福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

令和3年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました

8月4日(水)、5日(木)に神戸国際展示場で開催された「令和3年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」に、SS部生徒3名が参加してまいりました。

学校代表として「バクテリアセルロースの開発と定量評価」のタイトルでポスター発表を行い、参加者の皆さんや研究者の方々とディスカッションを行いました。

厳戒態勢の中での開催となりましたが、他県の生徒と生で交流する機会は大変貴重であり、今後の糧となりました。

 

 

わかやま総文祭2021自然科学部門に出場!

「文化部のインターハイ」とも呼ばれる、全国高等学校総合文化祭にSS部地学班の諏訪優太さんが出場しました。
日程:7/31(土)~8/2(月)、場所:近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)

諏訪さんは昨年12月に開催された第33回福島県高等学校生徒理科研究発表会において地学分野での最優秀賞に選ばれ、大会では「福島盆地内の孤立丘の研究」のテーマで発表しました。

福島盆地内には信夫山や鬼越山など「孤立丘」と呼ばれる国内でも珍しい構造が見られます。本研究では岩石や地質図の調査から、これらの孤立丘の形成過程を考察しています。
審査委員の先生からの質問に対し、自説を論理的に説明するたくましい姿が見られました。

発表後、巡検研修として「湯浅醤油有限会社」を訪問し、日本の醤油製造の歴史や醤油づくりにおける微生物の働きなどについて学んできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

来年の全国高等学校総合文化祭は東京開催です。後輩のみなさんのがんばりに期待します!

【日英SW】日英サイエンスワークショップ終了

7月23日(金)に日英サイエンスワークショップ・最終プレゼンテーションが行われました。

ZOOMを使って、プレゼンテーションを行いました。日本とイギリス全体で100名近くの参加がありました。

日英サイエンスワークショップは、サイエンスを通しての海外交流プログラムです。

ただ文化交流をするだけのプログラムではありません。

今回は、ケンブリッジ大学、東北大学、京都大学の教授の研究室活動(全て英語)をし、

その研究室活動をプレゼンにまとめました。(全て英語)

 

以下に生徒たちの感想を掲載します。

5日間のこのワークショップを終えて、私は新たな課題を見つけられました。それは、積極性と言語力です。オンラインでの交流は言語の壁を感じることが多かったり、自ら話さないと単なる観客になったりしてしまうことがありました。今回の自分の反省点や後悔した点を、今後の言語学習やコミュニケーションに生かしていきたいです。」

 

「私は、この日英サイエンスワークショップを通して、言語が異なってもコミニケーションをとれること、離れていても心を通じ合えること、を身に染みて実感することができました。初めの方は、何を言っているのかわからず、何もしないままでいました。話そうと思っても、英語が出てこなかったからです。しかしそれでは、このワークショップに参加した意味がないと思い、積極的に発言しました。時にはジェスチャーを使い、時には紙に書いて画面に写したり、時には自分の画面を共有したり。様々な方法で自分の意見を伝えようとしました。イギリスの生徒は、私にゆっくり話してくれたり、チャットに何を話していたのか書いてくれたりしたため、日に日に活発に活動できるようになりました。また、イギリスの生徒は、とても面白く、何度も笑いあったり、顔で思っていることを伝え合ったりし、とても楽しかったです。今回の活動はすべてオンラインで行われたため、直接会って交流することはできませんでしたが、充実した時間を過ごすことができました。」

 

「本当にあっという間の一週間でした。実際にイギリスへ行き、顔を合わせられなかったことだけが心残りです。積極性の大切さを改めて感じることができました。毎日英語漬けの日々はとても幸せでした。素晴らしい機会を得られたことに感謝しています。」

 

「お昼から夜遅くまで、zoomを開いてオンライン上で交流をするという毎日、本当に大変でしたがその分とても充実した5日間になりました。英語があまり得意ではない私は、今回の日英交流を通して英語で自分の言いたいことを伝えられないもどかしさをとても感じました。でもそこで諦めるのではなく、なんとかして伝えようと絵を書いてみたり、難しい話題はzoomのチャット機能を使って単語を調べながら会話をしたり、様々な工夫をしました。英語が話せたら、お互いにとってもっと有意義な時間になっていたかもしれませんが、私は私が今できることを最大限しました。英語でのコミュニケーションという面でとても悩み、解決しようと努力したことは私を少しは成長させてくれたと思います。刺激的な5日間を送る事ができて、本当に良かったです。」

【日英SW】イギリスとのリハーサル

7月17日(土)の午後16時半から3時間程度イギリスとリハーサルを行いました。

この日初めてイギリスの高校生と日本の高校生が交流しました。

今回は、自己紹介、観光名所、訪問したい国などを話してアイスブレイクするのが目的です。

来週からいよいよ始める日英サイエンスワークショップですが、生徒たちが頑張ってくることを期待しています。

以下、生徒の感想を記載します。

 

 

「このようなワークショップに参加するのは、初めてでとても緊張しました。しかし、自分の発言に相手が反応してくれた時、とても嬉しく感じ、もっと積極的に発言したいと思いました。これから5日間、頑張りたいと思います。」

「オールイングリッシュで、メンバーは同世代の人達だったので、何気ない会話がとても楽しくて仕方がなかった!サイエンスに関する専門用語はもちろん、英語のスラングなどを沢山教えてもらえて、ワクワクが止まらなかった。静かに皆の意見を聞いているのではなくメンバーと積極的に関わることで距離がグッと縮まった気がした。積極的な発言の大切さを知った。」

「日本とイギリスの参加者揃っての交流は、今日が初めてでした。英語でのコミュニケーションは私にとって難しく、発言をするのはとても勇気がいりました。しかし、事前に英会話練習をしていたこともあり、前回JSSFに参加した時よりも積極的に会話をすることができました。『恥ずかしがらないで、単語だけでもいいから何でも伝えようとしなさい。発言をすることが大切なのです。』という、イギリスの方から頂いた言葉を心に刻み、積極的な発言を心がけて来週からの日英交流を頑張りたいと思います!」

「初めてのイギリス側との交流で、最初は緊張していたが、話しているうちに慣れてきて、自分から発言もできました。19日からのワークショップでも、自分の意見をしっかりと言えるようにしたいと思います。」

【日英SW】オンライン英会話(バークレイズ証券)

7月14日(水)の放課後にバークレイズ証券の方々とオンライン英会話を行いました。

昨年度はコロナウィルスの影響で中止になったこの日英サイエンスワークショップですが、

それまではバークレイズ証券のスタッフの方々と事前学習を行っていました。

今回もその事前学習の一環として、オンライン英会話の時間を設定しました。

バークレイズ証券のみなさま、快く引き受けてくださり、本当にありがとうございました。

一対一で英会話をしていただき、生徒たちにとってもとても有意義な時間となりました。