福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

SSH生徒研究発表会に参加してきました。

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会(8月7・8日、パシフィコ横浜)に参加してきました。

校内での選考を経て、化学班『バイオマスとしてのダイコンの可能性を探る~生分解性プラスチックの合成をめざして』のメンバー3名が、本校の代表としてポスター発表に参加しました。

全国・海外から約200校が集まる中、来場者に研究内容を説明し、質問に答えながら議論を深めた2日間でした。

また、東京女子医科大学最先端研究センター 岡野光夫氏の講演をはじめ、他の高校の研究内容や研究に対する姿勢、プレゼンテーション力といったレベルの高さに、大きな刺激を受けたようです。
この経験を生かし、研究の質をより高めていきたいと考えています。

2年生関東研修が行われました

8月7~8日、1泊2日で探究クラス2年生の生徒16人が研修旅行に行ってきました。

研修場所は横浜市にあるパシフィコ横浜。同日程で開催されていた、『スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会』の見学をしてきました。

~スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会~
全国のSSH指定校から各校代表1班が発表する大会で、特別参加の海外校も含め約200校のポスター発表があります。その中でも、SSH指定3年目で、かつ優秀な発表であると1日目に評価された代表4校は、2日目に口頭発表を行います。



1日目

昼、会場に到着し、昼食を食べてからポスター発表の見学を行いました。他校がどんな研究をしているかだけでなく、その研究内容を『どのように』伝えているか、にも重点を置き見学。夜にはホテルの研修室を借りて、見てきた他校の発表内容について発表し、討論しました。

 

2日目

午前中は、代表4校による口頭発表が行われました。実験で得られた結果から更に考察、及び追実験等により深化した素晴らしい研究発表でした。午後、短時間ではありますがポスター発表が行われ、閉会式となりました。

 

本校は今年、SSH指定2年目なので、来年度に代表校となる可能性があります。来年度、どのような形を目標としていくか、生徒も色々と考えながら見ていたようでした。

医療系セミナー 第1回

6/29(土)より、SSH医療系セミナーの企画がスタートしました。
本企画は、福島高校と福島県立医科大学が連携して本年度から始まった企画です。 

---目標---
  • 将来、医療の道に進むことを希望する高校生に、福島の医療の現状を直視させ、 困難な状況を打開するためのアイデアを練る場を提供する。 
  • 福島で活躍する行動力を持った次世代の医療人育成を目指す。 
---内容---
  • 医療現場の見学やディスカッションを、医療の現場で働く医師達や県立医大の学生と行う。
  • 年末に「福島に求められる次世代医療」について、発表会を行う。従来のオープンキャンパス等と違い、半年間にわたるプログラムが組まれ、生徒からの意見発信もある双方向的な企画としています。
6/29(土)に医療系セミナー第1回が、福島高校梅苑会館で行われました。
まず、福島県立医科大学:大谷晃司准教授による「福島の医療事情」に関する講義を受けました。福島の抱える医療事情を、東日本大震災や福島の地理的条件等からお話いただきました。
次に、TV番組を利用して地域医療・作業療法士についての考察を行いました。大谷先生に講義していただいた、地域医療に携わる医師について。また、医師ではないが人の健康に携わる「医療人」、作業療法士について。生徒も自身の目指す「医療人」のあり方について、考えさせられていたようでした。
最後に、本日来校して下さっていた医大生:サークル「FukushimaWill」の皆さんと交流会をさせていただきました。大学生活や医学部の受験についてなど、様々な情報交換をしていたようです。

6/30(日)、医療系セミナー第1回2日目。
本日は福島県立医科大学を会場に行われました。
午前中は医大の施設見学をさせていただきました。 
手術室、ドクターヘリ、救急車、被爆医療棟、PET-MRI、ダヴィンチ、主にこれらの施設を見学して回り、各場所において、そこに勤務されている医師の先生方から直接施設紹介をいただきました。

被ばく医療棟
震災後、福島の医療課題となっている放射線による被ばく。多くの患者さんだけでなく医療スタッフを守るためにも、その対処法は重要になってきます。その治療を目的として設備を充実させた医療棟を見せていただきました。バイタルサインのチェック法についても教わり、実際に測定もしました。

ドクターヘリ
1分1秒でも早く治療をするため、医師を運ぶドクターヘリ。その役割についてお話し頂き、実際にヘリの座席に乗せてもらう時間までいただきました。学内にもドクターヘリのポスターが貼られており、治療開始時間の重要性について、再認識させられました。 

PET-MRI
PET検査とMRI検査を同時に行うことができるPET-MRIを日本で初めて導入した福島県立医科大学。今日は、その装置を実際に見せていただきました。がんなどの腫瘍発見に使われる装置で、従来の検査法に比べ正確な検査画像が得られます。 

ダヴィンチ
患者さんへの負担が少ないと言われる腹腔鏡手術を行うロボット「ダヴィンチ」。その中でも術者2名で同時に操作できるタイプを、福島医大は東日本で初めて導入しました。複座式になっていることで、複雑な手術への対応以外にも、人材の育成に役立っています。3D映像として表示されるマシンのカメラ映像などを体験させていただきました。 


午後には「医療人とは何か?」というテーマで、各々が目指す医療人の在り方についてディスカッションが行われました。福高生5~7名、医大生1~2名で班を作り、さらに現場で働く医師の先生方にも参加していただきました。
ディスカッションの後は各班の討論の内容を模造紙にまとめ、発表をしました。どんな医師を目指すのか?そんな医師が必要とされているのか?どの班の発表も熱い気持ちが伝わるものでした。
発表の後は、福島県立医科大学:副理事長 竹之下誠一先生から、「福島医療の砦として、これからの医大の医療体制」の内容で講義をして頂きました。 
こうして、2日間に渡る医療系セミナー第一回は非常に濃い内容のものになりました。
忙しい中お時間を割いてくださった福島医大の先生方、FukushimaWillの皆さん、医師の先生方、本当にお世話になりました。
次回の医療系セミナーは、夏休み中8/12~14の2泊3日で開催予定です。

第2回エッグドロップコンテスト

6月7日に引き続き、6月21日、28日のSSH探究の時間にエッグドロップコンテストが行われました。
高所から卵を落としても割れないような衝撃吸収装置を作成するこの企画。
  • 第1回 エッグドロップコンテスト(挑戦)
  • 第2回 講義「衝撃とは?」
  • 第3回 エッグドロップコンテスト(本番)
 第2回の6/21には、衝撃に関する講義がありました。
そして迎えた6月28日本番の日。 パラシュート型や衝撃緩衝装置など、各班様々なアイデアで卵を守る装置を創り上げていきます。 完成した装置に卵を入れ、いよいよ落下。
前回は8班中成功したのは1班だけでしたが・・・ 今回は3つの班が成功しました!
失敗してしまった班も、たまたま強風が吹いて煽られてしまったり、落下位置が悪かったりと、あと一歩のところでした。 成功した場合は、より少ない材料で作成した班が優勝となります。結果は・・・・パラシュート機構を捨て、衝撃吸収機構のみで勝負した班が優勝。このアイデアと構造には、教員も感心させられました。
成功したものの計量で敗れてしまった班も、パラシュートを作る際少しでも軽量化するために、与えられた厚紙を薄く剥がして利用するという他の班には見られないアイデアがありました。
生徒はものづくりの楽しさと難しさを実感していたようでした。

エッグドロップコンテスト

6月7日(金)から、1年生のSSH探究の時間において、エッグドロップコンテストが始まりました。
エッグドロップコンテストとは、高い場所から卵を落としても割れないような衝撃吸収装置を限られた材料から作成するコンテストです。
本テーマで全3回の授業が予定されています。
  • 第1回 エッグドロップコンテスト(挑戦)
  • 第2回 講義「衝撃とは?」
  • 第3回 エッグドロップコンテスト(本番)
第1回 エッグドロップコンテスト(挑戦)今回は生徒の今持っている知識と発想で、実際に衝撃吸収材を作成してもらいました。用意された材料は、画用紙とタコ糸のみ。この限られた材料で、試行錯誤しながら装置を設計・作成していきます。エッグドロップ1 完成したら、実際に学校の3階から落下させます。
エッグドロップ 結果・・・成功した班は8班中1班でした。 次回、衝撃についての講義を行い、最終回では再度コンテストが行われます。


Google Science Fair in 東北 & 研究室訪問

5月18日(土)にGoogleが主催する「Google Science Fair in 東北」に生徒2名、引率1名で参加しました。
この企画は、被災三県の高校生を対象とする科学技術コンテストです。
今回はキックオフミーティングということで、50チームほどが参加し、東北大学さくらホールにおいて行われました。
まず各チームに東北大学大学院生がメンターとして配置され、自己紹介、研究活動の相談等を行いました。また情報交換するためのネットシステムの構築も行いました。途中、Googleスタッフの方々の熱いメッセージやアドバイスをいただき、大いに盛り上がりました。
お世話になった皆様 ありがとうございました。8月17日の発表会に向けて、頑張っていきます。 また、帰りにいつもお世話になっている生命科学研究科の渡辺正夫先生の研究室を訪問しました。研究室の設備見学や雑談をしながら、進路選択、目的を明確に持つことの重要性等についてアドバイスをいただきました。ここでも生徒はとても刺激を受けました。
渡辺先生 ありがとうございました。

「発想法」特別授業が行われました

5月28日(火)SSH総合の時間に、前野隆司先生をはじめとする、慶應義塾大学大学院システムデザインマネジメント研究科の先生、学生による「発想法 -イノベーション思考法・ポジティブ思考法-」の特別授業が行われました。
昨年度と違い今年度は、午前・午後の2部構成で開催され、本校の1・2学年の生徒全員(約640人)が参加しました。
授業内容は、班毎に「福島高校の文化祭を革新する斬新なアイデア!」をテーマとしたブレーンストーミング、また、それを親和図法でグルーピングした後、他班へのプレゼンテーションという形で行われました。
身近な題材だったためか、生徒も盛り上がり、多くの斬新な発想が生まれました。
長時間に渡る今回の授業を引き受けてくださった慶應義塾大学の皆様、ありがとうございました。

オーストラリア パークス天文台 出張授業に参加してきました

5月25日(土) SSH探究クラスの1年生15名が、「オーストラリア連邦科学産業機構(CSIRO)による高校生のための天文学出張授業」に参加してきました。
応募者多数のため急遽2日間開催された授業には、県内5校から42名の生徒が参加しました。国立天文台水沢VLBI観測所 助教 亀谷 收 氏、CSIRO Education Officer Rbert Hollow 氏から電波観測について講義を受けた後、グループに分かれて実際にパークス天文台65m望遠鏡を遠隔操作して、パルサーが発する電波を観測しました。
観測したデータは自分たちで解析を行い、地球からパルサーまでの距離を求めました。
英語でのやりとりには苦労もあった様子の生徒達ですが、第一線で活躍する研究者に指導していただき、実際に電波望遠鏡で観測するという貴重な体験を通し、科学に対する想いを新たにしたようです。
パークス天文台のスタッフの方々、亀谷先生、郡山市ふれあい科学館の職員の皆様、ありがとうございました。

全国SSH研究発表 校内選考会

5月25日(金)の探究クラスの時間に、8月に横浜で開催される全国SSH生徒研究発表に向けた校内選考会が開かれました。

今年度の発表会は前年度よりもレベルが高く、研究の内容・質だけでなく発表の仕方においても大きく改善が見られました。福島復興を掲げ、社会に役立つための質疑応答においても、学年関係なく積極的に議論が交わされました。本選考会で選ばれた1グループが、8月に横浜で開催される全国大会で発表します。

 
 ※エントリーグループは以下の通り。

  • 放射線汚染の対策
  • 12V生活で福島復興
  • 都市鉱山
  • オイル産生藻類の研究
  • プラズマの発生と螺旋運動
  • ダイコンの可能性を探る

平成25年度 探究クラス開講式

今年度のSSH事業がスタートしました。
本校SSHの中心となる「探究クラス」の開校式が4月19日(金)(2年生)、4月26日(金)(1年生)に行われました。
探究クラスでは、文字通り探究活動を実施していきます。2年生の開講式では、参加する生徒が一人ずつ1年間の目標、意気込みを語ってくれました。1年生の開講式では、本校SSH運営指導委員会委員長の渡辺正夫先生(東北大学大学院生命科学研究科 教授)から課題研究の進め方等について、特別講義をいただきました。質問に答えた生徒にはプレゼントもいただき、大いに盛り上がりました。また、フレッシュな1年生の意欲に満ち溢れた姿勢がとても印象的でした。渡辺先生にはご自身の研究室のサイトにこの時の記事も書いていただきました。お忙しいところ、ありがとうございました。