福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

令和4年度アドバンス探究開講式を行いました

本校では理数系に特化した課題研究を行うため,学校設定科目「アドバンス探究」を開講しています。

今年度は2年生26名が受講し,4月15日(金)に開講式が行われました。

これから1年をかけて,生徒が主体で課題を発見し,実験等を重ねながら,研究を進めていきます。

今年度も生徒たちの様々なチャレンジがみられることを期待しています。

1学年SS探究「キャリア探究講演会」が実施されました。

 4月21日(木)、1学年のSS探究(※)で東北大学生命科学研究科教授である渡辺正夫先生による「キャリア探究講座」が実施されました。渡辺先生は本校SSH事業の運営指導委員を長年にわたって務められており、諸活動で多大なるサポートをしてくださっています。今回は、「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」をテーマに特別講義を実施していただきました。講義後には生徒から多数の質問が寄せられ、生徒にとって大きな刺激となったようです。

 渡辺正夫先生、本当にありがとうございました。今年度もよろしくお願いいたします。

 

講義中の様子↓オンラインで実施されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※SS探究は今年度から実施される新しい学校設定科目です。2年次に実施される課題研究を中心とした、探究的な教育プログラムを実践します。

 

 

スーパーサイエンスハイスクール(第Ⅳ期目)に指定されました

 3月24日(木)に文部科学省から通知があり、スーパーサイエンスハイスクールへの指定が内定いたしました。本校は4期目の指定となり、令和4年度~令和8年度までSSH校として、先進的な教育プログラムに取り組むことになります。令和4年度入学生からがこの指定の対象となります。

 4期目の研究開発課題は「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心をもち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」です。

 本校の4期目申請に際しまして、ご指導ご助言いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

第11回科学の甲子園全国大会に参加しました。

 3月19日(土)、第11回科学の甲子園全国大会が本校を会場に行われ、スーパーサイエンス部1年生8名(板橋勇慶、渡邊ひな子、浦山晄太郎、大内葵衣、新保隆太、岡ひかり、高橋秀輝、八巻直敬)が参加しました。全国大会は筑波で行われる予定でしたが、コロナ禍のために残念ながら分散開催となりました。当日は全員で筆記競技に挑戦しました。来年度も全国大会出場を目指して頑張ってくれることを期待しています。

開会式に参加する様子↓

全国大会に参加した8名の生徒↓

 

 

ジュニア農芸化学会2022に参加しました。

3月16日(水)、日本農芸化学会が主催する高校生向けの研究発表会「ジュニア農芸化学会」にスーパーサイエンス部メダカ班の2名が参加し発表を行いました。

本大会ではあらかじめ大会HP上に投稿した発表動画をもとに、SpatialChatというアプリを用いてオンラインでの質疑応答を行いました。

大学の先生や大学院生の方からも技術的なアドバイスを含め、多数のご質問を頂きました。今後の研究に生かしていきたいと思います。

令和3年度福島高校SSH生徒研究発表会

 令和4年2月26日(土)、福島高校を会場に令和3年度福島高校SSH生徒研究発表会が行われました。今年度はすべてのプログラムをZoomを用いてオンラインで実施しました。コロナ禍により、対面での実施はかないませんでしたが、その分170名を超える多くの方々に参加いただくことができました。当日は口頭発表6件、ポスター発表98件、1学年ディベート大会決勝戦が行われ、生徒達が一生懸命に発表に取り組みました。また今年度はオンラインであることを利用し、香川県立観音寺第一高校と愛知県立一宮高校の2校に参加していただくことができました。県外の高校に発表会に参加いただくのは初めての試みです。2校ではオリジナリティのある発展的な研究が行われており、本校生にとって大きな刺激となりました。

 研究発表に参加していただいた皆様に深く感謝いたします。

 

司会の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口頭発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディベートの様子↓

令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会

 令和4年1月30日(日)に令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会がオンラインで行われました。この発表会は福島県内のSSH校3校(会津学鳳高校、安積高校、福島高校)が参加し、実施されました。コロナ感染症の影響で対面での実施は叶いませんでしたが、オンラインを活用することで生徒たちには有意義な交流の機会となるとともに、海外との交流も制限がかかる中では貴重な英語発表の機会となりました。生徒たちには今回の経験を活かし、海外に向けた研究発表にもチャレンジしてほしいと思います。会津学鳳高校、安積高校の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

↓オンライン発表会の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓オンライン発表会の様子②(多くの生徒がオンラインでつながりました)

 

令和3年度SSH生徒研究発表会について

本校の令和3年度SSH生徒研究発表会を2月26日(土)に開催いたします。

コロナウイルス感染症対策のため、今年度も全てオンライン(Zoom利用)で実施いたします。

参加希望の方は以下の文書中のGoogle Formsリンクから申し込み下さい。

肖像権・著作権保護の観点から、教育関係者と本校の保護者に限り申し込みを受け付けます。

案内文書はこちらです。

東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加しました

1月22日(土)、東北地区のSSH指定校21校を対象とした東北地区サイエンスコミュニティ研究発表会(主管:青森高校)がオンラインで開催されました。本校SS部からは2名の生徒が参加し、研究発表を行いました。

発表の様子

発表題「サメ肌構造による流体制御効果の研究」


参加した生徒どうしは、「Good jobコメント」を投稿する形式で互いに評価し合いました。さまざまな視点からテーマを設定し、独創的な研究を行っている他校生徒の発表から刺激を受けました。今後、さらなる研究の深化に期待します。

野口英世賞の表彰式が行われました

 令和4年1月5日(水)に令和3年度野口英世賞表彰式がふくしん夢の音楽堂大ホールにて開催されました。本校からは個人研究の部で守谷和貴さんが優秀賞、共同研究の部で3年の亀井涼太さん、浦山栞さん、片倉ゆかりさんが入選を果たしました。

 守谷さんは「磐梯山南麓における蝶相の多様性と特性」を、亀井さんらは「つかめる水を応用した瞬間冷却材の作成」をテーマに研究を行いました。受賞された皆さん、本当におめでとうございました。また本校の研究活動にご協力をいただいた皆様にも深く感謝申し上げます。

 表彰式の様子(優秀賞を受賞した守谷和貴さん)↓

ふくしまサイエンスフェアが開催されました

 12月12日(日)福島市子どもの夢を育む施設こむこむにて、ふくしまサイエンスフェアが行われました。このイベントは地域の小中学生にサイエンスの楽しさを伝えることを目的にこむこむ様との共催で10年間実施されています。昨年度はコロナ禍により対面ではできず、YouTubeを用いたオンライン上での実施となりました。今年度は対面とオンラインの両方で実施することができ、事前予約制で106名の参加がありました。

 当日は本校生による4件の実験屋台と、東北大学大学院生命科学研究科の渡辺正夫教授による、バナナのDNAを抽出する実験教室が行われました。サイエンスフェアの活動を通して、本校生にとっても改めて科学の楽しさ・面白さに気が付いた1日となりました。

渡辺正夫教授による実験の様子↓(バナナからDNAを抽出)

本校生の実験屋台の様子①↓(ドライアイスでドーナッツ雲を作ろう)

本校生の実験屋台の様子②↓(うがい薬とビタミンCの実験)

本校生の実験屋台の様子③↓(象さんの歯みがき粉)

本校生の実験屋台の様子④↓(紫キャベツでお絵かきしよう)

 

 

 

 

 

 

 

 

エコプロ2021でオンライン発表を行いました

12月8日~10日まで東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2021」において、本校のMg二次電池班の2年生4名がオンライン講演を行いました。

11月に「STI for SDGs アワード次世代賞」の表彰を受け、今回の講演の機会をいただいたものです。

ウェブサイトはこちら → STI for SDGs

30分間という普段より長い時間の説明でしたが、科学技術の進歩と発展途上国の問題を融合し、自分たちの視点でSDGsの観点から立派に発表を行いました。

会場(東京ビッグサイト)の様子(JST提供)

「ふくしま ZERO CARBON DAY!」でトークセッションを行いました

11月27日(土)に郡山市のビッグパレットで開催された「ふくしま ZERO CARBON DAY!」に

SS部部長2年溝井敬大くん、バクテリアセルロース班2年村田美咲さん、氏家陽菜さんが出演しました。

国立環境研究所 福島地域協働研究拠点 地域環境創生研究室室長の五味馨氏とトークセッションを行い、

本校で取り組んでいる研究の紹介や、今後の福島の環境保全についてディスカッションを行いました。

高校生の視点からの意見を立派に述べ、会場からは大きな拍手をいただきました。

Japan Super Science Fair (JSSF) 2021 ONLINEにて国際共同研究の成果を発表しました

 2021年6月29日(火)~11月11日(木)までオンライン会議システムを利用して、タイ王国プリンセスチュラポーン高校の生徒4名と安積高校の生徒3名と本校の生徒2名で国際共同研究の活動を行いました。活動の目標は国際的なチームで協働して課題研究を行い、JSSF 2021 ONLINEで発表することでした。

 生徒たちは、活動期間中、オンライン会議を概ね週1回のペースで行い研究活動を行いました。活動開始時はアイスブレーク活動を多くとり、互いの信頼関係を確かなものとしていました。夏休み前には全員一致で研究テーマを決め, 研究の方針を決めておりました。夏休みから9月にかけては, 共通の教材を用いて研究に必要な情報技術の知識・技能を全員で身につけていました。9月末には研究の役割分担決め, 10月まで各校でそれぞれの学校で研究を実施しました。そして実験結果を全員で考察し、プレゼン資料を協働で作成・完成させ、発表の練習を協働で行っていました。

 11月2日(火)~5日(金)にJSSF 2021 ONLINEが開催されました。生徒達はここで、国際協働研究活動の成果を発表しましたが、発表は各校2名ずつ計6人で分担して発表しました。発表は非常に息の合った素晴らしい発表で、聴衆からは多くの質問をいただくことができました。また、他校の教員からは研究内容や研究方法は非常に興味深いという言葉もいただきました。彼らが協働で行った課題研究は、多くの聴衆に興味を抱かせる成果を得ることができました。

 一般的に国際協働研究活動は非常に困難な活動です。英語力や個性の違いを乗り越えて研究を続ける調整力・忍耐力が必要になるだけでなく、国・地域の違い、学校の違い(主に学校行事の時期のズレなど)、時差、文化の違いなど様々な乗り越えるべき壁が出てきます。彼らはこの国際協働研究でこれらの困難を乗り越え、信頼関係を築きながら素晴らしい研究・発表を行うことができたと思います。生徒たちもこの困難を乗り越えたことで、国際的な集団の中で未知な領域を開拓していくための貴重な成功体験を得ることができたと思います。

 コロナ禍の中で、このような素晴らしい国際的な発表の機会や国際共同研究を支援してくださった立命館高校の皆様、安積高校の皆様、タイ王国チュラポーンサイエンス高校の皆様に関しては本当にありがとうございました。

 

※写真はJSSFでの発表の様子(左)と最後のオンラインミーティングでの記念撮影の様子(右)

 

 

第6回福島県英語プレゼンテーションコンテストで福島復興のメッセージを英語で発信

2021年11月10日(水)にコミュタン福島で第6回福島県英語プレゼンテーションコンテストが開催され, 本校SS部放射線班(2年生3名)が参加してきました。放射線班は福島復興の加速と風評被害低減を目標として活動し、現在は除去土壌の減容化のためにポルサイトという鉱物に注目して課題研究を行っています。大会では除去土壌の問題点を指摘し, 減容化技術の開発が福島復興につながることを英語でメッセージを発信してきました。「Let’s make Fukushima much better place together.」というプレゼンテーションの最後の言葉が非常に印象的でした。今後の活躍に期待しています。

 

 

スーパーサイエンス部の生徒が「ふくしまZERO CARBOB DAY!」に出演します

スーパーサイエンス部の生徒が、11月27日(土)に郡山のビッグパレットふくしまで開催される「ふくしまZERO CARBOB DAY!」に出演します。

国立研究開発法人国立環境研究所 五味馨氏による基調講演のあと

「ふくしま発の環境づくり・トークセッション 五味馨氏×福島高等学校SS部の皆さん」

のイベントに出演いたします。

入場無料ですので、お時間がございましたら、ぜひご来場ください。 → 大会サイトはこちら

スーパーサイエンス部Mg二次電池班がSTI for SDGs アワード「次世代賞」を受賞しました

国立研究開発法人科学技術振興機構主催のSTI for SDGs アワードにて、スーパーサイエンス部のMg二次電池班が「次世代賞」を受賞いたしました。

11月3日(水)にオンラインで開催されたサイエンスアゴラ内で表彰を受け、その後、パネリストとしてパネルディスカッションを行いました。

本取り組みの詳細は、来月開催予定のエコプロ2021 https://eco-pro.com/2021/ に出展して広く周知いたします。

コミュタンサイエンスアカデミアで講師を務めました

 10月24(日)、福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」にて実施された「コミュタンサイエンスアカデミア」に、スーパーサイエンス部の生徒が講師として参加しました。本イベントは県内の小中学生向けのサイエンスクラブで、小中学生の放射線に関する知識や、自ら考え主体的に行動する力を醸成することを目的としています。

 本校生は小学生が挑戦したエッグドロップにアドバイスをしたり、中学生が挑戦したディベートのサポートを行いました。小中学生とのサイエンスコミュニケーションを通して、小中学生の柔軟な発想に触れることで、あらためて科学の楽しさに気が付く1日になりました。関係者の皆様、大変お世話になりました。

 当日の様子は福島テレビ「キビタンGO!」で放映されます。

 放映日時

 11月10日(水)20:54~20:58

 併せてYouTube「福島県公式チャンネル」でも11月10日(水)より公開されます。是非ご覧ください!

 

当日の様子↓(エッグドロッププロテクター作成)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の様子2↓(エッグドロップの様子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の様子3↓(ディベートの講評をする様子)

第65回日本学生科学賞の県審査において「県知事賞」と「読売新聞福島支局長賞」を受賞しました。

 10月19日(水)、第65回日本学生科学賞の県審査の結果が発表され、スーパーサイエンス部のバクテリアセルロース班が高校部門第1位の「県知事賞」を、蝶班が高校部門第3位の「読売新聞福島支局長賞」を受賞しました。2班の研究は学生科学賞の中央予備審査に進むことになります。

 本校の研究活動にご協力いただいている皆様へ改めて感謝申し上げます。

[2学年] ベーシック探究<課題研究研修③>

 10月14日、課題研究の日としてアンケート依頼、オンライン研修、現地研修を実施しました。

企業や公共機関の方々にアンケートをお願いしたり、外部機関や外部の有識者の方々に訪問または

オンラインにてお話を伺ったりして、研究を深めました。先方のご都合で今後実施する班もございますが、

突然の依頼にもかかわらず、丁寧にご対応くださった皆様、生徒達の研究にご協力くださり、

厚く御礼申し上げます。