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福島県立福島高等学校SSH関係資料・教材公開サイト

 

福島県立福島高等学校は平成19年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校となりました。現在は、第Ⅳ期の指定(令和8年度まで)を受けています。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、文部科学省が指定する、理数系教育の充実を図る取組です。未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとしています。科学技術、理科・数学教育を重点的に行うSSHでは、大学や研究機関とも連携して魅力的なカリキュラムを開発していきます。

福島高校ニュース

サイエンスフェスティバル

2019年5月9日 09時56分

 郡山市ふれあい科学館において、ゴールデンウィークに開催された「サイエンスフェスティバル」に、4月29日(日)と30日(月)の2日間参加してきました。

 スーパーサイエンス部の1年生が、1日目は「ガウス加速器で射的しよう!」「キレていても音が聞こえる…!?」「スーパーボールをつくろう」、2日目は「不思議な液体ダイラタンシー」「化石を作ろう」「はっすいのふしぎ」をテーマに、屋台形式で実験・工作を行いました。1年生にとって初めての校外活動で、最初こそ、子どもたちにどうすれば科学の楽しさが伝わるのか苦戦している生徒も見られましたが、工夫を重ね、次第に子どもの目線に立った説明ができるようになり、来場者も生徒も笑顔あふれる中、大盛況で終えることができました。生徒自身の学びも多く、なにより楽しんで活動している姿が印象的でした。

 関係者の皆様、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

コミュタンサイエンスアカデミアへの協力について

2019年4月24日 08時27分

コミュタン福島(福島県環境創造センター)において小学4~6年生、中学1~3年生を対象とした「サイエンスクラブ」が今年度より発足いたします。

その活動を本校のスーパーサイエンス部がお手伝いさせていただくことになりました。小学生向けのBasicコース、中学生向けのAdvancedコースそれぞれに数回登場させていただきます。

対象となる県内小中学生については、各学校から同様のチラシが配付されるようです。

詳細は以下のリンクをご覧ください。

https://www.com-fukushima.jp/csa/

廃炉のいろは共創ワークショップを実施

2019年4月17日 09時47分

日時:2019年4月13日(土) 10:30~14:00
場所:福島高等学校 物理講義室
参加人数:12名(本校2年生 4名, 3年生 6名, 安積高校 2年生 2名)

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)のご協力のもと、立命館大学の開沼博准教授をお招きして、廃炉のいろは共創ワークショップを行いました。このワークショップは福島第一原発の廃炉という問題を、自分たちの言葉を使って廃炉の問いに答える「廃炉のいろはカード」を作るワークショップです。
 はじめ、開沼先生より廃炉の基礎知識の講義をうけたあと、3~4人を一班として班ごとに活動を行いました。班での活動は、まずは廃炉の疑問を互いに出し合い、班でまとめて全体で共有しました。その後、班ごとに廃炉のいろはカードを作りました。生徒たちの取り組んだ問いは「なぜ今の方法で廃炉をすすめるのか?」「廃炉の終わりとは何か?」「廃炉と地域の関係とは?」という非常に本質的で鋭い問いでした。生徒たちはこの問いに答えるカードを作り上げる過程で、開沼先生や原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の滝川様と話しながら知識を入れ、この問いへの理解を深めることができました。そして、最終的に自分たち自身の言葉でカードを作り上げることができました。最後にこの作成したカードを全体に説明し共有しました。
 生徒たちはこのワークショップを通じて、福島県民としての大事なことである廃炉の知識を深めることができたとともに、表現力・発信力、GRIT力(物事を完遂する力)を高めることができました。