福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

エッグドロップコンテストinこむこむが実施されました

 8月5日(土)福島市子どもの夢をはぐくむ施設こむこむにて、エッグドロップコンテストが開催され、スーパーサイエンス部の1年生が、会の運営や小学生のサポートを行いました。エッグドロップコンテストは、紙とのりで卵を守るプロテクターを作成し、高所から落下させた際に卵を割らないようにする科学実験です。

 当日は小学生ならではの自由な発想で、様々なプロテクターが作られました。本校生もサポートをしながら、一緒にエッグドロップを楽しみました。小学生の皆さん、来年も是非参加して、エッグドロップに挑戦してくださいね。

高校生が小学生のサポートをしました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落下させる様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

計測する様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エッグドロップチャンピオン!おめでとうございます。↓

日英サイエンスワークショップ2023東北大学研修が始まりました

7月29日から8月5日まで日英サイエンスワークショップを開催しておりますが、8月1日から東北大学研修を開始いたしました。現在、英国の生徒25名、本校生を含む日本の生徒達25名の計50名が、9つの班に分かれて各研究室で研究活動を行っておりいます。これらの研究の成果発表会は最終日の8月5日に行います。

  

SS部が日東紡績株式会社福島工場を見学しました

 8月2日(水)スーパーサイエンス部の1・2年生10名が日東紡績福島工場を見学しました。福島工場の工場長である長沼伸明様が本校SSHの運営指導委員を務められている縁で、今回の会が実現しました。

 普段は絶対に見ることが出来ないグラスファイバーの製造現場の見学や、日東紡で研究者として働かれている皆さんのお話をお聞きし、生徒達にとって多くの学びがある時間となりました。

 日東紡の皆さん、本当にありがとうございました。

企業に関する説明を聞く様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工場見学の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研究所見学の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職員の方との座談会の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職員の方との座談会の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参加した生徒の感想~

・理系企業というものはあまり身近ではなかったため、理解を深めることができた。社会に出てからの研究というものは、日東紡績においては研究一筋ということではなく、社内での人とのつながりや、外部の人とのつながりもあるということがわかった。また、大学での勉強以外の学びも大いに役立つということを実感でき、大学生活の大切さを知ることができた。

・グラスファイバーは様々な場所で"縁の下の力持ち"として活躍していることが分かった。グラスファイバーは建築材料だけでなく、電子基板の絶縁材としてや医療にも利用されていることに驚いた。また、座談会では就職の際の会社を選んだ条件など、非常に参考になった。

・中学生のときの通学路にあり、身近なものであるにも関わらず全く知らなかったことばかりでした。しかし今日知ることができたのは素晴らしい経験だったと思います。会社としての雰囲気もよく、研究職及び工場職についてのイメージが刷新されたことが大きいです。全体的には進路においても研究においても非常に役立つ良いソースのひとつになりうる経験でした。

 

 

日英サイエンスワークショップ2023が始まりました

福島、山形、秋田、宮城、東京、京都の高校生計25名と英国の生徒25名が集まり、東北大学で科学についてともに学ぶ日英サイエンスワークショップが7月29日(土)より開催されました。1日目は英国の生徒が日本科学未来館を見学し、2、3日目は福島県のアクアマリンふくしまで環境について、東日本大震災伝承館や福島第一原発では福島の震災やその後の復興について、ともに理解を深めました。4日目の8月1日(火)からはいよいよ東北大学で研修が始まります。

  

 

SS部の1・2年生が長野県屋代高校と交流をしました

 7月31日(月)、スーパーサイエンス部1・2年生28名が、東日本大震災・原子力災害伝承館にて長野県屋代高校の皆さんと交流しました。屋代高校さんとはこれまでも交流を続けており、昨年度までは福島高校を会場に実施していましたが、今年度は「震災を共に学ぶ」をテーマに、災害伝承館で実施しました。

 当日は、語り部講話の後に伝承館を見学し、最後は「災害の記憶の伝承」をテーマにディスカッションを行いました。また会場に両校の研究ポスターを掲示し、研究に関する情報交換も行うことが出来ました。短い時間ではありましたが充実した交流を行うことが出来ました。屋代高校の皆さん、来年度も是非福島にお越しください。

ポスターセッションの様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスターセッションの様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

語り部講話の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝承館見学の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディスカッションの様子①↓

ディスカッションの様子②↓

ディスカッションの様子③↓

最後に両校で集合写真を撮りました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参加した生徒の感想~

・本当にあのような痛ましいことがあったことを知って絶対に風化させてはいけないと思った。教訓を活かして防災について考えることも大切だと思った。また、展示されていた写真はとても私の心に響きました。正しい知識を知って自分事として考える、自分の考えを持つことが大切だと思いました。

・目には見えないけれど人とのつながりが最も大切だと考えた。自分から原子炉の仕組みやなぜ爆破してしまったかなどを伝えられるようになりたい。

・あれだけ大きな災害が発生したとしても、後になって問題になってくるのはやはり人災であり、すべてを自然のせいにすることはできないと実感した。もはや、人災のほうが大きいとまでおっしゃっていた。災害を科学的な方法で防ぐことも重要であるが、それだけではなく、その先にある人間関係などの"見えないもの"も考慮した防災が大切だと実感できた。

・地域が異なると思考も異なるのかと思ったが、あまり地域性というほどのものは感じられず、福高生と似た何かがあると感じた。これからは国内・国外に関わらず、特に同世代の人とは積極的に交流を図っていきたいと思った。

・災害の記憶を伝承するには、実際に言葉や映像で伝えることだけでなく、受け取る側との価値観の共有や、受け取る側が共感力をもつことも、すなわち精神面の工夫も重要であると気付いた。

 

奈良青翔高校主催「サイエンスギャラリー」にSS部2年生が参加しました

 7月30日(日)に、奈良青翔高等学校主催の「サイエンスギャラリー」にSS部の接ぎ木に関する研究を行っている2年生2名(神植大生君、箭内陽君)がオンラインで参加しました。発表会は対面とオンラインのハイブリットで行われており、多くの学校の生徒さんや先生方に発表を聴いていただくことが出来ました。京都大学の先生からは「社会的意義の高い研究であるため、がんばって取り組んでほしい。」とのアドバイスをいただき、2人は今後の研究に向けて気持ちを新たにしていました。

 奈良青翔高等学校の皆さん、発表会に参加させていただきありがとうございました。

オンラインで発表する様子↓

SS部の1年生がコミュタンサイエンスアカデミアに参加しました

 7月30日(日)に、コミュタン福島で実施された「コミュタンサイエンスアカデミア」にSS部の1年生が講師として参加しました。「コミュタンサイエンスアカデミア」は福島県内の小中学生のための発展的なサイエンスクラブです。今回はサイエンスアカデミアの取組にある「エッグドロップ」の講師として、SS部1年生が参加しました。SS部の生徒は小学生にアドバイスをするなど、一緒にエッグドロップを楽しみました。

小学生と一緒にプロテクターを作る様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロテクターを落とす様子↓たまごは守れたかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

展示も見学させていただきました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のイベントに参加したSS部1年生↓

スーパーサイエンス部が福島大学附属中学校の生徒と交流しました

 7月27日(木)に福島大学附属中学校の生徒30名が福島高校を訪れました。中学生がスーパーサイエンス部の生徒から夏休みに実施する自由研究に関するアドバイスを受けるためです。まず初めに高校生がポスターを用いて研究発表を行いました。その後、中学生が作成した自由研究の計画書を元に高校生がアドバイスを行いました。今回の活動は高校生にとって、普段の研究について振り返る良い機会になるとともに、誰に対してもわかりやすく説明をする練習にもなりました。

 中学生の皆さん、夏休み中の自由研究を頑張ってください。また福島高校にも遊びに来てくださいね。今後も福島高校のスーパーサイエンス部では中学生の研究のサポートを行っていきたいと思います。

高校生の研究発表を聴く様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校生の研究を聴く様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自由研究に関するアドバイスをもらう様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自由研究に関するアドバイスをもらう様子②↓

 

 

 

【2学年】SS探究「中間発表会」を行いました

7月11日(火)、「SS探究」の授業でサイエンスリサーチ(全員課題研究)の中間発表を行いました。

昨年度班別課題研究を実施した3年生および福島大学から3名の先生方と9名の学生さんにお越しいただき、研究の目的や方法、予備調査・研究の内容、今後の進展目標を主な内容としてスライドを用いた口頭発表を行いました。

各会場において活発な質疑応答や議論がなされたのち、Googleフォームを用いて発表に対する評価や感想を収集しました。

▼口頭発表の様子

▼3年生から、多くの質問が寄せられました

今回の発表で得たフィードバックをもとに、自分たちの研究をさらに深化させていきたいと思います。次はいよいよ研修旅行です。

 

 

以下、中間発表会を終えて、2年生の感想(一部)です。

  • どの班も、中間発表ながらしっかりとした指針が持てていて、こちらも刺激を受けた。また、先輩から頂いた質問も考慮していき、さらに良い研究になるよう努力していきたい。
  • 内容がまだ曖昧の箇所があったが、自分たちの研究したことをしっかり伝えられたので良かった。質問されたことなどを通してこれから自分たちが研究するべきことを知ることが出来たのでよかった。
  • 他の班の研究を聞いて、どう研究のまとめ方に入るかについてさまざまな方法があり、ためになった。先輩からのアドバイスや質問をうまく活用して次の研究に生かしていきたいなと感じた
  • 他の班の発表を聞いてとても勉強になった。それぞれが興味深い研究内容で進めていて、最後の発表が楽しみである。先生方や先輩方が、様々な視点の質問やアドバイスをくださったので、これからに生かしていきたい。
  • ほかの班の発表を聞いてもっと具体的に調査を進めなければ行けないという焦りを感じた。

3学年「グローバル・サイエンス」(理系)

6月28日に3学年ベーシック探究の一環で,グローバルサイエンス(理系)を実施しました。グローバルサイエンスとは,外国人研究者の方に,自身の研究や出身国に関する講義を英語で行ってもらうことで,学術研究への関心や学術研究の国際性の理解を深めることを目的としたイベントです。先週の文系に引き続き,理系では会津大学,福島大学から外国人研究者の方をお招きし,英語で講義をしていただきました。質疑応答や司会進行もすべて生徒が英語で行い,最後に講義の内容や自分たちの考え方をまとめて英語でプレゼンテーションを行いました。

普段ではなかなか得られない貴重な英語によるインプット,アウトプットの機会になりました。

   

ウメタンS 第2回オンライン発展講座「地熱資源の持続的利用と地域共創のためのデザイン」が実施されました

6月28日(水)は、鈴木杏奈 先生(東北大学流体科学研究所准教授)から「 地熱資源の持続的利用と地域共創のためのデザイン 」のテーマで

第2回オンライン発展講座を実施していただきました。鈴木先生は、国産のエネルギー源を増やしたいという思いで地熱エネルギーの研究に

取り組んでおられます。さらに地熱はエネルギーという視点だけではなく、例えば温泉として観光や健康など、多様な価値を生み出すことができます。

持続的な社会の実現のために、自然を理解する、人間が自然と共に生きるシステムを構築する、それが鈴木先生たちの研究分野です。

今回の講義では、地熱資源の持続的利用についてのデザインと、地域の中で多様な人たちと共に価値を作るためのデザインについて、そして、

研究や学問に向き合うには、常に「問いを持つこと」、その大切さについてもご教授いただきました。
将来、研究者を志す生徒諸君にとって、日頃の学習の大切さ、心構えを知る貴重な学びの場になりました。

鈴木先生、ご多忙の中、オンライン講義を実施いただき本当にありがとうございました。

 

【生徒の感想より】
・問いを見つける、持つこと。多面的に考える。違和感を感じとること、自分が感じた違和感から問いを見つけて、探究することが大切である。

・価値観の違う人との対話を通し、お互いの価値観を認め合うこと。科学技術の発展によって社会が変わるとは限らないということ。違和感から探究が生まれるという考え方にとても驚きを感じた。様々な経験の中での違和感を大切にして探究を深めていきたい。学ぶことがたくさんあった講演会だった。

本日はありがとうございました。

 

3学年「グローバル・サイエンス」(文系)

6月20日(火)に、「ベーシック探究」の一環として「グローバル・サイエンス」を文系で実施しました。生徒たちは、(1)「異文化理解講座」(講師 Zachary Schneider(本校ALT))、(2)「探検・記憶・幻想:日本仏教におけるインドの知識と現代」(講師 Dr. Paraide 東京大学)、(3)「文化適合的な構築主義的デザイン教育:持続可能な開発へのイノベーション主導の教育」(講師 Dr. Sawaros 東京工業大学)、より1講座選択し英語による講義を受講しました。講義終了後には、講師の先生と生徒たちの間で活発な議論が行われました。

▼講義(2)の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼講義(3)の様子

ウメタンSオンライン発展講座「恐竜は鳴く~謎の骨の正体を探る~」が実施されました

 6月21日(水)に、福島県立博物館学芸員である吉田純輝先生によるオンライン発展講座「恐竜は鳴く~謎の骨の正体を探る~」がスーパーサイエンス部と希望生徒を対象に実施されました。本校生以外にも、愛知県立一宮高等学校、福島県立磐城高等学校、福島県立磐城桜が丘高等学校、福島県立安積高等学校からも参加がありました。

 当日は世界で初めてとなる喉の骨の化石に関するお話や、研究者としての心構えをお聞きすることができ、生徒達にとって学び多い時間となりました。

吉田先生、お忙しい中、オンライン講義を実施していただきましてありがとうございました。

 

オンライン講義の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参加した生徒の感想~

・地学班に参加しているものの、今までは鉱石にしか興味がなく、化石についての研究をしようとしたことがありませんでしたが、吉田先生の講義を受けて、化石についても研究しようと思いました。

・恐竜の特徴を調べるために、鳥類と比べて考えたり、結果が見えなくて諦めそうな時も博物館に行って骨と向き合う姿勢がすごいと思い憧れた。自分も研究と向き合えるようにしたい。

・プロの研究者の研究に対する姿勢を知れて、刺激になった。恐竜のお話がとても興味深いものだった。

・恐竜の喉化石発見には恐竜についてはもちろん喉の構造から鳥類やハチュウ類について、さらに歯など別の分野の知識も必要だったと知り、一度立てた仮説を覆せるほど多くのデータを集めた先生を本当にすごいと思った。

 

【2学年】SS探究「オンライン研修」を行いました

5月31日(水)、2学年では「総合的な探究の時間」の代替科目である「SS探究」の授業で、サイエンスリサーチ(全員課題研究)の研究計画についてのオンライン研修を実施しました。

SSH指定第4期、最初のサイエンスリサーチは「教科の学習」を大テーマに、国語、地歴公民、数学・情報、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭の8教科を入り口にして班編成をしています。

4月から、班ごとに研究テーマやリサーチクエスチョン(探究上の問い)を決定し、これらに研究の手法を加えた「研究計画書」を作成してきました。

▼研究計画書を作成する様子

 

今回のオンライン研修は、計画書を作成するにあたって参考にした文献の著者など、研究のプロである大学教員や行政職員の方にご連絡し、研究計画に対してご指導をいただくことを目的にした取り組みです。

生徒たちは、外部の方へのメールの送り方やZoomを用いたオンライン会議の方法について学び、準備をしてきました。当日は非常に充実した研修を行うことができたようです。

▼1人1台端末を用いてのオンライン研修の様子

オンライン研修を受け入れていただいた先生方、誠にありがとうございました。

以下、オンライン研修を終えた生徒たちの感想(一部)です。

  • 研究計画書について自分達では気づけなかったことに気づくことが出来た。ためになるお話が沢山聞けて良かった。これからするべきことが決まってきた。
  • 私達が心配に思っていたことやわからないことを丁寧に説明してくださり、感じたことを伝えてくださったので、研究をより進めることができました。研究の進め方のアドバイスもしていただけて本当に嬉しかったです。
  • 自分たちの研究計画書が不明瞭だと改めて思った。現状、計画内容がまだはっきりしていないので、今回のオンライン研修を踏まえてまた計画を練り直したいと思いました。
  • 自分たちでは考え至らなかった新しい角度からのアプローチで、研究の進め方や解決策のアイディアを教えてもらえて、研究の方針を見据えることができてよかった。

サイエンスフェスティバルin郡山市ふれあい科学館

 5月3日(水)、郡山市ふれあい科学館で実施されたサイエンスフェスティバルにスーパーサイエンス部の1・2年生14名が参加しました。生徒たちは、「光るスライム」と「象の歯みがき粉」の2つの実験を行い、多くの子ども達が参加してくれました。子ども達に科学の楽しさを伝えるきっかけになるとともに、生徒達にとっても貴重なサイエンスコミュニケーションの場となりました。

 ふれあい科学館の皆さん、本当にお世話になりました。

「象の歯みがき粉」を実施した生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「光るスライム」を実施した生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

象の歯みがき粉の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

象の歯みがき粉の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光るスライムの様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光るスライムの様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

第1学年「SS探究」特別講義

4月20日(木)13:10~15:00の時間に、本校第一体育館にて東北大学大学院生命科学研究科教授の渡辺正夫先生による講演会を実施しました。

久々に対面での実施となりましたが、講師と生徒が双方向にやりとりする形式で行われ、生徒達から多くの質問が出ました。

将来に向けたキャリア形成や、これから課題研究を進めるにあたりどのように行動すれば良いのかなど、これから探究的な学びに触れる生徒達にとって大変価値のある講演会でした。

第12回科学の甲子園全国大会に出場しました。

令和5年3月17日〜19日につくば市で行われた第12回科学の甲子園全国大会に福島県代表として出場しました。

 

全国都道府県の代表が集まり、筆記競技と3つの実技競技が行われました。

 

残念ながら入賞とはなりませんでしたが、 チームで協力しながら全国の舞台で堂々と戦ってきました。

 

 

 

令和4年度生徒研究発表会が開催されました

 令和5年2月24日(金)に令和4年度生徒研究発表会が開催されました。今回の発表会では、口頭発表・ポスター発表・1学年ディベート決勝戦が行われました。口頭発表とディベートはオンラインで、ポスター発表は対面とオンラインで実施されました。ポスター発表を対面で実施するのは3年ぶりです。

 口頭発表では本校の発表に加え、フィリピンのPhilippine Science High Schoolとの共同研究や、姉妹校であるタイのPrincess Chulabhorn Science High School Nakhon Si Thammaratの発表も行われました。

口頭発表の様子↓オンラインで実施し、生徒は各教室で発表を聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイから発表に参加した生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ポスター発表では95件の発表が行われ、福島県立田村高校、福島県立福島工業高校、福島県立福島明成高校、筑波大学で学ぶ本校のOBも参加しました。

本校生のポスター発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校生のポスター発表②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表全体の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立田村高校のポスター発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立田村高校のポスター発表の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立福島工業高校のポスター発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立福島明成高校のポスター発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筑波大学に所属する本校OBによるポスター発表↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディベートの様子↓ 論題は「コンビニの深夜営業を禁止すべき」

 

 

 

 

 

 

 

 

 オンラインを活用した海外の高校の参加をはじめ、県内や福島市内の高校の参加もあり、大変充実した発表会になりました。発表に参加された学校の皆さん、参加いただきありがとうございました。来年度の発表会でまたお会いしましょう。

~生徒の感想~

・難しい研究テーマが多かったが、どれも身近な問題を解決するのにつながっているものだった。自分達がわかったことをまとめ、考察するだけでなく、どうしたら問題の解決につながるのかまで考えるとよいというようなアドバイスをいただいたので、来年の探究ではそこも意識していきたい。

・口頭発表では課題に向き合い、その結果など詳しく説明されててとても興味深かった。ポスター発表では自分も発表する側だったので聞く人にどうしたら分かりやすく伝わるか、ポスターの構成や原稿も時間をかけて制作してきたので、楽しく聞いてくれる人が多くてとても安心した。

・福高以外の普段は聞くことができない貴重な発表を聞くことができてすごく良かったです。他の人の考えを知ることで自分の研究や進路につながることがたくさんあると思ったので、こういった機会は大切だと思いました。

・今日は楽しかったです。ポスター発表では、福高のポスター発表も見ましたが、県工、田村、筑波大のポスター発表も見ました。福高ではなかなかない視点から研究したものもあって、すごく興味深くておもしろかったです。また、勇気を出して質問をしたのですが、それによって新たにわかったこともあって、勇気を出してよかったです。

何度も繰り返し発表したことで、ずっと苦手だった人前での発表に対する苦手意識がかなり薄れたように感じます。様々な専門家の方々から貴重なご意見なお褒めの言葉を頂けて、本当に有意義な時間にできたと思います。なかなか聞く機会のない他校の研究もとても面白かったです。

 

 

 

 

 

Toyama Science Symposiumに参加しました

 令和5年2月5日(日)、スーパーサイエンス部のメタン菌班2名と接ぎ木班2名がToyama Science Symposium(東京都立戸山高等学校の生徒研究発表会)に参加しました。2班はポスター発表を行い質問やアドバイスを受けるとともに、多種多様な発表を聞いて大いに刺激を受けているようでした。今後の研究活動に活かしてほしいと思います。

 戸山高校の皆さん、発表の機会を与えていただきありがとうございました。

発表会に参加した生徒↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタン菌班の発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

接ぎ木班の発表の様子↓

SS探究ウメタンS 沖縄科学技術大学院大学 クリスティーヌ・ラスカム先生によるオンライン講義

 2月1日(水)にSS探究の発展講座であるウメタンSで、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のクリスティーヌ・ラスカム先生によるオンライン講義が実施されました。当日はOISTに関する話やラスカム先生のキャリアパス、そして高分子化合物に関する講義を英語で実施していただきました。ほとんどの生徒は初めての英語による講義でリスニングに苦労していたようですが、その分、英語学習の重要性にも改めて気が付く機会となったようです。

 OISTのスタッフの皆さん、ラスカム先生、ありがとうございました。

ラスカム先生と生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・英語はこれからしっかりと勉強していこうと思った。半導体ポリマーが増えればプラスチック廃棄の問題解決にも繋がると思う。

・OISTの5年で一貫した博士課程のカリキュラムのことを知れたので、今後の進路選択に役立てたいと思いました。

・今回の講演は、全ての分野の知識が必要だなと改めて思った。聞き取るには英語が分かってないといけないし、化学の用語も知っていなければならないし、世界の環境問題も理解していないといけなかったので、今後はひとつの分野に限らず色々なことが分かるようになりたいと思った。

【1学年】SS探究「ディベート大会」を行いました

1月11日(水)より2月1日(水)まで、4週にわたってディベート大会を実施しました。

ディベートとは、ある論題(テーマ)について「肯定側」と「否定側」に分かれて議論を交わし、審判を説得して勝敗を決するゲームです。

今年度は5月に「ディベート講習会」と称して論理性・説得性を持った主張に必要なディベートのスキルや方法について学び、今回、ようやく実際にディベートを行うことができました。

▼ガイダンス後、お試しの論題でいきなり立論をつくる生徒

 

▼クラスごとに試合と行い、クラス代表チームを選出しました。

▼最終回 クラス代表による学年代表決定戦(ディベートをzoomにて配信。各教室では中継されたディベートのジャッジを行いました。)

【「ディベート」の取り組みを通して、できるようになったことは何ですか?(生徒の回答)】

  • 相手の主張をよく聞くようになった。また、相手の発言から意図を汲み取り、自分の次の発言につなげたり、否定側と肯定側のメリットデメリットを比較できた。
  • 物事を論理的に考え、ただ単に意見を言う訳ではなく、差分と重要性を考え、どの主張がどれほど社会に影響を及ぼすかということを考えて主張をまとめることが出来ました。
  • 情報を主観的ではなく、データなどを基に客観的に判断すること
  • 相手の発言を正確に聞き取り、論理立てて返答する力がついた。
  • 色々な情報を比較し、違いを見つけたりすること

最終回の学年代表決定戦で選出された2つのチームは、2/24(金)に開催される生徒研究発表会で試合を行います。乞うご期待。

令和4年度福島県SSH 英語による課題研究発表会に参加しました。

令和5年1月29日(日)福島県立安積高等学校を会場に令和4年度福島県SSH英語による課題研究発表会が開催されました。

福島県内のSSH指定校3校(会津学鳳高校、安積高校、福島高校)が集まり、英語によるポスター発表を行いました。本校からはスーパーサイエンス部2年生の生徒が参加し、11件の発表を行いました。

発表・質疑応答はすべて英語によって行われ、慣れない英語でのコミュニケーションではあったものの、生徒の「伝えよう」、「聞こう」とする積極的な姿勢がみられました。

 

令和4年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加しました。

令和5年1月20日(金)〜20日(土)に福島県郡山市で令和4年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会(東北地区SSH指定校課題研究発表会)が開催されました。
東北地方のSSH指定校が集まり、日頃の研究成果を発表しました。本校からはスーパーサイエンス部の放射線班と色素増感太陽電池班が参加し、口頭発表を行いました。

3年ぶりの対面での実施であったため、生徒にとって非常に貴重な発表の機会となりました。また、発表終了後には交流会も実施され、同じ志をもつSSH指定校の生徒同士で活発な意見交換が行われていました。

 

オンライン講座「金属積層造形の科学と研究者という仕事」が実施されました

 1月11日(水)、スーパーサイエンス部の1年生と希望者を対象に、物質・材料研究機構の研究員である草野正大先生を講師に迎えてオンライン講座が実施されました。テーマは「金属積層造形の科学と研究者という仕事」で、金属材料を用いた3Dプリンターや自身のキャリアパスを踏まえた研究者という仕事について大変わかりやすく御講義いただきました。

 ~生徒の感想~

・3Dプリンターの仕組みなど、とても興味があったので、とても面白かった。特に金属の加工技術は素晴らしいと思った。

・金属の3Dプリントについては以前にも聞いたことがあったが、改めてうまい仕組みだと感じた。仕組みを他にも応用できそうに感じた。また、後半では具体的な大学やその後についてのお話を詳しく聞くことができて参考になった。ちゃんと考えて進路を決めていきたい。

・金属3Dプリンターでは製品を製造できるだけでなく、材料としての特性を変化させてこれまでにない金属の活用ができるのではないかと思い、おもしろかった。

 

草野先生、お忙しい中講義を実施していただきましてありがとうございました。

 

 

令和4年度SSH生徒研究発表会のご案内

令和4年度SSH生徒研究発表会を2月24日(金)に開催いたします。

コロナウイルス感染症対策のため、在校生・保護者向けの現地発表、その他関係機関向けのオンライン(Zoom利用)で実施いたします。

参加希望の方は以下の文書中のGoogle Formsリンクから申し込み下さい。

R4 福島県立福島高校 SSH生徒研究発表会 案内.pdf

Thailand-Japan Student ICT Fair 2022 Day2

12/21はTJSIF2022の二日目です。生徒達は口頭発表を行いました。

本校の生徒は、ノードグラフを用いた新しいプログラミングの手法の研究と、高齢者を熱中症から守るためにエアコンの自動制御を行う研究について発表しました。

どちらの発表も練習の成果が発揮され、本番が一番良かったと思います。物怖じせず、堂々と発表を行い、ディスカッションをすることができました。

「A new programming method using Node-graph」

「The system to save elderly people from heatstroke by controlling air conditioner」

さらに、教員同士による教育システムに関するディスカッションの後、「プリンセスチュラポーン サイエンスハイスクール ナコン シー タマラート校」と姉妹校協定を締結しました。今後、福島高校はナコンシータマラート校との交流を続けていきます。

Thailand-Japan Student ICT Fair 2022 Day1

「Thailand-Japan Student ICT Fair 2022」に参加するため、12/19(月)に日本を出国し、教員2名と生徒3名がタイ王国チェンライに来ています。

本日はオープニングセレモニーがあり、タイ王国首相出席のもと、ICTフェアの開会が宣言されました。その後、日本のSSH校代表として本校の研究が選ばれ、生徒がタイ王国首相に研究発表を行いました。昨日夕方に発表が決まったため生徒も教員も大変驚きましたが、大変貴重な機会でした。

その後、文化体験などを行い、一日目は無事に終了しました。明日は口頭発表が予定されています。

ふくしまサイエンスフェスティバル2022が開催されました

 12月10日(土)に福島市子どもの夢をはぐくむ施設こむこむにて、「ふくしまサイエンスフェスティバル2022」が開催されました。コロナ禍により令和2年度はYouTube上での実験動画で、昨年度は事前申し込みによる来場者を限定したうえでの実施でしたが、今年度は3年ぶりに制限のない形で実施することができました。

 当日は14の実験屋台(福島高校、福島西高校、橘高校、福島東高校、安積高校、福島大学)と2つの実験教室(東北大学、株式会社リビングロボット)が実施され、多くの子ども達にサイエンスを楽しんでいただくことが出来ました。当日のこむこむへの来場者は1065名だったそうです。来場された皆さん、本当にありがとうございました。

 実験屋台や実験教室に出展いただいた団体の皆様、そしてこむこむのスタッフの皆様、大変お世話になりました。

受付の様子↓大行列でした。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台:象の歯みがき粉の様子↓ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台:てづくり入浴剤の様子↓大人気コーナーになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台:ぽかぽかカイロの様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台:身近なもので墨汁を作ろうの様子↓福島高校書道部による出展です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台:電気の神秘の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台:クリップモーターを作ろうの様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台:静電気コップの様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東北大学教授 渡辺正夫先生による実験教室:バナナからDNAを取り出そうの様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社リビングロボット様による実験教室:あるくメカトロウィーゴプログラミング教室の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あるくメカトロウィーゴのダンスの様子↓とてもかわいいです。

 

 

 

北陸先端科学技術大学院大学の小矢野幹夫先生が来校されました

 12月2日(金)に北陸先端科学技術大学院大学教授である小矢野幹夫先生が来校されました。小矢野先生にはこれまで2回のオンライン講義(令和3年度、令和4年度)を実施していただきましたが、今回は初めて対面での講義を実施していただくことが出来ました。当日は、実際の熱電発電ユニットを用いながらわかりやすく講義をしていただくとともに、本校生徒の研究発表についても沢山のアドバイスをいただきました。

 また小矢野先生から、研究者の心得として「失敗してもあきらめず、地道な努力を継続できるようになってほしい」とメッセージをいただき、生徒達は自分たちの研究に対して気持ちを新たにしているようでした。

 小矢野先生、この度はお忙しい中、来校いただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【1学年】SS探究「高大接続講座」を行いました

福島大学から講師の先生方をお招きし、「高大接続講座」を開催しました。

11/24(木)に理型9講座、11/30(水)に文型11講座を開設し、生徒たちは2年次以降の文理選択に関わらず、それぞれ2講座ずつ選択して受講しました。

大学での学びに触れながら、2年次から始まる課題研究に向けてテーマ設定や課題発見の方法について学びました。今年度の1年生から、授業で使用するキーボード付き端末を購入しており、パソコンで講義ノートを取りながら受講する生徒の姿も見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島大学の先生方、ありがとうございました。

 

【生徒の感想(一部)】

  • 一つの視点だけでなく、様々な視点から物事を見つめて発展させていくことや奇抜な発想が大切だとわかったので、柔軟な考えをするということを活かしていきたいです。
  • 課題設定をする時は色々な視点から分析する必要があることや、先生がポリシーと仰っていた、「研究を研究で終わらせない」ということが印象に残った。高校の課題研究を実社会に役立てるのは難しいかもしれないが、これらのことを課題研究に活かしていきたい。
  • 自分には到底手の付けられるものではないと考えていた証明についても、実際に学者ではない人や学生が貢献した話を聞いて挑戦してみたくなりました。先生のお話にあった内容を理解できるくらいまずは数学の学習に励みたいと思います。
  • 現在の日本の教育の状況からパフォーマンス課題を重視して行うことが大事だということがわかりました。実際自分も学校の授業に対してなぜ行うのかという疑問だらけで関心が低かったのですが、授業中にあるパフォーマンス課題に積極的に取り組むことでそういった関心を高めていきたいと思います。
  • 研究の方法や結果・図示の仕方などとても興味深く、心理学で学校外教育のさらなる発展が見込めるのではないかと未来への可能性を強く感じた。今回の講義を通し、心理学の奥深さと可能性を感じることができ、感銘を受けた。これらの知識を、これからの学習に生かしていきたいと思う。
  • 学ぶことは、知識や技術の習得にとどまらず、人間性をより豊かにするものだということがわかった。今は勉強が嫌なこともあるが、生涯にわたって学び続けたいと感じた。

ふくしまサイエンスフェスティバル2022が実施されます

 12月10日(土)11:00~15:30に、「福島市子どもの夢をはぐくむ施設こむこむ」にて、「ふくしまサイエンスフェスティバル2022」が実施されます。このイベントは、高校生が主体となって、小中学生向けの楽しい実験屋台や実験教師を実施するものです。参加料無料で事前申し込みはありません。12月10日(土)は、こむこむでサイエンスを楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第66回 日本学生科学賞 福島県審査「県知事賞」「県議会議長賞」を受賞しました!

日本学生科学賞は中高生を対象とした、日本で最も歴史のある科学コンクールです。

今年度、本校生が福島県審査の県知事賞、県議会議長賞を獲得し、11月27日(日)に読売新聞福島支局にて表彰式が行われました。

県知事賞 「”究極の黒”の作成を目指して」

県議会議長賞 「アルミ缶を用いた人工ルビーの合成」

授賞式ののち、審査委員長の猪俣慎二先生(福島大学)や集まった受賞者で座談会が行われました。お互いの研究の成果や苦労した点、達成感を味わった瞬間など、科学研究を経験してきたからこそ共有できるたくさんの思いを話すことができました。

受賞した皆さん、おめでとうございます。また今後の研究の進展を期待しています!

第35回福島県高等学校生徒理科研究発表会物理部門で最優秀賞を受賞しました

 11月19日(土)~20日(日)に原町高校にて第35回福島県高等学校生徒理科研究発表会が実施されました。

 物理部門で「色素増感太陽電池の研究」が最優秀賞、「除染土壌の減容化に関する研究」が優秀賞、生物部門で「メタン生成菌によるメタン発酵の効率向上と発酵環境の最適化」が優良賞、ポスター部門で「除染土壌の減容化に関する研究」が優良賞を獲得しました。

 最優秀賞を獲得した「色素増感太陽電池の研究」は来年8月開催の全国高等学校総合文化祭(鹿児島県)に参加します。おめでとうございます。

 大会に参加した生徒の皆さん、お疲れさまでした。引き続き、研究活動を頑張っていきましょう。

令和4年度「科学の甲子園」福島県大会で総合1位&2位を獲得しました。

 11月13日(日)に福島県教育センターで令和4年度「科学の甲子園」福島県大会が開催されました。本校からはスーパーサイエンス部から2チームが参加し、2年生を中心とした「SNB46」が総合1位、1年生を中心とした「777」が総合2位を獲得しました。昨年も総合1位を獲得しているため、2連覇となります(2連覇は史上初だそうです)。2年生の優勝も素晴らしいですが、1年生の総合2位も快挙でした。1年生には来年の3連覇に向けて頑張ってほしいと思います。

 2年生チームは令和5年3月17日~20日に茨城県つくば市で開催される全国大会に出場します。

 

開会式で優勝杯を返還する様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合1位の2年生チーム「SNB46」↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合2位の1年生チーム「777」↓

 

 

Japan Super Science Fair Day4 & Day5

JSSF4日目はコース別に大学の研究施設や民間の事業所を訪問しました。4日目ともなると海外の高校生ともかなり打ち解けてきて、コミュニケーションが深まりました。

5日目は最終日にあたり、ワークショップ形式で様々なサイエンスイベントが開催されました。

生徒達は限られた材料で橋を設計・作製しその耐性を競ったり、ストローロケットを作成し正確さを競ったりするイベントに参加し、海外の生徒とディスカッションしながら成果物の作製に没頭しました。

午後は文化交流会やクロージングセレモニーが開催され、5日間のJSSF2022で学んだことを英語でスピーチしました。

生徒達は本イベントを通じて大変多くのことを学びました。将来は今回仲良くなった海外の生徒達と手を取り合いながら、様々な課題にチャレンジして欲しいと思います。

Japan Super Science Fair Day2 & Day3

JSSF2022の2日目は午前中に口頭発表を行いました。

「Designing Biodegradable Paper using Waste Vegetables」のタイトルで、規格外として廃棄される野菜から紙を作る研究について発表しました。

英語での発表でしたが練習の成果がでてスムーズに説明することができました。また、会場からは質問が6つも出て、充実したディスカッションができました。その後、大学の先生方の講義を聞いたり、実験に取り組んだりして、昨日に引き続き交流を深めていました。

3日目は午前中にポスター発表を行いました。前日の口頭発表に続いて、対面で海外の高校生とディスカッションしながら理解を深めることができました。

午後には文化交流会があり、参加した各国の伝統的な文化や遊び、文化の紹介などに触れ、参加者全員で異文化コミュニケーションが行われました。

3日目となると生徒同士もだいぶ仲良くなり、本校の生徒も海外にたくさんの友人を作ることができました。4日目は大学や民間の事業所見学が予定されています。

Japan Super Science Fair Day1

立命館中学校・高等学校が主催するJapan Super Science Fair (JSSF) 2022にSSH連携校として参加するため、第2学年生徒3名が京都に来ています。

3年ぶりの対面開催となりますが、各国の生徒と教員が参加する大規模なサイエンスフェアです。

一日目は午前中のオープニングセレモニーに始まり、午後は口頭発表などを行いました。

本校の生徒はフィリピンの高校と立命館高校の生徒とバディを組み、一緒に行動しています。

参加生徒3名も大変積極的に国際交流を行い、世界各地に友人をつくって英語でディスカッションしていました。

明日は本校の生徒の口頭発表が予定されています。

ウメタンS「分子を自在に創る~薬学部と有機化学研究の紹介~」が実施されました

10月26日(水)九州大学薬学部教授平井剛先生によるオンライン講義が実施されました。4年制薬学部と6年生薬学部との違いや、先生の御専門である有機化学について高校生にもわかりやすく説明していただきました。先生から「有機化学は理論上どんな物質も合成できる」という話を聞いた生徒達は、有機化学の世界に魅了されたようです。

講義の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の感想

進路に悩んでいる私に、とても勉強になる講義でした。興味関心を大切にして欲しいという言葉にハッとさせられました。ありがとうございました。

今日はとても面白いお話をありがとうございました。研究者は未来のために研究をするというお話が印象に残りました。どの分野にも通じることだと思うので、これから心に留めて活動したいと思います。本当にありがとうございました。

 

平井先生、大変お忙しい中、オンライン講義を実施していただきましてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

福島県高等学校生徒理科研究発表会地区大会

 10月22日(土)福島県生徒理科研究発表会地区大会が行われました。今年度から県北地区・相双地区の合同開催となり、原町高校を会場に実施されました。本校からは13の研究班が参加しました。3年ぶりの対面形式での実施だったため、熱心に質疑応答を行うなど、生徒達はサイエンスコミュニケーションを大いに楽しみました。参加された学校の皆さん、会場校の原町高校の皆さん、本当にありがとうございました。

↓発表の様子

【1学年】SS探究 フィールドワーク研修プレゼン大会を実施しました。

10月5日に実施した「ふくしまフィールドワーク研修」の事後研修としてGoogleスライドを用いたプレゼンテーションを行いました。

研修コースごとに、研修先の事業所等が抱える課題やその解決方法を明らかにして、課題発見・課題解決の道筋を報告し合いました。授業内での準備時間は限られていましたが、生徒たちは「1人1台キーボード付き端末」を活用し、放課後等の時間に準備を進めていました。

各コースの発表に対しては、内容(独自の視点)、資料(みやすさ・図表)、発表スキルの観点で、Googleフォームを用いた相互評価を行いました。

 

ー生徒の感想ー

  • 研修とはいえリモートで話を聞くのとは違い、実際の施設を見学できて楽しかった。福島には課題(それも解決が容易でないものばかり)が山ほどあることを改めて実感した。
  • 決められた選択肢の中でではあったが、自分が興味のある企業や施設に見学に行くことができ、とても勉強になった。地域や企業の課題についてだけでなく自分の進路や将来について考えるきっかけにもなった。
  • 二つの企業さんのお話を聞いて、これからの時代は変化対応に積極的に挑戦しなければならないと感じた。プレゼンを最終的な目標に見据えて、事前研修、本番に臨むことができたので良かった。

【1学年】SS探究「ふくしまフィールドワーク研修」を実施しました。

10月5日(水)、県内の7つコースに分かれて「ふくしまフィールドワーク研修」を行いました。

今年は「Fukushimaの課題発見!」をテーマに掲げ、福島県内で「課題解決」に取り組む企業・事業所・大学での研修により、2年次に行う全員課題研究に向けた課題発見力や探究力の基礎的能力を育成することを目的に実施しました。

生徒たちは7つのコースから希望コースを選択し、コースごとに事前学習を行ってから現地研修に向かいました。

↓コース別・班別事前学習のようす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

班別の事前研修

 

以下、各コースでの研修のようすです。

①福島コース:福島大学、JICA国際協力機構二本松

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②郡山コースA:ふくしま医療機器開発支援センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③郡山コースB:ゼビオホールディングス株式会社、株式会社宝来屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



④三春コース:あぶくま洞入水鍾乳洞、コミュタン福島

 

 

⑤会津コース:会津大学、東京電力猪苗代第二発電所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『協力 東京電力リニューアブルパワー』

 

⑥相馬コース:福島県水産資源研究所、そうまIHIクリーンエネルギーセンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


⑦いわきコース:常磐興産株式会社、株式会社ハニーズホールディングス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後、生徒たちは事後研修として班別のまとめとプレゼンテーションを行います。

研修を受け入れていただいた企業・事業所等の皆様、ありがとうございました。

DNA先端医療株式会社とオンライン対談を行いました

 9月1日(木)に、DNA先端医療株式会社代表取締役の栗原慎一さんと出生前診断について課題研究を行った3年生3名がオンラインで対談を行いました。DNA先端医療株式会社はNIPT(新型出生前診断)の普及に努めている企業です。

 当日は、「出生前診断を受けるメリットデメリット」、「ダウン症の子どもがうまれたら、親として社会として取り組みたいこと」、「出生前診断は誰のための検査か」の3つのテーマについて対談をしました。生徒たちは今回の対談を通して、課題研究で学んだ内容をさらに深めることが出来たようです。

 

~生徒の感想~

課題研究で一つの答えにたどり着いた気がしていたが、今回の対談を通してまた新たな視点から出生前診断やダウン症候群などについて考えることが出来た。

 

対談の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対談の機会を設けてくれたDNA先端医療株式会社の皆さん、本当にありがとうございました。

物理チャレンジ2022第2チャレンジ(全国大会)に4名が出場しました。

3年生4名が令和4年8月23日~26日兵庫県姫路市で行われた物理チャレンジ2022第2チャレンジ(全国大会)に出場し,服部想惟さんが優良賞を受賞しました。

第2チャレンジでは第1チャレンジを勝ち抜いた全国約100名が一堂に会し、実験問題コンテストと理論問題コンテストを行いました。また、サイエンスツアーでは大型放射光施設SPring-8などを訪れ、最先端の物理学に触れる貴重な機会となりました。

 

〇今回参加した4名(安齋康介さん、服部想惟さん、飯塚遥⽣さん、⼤須賀太⼀さん)

〇問題解説会の様子

 

〇サイエンスツアーで訪れた大型放射光施設SPring-8

 

 

福島県総合教育会議で事例発表を行いました

8月26日(金)に県庁で開催された令和4年度第1回福島県総合教育会議に本校生徒が参加し、知事、教育長、教育委員に対して、課題研究の内容をSDGsの観点を含めて発表いたしました。

発表テーマ:「バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価」

参加者:スーパーサイエンス部 1年 岩佐奈々

    SSH部 教諭 髙橋昌弘

最初は緊張しましたが、堂々と研究背景や研究内容の発表を行い、質疑応答にも的確に対応することができました。

SSHの活動の成果をしっかりと伝えることができ、大変貴重な機会となりました。

つくば研修を実施しました

 8月2日(火)~3日(水)に、つくば研修を実施しました。例年SS部の1年生を対象に行ってきましたが、この2年間は実施を見合わせたため、SS部の2年生および1年生の希望者、合わせて56名の参加でした。2つのコースに分かれ、つくば市内の研究施設や博物館などを見学しました。

 

 Aコースは1日目に物質材料研究機構、JAXA、筑波実験植物園、2日目に地図と測量の科学館、サイエンススクエアつくばを訪ねました。Bコースは1日目に地質標本館、食と農の科学館、JAXA、2日目に防災科学技術研究所、筑波実験植物園を訪ねました。1日目の夜には、ホテルの各部屋からZoomを使ったミーティングを行い、見学で学んだことや感じたことなどを共有しました。

 

 最先端の科学技術に触れたり、科学者や技術者の方々(本校OBも!)から直接お話を聞いたりして、大変刺激的な2日間となりました。これからの全員課題研究や進路選択などに生かして欲しいと思います。

JAXA食と農の科学館地質標本館 筑波実験植物園