2019年7月の記事一覧
企業ツアー
7月29日(月)に本校SSH1年生希望者による企業ツアーを行いました。今回見学させていただいた企業は、イービーエム株式会社様、NECプラットフォームズ株式会社様です。どちらも福島市内にある企業で、主に製造・開発を行っている企業です。
午前はEBM様にお邪魔いたしました。こちらは医療用の手術トレーニング用器具を製造している会社です。また、製造・開発のみならず、多くのお医者さんが福島市に訪れ、こちらの会社でトレーニングを行っています。本研修では、社内の見学や製造開発におけるお話、なぜ福島でこのような仕事を行っているかなど、ディスカッション形式でやり取りを行い大変貴重な体験をすることができました。
午後はNEC様に伺いました。こちらは無線通信機器を製造する会社です。本研修では、製造ラインの見学や開発の無線技術の向上、生産効率の向上への取組の説明をしていただきました。こちらでも普段見ることのできない裏側の部分を見ることができ大変貴重な経験になりました。
今回の企業ツアーを通して、モノづくりの魅力や大変さを学ぶことができました。今後の課題研究や進路選択に生かしてもらいたいと思います。
今回の見学研修に協力していただきました、イービーエム株式会社様、NECプラットフォームズ株式会社様にはこの場を借りて感謝申し上げます。
スーパーサイエンスフェアを開催します
以下の日程でスーパーサイエンスフェアを開催いたします。
アオウゼで実施しますので、ご来場をお待ちしています。
日時:令和元年8月3日(土)11:00~15:00
場所:アオウゼ多目的ホール(MAXふくしま4階)
内容:子ども向けの科学実験を行います。
カラフルバブル、ダイラタンシー流体、化石を作ろう、水をはじく実験
ケミカルグラス、スーパーボール、ガウス加速器
日英サイエンスワークショップ・生徒感想
以下、参加生徒5名の感想です。
①
今回の研修では、講義やディスカッションを始めとして多くの貴重な体験をした。前半では歴史上有名な科学者たちについての知識を深められ、後半にはケンブリッジでの怒濤のスケジュールのもと外国人との交流を図った。外国人との英語のみのコミュニケーションはスムーズにいかないことが多くあり苦労したが、身振り手振りなどで伝えるなど他の方法で伝えるよう努力できたと思う。学習だけでなく、観光や文化交流といった活動でも学べることがあり、とても充実していた。このような経験を無駄にしないようにも、今後の活動に活かせるようにしていきたい。
②
私は今回の日英研修で初めてイギリスを訪れました。最初は現地の方々の英語のスピードの速さについて行くことができず大変なことも多かったですが、時間が経つにつれて現地の方々のスピードに耳が慣れてきて初日に比べると聞き取れる言葉が多くなりました。立教英国学院の方と一緒に寮生活やロンドン市内を観光した時は自分と同世代の人が外国で英語を使って当たり前に生活していることに刺激を受けると同時に自分の英語力の未熟さを改めて実感しまし た。
最後の1週間は実際にケンブリッジ大学でイギリスの高校生の方とサイエンスプロジェクトを行い、生徒や教授に英語でインタビューし、実際にポッドキャストとして世界に発信しました。交流していく中で、大切なのは間違いを恐れずに自分の意見をしっかり伝えることだと 気づくことが出来ました。2週間という短い期間でしたが、学習面だけでなく人生の経験として多くのことを学べたと思います 。今回の研修で広がった選択肢を今後の進路にも活かしたいと思いま す。
③
2週間という短い間ではありましたが、遠藤先生のスピーチから言葉をお借りすると、お金でも買えないかけがえのない経験をすることが出来ました。この2週間で知り合えた素敵な方々とのご縁を大切にしながら、関わってくださった全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、自分の将来の夢の実現にこの経験を生かすという形で恩返しをしていけたらと思います。
④
今回の研修で私は、社会のグローバル化と実践的な英語力の重要性を身をもって感じました。特に英国の生徒とパートナーをくみ行ったケンブリッジ大学での研究成果発表のプレゼン作成では、自分はパートナーに頼りきりでとても共同作業とはいえませんでした。今の自分の英語力では、今回事前研修をさせていただいたバークレイズさんのような様々な国や地域出身の人々がともに働いたり、学んだりする場に参加することはできないと思いました。そのため今後は、今回の研修で得られた沢山の経験を活かしつつ、世界と日本の現状も踏まえて自分の将来について考えるようにしたいと思います。
⑤
イギリスでの2週間は今までで1番と言っていいほど刺激的なものでした。見るもの全てが新鮮で非常に楽しかったです。プレゼンを作る過程ではイギリスと日本の生徒で話し合いを行いました。お互いに相手のことを考えながら自分の考えを交流させられたことは非常に有意義なことでした。この研修全体を通して、自分と周りの仲間との関係性や自分の世界の中での立ち位置を考えたりでき、国際性を高められたと思います。この経験は一生の中で非常に有意義なものとなると思うので、これからの学校生活でもしっかり活かしていけるように頑張っていきます。
日英サイエンスワークショップ・帰郷
成田から福島に帰ってきました。
イギリスへと渡ってとても濃密な2週間を過ごすことができました。
7月16日・福島から出発する時の写真と29日・福島に帰ってきた写真です。
大森小学校実験教室
7月28日(日)に福島市内の大森小学校の児童を対象に実験教室を行いました。
スーパーボール作り、ガウス加速器、カラフルバブル、ケミカルグラス、ダイラタンシ-の5つの実験を行いました。
生徒達は、小学生の目線に合わせてわかりやすく説明しようと奮闘していました。
子ども達の好奇心あふれる「なぜ?」に触れることができ、私たちも科学の楽しさを改めて実感しました。
日英サイエンスワークショップ・帰国
7月27日の現地時間16時にイギリスのヒースロー空港を出発し、
カタールを経由して、日本時間7月28日18時20分に成田空港に到着しました。
17時間の長旅でした。本日は成田空港周辺のホテルに宿泊し、明日福島に帰ります。
日英サイエンスワークショップ・ケンブリッジ大学最終日
ケンブリッジ大学での最終日になります。
研究室活動の成果をそれぞれのグループが発表を行いました。
ファイナルプレゼンの後は、格式あるカレッジでディナーをいただきました。
ディナーの時に、日本の事前研修(7月16日)でお世話になりましたバークレイズ証券東京オフィスの社長である木曽様より修了証書が送られました。
明日、ヒースロー空港から帰る予定です。到着は日曜日の夜になります。
日英サイエンスワークショップ・ケンブリッジ大学5日目
ケンブリッジ大学でジェットエンジンを研究している若い女性の研究者から講義を受け、
その後、マーティン・リース氏より軽いレクチャーを受けました。
リース氏は天文学ではとても有名な方です。
続いて、東北の高校生による震災関連のプレゼンを行いました。
今回は福島、相馬、磐城、古川黎明、釜石、東北大学科学者の卵の生徒が発表をしました。
それぞれの視点で震災に関する発表をし、イギリス側からもいろいろと質問が出されました。
日英サイエンスワークショップ・ケンブリッジ大学4日目
ケンブリッジ大学での研究室活動もいよいよ大詰めです。
分析をしてまとめる作業に入っています。
またティーチャーズフォーラムを行い、先生方もディスカッションをして英国の先生達と交流を深めました。
夜には広場へ出かけ、スポーツやゲームを通して交流をしました。
日英サイエンスワークショップ・ケンブリッジ大学3日目
こちらの気温も昨日から上がっております。
連日30度を超える中で生徒たちは研究室活動を頑張っています。
ちなみにイギリスの寮にはエアコンはありません。
ケンブリッジ大学の研究室活動なのでレベル的には高校生の範囲を超えている部分があります。
その中でも生徒たちは必死に英語を聞き、理解しようと努めています。
ファシリテーターの方々がとても日本の生徒に対して優しく接してくれて、
研究の内容も分かりやすく日本語で教えてくれます。
夜には福島高校の学校紹介、文化交流を行いました。