のベーシック探究は課題研究を中心としたこれまでの取り組みによって、自分たちにどのような力が身についたのかを共有する事を目的として行われました。身についた力として生徒達から多く挙げられたものは、「対応力」、「コミュニケーション力」、「行動力」、「やり抜く力」等でした。他にも「ストレスに耐える力」や「世を渡る力」、「社会性」など様々な力が挙げられました。2年間の活動を通して様々な力が身につき、成長したことを実感できた時間となったようです。

活動の様子↓ 身についた力を班で共有し、その内容をもとにプレゼンを行いました。

全員課題研究で学年発表会を実施(2学年)

 1月23日(水)5~6校時に、全員課題研究の学年発表会を行いました。生徒達は課題研究の成果を1枚のポスターにまとめプレゼンを行いました。6月におこなわれた中間発表会よりも内容が深まっており、研修旅行や日々の活動での成長を感じることができました。今後は今回の発表をもとに、3月2日(土)に行われる生徒研究発表会の準備に入ります。保護者の皆様、ご都合が合えば是非生徒研究発表会に足を運んでいただき、生徒たちの活動の成果をご覧ください。

発表の様子↓

「学生奨励賞」受賞 第四回ふくしま経済・産業・ものづくり賞

本日(12/5)福島民報掲載の「第四回ふくしま経済・産業・ものづくり賞」において、福島高校スーパーサイエンス部の、復興プロジェクト班(ウナギ班)と放射線班が、「学生奨励賞」を受賞いたしました。

http://www.minpo.jp/news/detail/2018120558035

本校生徒の課題研究活動が、このようなすばらしい評価をいただき、注目していただけることに、生徒教員一同とてもうれしく感じています。

これまで課題研究を支えてくださった数多くの方々、研究活動を切り開いてきた歴代の先輩たちに、あらためて御礼申し上げます。

学校には本日、受賞決定のお知らせが届きました。

これからも気持ちを新たに取り組んで参ります。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

SS 部(2年)台湾研修 第五日目について

第五日目は、台北から福島に戻る移動日でした。

予定では、成田行JAL 802便にて台北桃園空港を10:00出発でしたが、機体整備のため出発時刻が15:00となりました。福島への到着が遅くなりましたが、全員無事に帰って参りました。

改めて、実り多き研修となりました。この度、お世話になりました関係各位・関係機関の皆様に感謝申し上げます。