[スーパーサイエンスハイスクール]
日本学術会議副会長渡辺美代子氏との対談
7月10日(金)に本校の第2学年坂田紀乃さんが渡辺美代子氏(日本学術会議副会長、科学技術振興機構副理事長)と対談を行いました。
『公開対談「新型コロナウィルス後の世界」』と称して、東日本大震災の経験や、本校でのSSH探究活動を通して、これからどのような未来を描いていくのか、パソコンを用いてオンラインでの対談を行ったものです。
対談の様子は内閣府のストリーミングサービスにアップロードされており、以下のURLからご覧いただけます。
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/tenbou2020/after-corona.html
(日本学術会議「未来からの問い」特設HP/公開対談「新型コロナウイルス後の世界」)
1学年ベーシック探究(東北大学渡辺正夫先生の講演会)
7月14日(火)の午後、本校第一体育館にて渡辺正夫先生の講演会を実施いたしました。
毎年実施している第1学年生徒向けの講演会でしたが、全員マスク着用で参加者同士の距離を確保して、厳戒態勢の中の開催でした。
オンラインでの実施も考えていましたが、生の講演会の教育効果の高さを考え、1人ひとりが感染症対策に気を配って実施しました。
1年生にとっては初めてのベーシック探究の授業でしたが、これから始まる探究活動の皮切りとして、貴重な機会となりました。
講演会の最後には質問もたくさん出て、今後の探究活動での「考える基礎」を考えるきっかけとなりました。
令和元年度の報告書について
「平成29年度指定SSH研究開発実施報告書・第3年次」をSSHのページに掲載いたしました。
令和元年度 SSH生徒研究発表会
令和2年2月22日(土)、SSH生徒研究発表会を実施しました。
本校が育成したい生徒の資質・能力(創造的思考力・表現力・発信力・国際力・高度な専門力・GRIT力)を伸長し、SSHの活動を校内外に広く発信することを目的に行われ、今年度は口頭発表7件(日英交流・台湾研修・カナダ共同研究研修・ベーシック探究1年・ベーシック探究2年・アドバンス探究・全国SSH生徒研究発表会代表)、ポスター発表103件、1学年によるディベート決勝戦が実施されました。
また、県内のSSH校である安積高校や会津学鳳高校からも生徒が参加しポスター発表を行いました。
口頭発表やポスター発表では活発に意見交換がなされ、研究した生徒も自分の研究への理解をさらに深める機会となりました。
1学年のディベート決勝戦では、学年代表決定戦を勝ち抜いた1年2組と1年6組が対戦しました。
対戦テーマ「大学入試に英語民間試験を導入すべき」
肯定側 1年6組 VS 否定側 1年2組
ジャッジは、在校生のほか、来賓、参観者全員です。
白熱の論戦の結果、肯定側6組(350票)、否定側2組(341票)という近年稀にみる接戦を6組が制しました。
今年度の生徒研究発表会には、ご来賓のSSH運営指導委員の先生方をはじめ、保護者様、県内外の高校の先生方、SSH事業でお世話になった企業様、県内の中学生のみなさんなど、約300名の方に参観いただきました。すべての皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
引き続き、福島高校SSH事業へのご協力をよろしくお願いいたします。
第21回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会で口頭発表
日時:2020年2月14日(金)
場所:環境創造センター「コミュタン福島」ホール
参加人数:4名(本校2年生2名, 1年生 2名)
第21回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会に参加し, 本校SS部放射線班が日々行っている課題研究の発表をしてきました。生徒達は30分という長い時間の発表は初めてでしたが, 発表の構成や役割分担をうまく調整して立派な発表を行ってきました。今回の活動で, 生徒たちは表現力・発信力・GRIT力を鍛えることができたと思います。貴重な発表の機会をいただきまして, ありがとうございました。
第3回福島県環境創造シンポジウム
2月2日(日)に開催された第3回福島県環境創造シンポジウムに生徒3名が参加し、福島県の内外でどのような意識の差があるのか、
解決策はどのようなものがあるのかを、パネリストとして議論しました。
同じSSH校である安積高等学校の生徒さんに加えて、毎年福島を訪問して本校と交流を行っている長野県屋代高等学校も中継で参加し、
県内外のSSH3校で貴重な経験をすることができました。
(写真提供:福島県環境創造センター)
アドバンス探究1年生 サイエンスコミュニケーション育成講座
令和2年1月17日(金)、1年生アドバンス探究クラスの授業で福島大学の留学生6名と交流を行いました。
英語でコミュニケーションする意欲を喚起し、表現力を育成するため、福島大学国際交流センターのご協力のもと実施しました。
留学生との文化交流やテーマ設定トークなどを行い、海外の学生との交流をとおしてグローバルな視点を養成することができました。
【1学年】ディベート講座
1月21日(火)にディベート講座を実施いたしました。
東京大学より4名の学生をお招きし、ディベートに関する講義をしていただきました。
講義の後、各クラスに分かれてメンバー編成を行いました。
放課後には希望者を対象に東大生より追加の講義をしていただきました。
今後の予定です。
1月24日(金)トライアル対戦(練習試合)
1月30日(木)クラス代表決定戦
2月5日(水) 学年代表決定戦
福島県環境創造シンポジウム
第3回福島県環境創造シンポジウムのオープニングセッションとパネルディスカッションに本校のSS部2年生3名が参加します。
令和2年2月2日(土)にコミュタン福島で開催されます。入場無料ですので、ぜひお越しくださいませ。
第17回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2019)入賞
令和元年12月14日(土)~15日(日)の2日間、東京都の日本科学未来館において「第17回高校生科学技術チャレンジ(Japan Science & Engineering Challenge:通称ジェイセック、朝日新聞社・テレビ朝日主催)」の最終審査会が開催され、スーパーサイエンス部プラズマ班の2名が参加してきました。
JSECは、高校生を対象にした科学技術と数学の自由研究コンテストです。
全国から応募された研究のうち、10月下旬の予備審査・11月上旬の1次審査を通過した32研究が最終審査会に進出するファイナリストとして選出され、2日間のポスター発表を行い審査されます。
生徒たちは「プラズマによる気流制御技術を用いた小型風力発電風車の製作」という研究テーマでプレゼンテーションを行い、審査員の方や他のファイナリスト達と議論を交わしました。
審査の結果、「特別協賛社賞 花王賞」(全国4位相当)を受賞し、2020年5月に米国・アナハイムで開催される国際大会ISEF(International Science and Engineering Fair:通称アイセフ)に日本代表として派遣されることとなりました。本県ではISEFへの出場は史上初めての快挙となります。
令和元年度SSH生徒研究発表会の開催について
令和元年度SSH生徒研究発表会について以下のとおり開催いたしますので、お知らせいたします。
保護者の皆様、福島市内小中学校、福島県内の高等学校、全国のSSH校には、別途お知らせしています。
電子データはこちら(保護者の皆様)→ R1生徒研究発表会(保護者用).pdf
電子データはこちら(その他の皆様)→ R1生徒研究発表会.pdf 申込用紙.doc
1 日 時 令和2年2月22日(土) 8:50~15:00
2 会 場 福島県立福島高等学校 第一体育館・第二体育館
3 内 容
口頭発表:ベーシック探究(全員課題研究)・アドバンス探究
海外研修(日英交流・台湾研修・カナダ研修) 等
ポスター発表:アドバンス探究・ベーシック探究・探究情報・海外研修
フィールドワーク・東北大学科学者の卵
県内SSH校(安積高校・会津学鳳高校)による発表 等
その他:代表クラスによるディベート決勝戦
4 日 程
8:30 〜 8:45 受付
8:50 〜 9:05 開会行事・校長挨拶・SSH概要説明
9:10 〜 9:50 口頭発表I(4件)
10:00 〜 11:10 ポスター発表Ⅰ
11:20 〜 12:30 ポスター発表Ⅱ
13:10 ~ 13:40 口頭発表Ⅱ(3件)
13:55 〜 14:30 ディベート決勝戦
14:30 〜 15:00 講評・閉会
ふくしまサイエンスフェア2019
12月14日(土)にこむこむ館にぎわい広場にて「ふくしまサイエンスフェア2019」を開催いたしました。
今年で8回目の開催となり、少しずつ地域に浸透してきたイベントです。
県内外の中学・高校・大学・民間の方々に協力いただき、実験ブースや実験教室を企画し、たくさんの方々に科学のおもしろさを体験していただきました。
ご来場いただきました地域の皆様、どうもありがとうございました。
1学年ティーチャーズラボ(文型)
11月28日(木)に1学年においてティーチャーズラボを実施いたしました。
今回は福島大学の文系の先生方を講師として迎え、7講座に分かれて講義をしていただきました。
①経済学って何? ②「羊」から読み解く漢字の世界
③はじめての心理学 ④不確実性について考える
⑤人間、災害、情報社会 ⑥普遍的な倫理はあるのか
⑦「首長」はつらいよ!--親類・縁者にまで塁が及ぶ住民訴訟のコワい仕組み
1学年ティーチャーズラボ(理型)
11月20日(水)に1学年においてティーチャーズラボを実施いたしました。
福島大学の理系の先生方を講師として迎え、8講座に分かれて講義をしていただきました。
生徒たちは大学の授業を体験する貴重な機会となりました。
第63回日本学生科学賞県審査表彰式
11月17日(日)に読売新聞福島支局で開催された第63回日本学生科学賞県審査の表彰式に参加してまいりました。
本校のスーパーサイエンス部化学班の「Mgヨウ素電池の研究」が県議会議長賞を受賞しました。
県代表として中央審査に進みます。
科学の甲子園全国大会出場!
11月10日(日)に福島大学で開催された科学の甲子園福島県大会にSS部生徒88名が出場してまいりました。
総合競技、実験競技、筆記競技に挑み、出場した26チームの中で知識・技能を競い合う取組です。
その結果、2年生チームが見事優勝し、来年3月に埼玉県で開催される全国大会出場を決めました。
1年生チームも筆記競技で全体の3位と健闘しました。
出場を逃した他校の生徒達の分まで、全国大会でも頑張ってまいります。
JSSFで海外との共同研究を発表
日時: 2019年11月2日(土)合同練習日
2019年11月3日(日)〜7日(木)JSSF
場所: 立命館中学校・高等学校 長岡京キャンパス
立命館大学 琵琶湖草津キャンパス
対象: 2名(1年生1名、2年生1名)
11月2日(土)から7日(木)、立命館高校長岡京キャンパスで行われたJapan Super Science Fair(JSSF)に参加し、カナダのシャーニガンレークスクール、立命館高校と本校の3校で行ってきた共同研究を英語で発表をしてきました。
8月のカナダ研修から帰国後、毎週日曜日に電話会議を行い、互いの課題研究の進捗状況を確認してきました。共同研究を行う過程では、互いの個性や英語力の違い、学校のスクールタイムの違い、国と国との時差や文化の違いといった様々な障壁がありました。そういった状況の中で、互いの個性を理解しながら役割分担を模索し、そして課題研究のゴールも模索するという、多くの葛藤を乗り越えながら活動を行ってきました。
様々な困難を克服し、今回、最終的に1つの研究にまとめて素晴らしい口頭発表やポスター発表を行うことができたました。その結果、生徒たちのやり抜く力(GRIT力)が伸びたと同時に、生徒たちは今後の国際的な研究活動に挑戦していくための大きな自信に結び付くものと思います。JSSFに参加することができたおかげで、海外校を含む生徒とのワークショップなどの協働活動の機会が得られ、また、国際的な視点に立って考えるための素地も鍛えることができました。
台湾研修5日目
本日、13時20分台湾桃園空港発成田空港行きの飛行機に乗り、無事福島へと帰って参りました。飛行機の遅延等もなく、時間通りに行程が進みました。
生徒たちは大きな事故や病気なく、研修の全プログラムを終えることができました。
ご協力いただきました保護者の皆様、訪問先の学校や企業の皆様に、改めて御礼申し上げます。
台湾研修4日目
4日目の文化探究プログラム、無事に終えることができました。
午前中、故宮博物館と忠烈祠を、午後は龍山寺と中正記念堂を見学しました。日本との歴史や文化の違いを生徒は肌で実感していたようです。
明日、空港へ向かい、帰国となります。全員元気に福島へ帰ってこられるように気をつけたいと思います。
台湾研修3日目
研修3日目の本日は、新竹にある実験高級中学との学校交流を行いました。
午前中は物理と化学に分かれ、本校生と実験高級中生でグループを組み、実験を行いました。理系の生徒はさることながら、文系の生徒も楽しくかつ一生懸命に実験に取り組んでいました。
ランチタイム後、本校SS部のポスターセッションを行いました。本校生と実験高級中生の間で活発な議論がなされました。
夕方、台北へ帰る前に、新竹サイエンスパークを見学しました。テクノロジー分野の先端技術に、生徒は驚いている様子でした。