福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

文部科学大臣特別賞受賞

スーパーサイエンス部に所属する生徒2名(石川悠さん、横山佳観さん)が「プラズマによる気流制御技術を用いた小型風力発電風車の製作」の研究テーマで文部科学大臣特別賞を受賞し、校長室で表彰伝達を行いました。

本来であれば5月にアメリカで開催される国際学生科学技術フェア(ISEF)に日本代表として参加するはずでしたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で現地開催が中止になり、オンラインでの研究発表会となりました。

本日は記者発表も行いました。本人たちは緊張した面持ちで研究内容を説明していました。

コミュタンサイエンスアカデミアに参加しました

8月23日(日)にコミュタン福島で開催された「コミュタンサイエンスアカデミア」にSS部生徒21名が参加いたしました。

県内から集まった中学生の皆さんを相手に課題研究のポスター発表を行い、質疑応答を行いました。

発表後は実験教室を開催し、身近なものを題材にした実験を行って理論の説明などを行いました。

実験器具の共有を避け、仕切りを設置するなど様々な感染症対策を行いながら実施しました。

この活動を通して、本校で実施している探究活動の手法や楽しさを伝えることができました。

名古屋大学教育学部附属中・高等学校SSH重点枠参加

8月1日(土)2日(日)に開催された名古屋大学教育学部附属中・高等学校のSSH重点枠「アメリカで数学をしませんか」に、本校アドバンス探究の2年生3名がオンラインで参加いたしました。

WiFi環境のもとでZoomで名古屋と福島をつなぎ、様々な講義・演習を実施しました。

今回は1stステージ・2ndステージの参加でしたが、今後は福島市内のフィールドワークを実施して、テーマを決めて身の周りの数学を解析する予定です。

オンライン研究発表会

7月26日(日)に開催された奈良県立青翔高等学校主催のサイエンス・ギャラリー(SSH校等によるオンライン発表会)にゲストとして参加し、生徒4名が発表を行いました。

「バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価~福島の伝統産業から世界のプラスチックごみ削減へ~」
「セシウム不溶化鉱物とその実用化に向けてのリークテスト」

についてオンラインで研究発表を行い、大学教授等から指導助言をいただきました。

今後もこのような形式の発表会が増えると思いますので、SSH担当教員もスキルアップを目指し、「新しい発表様式」の確立に向けて研究に励んでいます。

日本学術会議副会長渡辺美代子氏との対談

7月10日(金)に本校の第2学年坂田紀乃さんが渡辺美代子氏(日本学術会議副会長、科学技術振興機構副理事長)と対談を行いました。

『公開対談「新型コロナウィルス後の世界」』と称して、東日本大震災の経験や、本校でのSSH探究活動を通して、これからどのような未来を描いていくのか、パソコンを用いてオンラインでの対談を行ったものです。

対談の様子は内閣府のストリーミングサービスにアップロードされており、以下のURLからご覧いただけます。

http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/tenbou2020/after-corona.html

(日本学術会議「未来からの問い」特設HP/公開対談「新型コロナウイルス後の世界」)

1学年ベーシック探究(東北大学渡辺正夫先生の講演会)

7月14日(火)の午後、本校第一体育館にて渡辺正夫先生の講演会を実施いたしました。

毎年実施している第1学年生徒向けの講演会でしたが、全員マスク着用で参加者同士の距離を確保して、厳戒態勢の中の開催でした。

オンラインでの実施も考えていましたが、生の講演会の教育効果の高さを考え、1人ひとりが感染症対策に気を配って実施しました。

1年生にとっては初めてのベーシック探究の授業でしたが、これから始まる探究活動の皮切りとして、貴重な機会となりました。

講演会の最後には質問もたくさん出て、今後の探究活動での「考える基礎」を考えるきっかけとなりました。

令和元年度 SSH生徒研究発表会

令和2年2月22日(土)、SSH生徒研究発表会を実施しました。

本校が育成したい生徒の資質・能力(創造的思考力・表現力・発信力・国際力・高度な専門力・GRIT力)を伸長し、SSHの活動を校内外に広く発信することを目的に行われ、今年度は口頭発表7件(日英交流・台湾研修・カナダ共同研究研修・ベーシック探究1年・ベーシック探究2年・アドバンス探究・全国SSH生徒研究発表会代表)、ポスター発表103件、1学年によるディベート決勝戦が実施されました。

また、県内のSSH校である安積高校や会津学鳳高校からも生徒が参加しポスター発表を行いました。

口頭発表やポスター発表では活発に意見交換がなされ、研究した生徒も自分の研究への理解をさらに深める機会となりました。

生徒研究発表会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口頭発表の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1学年のディベート決勝戦では、学年代表決定戦を勝ち抜いた1年2組と1年6組が対戦しました。

対戦テーマ「大学入試に英語民間試験を導入すべき」

肯定側 1年6組 VS 否定側 1年2組 

ジャッジは、在校生のほか、来賓、参観者全員です。

白熱の論戦の結果、肯定側6組(350票)、否定側2組(341票)という近年稀にみる接戦を6組が制しました。

ディベート決勝戦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年度の生徒研究発表会には、ご来賓のSSH運営指導委員の先生方をはじめ、保護者様、県内外の高校の先生方、SSH事業でお世話になった企業様、県内の中学生のみなさんなど、約300名の方に参観いただきました。すべての皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

引き続き、福島高校SSH事業へのご協力をよろしくお願いいたします。

 

第21回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会で口頭発表

日時:2020年2月14日(金)

場所:環境創造センター「コミュタン福島」ホール

参加人数:4名(本校2年生2名, 1年生 2名)

  第21回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会に参加し, 本校SS部放射線班が日々行っている課題研究の発表をしてきました。生徒達は30分という長い時間の発表は初めてでしたが, 発表の構成や役割分担をうまく調整して立派な発表を行ってきました。今回の活動で, 生徒たちは表現力・発信力・GRIT力を鍛えることができたと思います。貴重な発表の機会をいただきまして, ありがとうございました。

  

 

 

第3回福島県環境創造シンポジウム

2月2日(日)に開催された第3回福島県環境創造シンポジウムに生徒3名が参加し、福島県の内外でどのような意識の差があるのか、

解決策はどのようなものがあるのかを、パネリストとして議論しました。

同じSSH校である安積高等学校の生徒さんに加えて、毎年福島を訪問して本校と交流を行っている長野県屋代高等学校も中継で参加し、

県内外のSSH3校で貴重な経験をすることができました。

(写真提供:福島県環境創造センター)