福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

3学年ベーシック探究「表現力養成講座」が実施されました

 8月23日(火)~24日(水)に、3学年ベーシック探究で表現力養成講座が実施されました。この講座は、普段の授業ではできない発展的な実験を実施し、考察を深めてレポートにまとめることで、表現力を高めることを目的にしています。生徒達は物理、化学、生物の3つの分野に分かれて実験を行いました。

物理:面積速度一定の法則の検証

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

化学:無機物質の同定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生物:模擬DNA鑑定

コミュタンサイエンスアカデミアでエッグドロップの講師を務めました!

8月21日(日)、三春町にある福島県環境創造センター「コミュタン福島」で実施されたコミュタンサイエンスアカデミア2022ベーシックコースの実験企画において、スーパーサイエンス部1,2年生の有志12名が「エッグドロップ」の講師を務めました。

この企画は、県内の小学生40名を対象とした全12回のサイエンスワークショップのうちの6回目の実験企画です。約6 mの高さから卵を落下させても、卵が割れないように保護するためのプロテクターを考え、製作することを通して、科学的な探究力を養成します。

 各グループに2~3名の高校生が講師として入り、小学生にプロテクター製作のアドバイスをしました。

↓ 小学生がつくりたいプロテクターについて聞き取り、アドバイスをしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ 製作したプロテクターの特徴をプレゼンテーション。小学生がうまく説明できるようにサポートしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ いざ、ドロップ!パラシュート型のプロテクターが的をめがけて落下しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ 中の卵は無事か⁉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

技術的なアドバイスをすることはもちろん、小学生のプレゼンテーションのサポートも行った講師役の生徒たち。相手が理解しやすいように伝える技術を向上させるよい機会になったようです。

 

エッグドロップコンテストinこむこむが実施されました

 8月6日(土)福島市子どもの夢を育む施設こむこむ館にて、小学生が対象のエッグドロップコンテスト(※)が実施されました。本校からはスーパーサイエンス部の1年生が、小学生のサポートや得点集計、受付誘導など運営スタッフとして参加しました。コンテスト当日は、創意工夫を凝らしたプロテクターがたくさん見られ、大変楽しいコンテストとなりました。来年度も沢山の小学生の参加をお待ちしています。

 (※)エッグドロップコンテストは、紙とのりで卵を守るプロテクターを作成し、高所から落下させた際に卵を割らないようにする科学実験です。

 

準備の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーサイエンス部の生徒が小学生のサポートをしました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落下させるようす↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の個人端末で落下の様子を撮影し、小学生の考察を深めました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エッグドロップコンテストの様子はこむこむのYouTubeチャンネルでも公開されますので、以下のリンクからご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCoqyes9_aVmmYkCnvNM_xgw/videos

 

 

 

 

令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

 8月3日(水)~8月4日(木)に神戸国際展示場にて、令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が実施されました。本校からは3年の守谷和貴君が「磐梯山南麓における蝶類群集の構造と多様性」というテーマで生物A分野(動物・医学)に参加しました。他県の高校生や審査員の先生方と自らの発表について質疑応答をするとともに、様々な分野の発表を聞くこともでき、充実した2日間の大会となりました。高校での守谷君の研究は一区切りですが、高校卒業後も蝶類の研究を継続してほしいと思います。1、2学年のスーパーサイエンス部の皆さんは、来年の発表会に参加できるよう普段の探究活動を頑張ってください。

 大会関係者の皆さん大変お世話になりました。

発表会に参加した守谷和貴君↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子↓

SSHプログラミング講座を開催しました

 2022年7月27日(水), 29日(金), 30日(土)に、会津大学 渡部有隆上級准教授、畠圭佑准教授をお迎えしてプログラミング講座を行いました。本校1,2年生希望者15名が参加し、eスポーツやスポーツプログラミングの概要、ワールドロボットサミットに出場したロボットの操作の体験、Python(パイソン)プログラミングの基礎、Processing(プロセスィング)という統合開発環境を用いてブロック崩しのゲームを作る活動を行いました。

 生徒たちは講義を通して、ITの成長と今後必要とされる人材とは何かを知ることができたたけでなく、Aizu Online Judge(会津オンラインジャッジ、略AOJ)というウェブサイトを通してプログラミングを自学自習する方法も学ぶことができました。またAOJのSlack(スラック)を通して、今後の質問にも対応してくれることになりました。

 本事業は会津大学の協力のもと、eスポーツによるふくしま活性化事業の一環で実施しました。関係者の方々、大変お世話になりました。

   

福島大学附属中学校との中高交流企画

本校SS部が福島大学附属中学校の生徒さんたちと交流しました。

7月6日(水)の初回に引き続き,7月15日(金)には本校SS部の生徒が附属中を訪問,7月21日(木)には附属中の生徒さんが本校を訪問しました。

本校SS部の研究の様子を附属中の生徒さんが前のめりで見たり聞いたりしているのが印象的でした。SS部の生徒にとっても大きな刺激があったようでした。

普段は一緒に活動することがない中学生と高校生がサイエンスを通して交流する,そんな素晴らしい時間を過ごすことができました。

 

〇7月15日の様子

〇7月21日の様子

福島大学附属中学校の授業にオンライン出演しました

7月19日(火)14:45~15:10の時程で、福島大学附属中学校の第3学年138名に対してオンラインで理科の授業を行いました。

本校のスーパーサイエンス部の生徒が中学校で探究的に学習に取り組んだ「電池」に関する研究を発表した後、本校教員がSSHの紹介や、

中学校と高校の理科の授業の接続を意識して講義を行いました。

短い時間でしたが、中学生から質問もいただき、有意義な時間となりました。

SS部の取組がウェブサイト「SCENARIO」に掲載されました

科学技術振興機構が開設する、社会課題の解決に向けたシナリオのポータルサイト「SCENARIO」に

本校スーパーサイエンス部のMg二次電池班の取組が掲載されました。

下記URLからご覧いただけます。

◆マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池開発
 https://www.jst.go.jp/sis/scenario/list/2022/07/202207-05.html

◆SCENARIOトップサイト 
 https://www.jst.go.jp/sis/scenario/index.html

ウメタンS「熱で発電、電気で熱を制御」オンライン講義が実施されました

 7月13日(水)、北陸先端科学技術大学院大学教授である小矢野幹夫先生によるオンライン講義が実施されました。小矢野先生にオンライン講義を実施していただくのは昨年に続き2回目です。今回は「熱で発電、電気で熱を制御」というタイトルで実施していただき、ペルチェ効果やゼーベック効果に関する基礎知識やその応用について、高校生にもわかりやすく解説していただきました。またあわせて大学院進学の意義や研究者になるためのキャリアパスについても講義をいただきました。質疑応答にも丁寧に回答いただくなど、生徒たちにとって大変実りの多い講義となりました。

 小矢野先生、お忙しい中講義を実施していただきましてありがとうございました。

 

質疑応答の様子↓

 

福島大学附属中学校との中高交流企画

本校SS部が福島大学附属中学校の生徒さんたちと交流しました。

この企画は附属中の皆さんの自由研究や各種コンクールに向けた研究のアドバイスを行うもので,今後互いに学校を行き来して,交流を行います。

今回はその初回で,7月6日放課後Zoomで接続して,「研究テーマの見つけ方」「研究の始め方」などをテーマにアドバイスを行いました。附属中の皆さんからもたくさんの質問が寄せられ,活発なサイエンスコミュニケーションが行われていました。

本校の生徒にとって,これまでSSH事業を通して学んできたことをより広く知ってもらう貴重な機会になりました。これからの交流も楽しみです。

在マレーシア大使館 オンライン特別講義

6月29日(水)16:20~17:30の時間帯に在マレーシア大使館一等書記官齋藤宏彰氏によるオンライン講義を実施いたしました。

 「これまでのキャリアパスと従事した業務の紹介 ~技術官庁での業務や在外公館での書記官業務について~」という演題で、高校時代の学習が現在の仕事にどう影響を与えているか、また、国家公務員の業務の概要や外交官としてのやりがいなどをわかりやすく講義いただきました。

質疑応答の時間では参加者から多くの質問がでて、一つ一つ丁寧にご回答いただきました。

今回の講義を通して、グローバルな視点や物事に俯瞰して取り組む重要性を学びました。

[3学年] ベーシック探究<グローバルサイエンス(理型)>

 先週に引き続き、理型クラスにおいて、『グローバルサイエンス 』を開催しました。

「化学関連(機能高分子化学)」、「情報工学関連」「生物関連(海洋生物学)」「機械工学関連」の

4分野に分かれ、外国人研究者による英語での講義を、対面やオンラインにて受講しました。

2週にわたり、文型・理型クラスにて『表現力育成』を目指し探究活動をしてまいりましたが、

様々な研究分野で活躍されている講師の方々の講義を聞き、英語力の重要性を再認識できたようです。

ご協力頂きました講師の方々に深く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

[3学年] ベーシック探究<グローバルサイエンス(文型)>

 6月20日、文型クラスにおいて、『グローバルサイエンス 』を開催しました。

「社会科学・認知科学」、「情報学・知能情報学」「人文学・美学および芸術論」の

3分野に分かれ、外国人研究者による英語での講義を、オンラインにて受講しました。

また、班ごとに話し合った内容を英語でプレゼンする機会も頂き、大変貴重な経験となりました。

 

 

[進路・3学年] ベーシック探究<進路講演会>

 6月16日、『進路志望実現に向けて』というテーマで進路講演会を開催しました。

講師に駿台予備学校 重藤様をお招きし、2023年度に向けての入試の仕組みや受験生がすべきことについて講話を頂きました。

ウメタンS「新種!ワニの化石」が実施されました

6月1日(水)にウメタンS(※)として、福島県立博物館学芸員の吉田純輝先生によるオンライン講義が実施されました。「新種!ワニの化石」というタイトルで、ワニの水上進出のヒントとなる貴重な新種のワニの化石に関する話や、研究者になるためのキャリアパスにについてお話をいただきました。当日は県内外の高校生にも参加していただく事ができ、多くの高校生にとって刺激となったようです。

講義の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉田先生、お忙しい中講義を実施していただきましてありがとうございました。参観いただいた皆様にも感謝申し上げます。

参加校

愛知県立一宮高等学校、香川県立観音寺第一高等学校、桜の聖母学院高等学校、福島県立会津学鳳高等学校、福島県立磐城高等学校、福島県立安積高等学校、福島県立福島西高等学校、、福島県立福島南高等学校

※「ウメタン」とは本校の校章である「梅」と「探究」から作った造語で、福島高校生が取り組む探究活動の事を意味しています。現在1年生はSS探究という授業で、ウメタンⅠに取り組んでいます。今回実施された「ウメタンS」とは希望生徒が参加する発展講座です。

【5/24(火)16:10~生中継】KFB「シェア」出演について

TV出演のお知らせです。

本校スーパーサイエンス部の生徒がKFB福島放送の夕方のニュース「シェア」という番組に生中継で出演いたします。

5月24日(火)16:10~、福島高校から中継予定となっています。

SS部の紹介を行った後、文科省主催のSTI for SDGs アワードで賞を受賞したMg二次電池班の生徒が研究発表を行いますので、ご覧ください。

 

サイエンスフェスティバルin郡山市ふれあい科学館

 4月29日(金)郡山市ふれあい科学館にてサイエンスフェスティバルが実施され、スーパーサイエンス部の生徒9名が参加しました。生徒は「磁石にくっつくスライム」と「簡単手作りモーター」の2件の実験屋台を出店しました。サイエンスフェスティバルは毎年参加していた恒例イベントでしたが、コロナ禍の為に3年ぶりの実施となりました。生徒たちはサイエンスを通した子どもたちとの触れ合いを大いに楽しんでいるようでした。ふれあい科学館の皆さん、大変お世話になりました。

磁石にくっつくスライムの様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単手作りモーターの様子↓

 

[1学年]SS探究「課題発見力養成講座」がスタートしました

4/27(水)、初回の「課題発見力養成講座」を実施しました。

この授業は、2年次の課題研究に向けた探究の基礎力を養うことを目的としたもので、以下7種類の講座を各クラスが順番に受講するプログラムです。

生徒たちはそれぞれの課題に真剣に取り組み、探究力を向上させてくれていました。

 

①ウメタンシートの使い方講座
 探究活動に活用する3種類のワークシートの使い方を学びます。

 

②校内エッグドロップコンテスト
 落下の衝撃から生卵を守るエッグプロテクター作成を通じ、協同して課題を解決する力を育成します。

 

③ディベート講習会
 ディベートにより育成される力とディベートの方法について学びます。1年生は12月以降実際のディベートコンテストを行います。

 

④SSゼミ
 新書や論文の紹介レポートを作成し、グループ内で発表・共有します。

 

⑤情報検索講座
 インターネットや書籍からの情報探索の方法について学びます。実際にWeb検索を行います。

 

⑥表現力育成講座
 福島県立美術館を訪問し、アート表現について学びます。

 

⑦プレゼンテーション講座
 昨年度の本校SSH生徒研究発表会から優れたプレゼンテーションについて学びます。

 

以下、生徒たちの感想(抜粋)です。

・読んだことのない本はもちろん、挑戦していない分野の本も知ることができて、これからの読書がもっと楽しみになりました。(講座④SSゼミ)

・ワークシートを通して私は、何かを考えたり、答えを導き出すとき視野が狭くなりがちなことに改めて気がついたので、これからの課題研究では、問題を多角的な視点で見られるようにしたいと思いました。(講座①ウメタンシート)

・差分と重要性を意識した説明をする事で、より説得力のある説得が出来ると思いました。今日学んだことを、日常生活にも役立てたいと思いました。(講座③ディベート)

・時間が思ったよりもなくて焦ったが、協力して楽しくできたので良かった。みんな意見を出し合っていたので、面白い物ができたと思う。相手の意見も考えながら、自分の考えを伝えることの難しさを痛感した。(講座②エッグドロップ)

・情報検索は自分の家でもよく行うことなので、それぞれの情報収集方法のメリット、デメリットを踏まえて使用することが大切だと思った。私はよくネットで調べて満足してしまっていたので、図書や新聞、雑誌なども活用し、より正確性の高い情報を得ていきたい。また図書館には質の良い情報が集まっているので、梅苑図書館なども活用していきたいと思う。(講座⑤情報検索)

・先輩方のように分かりやすく興味を惹かれるような発表ができるようになりたいと思いました。(講座⑦プレゼン)