福島高校ニュース

ICT指導力開発校として活動を開始しました

 福島高校は令和2年度から令和4年度の3年間、福島県のICTを活用した新しい時代の教育研究開発事業に係る指導力向上開発校(以下、「ICT指導力開発校」)に指定されました。そのため、福島高校はICT指導力開発校として、ICTを有効に活用した指導方法や校内での指導体制について、これまで以上に先進的に開発し整備していきます。

 現在、プロジェクターが全教室に整備され、また無線によるインターネットが一部で整備されました。これらの機器の設定作業はまだ途上の段階ですが、ICT機器の一部機能が使用できる状況になりました。本校では早速、これらの整備されたICT機器を活用し、先日、SSH生徒研究発表会を開催いたしましたので、ICT機器の教育利用という観点から報告いたします。

 今年度のSSH生徒研究発表会は、コロナ禍のために感染症対策への十二分な配慮と、2月上旬に発生した福島県沖地震による第1体育館の破損の影響を考慮して、次のように行いました。

〇課題研究などの口頭発表、開閉会式などの全体発表

 本校の視聴覚室で行われる発表を、ZOOM(※1)を使用して、教室にいる生徒たちや大学の先生などの外部教員、他高校の教員等とつないで、発表の見学と質疑応答を行いました。職員室の教員や保護者へは、YouTubeライブ(※2)を配信して見学ができるようにしました。教室の生徒達は、整備されたばかりのプロジェクターを通して見学し、ZOOMを使用して質疑応答を行いました。

〇ポスター発表

 感染症対策と先日の地震による第1体育館の破損の影響を考慮し、1教室2つまでの発表と階段を一方通行にするなどの感染症対策の配慮を行った上で開催しました。生徒たちは各教室を順路を守って見学しました。ソーシャルディスタンスを保つために発表者から半径1.5mには入らないように床にテープを貼り見学しました。他県・他校の教員は、ZOOMに接続したiPadを通して見学し、発表者の生徒たちと質疑応答を行いました。また、保護者はYouTubeライブを通して見学ができるようにしました。

〇ディベート

 本校の視聴覚室で行われる発表を、ZOOMやYouTubeライブを通して教室にいる生徒たちや大学の先生などの外部教員、他高校の教員、職員室の先生方や保護者などが見学できるようにしました。ディベートの後には東京大学の学生からZOOMを通して講評をいただきました。また見学者全員がGoogleフォーム (※3)を使用してディベートの勝敗の投票をできるようにしました。

 SSH生徒研究発表会全体の感想に関しても、QRコード化したGoogleフォームを用いアンケートを実施いたしました。

 

 福島高校はこれからもICT指導力開発校として、ICTを有効に活用した指導方法や校内での指導体制について、先進的に開発し整備していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

▲ 視聴覚室からディベートを中継している様子。全体を映すカメラ、会場の任意の場所を映せるカメラ、開催前や休憩中の背景画像を流すパソコンが切換えスイッチを通してZOOMに接続されたパソコンにつながっている。

▲ ポスター発表の様子。担当の教員と生徒が大学の先生の希望に従いiPadを持ってポスターを巡回し、大学の先生はZOOMでつながったiPadを通してポスター発表を見学している。発表生徒からは、iPadを通して大学教員の顔が見え、大学の先生と質疑応答を行う。

▲ 教室で全体発表を見学している生徒たち。質疑応答は黒板横においたZOOMに接続されたパソコンを通して行っている。

 ※1. ZOOM(ズーム):Zoomビデオコミュニケーションズが提供するオンライン会議システムのこと。
 ※2. YouTubeライブ:Google社が運営する動画投稿サイトYouTube上でライブ配信ができるサービスのこと。
 ※3. Googleフォーム:Google社が提供する問い合わせやアンケートなど作成できるツールのこと。