山岳部では毎月、1回以上の山登りなどのイベントがあります。
6月のイベントは秋田県と山形県の県境にある鳥海山へ行ってきました。
金曜日の昼に学校を出発し、海沿いの高台にある、三崎公園キャンプ場でキャンプl。
翌日土曜日に鳥海山へ向けて湯の台登山口を出発しました。
今年は残雪が多く、途中の急な雪の壁や悪天候で頂上までは行けませんでしたが、野生のテンや野兎の赤ちゃんにも会え、帰りは温泉に入って楽しく終えることができました。










今年度最初の『進路通心』を発行しました。生徒や保護者の方に様々な進路情報を伝えると同時に、心が通う寄る辺の一つになればという思いから、「通心」と題しております。ご覧いただければ幸いです。
R7進路通心・6月号.pdf
福島大学の前川直哉先生を講師にお招きし、1年次全員を対象に開催しました。
「”今、ここで”学ぶことを探究する」をテーマに、前川先生には「君が学べば、世界が変わる。」を演題にご講演いただきました。
神戸から福島に来たご経験の前川先生の語りを通じて、福島から考えることの意味を、生徒自身が深く考える機会となりました。
「成長するとは、支えられる存在から、誰かを支える存在になるということ」「他人の幸せのために実践するカッコイイ大人」など、今後のキャリアを構想する上で、生徒たちの胸に響く言葉や知的な刺激がたくさんあったように思います。
生徒たちの今後の変容に期待するとともに、ご講演いただいた前川先生に心から御礼申し上げます。


令和7年度 福島高校教職員研修会(教育相談)
令和7年4月25日(金)16:20~17:40
本校視聴覚室にて開催しました。
福島県立医科大学保健科学部作業療法学科教授 倉澤茂樹先生をお招きし、
はじめに、「自閉スペクトラム症と注意欠陥多動性のメカニズム」の演題で、
現在学校作業療法(コンサル)している生徒の支援方法(課題指向型アプローチ)と経過報告、
今後の取り組みについての講義をしていただきました。
その後、先生方からの質問に対し、アドバイスをいただきました。
神経発達症と診断される生徒の困り感がよく理解でき、
生徒に寄り添い、学習や生活の困難を改善するための合理的配慮の参考になりました。
本校OBで、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)眼科学研究所の教授の大沼信一先生の講演会が、4月21日(月)に本校第一体育館で、1年生全員を対象に開催されました。先生ご自身のこれまでの取り組みや、先生が主宰されている日英の高校生の交流を目的とたて「UCL-Japan Youth Challenge」の様子などのお話から、高校生のうちから世界に目を向ける意義について考えさせられる講演会でした。講演後には、希望生徒を対象にした座談会もあり、帰りの時間いっぱいまで対話が続きました。


2025年3月29日(土)、福島市内のAOZ(アオウゼ)にて、
福島高校管弦楽部(通称:梅響ーばいきょう)のスプリングコンサートが行われました。

定員200名の会場でしたが、300名を超えるお客様にお越しいただき、
急遽客席を追加するほどの大盛況となりました。
弦楽アンサンブル、吹奏楽、木管五重奏、金管合奏などの様々な編成で、
クラシック・ジブリ・ディズニー・Eテレの音楽など、様々なジャンルの曲を演奏しました。
AOZの方との打ち合わせからステージ構成、当日の進行など、全てを生徒が行うという、
まさに福高生らしいコンサートとなりました。
現在梅響は新入生を迎え、8月6日に音楽堂で行われる定期演奏会に向けて猛練習中です。
ぜひ定演にもお越しください!




(左から、弦楽アンサンブルの様子・満員のお客様・待機会場での一枚・終了後に差し入れをパクリ)
新入生が高校生活へ円滑に適応することを目的に、入学式から1週間程度の「1学年ウォーミングアップ・プラン」が実施されました。
福島高校のルールを学ぶことに始まり、各教科の学び方のレクチャー、情報機器の使い方に至るまで様々な内容のガイダンスが行われました。
初めて話すクラスメイトと関係性を構築するために健闘したり、まだ慣れない環境に適応するために様々な工夫をしている様子が随所に見られました。
この「1学年ウォーミングアップ・プラン」を礎に、新入生の皆さんが充実した高校生活を送ることを願います。



桜咲く、晴れやかな日に280名の新入生を迎え入れ、入学式が挙行されました。県議会議長を代理の誉田憲孝様をはじめ6名の来賓の方々にご臨席賜りました。新入生は担任の呼名に対し、力強く返事をし、校長から入学が許可されました。
丹野純一校長より、「世界を深く探究する高い知性を身につけ、自分の頭で考える力を養うこと、人の痛みが分かり多様な他者と協働する豊かな人間性を養うこと、自らと社会を変える変革マインドを持つこと、それらをもとに新たな時代を創造する人間として成長してほしい。」と新入生に激励がありました。
県議会議長代理の誉田憲孝様より「未見の我」に出会うため、何事にも本気で取り組むこと、PTA会長の安田敬様より若く多感な時期に、この学び舎で過ごせることを誇りにと激励のお言葉、同窓会長芳賀裕様より「太宰府の梅の木の意味とともに福島高校の生徒としての伝統の継承」についてなどご祝辞をいただきました。
新入生の生徒宣誓ののち、保護者の方々の喜びと教職員が見守る中、福島高校での充実した3年間を楽しみにクラスへ向かっていきました。
教職員一同、この3年間が大きな成長の場として、生徒たちが新たな価値や生き方、社会を創造する人間となるよう指導して参ります。ご入学、おめでとうございます。


今日からいよいよ令和7年度がスタートします。
始業式に先立ち,新たに着任された14名の先生方の着任式を行い,校長先生が各先生方を紹介しました。そして,着任者を代表して小川教頭先生が「皆さんはどんな人になりたいですか?皆さんの思いを実現するために全力でサポートします。一緒に頑張りましょう。」と挨拶されました。今日から福島高校の新年度がスタートします。
始業式では,校長先生は自分がどんな学生生活を送り,その中から何を得たのかというお話をされました。「母校である福高に入学し最初は合唱部に入部しましたが,体育の先生から誘われて陸上部に入部しなおし,三段跳びの練習に励みました。トレーニングをすればしただけ体も記録も伸びることが嬉しく練習に没頭しました。ただ,最後の大会でもあと一歩のところで東北大会には出場できず号泣した記憶があります。しかし,陸上部での練習を通して,言われてやるのではなく自らの意思でとことん頑張るという生き方を身に付けることができたと思っています。大学受験もあと一歩及びませんでしたが,予備校時代には読書をたくさんして,世の中の人のために尽くしたいと考えるようになりました。孤独でしたが淋しいわけではありませんでした。むしろ自分自身と対話することができた貴重な時間でした。
以上の私の経験から,皆さんに伝えたいことは3つです。一つは,高校時代,自分で考えて徹底的にやったことは何らかの形で身になり,あなたの人生を支える力になるということです。二つ目は,たとえ孤独を感じても,自分自身や他者と対話し深く考える時間を大切にしてください。三つ目は,たとえ,うまくいかなくても,人生,思う通りには行かないからこそ面白いということです。
新しい学期がスタートします。勉強と部活動にとことん頑張ってください。」
教務主任は「『清らかであれ 勉励せよ 世のためたれ』という『梅章のおしえ』の順序には意味があり,土台となるものは清らかな心だと思う。もう一度自分の心を見つめなおして学校生活を送ってほしい。」という話をしました。
生徒指導主事の話は「交通事故防止」「ルールを守って福高生の自覚をもったスマホの利用」「レベルの高いABC(当たり前のことを,馬鹿にしないで,ちゃんとやる)を実践できるように人間的に成長してほしい。」「前向きな心で最高の一年間にしてほしい」という内容でした。
進路指導主事は「アイディアやイノベーションが広まるには,その時代の社会環境も必要だが,それらは既存のものの掛け合わせできている。」「自ら実践してDoしていろんな試行錯誤をしよう。失敗することもあるけれど,その中から自分に大切なものをたくさん見つけ,それらを掛け合わせて大きく成長しよう。」というお話をしました。
先生方のお話を心にとどめ,この一年間「清らかな心」で「全てのことに全力で」取り組み「人間的に大きく成長」してください。