福島高校ニュース

2015年8月の記事一覧

中国 香港 CASTIC 銀メダル獲得!

8月19日~23日
中国 香港 で行われた「30th China Adolescents Science and Technology Innovation Contest」
(CASTIC, 第30回中国青少年科学技術イノベーションコンテスト)に日本代表として生徒2名が参加しました。
(昨年、SSH生徒研究発表会において文部科学大臣表彰を受賞したことを受けての出場となりました。)

CASTICは中国で地域の予選を勝ち抜いた研究を発表する大会で、中国全土から200件ほどの個人、グループが参加しました。
また、国際代表として、日本から2校(本校と熊本第二高校)のほか、アジア、欧米から17カ国の生徒が参加しました。

発表はポスター形式で行われ、本校生の発表は国際代表の中で、金メダル(3チーム)に次ぐ、銀メダルを獲得しました。
   

開会式では中国全土からの参加ということで、様々な民族衣装などを着た参加者が登壇しました。
また、発表でも民族衣装を着た高校生が発表などをしており、中国の広さを実感しました。

   

本校からの発表は「安定なベンザインの単離を目指した分子設計と合成に関する研究」です。化学の基礎研究テーマですが、
全体的に本校のような基礎研究は少なく、役に立つことが明確な応用研究がほとんどでした。どのくらい興味を持ってもらえるか
不安でしたが、意外と多くの方に聞いていただくことができました。専門的な質問やアドバイスもたくさんいただき、中国のレベルの
高さを伺うことができました。

日本の熊本第二高校の生徒さんだけでなく、中国以外の国々からきた高校生ともたくさん交流することができました。
このような機会をいただきましたJSTの関係の方々、同行していただいたJSTの関根様、熊本第二高校の平井先生、生徒の
皆さんには大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。

  

第39回全国総文祭 自然科学部門 参加

7月30日~8月1日
第39回全国高等学校総合文化祭が滋賀県で行われ、自然科学部門 ポスターの部 に生徒2名が福島県の代表として参加しました。
自然科学部門では、全国の高校から各県の予選を勝ち抜いた個人、グループが研究発表を行いました。
本校からは「鉄コロイドを用いたPVAゲルフィルムの開発」という研究タイトルで出展しました。
ポスター発表では多くの方に聞いていただき、示唆に富むアドバイスもいただきました。
       
自然科学部門では、研究発表以外に、交流や地域理解を目的とした野外巡検も行われます。
今回は、滋賀県ということで、琵琶湖を中心とした地域での巡検が行われました。
本校生は、琵琶湖博物館の見学とブルーギルの解剖のコースに参加しました。
琵琶湖博物館では、滋賀県内の高校生がガイド役となり、琵琶湖の魚等について、解説して下さいました。
ブルーギルの解剖も全て高校生に指導してもらい、貴重な体験ができました。

発表について、賞は受賞できませんでしたが、充実した発表会でした。
滋賀県の先生方、生徒の皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

       

化学グランプリ向け特別学習会

7月5日(日)
福島高校では、例年、化学オリンピック(化学グランプリ)への参加を推奨しており、これに向けた特別学習会を実施しました。
講師として、東京理科大学理学部教授 井上正之先生にお越しいただき、1日どっぷり化学の講義につかりました。

今回は特に有機化学を中心に講義をしていただきました。化学グランプリの過去問などを用いて、時に分子模型などをつかい、
非常にわかりやすく解説していただきました。

また、講義には本高生だけでなく、安積高校、仙台第二高校からも参加がありました。
井上先生、遠いところをお越しいただき、ありがとうございました。

また、この講義に際し、日本化学会よりご支援をいただきました。この場をお借りし、御礼申し上げます。

化学グランプリは7月20日(月)に実施されました。本高生はこの講義の効果もあり、好成績を収めました。
その結果はまた後ほどご報告できると思います。

   

H27 関東研修

8月6日(木)~7日(金)
 SSH探究クラスの1年生42名が1泊2日の研修を行いました。
           
 今年度は筑波市にある研究機関や科学館の中から生徒が自主的に施設を選択し、それらの施設で研修を受けました。どの施設においても最先端の研究開発がさかんに行われており、科学的なアイデアと好奇心を喚起するものでした。
          

           
 研修後は宿舎にて報告会を行いました。1年生は入学してからまだ間もないですが、どの班も施設で学習したことを的確に表現し、堂々とプレゼンテーションを行っていました。
 従来の科学技術を活用して新たな科学技術を生み出していく現場を直に感じ取ったことで、学習意欲を高めるとともに、科学についての見識を深めることができたのではないでしょうか。

2015 France-Japan Students Radiation Protection Workshop

8月3日(月)~7日(金)
 福島高校は国内外様々な地域の高校生と放射線量を測定し、データを分析して科学的な議論を重ねるといった交流を深めてきました。今年度はフランスから8名の生徒が来日し、13名の福高生とともにワークショップに参加しました。
1日目 東京
 フランスの生徒・先生方と東京大学で合流し、グループの編成と自己紹介を行いました。
 昼食後、大学内で早野龍五先生と中西友子先生から放射線の基礎と震災後の福島に関する基調講演をいただきました。その後、南麻布にあるフランス大使館まで移動し、フランス・日本交流プログラムについてプレゼンテーションを行いました。夜は宿舎にてディナーや書道を通して交流を育みました。
                  

2日目 東京、いわき、富岡、都路、福島
 都内からいわき市まで移動した後、磐城高校にて県内沿岸部の津波被害について説明を受け、意見を交わしました。その後は現在利用を休止している富岡駅を訪ね、津波被害の状況を視察しました。また、田村市都路にて農家の方々から震災による避難や帰還、農業の問題を中心にお話を伺いました。福島市に戻った後は梅苑会館でホームステイのホストファミリーと面会し、この日は解散となりました。
               

3日目 会津、浄土平、福島
 会津若松市の日新館と鶴ヶ城を訪れ、会津の歴史に親しみながら、震災以降の会津の観光状況についてお聞きしました。浄土平では、フィールドワークを通して火山の仕組みについて学習しました。その後は福島に戻り、実際に目にした各地域の被災状況について、積極的な討論が行われました。
               

4日目 国見、福島
 国見町役場で農作物等の風評被害対策について学習しました。その後は桃の選果場の様子を視察し、実際に桃農家の方から被害状況についてお話をいただきました。
 福島市に戻り、福島県立医大の宮崎真先生から甲状腺がんと放射線の関係について講義をしていただきました。その後、D-shuttle計測や陰膳調査の結果の分析を行い、福島の被ばく状況について理解を深めました。
               

5日目 福島
 これまでの活動を総括し、福島の現状と課題について議論し合い、これらの解決策などを互いに講じました。研修の最後に、日仏混合のグループごとにプレゼンテーションを行いました。
         

 この5日間では、日仏両国の生徒は英語を用いてコミュニケーションをとり、科学的な討論を重ねていました。ワークショップを通して放射線について学び、福島復興の手立てを探ることはもちろん、グローバルに活躍するための英語能力や表現力の重要性を再認識するとともに、これらの能力の向上に努めるなど、収穫が多かったようです。生徒の活動を御支援くださった皆さまには大変お世話になりました。ありがとうございました。

平成27年度 SSH生徒研究発表会 ポスター発表&総合司会

8/5(火)~8/6(木) インテックス大阪で開催された『平成27年度 SSH生徒研究発表会』に、ポスター発表3名と総合司会3名が参加してきました。


ポスター発表では、SS部生物班が好適環境水について展示・解説を行いました。
全国各地から集まった、高校生や教育関係者からの質問に答えたり、他校のポスター発表を見たりすることで、自身の研究に対する意欲も高まったようです。


総合司会として参加した3名は、大舞台の緊張感に負けることなく、堂々と司会を務めていました。
大きなイベントの舞台裏を経験したり、ナレーターの発声指導を受けたりと、貴重な経験を積むことができたようです。