福島高校ニュース

2020年7月の記事一覧

オンライン研究発表会

7月26日(日)に開催された奈良県立青翔高等学校主催のサイエンス・ギャラリー(SSH校等によるオンライン発表会)にゲストとして参加し、生徒4名が発表を行いました。

「バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価~福島の伝統産業から世界のプラスチックごみ削減へ~」
「セシウム不溶化鉱物とその実用化に向けてのリークテスト」

についてオンラインで研究発表を行い、大学教授等から指導助言をいただきました。

今後もこのような形式の発表会が増えると思いますので、SSH担当教員もスキルアップを目指し、「新しい発表様式」の確立に向けて研究に励んでいます。

日本学術会議副会長渡辺美代子氏との対談

7月10日(金)に本校の第2学年坂田紀乃さんが渡辺美代子氏(日本学術会議副会長、科学技術振興機構副理事長)と対談を行いました。

『公開対談「新型コロナウィルス後の世界」』と称して、東日本大震災の経験や、本校でのSSH探究活動を通して、これからどのような未来を描いていくのか、パソコンを用いてオンラインでの対談を行ったものです。

対談の様子は内閣府のストリーミングサービスにアップロードされており、以下のURLからご覧いただけます。

http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/tenbou2020/after-corona.html

(日本学術会議「未来からの問い」特設HP/公開対談「新型コロナウイルス後の世界」)

1学年ベーシック探究(東北大学渡辺正夫先生の講演会)

7月14日(火)の午後、本校第一体育館にて渡辺正夫先生の講演会を実施いたしました。

毎年実施している第1学年生徒向けの講演会でしたが、全員マスク着用で参加者同士の距離を確保して、厳戒態勢の中の開催でした。

オンラインでの実施も考えていましたが、生の講演会の教育効果の高さを考え、1人ひとりが感染症対策に気を配って実施しました。

1年生にとっては初めてのベーシック探究の授業でしたが、これから始まる探究活動の皮切りとして、貴重な機会となりました。

講演会の最後には質問もたくさん出て、今後の探究活動での「考える基礎」を考えるきっかけとなりました。