福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

アドバンス探究1学年特別講座「科学を支える放射光の世界」が実施されました

 8月20日(金)にアドバンス探究1学年において、広島大学放射光科学研究センター教授である生天目博文先生による特別講座「科学が支える放射光の世界」がオンラインで実施されました。この特別講座では、放射光に関する講義やVRゴーグルを用いた広島大学の放射光施設「HiSOR」の見学、偏光板を用いた実験、超電導に関する演示実験などが行われました。

 放射光という発展的な内容の講座でしたが、生天目先生にわかりやすく御講義いただいたことで生徒の興味関心が高まる貴重な時間となりました。生天目先生、本当にありがとうございました。

講義の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VRゴーグルを用いた施設見学の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドローンを使った共同研究の第1回中間報告会に参加

2021年8月18日(木)にドローンを使った共同研究の中間報告会がオンラインで開催されましたが、本校生2名が参加し、現在までの研究状況の報告を行いました。本校ではドローンを災害対策に役立てようと、今は単独で研究を進めています。生徒たちは、発表の機会を増やしたいというのも、今回の共同研究に挑戦しようとした理由でもあります。今後の生徒たちの研究や活躍に期待します。

 

 

令和3年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました

8月4日(水)、5日(木)に神戸国際展示場で開催された「令和3年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」に、SS部生徒3名が参加してまいりました。

学校代表として「バクテリアセルロースの開発と定量評価」のタイトルでポスター発表を行い、参加者の皆さんや研究者の方々とディスカッションを行いました。

厳戒態勢の中での開催となりましたが、他県の生徒と生で交流する機会は大変貴重であり、今後の糧となりました。

 

 

わかやま総文祭2021自然科学部門に出場!

「文化部のインターハイ」とも呼ばれる、全国高等学校総合文化祭にSS部地学班の諏訪優太さんが出場しました。
日程:7/31(土)~8/2(月)、場所:近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)

諏訪さんは昨年12月に開催された第33回福島県高等学校生徒理科研究発表会において地学分野での最優秀賞に選ばれ、大会では「福島盆地内の孤立丘の研究」のテーマで発表しました。

福島盆地内には信夫山や鬼越山など「孤立丘」と呼ばれる国内でも珍しい構造が見られます。本研究では岩石や地質図の調査から、これらの孤立丘の形成過程を考察しています。
審査委員の先生からの質問に対し、自説を論理的に説明するたくましい姿が見られました。

発表後、巡検研修として「湯浅醤油有限会社」を訪問し、日本の醤油製造の歴史や醤油づくりにおける微生物の働きなどについて学んできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

来年の全国高等学校総合文化祭は東京開催です。後輩のみなさんのがんばりに期待します!

【日英SW】日英サイエンスワークショップ終了

7月23日(金)に日英サイエンスワークショップ・最終プレゼンテーションが行われました。

ZOOMを使って、プレゼンテーションを行いました。日本とイギリス全体で100名近くの参加がありました。

日英サイエンスワークショップは、サイエンスを通しての海外交流プログラムです。

ただ文化交流をするだけのプログラムではありません。

今回は、ケンブリッジ大学、東北大学、京都大学の教授の研究室活動(全て英語)をし、

その研究室活動をプレゼンにまとめました。(全て英語)

 

以下に生徒たちの感想を掲載します。

5日間のこのワークショップを終えて、私は新たな課題を見つけられました。それは、積極性と言語力です。オンラインでの交流は言語の壁を感じることが多かったり、自ら話さないと単なる観客になったりしてしまうことがありました。今回の自分の反省点や後悔した点を、今後の言語学習やコミュニケーションに生かしていきたいです。」

 

「私は、この日英サイエンスワークショップを通して、言語が異なってもコミニケーションをとれること、離れていても心を通じ合えること、を身に染みて実感することができました。初めの方は、何を言っているのかわからず、何もしないままでいました。話そうと思っても、英語が出てこなかったからです。しかしそれでは、このワークショップに参加した意味がないと思い、積極的に発言しました。時にはジェスチャーを使い、時には紙に書いて画面に写したり、時には自分の画面を共有したり。様々な方法で自分の意見を伝えようとしました。イギリスの生徒は、私にゆっくり話してくれたり、チャットに何を話していたのか書いてくれたりしたため、日に日に活発に活動できるようになりました。また、イギリスの生徒は、とても面白く、何度も笑いあったり、顔で思っていることを伝え合ったりし、とても楽しかったです。今回の活動はすべてオンラインで行われたため、直接会って交流することはできませんでしたが、充実した時間を過ごすことができました。」

 

「本当にあっという間の一週間でした。実際にイギリスへ行き、顔を合わせられなかったことだけが心残りです。積極性の大切さを改めて感じることができました。毎日英語漬けの日々はとても幸せでした。素晴らしい機会を得られたことに感謝しています。」

 

「お昼から夜遅くまで、zoomを開いてオンライン上で交流をするという毎日、本当に大変でしたがその分とても充実した5日間になりました。英語があまり得意ではない私は、今回の日英交流を通して英語で自分の言いたいことを伝えられないもどかしさをとても感じました。でもそこで諦めるのではなく、なんとかして伝えようと絵を書いてみたり、難しい話題はzoomのチャット機能を使って単語を調べながら会話をしたり、様々な工夫をしました。英語が話せたら、お互いにとってもっと有意義な時間になっていたかもしれませんが、私は私が今できることを最大限しました。英語でのコミュニケーションという面でとても悩み、解決しようと努力したことは私を少しは成長させてくれたと思います。刺激的な5日間を送る事ができて、本当に良かったです。」

【日英SW】イギリスとのリハーサル

7月17日(土)の午後16時半から3時間程度イギリスとリハーサルを行いました。

この日初めてイギリスの高校生と日本の高校生が交流しました。

今回は、自己紹介、観光名所、訪問したい国などを話してアイスブレイクするのが目的です。

来週からいよいよ始める日英サイエンスワークショップですが、生徒たちが頑張ってくることを期待しています。

以下、生徒の感想を記載します。

 

 

「このようなワークショップに参加するのは、初めてでとても緊張しました。しかし、自分の発言に相手が反応してくれた時、とても嬉しく感じ、もっと積極的に発言したいと思いました。これから5日間、頑張りたいと思います。」

「オールイングリッシュで、メンバーは同世代の人達だったので、何気ない会話がとても楽しくて仕方がなかった!サイエンスに関する専門用語はもちろん、英語のスラングなどを沢山教えてもらえて、ワクワクが止まらなかった。静かに皆の意見を聞いているのではなくメンバーと積極的に関わることで距離がグッと縮まった気がした。積極的な発言の大切さを知った。」

「日本とイギリスの参加者揃っての交流は、今日が初めてでした。英語でのコミュニケーションは私にとって難しく、発言をするのはとても勇気がいりました。しかし、事前に英会話練習をしていたこともあり、前回JSSFに参加した時よりも積極的に会話をすることができました。『恥ずかしがらないで、単語だけでもいいから何でも伝えようとしなさい。発言をすることが大切なのです。』という、イギリスの方から頂いた言葉を心に刻み、積極的な発言を心がけて来週からの日英交流を頑張りたいと思います!」

「初めてのイギリス側との交流で、最初は緊張していたが、話しているうちに慣れてきて、自分から発言もできました。19日からのワークショップでも、自分の意見をしっかりと言えるようにしたいと思います。」

【日英SW】オンライン英会話(バークレイズ証券)

7月14日(水)の放課後にバークレイズ証券の方々とオンライン英会話を行いました。

昨年度はコロナウィルスの影響で中止になったこの日英サイエンスワークショップですが、

それまではバークレイズ証券のスタッフの方々と事前学習を行っていました。

今回もその事前学習の一環として、オンライン英会話の時間を設定しました。

バークレイズ証券のみなさま、快く引き受けてくださり、本当にありがとうございました。

一対一で英会話をしていただき、生徒たちにとってもとても有意義な時間となりました。

タイ王国プリンセスチュラポーン高校と安積高校生との国際共同研究を開始

2021年6月29日(火)よりオンラインを利用して国際共同研究活動を開始いたしました。この国際共同研究は本校生2名と安積高校の生徒3名、タイ王国チュラポーン高校生4名で行います。6月29日(火)は互いの自己紹介とテーマについての話し合い、7月6日(火)は互いの最近の良かった出来事を共有した後に、共同の研究テーマについて話し合いを持ちました。これから11月に開催されるJapan Super Science Fair ONLINEでの発表を目指して活動していく予定です。

 

 

[2学年] ベーシック探究<中間発表会>

 2学年では、昨年2月からSDGsを福島高校バージョンにとらえ、新たな目標も加えた18分野59班に分かれ、課題研究に取り組んでおります。またスーパーサイエンス(SS)部では、理数系のテーマ(20班)を掲げ、研究を重ねてまいりました。その中間発表会を7月5日に開催し、3年生や教員からの質問やアドバイスを受けながら、課題研究前半のまとめを行いました。

【日英SW】日英サイエンスワークショップ始動

7月5日(月)の放課後を利用して、オンライン英会話を行いました。

イギリスの高校生との交流プログラムである日英サイエンスワークショップに参加する生徒を対象にオンライン英会話を実施しました。

今回は、帯広畜産大の博士課程に在学中のタンザニア出身の方とZOOMを利用して会話をしました。

[2学年] SGDs講演会およびSDGsワークショップ

 「WORLD ROAD Inc.」共同代表を務める市川太一先生に来校いただき、『SDGs~目標の先にある夢・未来』について講演して頂きました。勉学の先にどんな未来が待っているのか、どんな未来が描けるのか、世界の視点から生徒たちの心を揺さぶる大変貴重なお話を伺うことができ、「世のためたれ」の校訓を掲げる本校生にとって、大変意味のある時間となりました。

 

 

 

福島大学附属中学校「総合的な学習の時間」で発表を行いました

6月26日(土)にSS部の生徒が福島大学附属中学校に講師として招かれ、総合的な学習の時間に探究活動の発表を行いました。

福島大学附属中学校は探究的な学習を重視し、各学年のテーマに沿って様々な取組を行っています。

研究発表をとおして、高校生が中学生に探究学習の手法や重要性、楽しさを伝えることで、学びがどんどん深まっていきます。

最初は緊張した面持ちでしたが、高度な質問が多く、質疑応答の楽しさも学ぶことができました。

また、最後には体育館の全体会で私が講演を行い、探究学習の意味や課題発見力・解決力を身に付ける大切さを説明しました。

中学生の皆さんの学びに向かう真摯な姿勢に触れ、私たちが元気をいただきました。今後も、様々なコラボを考えていきたいと思います。

【3学年】グローバルサイエンス(理型)

6月22日(火)にグローバルサイエンス(理型)を行いました。

1組~4組の生徒を対象に、外国人研究者に来校していただき、母国や研究の話をしていただきました。

(4人の講師のうち1人はZOOMを利用)

講義を聴いた後には、質疑応答、プレゼンテーションを行いました。

英語のみで行うため、生徒たちは苦労しているようでしたが、頑張ってくれました。

【3学年】グローバルサイエンス(文型)

6月15日にグローバルサイエンスを行いました。

日本で研究している外国人研究者に英語で講義をしていただく企画です。

今回はオンラインにて実施しました。

生徒たちは英語での講義に苦労しているようでしたが、

英語での質疑応答やプレゼンテーションを頑張って行いました。

コミュタンサイエンスアカデミアで講師を務めました

 6月20(日)、福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」にて実施された「コミュタンサイエンスアカデミア」に、スーパーサイエンス部の生徒が講師として参加しました。本イベントは県内の小中学生向けのサイエンスクラブで、小中学生の放射線に関する知識や、自ら考え主体的に行動する力を醸成することを目的としています。

 本校生は講師として、研究のポスター発表や身近な事象をテーマとした科学実験を実施しました。中学生とのサイエンスコミュニケーションを通して、自らの研究に対する理解を深めるとともに、あらためて科学の楽しさに気が付く1日になりました。関係者の皆様、大変お世話になりました。

 ポスター発表の様子↓

 

 科学実験の様子①(蝶の鱗粉転写)↓

科学実験の様子②(ドライアイスでシャボン玉)↓

「2021年版ものづくり白書」に本校の取組が掲載されました

2021年版ものづくり白書に本校のSSHの取組が掲載されました。

概要版のP.52と、本文第3章第3節「Society5.0を実現するための研究開発の推進」P.246に掲載されています。

次の経済産業省のホームページからダウンロードできます。

https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2021/index.html

令和3年度全国SSH生徒研究発表会 校内選考会

5月26日(水)~27日(木)の放課後に、今年度のSSH生徒研究発表会に出場する研究チームの校内選考会を行いました。

生徒からは17件の研究発表の申し込みがあり、教科の枠をこえた18名の先生方で審査を行いました。

スーパーサイエンス部の部員も120名以上参加し、活発なディスカッションが行われました。

【3学年】国際協力の話

5月26日(水)の5時間目を利用しまして、講演会を行いました。

国際協力にこれまで携わってきた馬渕純子さんにお話をしていただきました。

馬渕さんはアメリカ在住で、これまでスマトラ沖地震の支援やアフリカでの支援に尽力されてきた方です。

東日本大震災の時には、福島県の支援、特に高校生などの支援にも携わってきました。

現在でも会社を立ち上げ、精力的に活動されています。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

https://www.globeself.com/

今回はZOOMを利用しての講演となりました。

 

以下、生徒の感想です。

「自分の心を動かすのは感情だという言葉が心に残りました。私はどうしても学校生活をしていると、知識に囚われがちになってしまいます。経験も大事、いや経験に勝るものはないと気付かされました。これから積極的に物事にチャレンジしようと思います。」

 

「自分は今まで自分の生活が当たり前のことではないと東日本大震災や、コロナなどを通して考えはいたが、自分達より貧困した生活を送っている人のことを考える機会は少なかったと思う。自分たちの当たり前と、貧困した生活を送っている人達の当たり前は違うのだと再認識し、自分たちにもできることがあることはあると思ったので、小さなことでもいいから実行していきたいなと思った。」

 

「国際関係の情報は今までニュース等で少し耳にするくらいでしたが、実際にNGOで活動されている馬渕さんのお話を聞いて、途上国の実態やNGOの活動について知ることができました。また、進路について自分で制限をかけて決めてしまっているというところで、自分は近場の大学にしようと考えており、まさにその通りであると感じました。自分の可能性を信じ、より広い視野を持って進路や将来について考えようと思いました。」

福島中央テレビの取材がありました

4月21日(水)の放課後、福島高校SSHの取組に関する取材で福島中央テレビの馬場佑実子様が来校されました。

令和4年度から始まる新学習指導要領の「情報」の授業の中に「プログラミング」の内容が盛り込まれますが、本校では以前からスーパーサイエンス部情報班の生徒達が情報の授業の在り方を考え、プログラミング学習を含めた、効果的な学習ツールの開発に取り組んでいます。

今回はその研究に関する取材で、生徒達も緊張した面持ちで受け答えをしていました。

取材の様子は、4月28日(水)夕方の「ゴジてれChu!」(18:15~19:00の枠)で放送されます。

令和3年度アドバンス探究開講式を行いました

本校では理数系に特化した課題研究を行うため、学校設定科目「アドバンス探究」を開講しています。

2年生は4月16日(金)、1年生は23日(金)に開講式を行い、今年度のアドバンス探究の授業がスタートしました。

また、1年生の開講式の際には「東北大学生命科学研究科 教授 渡辺正夫先生」からリモートで講演をいただき、課題研究の進め方について講義いただきました。

今年度も様々な活動にチャレンジしていきます。

環境大臣賞受賞!~いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジ・アワード~

 いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジアワードは、東日本大震災から10年が経過することを契機として、福島の風評払拭や復興に向けた未来志向の環境施策への理解醸成に資する取り組みとして環境省が主催しているものです。このコンテストにおいてスーパーサイエンス部1年の守谷和貴さんが「蝶の研究から学んだ『自然と共生する福島』の実現方法」という論文で最高賞である環境大臣賞を受賞しました。

 授賞式は3月13日(土)にナショナルトレーニングセンターJヴィレッジで行われました。当日は内堀知事や小泉環境大臣とのトークセッションもあり、大変充実した授賞式となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第4回福島県環境創造シンポジウムに参加しました

日時:2021年3月7日(金)
参加人数:8名(本校1年生8名) ※  オンラインで参加

 第4回福島県環境創造シンポジウムの出展WEBブースにSS部バクテリアセルロース班, 蝶班, 放射線班が参加しました。また、バクテリアセルロース班と放射線班はwebプレゼンテーションルームにも参加しました。webプレゼンテーションルームは30分間の自由な形式で参加者と意見を交わす活動でした。生徒たちは当初、Zoom上でカメラがOFFで無言の参加者達にどのように対応すればよいか迷いましたが、しばらくして、自分たちの活動内容を発表して、後半で質問や意見を受け付けるなど柔軟に対応することができました。webプレゼンテーションルームでは、参加者から難しい意見も出ましたが、生徒たちの見識を広げる良い機会となりました。

 

 

第24回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会にて発表

日時:2021年2月26日(金)
参加人数:5名(本校2年生 2名, 1年生3名)
場所:本校(オンラインで参加)

 一般社団法人福島県環境測定・放射能計測協会が主催する研修事例発表会に参加し、SS部放射線班の日々の活動内容の発表を行いました。今年度はオンラインでの発表の機会が非常に増えておりますが、ポストコロナの世界で必要になるICTを用いた表現力の向上ができたと思います。また発表会では小学生の放射線に関する学習の取り組みの発表もあり、良い刺激を受けることができました。

 

Thailand-Japan Student Science Fair 2020に参加しました

スーパーサイエンス部の生徒4名が2月24日(水)、25日(木)に行われたThailand-Japan Student Science Fair 2020(http://tjssf2020.pcshstrg.ac.th)に参加しました。

当初は昨年6月にタイ王国で開催するはずでしたが、コロナウィルス感染症拡大の影響により、オンラインでの開催となりました。

本校からは

「Towards making insoluble the radioactive cesium in contaminated soil」

「Study about an Efficient and Low Cost Closed Recirculating Aquaculture System」

の2件の口頭発表を行いました。今年度はオンラインの取組が充実しているため、スムーズに発表をすることができました。

たくさんの質問をいただき、英語でのディスカッションを行うことができ、参加生徒にとって大変良い経験になりました。

令和2年度 SSH生徒研究発表会

令和3年2月20日(土)、令和2年度SSH生徒研究発表会を実施しました。

今年度は、感染症対策への十二分な配慮と2月上旬に発生した福島県沖地震による第1体育館の破損の影響を考慮し、視聴覚室で行われる口頭発表等はZOOMを使用して教室にいる生徒たちや外部の関係機関の皆様へ配信し、発表の見学と質疑応答を行いました。保護者の皆様へはYouTubeライブを配信して見学ができるようにしました。

この発表会は、本校が育成したい生徒の資質・能力(創造的思考力・表現力・発信力・国際力・高度な専門力・GRIT力)を伸長し、SSHの活動を校内外に広く発信することを目的に毎年行われています。今年度は口頭発表5件(ベーシック探究1年・ベーシック探究2年・海外交流・アドバンス探究・全国SSH生徒研究発表会代表)、ポスター発表97件、1・2学年によるディベート決勝戦が実施されました。

<口頭発表>

オンラインでの発表となった口頭発表では、視聴覚室で行われる発表を各教室へ配信し、質疑応答を実施しました。画面越しではあるものの活発に意見交換がなされ、研究した生徒も自分の研究への理解をさらに深める機会となりました。

口頭発表(視聴覚室からの配信)の様子

教室での視聴の様子

<ポスター発表>

ポスター発表では97件のポスター(2年生ベーシック探究・1年生探究情報・フィールドワーク・アドバンス探究・有志発表等)を校内の各教室に分散して掲示し、密を避けて発表しました。

2年生ベーシック探究のポスター発表では、2年生がこれまで取り組んできた全員課題研究での多様なテーマについての発表がなされ、発表者も聴講者も大きく刺激を受けていました。

発表の様子はYouTubeライブを通して校外の方にも配信されました。

ポスター発表

iPadからポスター発表をYouTubeライブ配信

<ディベート決勝戦>

視聴覚室で行われた対戦の様子を各教室へ配信しました。

ジャッジは、在校生・来賓・ライブ配信視聴者全員で行い、投票にはGoogleformsを利用しました。

1学年のディベート決勝戦では、学年代表決定戦を勝ち抜いた1年2組と1年5組が対戦しました。

対戦テーマ「現在の大学入学共通テストを、大学入学の資格を認定する検定試験とすべきである」

肯定側 1年5組 VS 否定側 1年2組 

緊張感のある論戦の結果、否定側1年2組が勝利しました。

2学年のディベート決勝戦では、学年代表決定戦を勝ち抜いた2年6組と2年7組が対戦しました。

対戦テーマ「日本は感染症対策のために個人の自由を制限すべきである」

肯定側 2年7組 VS 否定側 2年6組 

冷静ながらも熱い論戦を繰り広げ、肯定側2年7組が勝利しました。

ディベート決勝戦

今年度の生徒研究発表会では、県内外の高等学校教員の皆様や関係機関の皆様のべ40名以上にZoomを利用してご参観いただきました。また、保護者様向けに配信したYouTubeライブにも多数の接続をいただいております。すべての皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

引き続き、福島高校SSH事業へのご協力をよろしくお願いいたします。

 

令和2年度 福島県SSH英語による課題研究発表会(オンライン実施)

令和3年1月31日(日)に、本校を含む福島県内SSH指定校3校(福島高校・安積高校・会津学鳳高校)で英語による課題研究発表会(オンライン)を実施しました。

この発表会は、県内SSH校の生徒が取り組んでいる課題研究成果を英語でまとめ、発表することにより、英語によるプレゼンテーション能力や発信能力の向上及びグローバル人材の育成を目指し、今年度からスタートした事業です。

新型コロナウィルス感染症対策のため、Zoomを利用したオンライン発表会形式での実施となりました。

福島高校からは、アドバンス探究クラス生徒40名が参加し、14件のテーマ(物理2件、化学5件、生物4件、地学1件、情報2件)について発表しました。

今年度はコロナ対策の影響で他校と交流する機会が少なかったため、他のSSH指定校の生徒さんの発表を聞き、質疑応答でコミュニケーションをとることに大いに刺激を受けました。

今後も研究を深化させるとともに、それを発信する能力にも磨きをかけていきたいと思います。

令和2年度「福島イノベーション・コースト構想の実現に貢献する人材育成」成果報告会

 2月22日(月)「福島イノベーション・コースト構想の実現に貢献する人材育成」成果報告会がオンラインで開催されました。本校からはアドバンス探究1年の影山貴也さん、村上楓季子さん、占部太提さん、遠藤てまりさん、大谷優人さんの5名が参加し、「メタン発酵の効率向上と発酵環境の最適化」をテーマに発表を行いました。オンラインでの開催でしたが、熱心な質疑応答があり、充実した時間となりました。

本校生物講義室にてオンラインで参加している様子↓

廃炉のいろは共創ワークショップを開催(オンライン)

日時:2020年2月12日(金) 15:00~17:00
場所:福島高等学校 物理講義室(オンライン)
参加人数:10名(本校2年生 2名, 1年生 8名)

 原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)のご協力により、立命館大学の開沼博准教授を講師として、オンラインで廃炉のいろは共創ワークショップを行いました。はじめに、アイスブレイクとして、様々な立場に分かれて廃炉の課題を必要なリソースを考えながら解決していく廃炉シミュレーションの活動を行いました。次に各班に分かれて、廃炉に関わる様々な人達と直接対話をして「はいろのいろはカード」を作成する活動を行いました。そして作成した「はいろのいろはカード」を発表し、みんなで共有をしました。今回のワークショップを通して、生徒たちは廃炉を様々な立場に立って考え、理解を深めることができたと思います。また、廃炉を進めていく上で、様々な課題があり、様々な人と協力しながら活動していく必要があることも学ぶことができました。原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の皆様におかれてましては、コロナ禍のなか感染症対策を十分に行った上で開催をしていただきましてありがとうございました。

 

 

 

第9回環境放射能除染研究発表会で優秀ポスター賞を受賞しました!

 2020年9月3日~4日に第9回環境放射能除染研究発表会がオンラインで開催されました。SS部放射線班3名が「セシウム不溶化鉱物の循環合成とその漏出の有無について」というタイトルで課題研究の発表を行いました。この度、審査結果が公表され、「優秀ポスター賞」に選ばれました。そこで、2021年1月14日(木)に環境放射能除染学会の理事である福島大学の佐藤理夫教授が来校され、本校校長室で表彰式が行われました。生徒たちは福島の復興に向けて日々頑張っております。今回の受賞を受け、更なる活躍を期待したいと思います。

 

 

令和2年度SSH生徒研究発表会の開催について

令和2年度SSH生徒研究発表会について、以下のとおり開催いたします。

今回は、生徒のみが参加する校内発表と、県内外の関係機関の皆様向けのオンライン発表(Zoom利用)にわけて実施いたします。

 

・日時 令和3年2月20日(土) 8:45~15:00

・会場 福島県立福島高等学校 第一体育館・第二体育館

・内容 口頭発表:ベーシック探究(全員課題研究)・アドバンス探究・海外交流 等

ポスター発表:アドバンス探究・ベーシック探究・探究情報・フィールドワーク 等

その他:代表クラスによるディベート決勝戦

・参観申込 オンライン配信での参観を希望される方は、下記Google formsよりお申込みください。

後日、入力いただいたメールアドレス宛にZoomのミーティングIDを送信いたします。

https://forms.gle/up2FZqGMraWbQ9KZA

申込〆切:令和3年2月5日(金)

 

PDF文書 → こちら

祝 化学グランプリ全国大会銀賞受賞

化学グランプリ2020の全国大会に出場した本校3年菊地裕斗(きくちひろと)君が銀賞を受賞しました。

化学グランプリは、化学オリンピック日本代表の選考試験も兼ねており、毎年全国の生徒達が化学の力を競います。

昨年度に続き、福島高校から2年連続の入賞となりました。おめでとうございます。

SS部バクテリアセルロース班がアサヒ飲料賞成果発表会で発表しました。

12月20日(日)本校(オンライン)にて、SS部バクテリアセルロース班がサイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞成果発表会で発表しました。

バクテリアセルロース班は、7月にサイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞に採択され、資金の助成とアサヒ飲料社の研究者とリバネススタッフにアドバイスを受けながら半年間研究を行い、その成果をオンラインにて発表しました。惜しくも賞は逃しましたが、とても良い経験ができました。成果発表会の様子は、yahoo!ニュースに掲載されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9490c23cefa7e177ffe7f51b29de7efbe6a31228

第9回 イオン エコワングランプリでSS部バクテリアセルロース班が審査員五箇公一特別賞を受賞しました。

12月5日(土)本校(オンライン)にて、第9回 イオン エコワングランプリ最終審査会・表彰式が行われました。

本校からSS部バクテリアセルロース班が発表にのぞみ、審査員  五箇公一  特別賞を受賞しました。

なお、この時の様子はYouTubeで視聴できます。

https://youtu.be/xlX6NHG6yN4

 

 

ふくしまサイエンスフェア2020オンラインの開催について(予告)

 毎年12月に「こむこむ館」で行われていたふくしまサイエンスフェアですが、今年度は「こむこむ館」のYouTubeチャンネルである「こむこむチャンネル」で12月22日(火)より実験動画を配信します。参加機関、参加校、福島高校アドバンス探究1学年が合計21本の家庭でできる楽しい実験動画を作成しました。1月9日(土)からはアドバンス探究2年生が作成するオンライン実験教室の動画を配信します。オンライン実験教室については12月22日(火)から「こむこむ館」にて実験材料を100個限定で配布します。

 年末年始は是非、おうちで科学を楽しんでください!

 

ICRP原子力事故後の復興に関する国際会議セッション「住民の役割」にて発表を行いました

日時:2020年12月3日(金)

参加人数:5名(本校2年生 3名, 1年生2名)

場所:本校(オンラインで参加)

 

 国際放射線防護委員会(ICRP)と国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)が主催するICRP原子力事故後の復興に関する国際会議に, 本校生徒5名がオンラインで参加し, 「希望の未来を創り出すために」というタイトルで英語で発表を行いました。

 発表に向けた事前準備では, 生徒たちは放射線班で活動を始めることになったきっかけ,自分たちが行っている「福島のことを学び伝える活動」や「福島の復興の一助となる研究活動」を見つめ直しました。 そして、自分たちがなぜ放射線班で活動を行っているのかを改めて考えた上で, 発表では何を伝えるべきかを再考して発表に臨みました。本番の発表では, より明るい福島にしていきたいという思いも伝えることができました。

 今後の生徒たちのさらなる活躍に期待したいと思います。

   

 

1学年ベーシック探究「Teacher'sラボ」 

11月18日(水)、26日(木)に、福島大学から21名の講師の先生をお招きして、「Teacher'sラボ」を行いました。「Teacher'sラボ」とは、福島大学の先生方から課題発見の手法大学での研究などについての講義を聴き、研究に対する理解を深め、生徒自身の「課題研究」について考えるきっかけにするものです。18日(水)に理型講座、26日(木)に文型講座を実施し、生徒は、理型2つ文型2つの合計4つの講義を受講し、文理問わず、幅広い分野から学ぶことができたようです。大学の先生方の講義は生徒にとって大きな刺激になりました。福島大学の先生方には、大変お世話になりました。感謝申し上げます。

 

<理型講座>

①Alexsei Konoplev先生(Environmental Chemistry)

 

②石庭寛子先生(動物生態学・放射生態学)

 

③笠井博則先生(数学)

 

④齊藤公彦先生(太陽電池・太陽光発電)

 

⑤筒井雄二先生(災害心理学)

 

⑥馬塲一晴先生(宇宙論)

 

⑦佐藤理夫先生(化学工学)

 

⑧尾形慎先生(農芸化学・生物有機化学)

 

⑨深山陽子先生(園芸学・園芸環境工学)

 

⑩岡野夕香里先生(植物病理学)

 

<文型講座>

①佐久間康之先生(英語教育学・心理言語学)

 

②平中宏典先生(理科教育学・教育工学)

 

③蓮沼哲哉先生(スポーツ社会学)

 

④小島健先生(行動経済学・マクロ経済学)

 

⑤佐藤英司先生(経済学・産業組織学)

 

⑥野際大介先生(マーケティングサイエンス・経営統計学)

 

⑦阪本尚文先生(憲法)

 

⑧呉書雅先生(高等教育論・教育社会学)

 

⑨五十嵐敦先生(職業心理学)

 

⑩高森智嗣先生(高等教育論・評価論)

 

⑪天野和彦先生(災害社会学)

 

<生徒の様子>

真剣に講義を聴いている生徒

 

 講義後、質問している生徒

 

 

Japan Super Science Fair 2020 Online 第2週, 第3週に参加しました

 11月7日(土)~8日(日), 15日(日)にJapan Super Science Fair 2020 Online (JSSF ONLINE) 第2週, 第3週が開催され, 第1週に引き続き本校生3名(2年生1名、1年生2名)が各自、自宅からオンラインで参加しました。JSSF ONLINEは世界30地域の高校生たちがオンライン上で集まり英語で交流するイベントです。

 第2週のJSSF ONLINEは、生徒達の課題研究をWebオンライン会議システムを使用して発表して質疑応答を行うScience Live Presentationが行われました。本校生はここで「Cesium insolubilized minerals and leakage test」というタイトルで発表を行いました。ライブ発表は2回ありましたが, 1回目の発表ではメンバーの1人のパソコンがマイクトラブルとなってしまい, メンバー全員の頭が白くなり, その後の質疑がうまくできない苦い経験をすることになりました。しかし, 2回目の発表では, マイクトラブルの対処やトラブル発生時の役割も見直して再挑戦し, 質疑を含めてしっかりと発表することができました。第2週では他にScience Showdownで科学の講義を受講したり, Science Discussionでは国際的なチームで架空の動物などを完成させる話し合いなどを行いました。

 生徒達は大会を通じて, オンラインで行われる国際大会の貴重な経験を積むことができました。特に国際交流ではより深いコミュニケーションになるほど、より高い英語力が必要になることを肌で体験できたことや, 国際人となるためには日本のこともよく知る必要があることも感じたようです。今後の語学学習を含めた国際活動への強い動機付けとなる体験につながったようです。また,今後の生徒たちの活躍に期待したいと思います。

 

 ▲Live Presentation(左)とScience Showdown(右)

 

令和2年度科学の甲子園福島県大会 準優勝!

 11月8日(日)福島県教育センターにて、令和2年度科学の甲子園福島県大会が行われました。今年度はコロナ禍により出場チーム数に制限があり、1年生と2年生のアドバンス探究の生徒からそれぞれ1チームが出場しました。結果は以下の通りです。

1年生チーム 実験競技:3位、筆記競技:4位、総合競技:入賞なし
2年生チーム 実験競技:1位、筆記競技:1位、総合競技:5位 (準優勝

 優勝を目指していた2年生チームは悔しさでいっぱいだったと思いますが、今回の経験を今後の探究活動に活かしてほしいと思います。1年生の皆さんには来年の優勝を期待しています。参加した生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。

 

総合競技における熱気球を飛ばす様子↓1年生       2年生                実験競技1位、筆記競技1位の盾↓

 

Japan Super Science Fair 2020 Online 第1週に参加しました

 11月1日(日)に本校生3名(2年生1名、1年生2名)が、世界30地域の高校生たちがオンライン上で集まり英語で交流するJSSF ONLINEに参加しました。JSSF ONLINEは、今週から3週連続で日曜日の午前に開催されます。11月1日(日)は第1週で、 特別講演、Science Discussion、Science Showdown、文化交流イベントが行われました。

 Science DiscussionやScience Showdownでは、4〜5人の小グループに分かれて「人類が将来滅びるとしたらその原因は何で自分たちに何ができるか?」や「プラスチック廃棄物を改善するために何ができると思うか?」について議論を行いました。生徒たちは、英語で交流することの難しさに加え、人の個性の違いや文化の違いによる交流の難しさ、そしてZOOMやSlackといったICT機器を活用して交流することの難しさを一度に体験することができました。目まぐるしく変わる議論の流れに圧倒される場面もありましたが、英語の議論を楽しむことができ、一定の成果を得たと感じたようです。この経験は今後の生徒たちの大きな成長につながっていくと思われます。第2週はライブでの研究発表です。こちらも引き続き頑張っていきたいと思います。

 

 

福島県高等学校生徒理科研究発表会県北地区大会

 11月1日(日)本校をメイン会場に福島県高等学校生徒理科研究発表会県北地区大会が行われました。今年度はコロナ禍の影響により、オンラインでの開催になりました。当日は4校から計20件の研究発表があり、質疑応答も活発に行われました。来月に行われる生徒研究発表会県大会もオンラインでの開催が決まっており、次大会に向けていい経験になったようです。参加校の皆さん、ご協力ありがとうございました。

オンライン発表の様子↓

司会(2年坂田紀乃さん、2年松原蓮さん)↓

福島県立医科大学・甲状腺検査出前授業にて甲状腺検査の現状を学びました

日時:2020年10月28日(水)

講師:公立大学法人 福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 特命教授 甲状腺・内分泌センター長 横谷 進 先生

参加人数:10名 (本校2年生 3名, 1年生 7名)

場所:福島高校(オンライン開催)

 この度、福島県立医科大学の横谷 進 先生に特段のお取り計らいをいただき、本校のSS部放射線班10名のために「甲状腺検査出前授業(オンライン)」を開催しました。授業の内容は、甲状腺検査の手順やその理論背景、甲状腺がん罹患率、現在あげられている甲状腺検査のメリット・デメリットなどについての詳細なものでした。併せて、生徒たちが事前に送った質問に対して授業を準備してくださり、各論文などで報告されているデータを根拠にした解説もしていただきました。生徒たちは甲状腺検査の現状を広く学びながら、1つの事柄に関して多面的に観ることの重要性も学ぶことができたようです。

1学年ベーシック探究「フィールドワーク」

 10月8日(木)1学年の生徒が授業「ベーシック探究」で、全員がコース別フィールドワークを行いました。今回のフィールドワークでは、課題発見力や解決力を高めることを目的に、県内7コース(福島コース、郡山コース①、郡山コース②、会津コース、いわきコース、新地コース、相双コース)が設定され、生徒は希望のコースに参加し研修を行いました。フィールドワークでは、それぞれの地域で実際に課題解決にあたっている大学や民間企業、公共施設を訪れ、課題解決の手法や課題発見の方法を学ぶことができました。今後、今回の成果をまとめてプレゼンテーションを行い共有する予定です。フィールドワークでお世話になった皆様に感謝申し上げます。

         研修の一コマ

               福島県水産資源研究所

                  ドームいわきベース

                   福島ロボットテストフィールド

 

環境活動スタート事業講演会(1学年ベーシック探究)

 9月29日(火)5~6限に1学年のベーシック探究でケンタロ・オノ先生をお招きし、環境活動スタート事業講演会が行われました。ケンタロ先生は宮城県のご出身で、その後キリバス共和国に高校留学され、高校卒業後に日本国籍者として初めてキリバス共和国に帰化されました。地球温暖化による海面上昇の影響が深刻なキリバスの現状から、日本各地で地球温暖化を食い止めるための講演会を行っています。

 ケンタロ先生からは「キリバス共和国は遠く離れた国ではなく、海でつながった隣の国です。地球温暖化の問題を他人事にするのではなく、自分にできる事を考えてほしい」とお話がありました。また、「私は答えは教えたくない、一人一人が答えを考える事こそが大切です」ともおっしゃっていました。生徒たちにとって地球温暖化を自分事としてとらえ、今後自分たちがどのような生活や行動をしていくべきなのか、あらためて考えさせられる時間になりました。ケンタロ先生ありがとうございました。

ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム

9月19日(土)に開催された『ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム・吉野彰旭化成名誉フェローと野依良治名大特別教授「化学で地球を守る」』にSS部の1・2年生約100名がオンラインで参加しました。

生徒を3グループに分け、それぞれの部屋でプロジェクターに映像を映し出し、講演を聞きました。

常識にとらわれず研究を行うことなど、これから課題研究を進める上でのヒントをたくさんいただき、充実した機会となりました。

ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム

 9月18日(金)磐城高校にて行われたノーベル賞受賞者を囲むフォーラムにSS部の生徒7名が参加しました。リチウムイオン電池の開発に大きな貢献をされた吉野彰先生(旭化成株式会社名誉フェロー)の講義を聞いた後に、高校生がSDGsをテーマとしたプレゼンを行い、吉野先生から各発表に対してコメントをいただきました。本校では樋口萌絵(1年1組)さんが海洋汚染をテーマに発表を行い、「海洋汚染を解決するためには、コロナ感染症と同様に一人一人が問題意識を持つことが重要」と訴えました。

 発表全体を通して吉野先生からは、「今後の社会では持続可能性がないものは認められない。全ての研究や開発は必ずSDGsのいずれかの目標につながってくる。ぜひ当事者意識をもって活動してほしい。」とコメントをいただきました。

講演の様子↓

発表の様子↓

 

タイの学校とのオンラインミーティング

本校と6年前から交流しているタイ王国のPrincess Chulabhorn Science High School Nakhon Si Thammaratをオンラインで結び、共同研究テーマに関するオンラインミーティングを行いました。

今年は海外研修が全て中止になっているため、オンラインでの英会話は大変貴重な機会となり、充実した会議になりました。

次回は互いの学校の研究発表会を企画することになりました。

【日本側】

【タイ王国側】

環境放射能除染学会「第9回研究発表会」にてオンラインでポスター発表を行いました

日時  :2020年9月3日(木)

参加人数:3名(本校2年生 3名)

 環境放射能除染学会が主催する第9回研究発表会がオンラインで開催され、本校の生徒3名がオンラインでポスター発表を行いました。

 発表タイトルは「水熱法での放射性セシウム鉱物化における共存アルカリ金属イオンの影響」で、オンライン上の部屋に入室してきた参加者に、自分たちの研究を丁寧に説明していました。参加者との質疑応答では、自分たちがあまり検討できていなかった点を指摘されたり、研究をさらに発展させるヒントとなる質問をもらったりと、有意義な発表会となりました。また、わかりやすい発表をするにはどうすればいいか、オンラインでの発表を行う上で大事なことは何かなど、発表技術に関しても多くの課題を認識できた良い機会となりました。

 今回の経験を活かし、今後も課題研究活動を頑張っていきたいと思います。

 

 

 

 

文部科学大臣特別賞受賞

スーパーサイエンス部に所属する生徒2名(石川悠さん、横山佳観さん)が「プラズマによる気流制御技術を用いた小型風力発電風車の製作」の研究テーマで文部科学大臣特別賞を受賞し、校長室で表彰伝達を行いました。

本来であれば5月にアメリカで開催される国際学生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として参加するはずでしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で現地開催が中止になり、オンラインでの研究発表会となりました。

本日は記者発表も行いました。本人たちは緊張した面持ちで研究内容を説明していました。

コミュタンサイエンスアカデミアに参加しました

8月23日(日)にコミュタン福島で開催された「コミュタンサイエンスアカデミア」にSS部生徒21名が参加いたしました。

県内から集まった中学生の皆さんを相手に課題研究のポスター発表を行い、質疑応答を行いました。

発表後は実験教室を開催し、身近なものを題材にした実験を行って理論の説明などを行いました。

実験器具の共有を避け、仕切りを設置するなど様々な感染症対策を行いながら実施しました。

この活動を通して、本校で実施している探究活動の手法や楽しさを伝えることができました。