学校行事・部活動通信

福島高校ニュース

福島高校が育てたい生徒

2025年7月25日 16時45分

 朝から強い日差しがじりじりと照りつける中,福島高等学校の体験入学に,450人を超える多くの中学生や保護者の皆様においでいただき,誠にありがとうございました。

 全体会では校長先生から次のような挨拶がありました。
 「福島高校の校風は「自由」であり,生徒が自主的・自律的に行動し,自ら学ぶことを最大限尊重し,将来,解決困難な課題に果敢に挑戦し,新たな価値や生き方,社会を創造する人間を育成することを目指しています」「福高生には,先生に言われたことしかやらない生徒ではなく,自ら学び行動し,高い目標に向けて自走する生徒になってほしい」「福島高校では,様々な進路行事や課外などで,難関大学等の合格に向けた進路実現を強力にサポートしています。また,医学コースには,医学部を目指す生徒のために医師の講話を聴いたり体験実習をしたりするなど多様なプログラムが用意されています」「特色選抜では,アドミッションポリシーにあるとおり,自らどんどん学ぶ生徒,リーダーとなって頑張ろうとする人,勉強以外のことも頑張る人を求めています。「志願してほしい生徒像」に当てはまると思う人は,ぜひ特色選抜を受験してください」

 その後,学校紹介・SSH紹介・卒業生の話があり,福島高校の魅力を在校生や卒業生たちがそれぞれの立場から語ってくれました。

 質問タイム・休憩の後,50分間の体験授業が行われました。今回は国語1講座,社会2講座,数学5講座,理科3講座,英語4講座の合計15講座を開講しました。
 数学では,数列の和の求め方を考えたり,確率を用いた円周率の計算に挑戦したりして,高校数学の入り口を体験し数学の不思議を味わいました。理科では,振り子の周期から重力加速度を求めたり,湿布薬の成分であるサリチル酸メチルを合成したりして,実験や「なぜ?」を考える楽しさを体験しました。英語では,高校の教科書を読んで,和製英語ではない本来の英単語を学んだり,八村塁選手の活躍を題材にした英文から最善を尽くすことの大切さを考えたりしました。国語では,本校の校章でもある梅花を詠んだ和歌が時代とともにどのように変化してきたのかを学びました。社会では,「アルプスの少女ハイジが教えてくれるもの」「ブラッディ・メアリはなぜブラッディ(血まみれ)になったのか?」などの問いから「なぜ」を考える体験をしました。このように,SSH指定校である福島高校では「なぜ?」を大切にし,その疑問を深堀する探究的な学びを実践しています。

 今日の体験入学で,福島高校の魅力を知っていただけたでしょうか。福島高校が築き上げてきた素晴らしい伝統の上に,先輩たちと一緒に新たな1ページを加えてみませんか? そんな挑戦者たちを福島高校は待っています。 

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