福島高校ニュース

2023年2月の記事一覧

令和4年度生徒研究発表会が開催されました

 令和5年2月24日(金)に令和4年度生徒研究発表会が開催されました。今回の発表会では、口頭発表・ポスター発表・1学年ディベート決勝戦が行われました。口頭発表とディベートはオンラインで、ポスター発表は対面とオンラインで実施されました。ポスター発表を対面で実施するのは3年ぶりです。

 口頭発表では本校の発表に加え、フィリピンのPhilippine Science High Schoolとの共同研究や、姉妹校であるタイのPrincess Chulabhorn Science High School Nakhon Si Thammaratの発表も行われました。

口頭発表の様子↓オンラインで実施し、生徒は各教室で発表を聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイから発表に参加した生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ポスター発表では95件の発表が行われ、福島県立田村高校、福島県立福島工業高校、福島県立福島明成高校、筑波大学で学ぶ本校のOBも参加しました。

本校生のポスター発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校生のポスター発表②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表全体の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立田村高校のポスター発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立田村高校のポスター発表の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立福島工業高校のポスター発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県立福島明成高校のポスター発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

筑波大学に所属する本校OBによるポスター発表↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディベートの様子↓ 論題は「コンビニの深夜営業を禁止すべき」

 

 

 

 

 

 

 

 

 オンラインを活用した海外の高校の参加をはじめ、県内や福島市内の高校の参加もあり、大変充実した発表会になりました。発表に参加された学校の皆さん、参加いただきありがとうございました。来年度の発表会でまたお会いしましょう。

~生徒の感想~

・難しい研究テーマが多かったが、どれも身近な問題を解決するのにつながっているものだった。自分達がわかったことをまとめ、考察するだけでなく、どうしたら問題の解決につながるのかまで考えるとよいというようなアドバイスをいただいたので、来年の探究ではそこも意識していきたい。

・口頭発表では課題に向き合い、その結果など詳しく説明されててとても興味深かった。ポスター発表では自分も発表する側だったので聞く人にどうしたら分かりやすく伝わるか、ポスターの構成や原稿も時間をかけて制作してきたので、楽しく聞いてくれる人が多くてとても安心した。

・福高以外の普段は聞くことができない貴重な発表を聞くことができてすごく良かったです。他の人の考えを知ることで自分の研究や進路につながることがたくさんあると思ったので、こういった機会は大切だと思いました。

・今日は楽しかったです。ポスター発表では、福高のポスター発表も見ましたが、県工、田村、筑波大のポスター発表も見ました。福高ではなかなかない視点から研究したものもあって、すごく興味深くておもしろかったです。また、勇気を出して質問をしたのですが、それによって新たにわかったこともあって、勇気を出してよかったです。

何度も繰り返し発表したことで、ずっと苦手だった人前での発表に対する苦手意識がかなり薄れたように感じます。様々な専門家の方々から貴重なご意見なお褒めの言葉を頂けて、本当に有意義な時間にできたと思います。なかなか聞く機会のない他校の研究もとても面白かったです。

 

 

 

 

 

Toyama Science Symposiumに参加しました

 令和5年2月5日(日)、スーパーサイエンス部のメタン菌班2名と接ぎ木班2名がToyama Science Symposium(東京都立戸山高等学校の生徒研究発表会)に参加しました。2班はポスター発表を行い質問やアドバイスを受けるとともに、多種多様な発表を聞いて大いに刺激を受けているようでした。今後の研究活動に活かしてほしいと思います。

 戸山高校の皆さん、発表の機会を与えていただきありがとうございました。

発表会に参加した生徒↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メタン菌班の発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

接ぎ木班の発表の様子↓

SS探究ウメタンS 沖縄科学技術大学院大学 クリスティーヌ・ラスカム先生によるオンライン講義

 2月1日(水)にSS探究の発展講座であるウメタンSで、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のクリスティーヌ・ラスカム先生によるオンライン講義が実施されました。当日はOISTに関する話やラスカム先生のキャリアパス、そして高分子化合物に関する講義を英語で実施していただきました。ほとんどの生徒は初めての英語による講義でリスニングに苦労していたようですが、その分、英語学習の重要性にも改めて気が付く機会となったようです。

 OISTのスタッフの皆さん、ラスカム先生、ありがとうございました。

ラスカム先生と生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・英語はこれからしっかりと勉強していこうと思った。半導体ポリマーが増えればプラスチック廃棄の問題解決にも繋がると思う。

・OISTの5年で一貫した博士課程のカリキュラムのことを知れたので、今後の進路選択に役立てたいと思いました。

・今回の講演は、全ての分野の知識が必要だなと改めて思った。聞き取るには英語が分かってないといけないし、化学の用語も知っていなければならないし、世界の環境問題も理解していないといけなかったので、今後はひとつの分野に限らず色々なことが分かるようになりたいと思った。

【1学年】SS探究「ディベート大会」を行いました

1月11日(水)より2月1日(水)まで、4週にわたってディベート大会を実施しました。

ディベートとは、ある論題(テーマ)について「肯定側」と「否定側」に分かれて議論を交わし、審判を説得して勝敗を決するゲームです。

今年度は5月に「ディベート講習会」と称して論理性・説得性を持った主張に必要なディベートのスキルや方法について学び、今回、ようやく実際にディベートを行うことができました。

▼ガイダンス後、お試しの論題でいきなり立論をつくる生徒

 

▼クラスごとに試合と行い、クラス代表チームを選出しました。

▼最終回 クラス代表による学年代表決定戦(ディベートをzoomにて配信。各教室では中継されたディベートのジャッジを行いました。)

【「ディベート」の取り組みを通して、できるようになったことは何ですか?(生徒の回答)】

  • 相手の主張をよく聞くようになった。また、相手の発言から意図を汲み取り、自分の次の発言につなげたり、否定側と肯定側のメリットデメリットを比較できた。
  • 物事を論理的に考え、ただ単に意見を言う訳ではなく、差分と重要性を考え、どの主張がどれほど社会に影響を及ぼすかということを考えて主張をまとめることが出来ました。
  • 情報を主観的ではなく、データなどを基に客観的に判断すること
  • 相手の発言を正確に聞き取り、論理立てて返答する力がついた。
  • 色々な情報を比較し、違いを見つけたりすること

最終回の学年代表決定戦で選出された2つのチームは、2/24(金)に開催される生徒研究発表会で試合を行います。乞うご期待。