学校行事・部活動通信

福島高校ニュース

新年度がスタートしました

2025年4月8日 16時45分

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 今日からいよいよ令和7年度がスタートします。

 始業式に先立ち,新たに着任された14名の先生方の着任式を行い,校長先生が各先生方を紹介しました。そして,着任者を代表して小川教頭先生が「皆さんはどんな人になりたいですか?皆さんの思いを実現するために全力でサポートします。一緒に頑張りましょう。」と挨拶されました。今日から福島高校の新年度がスタートします。

 始業式では,校長先生は自分がどんな学生生活を送り,その中から何を得たのかというお話をされました。「母校である福高に入学し最初は合唱部に入部しましたが,体育の先生から誘われて陸上部に入部しなおし,三段跳びの練習に励みました。トレーニングをすればしただけ体も記録も伸びることが嬉しく練習に没頭しました。ただ,最後の大会でもあと一歩のところで東北大会には出場できず号泣した記憶があります。しかし,陸上部での練習を通して,言われてやるのではなく自らの意思でとことん頑張るという生き方を身に付けることができたと思っています。大学受験もあと一歩及びませんでしたが,予備校時代には読書をたくさんして,世の中の人のために尽くしたいと考えるようになりました。孤独でしたが淋しいわけではありませんでした。むしろ自分自身と対話することができた貴重な時間でした。
 以上の私の経験から,皆さんに伝えたいことは3つです。一つは,高校時代,自分で考えて徹底的にやったことは何らかの形で身になり,あなたの人生を支える力になるということです。二つ目は,たとえ孤独を感じても,自分自身や他者と対話し深く考える時間を大切にしてください。三つ目は,たとえ,うまくいかなくても,人生,思う通りには行かないからこそ面白いということです。
 新しい学期がスタートします。勉強と部活動にとことん頑張ってください。」

 教務主任は「『清らかであれ 勉励せよ 世のためたれ』という『梅章のおしえ』の順序には意味があり,土台となるものは清らかな心だと思う。もう一度自分の心を見つめなおして学校生活を送ってほしい。」という話をしました。
 生徒指導主事の話は「交通事故防止」「ルールを守って福高生の自覚をもったスマホの利用」「レベルの高いABC(当たり前のことを,馬鹿にしないで,ちゃんとやる)を実践できるように人間的に成長してほしい。」「前向きな心で最高の一年間にしてほしい」という内容でした。
 進路指導主事は「アイディアやイノベーションが広まるには,その時代の社会環境も必要だが,それらは既存のものの掛け合わせできている。」「自ら実践してDoしていろんな試行錯誤をしよう。失敗することもあるけれど,その中から自分に大切なものをたくさん見つけ,それらを掛け合わせて大きく成長しよう。」というお話をしました。

 先生方のお話を心にとどめ,この一年間「清らかな心」で「全てのことに全力で」取り組み「人間的に大きく成長」してください。

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