福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

日本化学会東北支部 国際学会に参加しました

 9月29日(日) 日本化学会東北支部70周年記念国際会議に生徒6名 引率1名で参加しました。
この中で高校生対象の「化学サークル交流会」という企画が実施され、高校生対象のポスター発表などが行われました。
 本校からは2件の発表を行いました。大学や研究機関の研究発表に混じって発表させていただきましたが、たくさんの研究者の方にアドバイスなどをいただき、とても参考になりました。
 また、特別講演として、ノーベル化学賞を受賞されたAda E Yonath先生(イスラエル)、日本化学会会長の玉尾皓平先生、東北大学名誉教授の荻野博先生らの講演が企画されており、それぞれの講演を英語で聞くことができました。英語による専門的な話は非常に難しかったのですが、世界の第一線の研究者の話を聞く経験はとても刺激的でした。お世話になった学会の皆様、このような機会をいただき、ありがとうございました。
       

第2回サイエンスダイアログ

 先週(9/6)に引き続き、今週(9/13)も外国籍の研究員を招いてのサイエンス・ダイアログを開催しました。

 今回は物理学・生物学・脳神経科学・水工学など多岐の分野を扱いました。
 2週連続の試みでしたが、英語をもっと勉強しなければと感じる生徒がほとんどでした。今後も英語で科学に触れる活動を取り入れていく予定です。



Tomio Samuel Takahashi(フランス出身、東京大学)
 Resolution of the 3D structure of proteins involved in DNA damage repair using X-ray diffraction of protein crystal


Sujaya Manandhar(ネパール出身、東北大学)
 Climate change, its impacts and adaptation to water resources at local level using social research techniques


Savannah Sterling Garmon(アメリカ出身、東京大学)
 Science as a gateway to the world: the physics of open quantum systems


Daniele Magistro(イタリア出身、東北大学)
 Aerobic Endurance and Working Memory: A dual task training

第1回サイエンスダイアログ

9月6日(金)の探究クラスの時間に、サイエンス・ダイアログを開催しました。

 サイエンス・ダイアログでは、日本の大学や研究所に国費留学をしている外国籍の先生方から、最新の科学の内容を英語で聴講することができます。

 第1回目の今回は、物理・数学の分野から3講座開かれました。

Alexey Tolstov(ロシア出身、理化学研究所) Supernovae and Gamma-Ray Bursts


Ferenc Szollosi(ハンガリー出身、東北大学) Mathematical Perspectives


Anton Myalitsin(ドイツ出身、理化学研究所) Non-linear Spectroscopy


 専門的な内容も英語で講義されたため、英語で科学的な内容を理解する楽しさと難しさの両方を感じた生徒が多かったようです。
 将来を見据え、今後も国際的言語である英語を使用した様々な活動を、SSH活動の中で取り入れていく予定です。

KSAサイエンスフェア(韓国)に参加しました

8月6日~9日 韓国 釜山で行われたKSAサイエンスフェアに生徒2名 教員1名で参加しました。
参加の経緯
 今年度より、京都 立命館高校SSH重点枠に参加させていただくこととなりました。この一環として、立命館高校と連携しているKorea Science Academy of KAIST(KSA of KAIST)のサイエンスフェアに参加することとなりました。

KSA of KAIST
 韓国屈指の理系大学であるKAIST(Korea Advanced Institutes of Science and Technology)の附属高校であり、今年で設立10年目の高校です。1学年150名で日本の高校と同様、3学年あります。韓国中から極めて優秀な生徒が集まっており、全員寮生活をしています。今回は寮に宿泊させていただきました。高学年は研究活動が中心になるとのこと、研究設備は日本の大学と同程度と非常に充実していました。

サイエンスフェア
 アジアを中心として世界各国から60名の生徒が集まり、研究発表、理科探究活動、フィールドワーク等を行いました。日本からは本校と立命館高校の2校が参加しました。言語は英語。本校からの生徒は当初ほとんど話せませんでしたが、徐々に打ち解け、最終的には様々な人たちとコミュニケーションできるようになりました。短期間でしたが、生徒の能力、意欲の伸長は目覚ましく、若いうちにこのような経験をすることの重要性を強く感じました。また、英語コミュニケーションの重要性も改めて認識しました。
 参加にあたり、KSAの皆様、立命館高校の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。


   
  立命館高校の生徒さんと共に        夜の交流会

 
 ポスター発表                      理科探究活動(レゴ マインドストーム)

Google サイエンスフェア in 東北

8月17日(土)
 Google サイエンスフェア in 東北 が仙台で行われました。このサイエンスフェアは東日本大震災の被災3県(岩手県、宮城県、福島県)の高校生を対象とした課題研究発表会です。40件弱のグループが参加し、口頭発表、ポスター発表を行いました。
 本校からは「都市鉱山の採掘」、「藻の研究」の2件発表しました。
 発表を行うにあたり、年度当初より東北大学の学生さんが張り付いてくださり、発表前まで様々なアドバイスをいただきました。このようなスタイルの取組みはこれまであまり例がなく、面白い取組みであったと思います。
残念ながら賞を獲得することはできませんでしたが、発表を通じて今後の研究に対するアドバイスをたくさんいただくことができ、収穫の多い発表会でした。
 企画していただいたGoogleの皆様、東北大学の皆様、ありがとうございました。
 

 

SSH生徒研究発表会に参加してきました。

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会(8月7・8日、パシフィコ横浜)に参加してきました。

校内での選考を経て、化学班『バイオマスとしてのダイコンの可能性を探る~生分解性プラスチックの合成をめざして』のメンバー3名が、本校の代表としてポスター発表に参加しました。

全国・海外から約200校が集まる中、来場者に研究内容を説明し、質問に答えながら議論を深めた2日間でした。

また、東京女子医科大学最先端研究センター 岡野光夫氏の講演をはじめ、他の高校の研究内容や研究に対する姿勢、プレゼンテーション力といったレベルの高さに、大きな刺激を受けたようです。
この経験を生かし、研究の質をより高めていきたいと考えています。

2年生関東研修が行われました

8月7~8日、1泊2日で探究クラス2年生の生徒16人が研修旅行に行ってきました。

研修場所は横浜市にあるパシフィコ横浜。同日程で開催されていた、『スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会』の見学をしてきました。

~スーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会~
全国のSSH指定校から各校代表1班が発表する大会で、特別参加の海外校も含め約200校のポスター発表があります。その中でも、SSH指定3年目で、かつ優秀な発表であると1日目に評価された代表4校は、2日目に口頭発表を行います。



1日目

昼、会場に到着し、昼食を食べてからポスター発表の見学を行いました。他校がどんな研究をしているかだけでなく、その研究内容を『どのように』伝えているか、にも重点を置き見学。夜にはホテルの研修室を借りて、見てきた他校の発表内容について発表し、討論しました。

 

2日目

午前中は、代表4校による口頭発表が行われました。実験で得られた結果から更に考察、及び追実験等により深化した素晴らしい研究発表でした。午後、短時間ではありますがポスター発表が行われ、閉会式となりました。

 

本校は今年、SSH指定2年目なので、来年度に代表校となる可能性があります。来年度、どのような形を目標としていくか、生徒も色々と考えながら見ていたようでした。

医療系セミナー 第1回

6/29(土)より、SSH医療系セミナーの企画がスタートしました。
本企画は、福島高校と福島県立医科大学が連携して本年度から始まった企画です。 

---目標---
  • 将来、医療の道に進むことを希望する高校生に、福島の医療の現状を直視させ、 困難な状況を打開するためのアイデアを練る場を提供する。 
  • 福島で活躍する行動力を持った次世代の医療人育成を目指す。 
---内容---
  • 医療現場の見学やディスカッションを、医療の現場で働く医師達や県立医大の学生と行う。
  • 年末に「福島に求められる次世代医療」について、発表会を行う。従来のオープンキャンパス等と違い、半年間にわたるプログラムが組まれ、生徒からの意見発信もある双方向的な企画としています。
6/29(土)に医療系セミナー第1回が、福島高校梅苑会館で行われました。
まず、福島県立医科大学:大谷晃司准教授による「福島の医療事情」に関する講義を受けました。福島の抱える医療事情を、東日本大震災や福島の地理的条件等からお話いただきました。
次に、TV番組を利用して地域医療・作業療法士についての考察を行いました。大谷先生に講義していただいた、地域医療に携わる医師について。また、医師ではないが人の健康に携わる「医療人」、作業療法士について。生徒も自身の目指す「医療人」のあり方について、考えさせられていたようでした。
最後に、本日来校して下さっていた医大生:サークル「FukushimaWill」の皆さんと交流会をさせていただきました。大学生活や医学部の受験についてなど、様々な情報交換をしていたようです。

6/30(日)、医療系セミナー第1回2日目。
本日は福島県立医科大学を会場に行われました。
午前中は医大の施設見学をさせていただきました。 
手術室、ドクターヘリ、救急車、被爆医療棟、PET-MRI、ダヴィンチ、主にこれらの施設を見学して回り、各場所において、そこに勤務されている医師の先生方から直接施設紹介をいただきました。

被ばく医療棟
震災後、福島の医療課題となっている放射線による被ばく。多くの患者さんだけでなく医療スタッフを守るためにも、その対処法は重要になってきます。その治療を目的として設備を充実させた医療棟を見せていただきました。バイタルサインのチェック法についても教わり、実際に測定もしました。

ドクターヘリ
1分1秒でも早く治療をするため、医師を運ぶドクターヘリ。その役割についてお話し頂き、実際にヘリの座席に乗せてもらう時間までいただきました。学内にもドクターヘリのポスターが貼られており、治療開始時間の重要性について、再認識させられました。 

PET-MRI
PET検査とMRI検査を同時に行うことができるPET-MRIを日本で初めて導入した福島県立医科大学。今日は、その装置を実際に見せていただきました。がんなどの腫瘍発見に使われる装置で、従来の検査法に比べ正確な検査画像が得られます。 

ダヴィンチ
患者さんへの負担が少ないと言われる腹腔鏡手術を行うロボット「ダヴィンチ」。その中でも術者2名で同時に操作できるタイプを、福島医大は東日本で初めて導入しました。複座式になっていることで、複雑な手術への対応以外にも、人材の育成に役立っています。3D映像として表示されるマシンのカメラ映像などを体験させていただきました。 


午後には「医療人とは何か?」というテーマで、各々が目指す医療人の在り方についてディスカッションが行われました。福高生5~7名、医大生1~2名で班を作り、さらに現場で働く医師の先生方にも参加していただきました。
ディスカッションの後は各班の討論の内容を模造紙にまとめ、発表をしました。どんな医師を目指すのか?そんな医師が必要とされているのか?どの班の発表も熱い気持ちが伝わるものでした。
発表の後は、福島県立医科大学:副理事長 竹之下誠一先生から、「福島医療の砦として、これからの医大の医療体制」の内容で講義をして頂きました。 
こうして、2日間に渡る医療系セミナー第一回は非常に濃い内容のものになりました。
忙しい中お時間を割いてくださった福島医大の先生方、FukushimaWillの皆さん、医師の先生方、本当にお世話になりました。
次回の医療系セミナーは、夏休み中8/12~14の2泊3日で開催予定です。

第2回エッグドロップコンテスト

6月7日に引き続き、6月21日、28日のSSH探究の時間にエッグドロップコンテストが行われました。
高所から卵を落としても割れないような衝撃吸収装置を作成するこの企画。
  • 第1回 エッグドロップコンテスト(挑戦)
  • 第2回 講義「衝撃とは?」
  • 第3回 エッグドロップコンテスト(本番)
 第2回の6/21には、衝撃に関する講義がありました。
そして迎えた6月28日本番の日。 パラシュート型や衝撃緩衝装置など、各班様々なアイデアで卵を守る装置を創り上げていきます。 完成した装置に卵を入れ、いよいよ落下。
前回は8班中成功したのは1班だけでしたが・・・ 今回は3つの班が成功しました!
失敗してしまった班も、たまたま強風が吹いて煽られてしまったり、落下位置が悪かったりと、あと一歩のところでした。 成功した場合は、より少ない材料で作成した班が優勝となります。結果は・・・・パラシュート機構を捨て、衝撃吸収機構のみで勝負した班が優勝。このアイデアと構造には、教員も感心させられました。
成功したものの計量で敗れてしまった班も、パラシュートを作る際少しでも軽量化するために、与えられた厚紙を薄く剥がして利用するという他の班には見られないアイデアがありました。
生徒はものづくりの楽しさと難しさを実感していたようでした。

エッグドロップコンテスト

6月7日(金)から、1年生のSSH探究の時間において、エッグドロップコンテストが始まりました。
エッグドロップコンテストとは、高い場所から卵を落としても割れないような衝撃吸収装置を限られた材料から作成するコンテストです。
本テーマで全3回の授業が予定されています。
  • 第1回 エッグドロップコンテスト(挑戦)
  • 第2回 講義「衝撃とは?」
  • 第3回 エッグドロップコンテスト(本番)
第1回 エッグドロップコンテスト(挑戦)今回は生徒の今持っている知識と発想で、実際に衝撃吸収材を作成してもらいました。用意された材料は、画用紙とタコ糸のみ。この限られた材料で、試行錯誤しながら装置を設計・作成していきます。エッグドロップ1 完成したら、実際に学校の3階から落下させます。
エッグドロップ 結果・・・成功した班は8班中1班でした。 次回、衝撃についての講義を行い、最終回では再度コンテストが行われます。