福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day3

12/22(金)、Science Fairも最終日です。

本日はField Tripsとしてタイの文化について学ぶ体験活動を行いました。私たちはRoute 3 「Tai Dam Cultural Village」への訪問を選択しました。

Tai Dam族は、19世紀にベトナムからタイに移住してきた民族で、いまなお独自の文化を継承しながら生活しています。今回は綿花を紡ぎ、織物を作るまでの作業を体験をしました。

▲紡いだ綿糸で指編み

 

学校に戻ってから、最後のイベント Farewell Party(お別れパーティ)に参加しました。

はじめにcertification(参加証明)の楯をいただき、代表生徒全員で記念撮影。

その後は、タイの伝統舞踊の披露や日本の生徒たちによるお礼ダンスなど、大変の盛り上がりでした。

▲出し物の様子

▲姉妹校の生徒たちと記念撮影

今回のScience Fairを通じて、参加した生徒たちは研究について新たな視点を得ることができたのではないでしょうか。また、他校の日本人生徒、タイの生徒との交流を通じて傾聴力や発信力も格段に向上させることができたと思います。今度の生徒たちの活躍に期待します。なお、研究発表は、2月22日(木)開催の「SSH生徒研究発表会@福島高校」でも行う予定です。

福島高校は今後も姉妹校との交流を通じて国際交流を進めていきます。

探究活動・課題研究の指導力向上教員研修会を開催しました

 2023年12月19日(火)に京都教育大学名誉教授の村上忠幸先生を本校にお呼びして、探究活動・課題研究の指導力を向上する教員研修会を開催しました。本校の教員と他校の先生も参加し、計38名の先生方がこの研修会に参加しました。
 研修会では、新しい時代の探究と教師の姿に関して学習した後、マルチプル・インテリジェンス(MI)によるグルーピングを先生方全員が体験し、この結果をもとにグループ編成を行いました。そして、先生方が「紙コップの不思議を探る」という探究活動を体験し、「 デボノの帽子」を用いてグループ内で省察を行いました。研修会は村上先生の熱いご指導のおかげで、終始、参加者の熱気にあふれる研修会となりました。研修後のアンケートには「目からうろこの内容でした。」「探究活動への考えが根本から変わった」など多くの先生にとって意義深い研修となりました。

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day2

Science Fair 2日目、12/21(木)はセクション別の口頭発表の日です。地元PCSHS ルーイ校の生徒の進行のもと、オールイングリッシュで発表が進んでいきます。

▲発表会場 Chemistry 1 待っているときはさすがに緊張の様子

本校からは化学分野2件の研究発表を行いました。地元の大学の先生から研究についてのコメントや質問をいただき、活発な議論を交わすことができました。

▲発表① Development and evaluation of straws made from bacterial cellulose(バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価)

▲発表② Development of battery with Mg and I₂(マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池の開発)

発表会終了後、生徒たちはScience Activities(科学実験講座)に参加し、タイの高校生との親睦をさらに深めていました。
明日は最終日。Field Trips(校外でのタイ文化の探究活動)の予定です。

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day1

本日12/20(水)、Science Fairがスタートしました。

▲発表会場前にて

王族の方が同席されて開催されたオープニングセレモニーの後、いよいよポスター発表です。

▲ポスター発表の様子

発表を聞きに来てくれたタイの生徒さんたちはとても積極的で、研究内容についてのディスカッションは大変盛り上がりました。

本校の生徒も

夕方はWelcomeディナーパーティ。姉妹校である、プリンセスチュラポーン サイエンスハイスクール ナコン シー タマラート校の生徒さんと親睦を深めました。

▲ディナーパーティの様子 姉妹校の生徒さんたちと

▲タイの生徒による音楽と踊りのパフォーマンス 最後は日本人生徒も一緒に

研究発表は明日も行われます。残り2日間、さらに交流を深めたいと思います。

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day0

12/18(月)に福島を出発し、本校スーパーサイエンス部の生徒4名とタイ王国ルーイを訪れています。

本校は昨年12月、以前から交流が続いていたタイ王国の「プリンセスチュラポーン サイエンスハイスクール(PCSHS)ナコン シー タマラート(NST)校」と姉妹校協定を締結しました。

今回、NST校経由でタイ教育省よりご招待いただき、「Thailand-Japan Student Science Fair 2023」に参加する運びとなりました。(12/20(水)~22(金))

本日は、会場校であるPCSHS ルーイ校で、宿泊所である寮を案内してもらった後、発表の準備をしオリエンテーションに参加しました。

▲ドンムアン空港で乗り継ぎ、ルーイに向かいました

▲タイの生徒さんと一緒にオリエンテーション

明日はオープニングセレモニーの後、ポスター発表を行います。

第42回福島県高等学校総合文化祭活動優秀校公演

12月17日(日)、けんしん郡山文化センターで「響け!舞え!笑顔さかせろ!福島で」をテーマに、文化部の大会やコンクールで優秀な成績を収めた部活動の発表会が開催されました。

本校SS部は、先月の生徒理科研究発表会で入賞した

「除去土壌の減容化のためのポルサイト合成の研究と自作リークテスト器による安全性の検証」

「色素増感太陽電池の高性能化~酸化チタン膜の最適条件の研究~」

の2テーマが自然科学専門部の代表となり、会場ホワイエにて発表しました。

 

 

 

ステージでは、演劇・吹奏楽・郷土芸能などの発表があり、

その幕間に自然科学部のPRもしました。

 

 

 

除去土壌や再生可能エネルギーについての研究ということもあり、熱心に聞いていただけました。

 

 

 

 

2011年”うくしま総文”のマスコット”ぺしゅ。”も応援にかけつけ、会場を盛り上げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメタンS 第5回 オンライン講座 「分子を自在に創る:薬学部と有機化学研究」

12月13日(水)、本校SS部1年生、聴講を希望した1、2年生、その他県内外の高校にも参加いただき、第5回オンライン発展講座を実施しました。

九州大学薬学部教授 平井 剛 先生を講師にお迎えして、「分子を自在に創る:薬学部と有機化学研究」のテーマでご講義いただきました。

前半は、薬をつくるために、生命活動の理解に必要な自然科学に幅広く触れ、習得するのが薬学部という学部である話と薬学の学びについてご教授頂きました。

後半は、平井先生が取り組んでおられる「分子を自在に設計することで天然有機化合物を改変、有益な機能を持たせて、新しい薬を創り上げる」

研究内容について、わかりやすく講義いただき、とても興味深く拝聴させていただきました。

【生徒の感想】

・有機化学の概要とその可能性の広さが知れてとても心が揺さぶられました。

・平井先生は、癌のワクチンを作ろうとしているというのを聞いてワクワクし、有機化学についてとても興味が湧きました。

・四年制と六年制薬学部では目指すところが異なることを知り、六年制しか考えていなかったが、四年制も調べてみようと視野を広げることがきました。

・大学を出た後のことについても教えてくださったので、先生のおっしゃる20、30年後の自分や社会を考えながら四年制にするか、

   六年制の薬学部にするか進路を決めたいと思いました。

ふくしまサイエンスフェスティバル2023が開催されました

 12月9日(土)に福島市子どもの夢をはぐくむ施設こむこむにおいて、「ふくしまサイエンスフェスティバル2023」が開催されました。

 今年は12の実験屋台(橘高校、福島東高校、福島大学、福島高校)と3つの実験教室(東北大学、株式会社リビングロボット,福島移動昆虫館)が実施され、多くのお子さんとその保護者の方々にサイエンスを楽しんでいただくことができました。当日のこむこむへの来館者数は1031名だったそうです。

 サイエンスを通じて、たくさんの驚きや感動を共有することができました。来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

  実験屋台や実験教室に出展いただいた団体の皆様、そしてこむこむのスタッフの皆様、大変お世話になりました。

 

 

 

 

 

 

ふくしまサイエンスフェスティバル2023開催のお知らせ

12月9日土曜日,福島駅前のこむこむ館にてふくしまサイエンスフェスティバル2023を開催します。

このイベントは,簡単な実験を通して,身近にサイエンスを体感してもらうイベントです。当日は,光る不思議なスライムづくり,オリジナルバスボムづくり,バナナのDNA抽出など,作って,見て,触って,体験できる実験をたくさん用意しています。

時間は午前11時から午後3時半まで,実験はすべて無料で参加できます。イベント内のスタンプラリーに参加すると,景品がもらえる企画も開催しますので是非ご参加ください。子どもから大人まで楽しめるイベントになっていますので,皆さんどうぞお越しください!

 

12月7日に福島中央テレビ「ゴジてれChu!」でイベントの告知をさせていただきました。イベントに関することをはじめ,スーパーサイエンス部の活動についてもご紹介いただきました。この場をお借りして,関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

☆フルサイズのチラシはこちらから↓

ふくしまサイエンスフェスティバルチラシフルサイズ.PNG

SSH生徒研究発表会のご案内(令和6年2月22日(木))

 令和6年2月22日(木)にSSH生徒研究発表会を開催します。この発表会は、福島高校の1年間の探究活動の成果を発表するものです。今年度は対面とオンラインの両方で公開いたします。福島高校の1・2年生の口頭発表・ポスター発表を中心に、県内外の中学校・高等学校によるポスター発表、卒業生によるポスター発表、1学年のディベート大会の決勝戦など様々な発表が行われます。参観申し込みは以下のリンクにある案内文書からお願いいたします。

 福島高校生徒保護者向け案内はこちら

 外部団体向け案内はこちら

 

 昨年度の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本学生科学賞で読売新聞福島支局長賞を受賞しました。

スーパーサイエンス部メタン菌班の2年生4名が応募した研究論文で、受賞しました。研究タイトルは「メタン発酵の効率化に関する研究ー発酵環境の最適化を探索するー」です。

11/26(日)、読売新聞福島支局において、中学の部3件、高校の部3件に対して表彰式が行われました。

表彰式の後、代表の駒場優吾さんが今年度の研究において工夫した点や今後の研究ビジョンについてスピーチをし、他校の先生方と議論を交わしました。今後、研究の社会実装に向けて研究を深めていきたいと思います。

第12回環境放射能除染研究発表会で優秀ポスター賞を受賞しました。

 11月21日(火)に第12回環境放射能除染研究発表会の賞状伝達式が本校校長室で実施されました。8月に実施された環境放射能除染学会の発表会で、スーパーサイエンス部2年の遠藤涼馬さん、阿部のどかさんが「廃液の再利用によるポルサイト合成の評価と自作リークテスト器を用いた流水実験」というテーマでポスター発表を行い、優秀ポスター賞を受賞しました。

 賞状伝達式の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

環境放射能除染学会会長の佐藤理夫先生(写真右)と記念撮影↓

 

 

令和5年度科学の甲子園福島県大会に参加してきました。

11月12日(日)科学の甲子園福島県大会が福島県教育センターにて行われました。

本校からは、1年生(8名)、2年生(8名)の2チームが参加してきました。

総合競技、実験競技、筆記競技の3種目で行われ、本校は総合競技と筆記競技で2年生が2位となり、準優勝でした。

惜しくも3連覇はできませんでしたが、長い準備期間を経て課題に挑戦した経験は生徒たちを大きく成長させてくれたことでしょう。

 

総合競技 プレゼンテーション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合競技1年生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合競技2年生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会

第36回福島県高等学校生徒理科研究発表会へ参加しました

 11月18日(土)〜19日(日)に日本大学東北高等学校で開催された福島県高等学校生徒理科研究発表会へスーパーサイエンス部の生徒35名が物理・化学・生物・ポスターの4部門に参加しました。

 化学部門で「マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池の研究」が優秀賞、「バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価」が優良賞、ポスター部門で「色素増感太陽電池の高性能化」と「除染土壌の減容化のためのポルサイト合成の研究と自作リークテスト器による安全性の検証」が優秀賞を受賞しました。

 発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふくしまサイエンスフェスティバル2023が開催されます!

 令和5年12月9日(土)「福島市子どもの夢を育む施設こむこむ」ふくしまサイエンスフェスティバル2023が開催されます。このイベントは、小中学生を中心とした地域の方々のためのサイエンスイベントです。当日は高校生・大学生による様々な実験屋台や渡辺正夫先生(東北大学教授)による実験教室、株式会社リビングロボットによるプログラミング教室、移動昆虫館による大型甲虫とのふれあいや標本づくりなど、多様なプログラムが実施されます。

 12月9日(土)は、ご家族でこむこむにご来場ください。サイエンスを楽しみましょう!

 

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)DAY3

11月5日(日)、JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)の3日目にスーパーサイエンス部2年の大山峻さんと渡邊悠希さんが参加しました。3日目には、Science Talk、Lunch Party、Cultural Exchange、Science Showdownが行われました。昨日までに口頭発表とポスター発表を終え、今日はリラックスした表情で講義や交流を楽しみました。

↓Science Talkの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Lunch Partyの様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Lunch Partyの様子②台湾の友人と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Cultural Exchangeの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Showdownの様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Showdownの様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓立命館高校のバディ生徒と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 JSS2023は11月7日(火)まで続きますが、福島高校の参加は本日までです。今回の体験を通して、参加した二人は多くのことを学び、大きく成長しました。立命館高校の先生方、生徒の皆さん、参加された学校の皆さん、素晴らしい経験をさせていただきありがとうございました。また来年度もJSSFでお会いできることを楽しみにしております。

 

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)DAY2

 11月4日(土)、JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)の2日目にスーパーサイエンス部2年の大山峻さんと渡邊悠希さんが参加しました。2日目は立命館高校から立命館大学びわこ・くさつキャンパスに会場を移し、Science Project Presentation、Project Poster Exhibition、Science is Fun!、Lab Tourが行われました。二人はポスター発表を通して多くの高校生と交流ができたようです。

↓バディ生徒とランチタイム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ポスター発表の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ポスター発表の様子③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)DAY1

 11月3日(金)、立命館高校にてJSSF2023の1日目にスーパーサイエンス部2年の大山峻さんと渡邊悠希さんが参加しました。1日目は、Opening Ceremony、Special Lecture、Icebreaker Activity、Science Project Presentations、Science Discussionが行われました。

 大山さんと渡邊さんは「Development of Mahjong Artifical Intelligence Overcoming Uncertainty and Incompleteness」をテーマに口頭発表を行いました。二人はこれまで一生懸命準備をしてきましたが、その成果が十分に表れた発表になりました。発表後にはアドバイザーの先生からコメントをいただき、今後の研究活動に向けて新たな課題を見つけたようです。

 バディとの記念撮影↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Opening Ceremonyの一コマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓口頭発表の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Discussionの様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Discussionの様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は、立命館大学でポスター発表が行われます。

 

~参加生徒の感想~

 海外の高校生との交流は初めてで、最初は緊張したが、途中からはとても楽しむことができた。口頭発表では、国によって英語のアクセントも異なり難しい面もあったが、最後までやりきることができ、自信がついた。

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)移動日

 11月3日(金)~5日(日)まで立命館高校主催のJSSF2023に、スーパーサイエンス部2年の大山峻さん、渡邊悠希さんが参加します。このイベントは世界各地、日本各地の高校生が立命館高校に集い、研究発表を中心としたサイエンスコミュニケーションを行うものです。今日は移動日で、明日からの口頭発表・ポスター発表に備えます。

↓京都駅にて。