
今日は冬休み前の全校集会を行いました。インフルエンザなどの感染症が流行しているため,全校集会はオンラインで行い,生徒たちは各教室で校長先生の話をお聴きしました。
全校集会に先立ち行われた賞状伝達式では,SS部・写真部・将棋部・囲碁部・剣道部・ハンドボール部・ラグビー部の皆さんに賞状が伝達されました。
SS部は科学の甲子園福島県大会で総合優勝したチームをはじめ5つの大会の団体と個人,写真部は福島県高等学校総合文化祭で最優秀賞と優秀賞を受賞した個人2名。将棋部は全国高等学校文化連盟新人大会福島県大会で上位入賞した個人3名。囲碁部は福島県高校囲碁新人戦個人の優勝・準優勝の個人2名。剣道部は福島県高等学校新人体育大会で準優勝したチームと優秀選手賞を受賞した個人2名。ハンドボール部は,福島県高等学校新人体育大会で3位に入賞したチームと優秀選手賞を受賞した個人。ラグビー部は,福島県高校大会で3位に入賞した福島・安積・平工業・小名浜海星の合同チームです。皆さんの努力が目に見える結果となって現れた立派な成績です。おめでとうございます。さらに素晴らしい景色を見られるようこれからも頑張ってください。
校長先生からは,ノーベル化学賞を受賞した北川進京都大特別教授が座右の銘とし,受賞記念講演の題ともした「無用の用」という言葉についての話がありました。「無用の用」は中国の思想家「荘子」の言葉で,一見意味がないように感じるものが実は重要な役割を担っているという意味です。当時,北川教授の発見は「絶対にそんなの壊れる」とみんなに言われ相手にされなかったそうですが,「無用の用」を見出すようなご自身の感性を信じチャレンジし続けたことによって大発見につなげたとのことです。あわせて,かつて慶應義塾大学の塾長であった小泉信三の「すぐ役に立つことはすぐ役に立たなくなる」という言葉を紹介され,人文学の知識や数学,サイエンス,芸術のように,いま役に立たないようなことでも,いやそうであるからこそ,時代や場所を超えた普遍的な価値を持ち,将来必ず役に立つ。タイパ、コスパという言葉が飛び交う現代ではますます「効率化」「無駄の排除」が進んでいるが,目先の効率や結果だけでなく,世界全体を見渡し,人類の大きな時間の流れの中で,自己や社会,国家をみる感性を磨くべきであり,そのために高校と大学での学びはあるのだと話されました。最後に,これから受験に臨む3年生を始め生徒の皆に北川先生の言葉を送って話を終えられました。「やっぱりチャンスっていうのは、祈るもんじゃなくて自分で作り上げるものなんです。」
教務主任は,壊れた陶磁器などを修復する金継ぎの技法を話しました。これは割れ目を修理して隠すのではなく,そこに金を乗せることで新たな価値を生み出す日本古来の技法で,割れ目を傷と呼ばず「景色」というのだそうです。この例えから「自分自身に安易に「ダメだ」「無理だ」などのレッテルを貼ることは,自分の新しい価値を消し去り自分の成長を止める行為です。自分自身にレッテルを貼らず,皆さんの中に眠る可能性に目を向けてください」というお話でした。
3年生は共通テストまでちょうど1カ月,1年生と2年生は明日から冬季課外が始まります。気が抜けない日々が続きますが,健康に留意して年末年始を迎えてください。令和8年1月8日(木)には,心豊かに成長した皆さんと会えることを楽しみにしています。
この度、本校生1名を含む福島県代表チームが、令和7年度グローバル人材育成事業の「UCL派遣事業」に参加し、研修の成果を報告するため、鈴木竜次教育長を表敬訪問しました。
このプログラムは、世界トップレベルのUCLとケンブリッジ大学を訪問し、特別講義やワークショップに参加するなど、英国の高校生との文化交流活動を含む10日間の日程で行われました。
帰国後の表敬訪問では、代表チームは研修の成果について鈴木教育長に活動報告を行いました。生徒たちは、英語国での貴重な体験や学んだこと、そして福島県の現状を世界に発信した手ごたえなどを熱心に報告しました。鈴木教育長からは、この経験を今後の学習や人生に活かし、さらにグローバルな視点をもって活躍してほしいとの激励の言葉をいただきました。
本校では、このようなグローバルな舞台で活躍し、国際社会で通用する資質・能力を育成できるよう様々な機会をたくさん提供しています。生徒たちにはこれらの機会を十分に活用し、世界に羽ばたいていってほしいと思います。

部活動
期日:令和7年10月24日~25日
場所:あいづ総合体育館(会津若松市)
令和7年度福島県高等学校新人体育大会 剣道競技
【結果】
男子団体 準優勝🥈
男子個人 ベスト8 志村醍吾
優秀選手 志村醍吾・本田虎之介
上記の結果により
令和8年2月14日(土)に山形県山形市で開催される
第38回東北高等学校選抜剣道優勝大会 の出場権を獲得しました!
応援ありがとうございました!





東北大学1年生向けに後期に開講される講座に本校の1年生7名が参加しています。
それぞれの興味関心に応じて講座を選択し、大学生と一緒に高度な学術的知識を学ぶことで、学んだ知識を探究活動に生かしていくことを目的にしています。専門性が高く難しい内容ですが、大学の先生方や学生の皆さんからサポートしていただきながら一生懸命参加しています。講座修了後には講義内容についてポスター発表を行う予定です。

学校行事
研修旅行5日目の10月11日(土)、太宰府天満宮と国立九州博物館を訪問しました。
太宰府では昇殿参拝をしたり、福島高校とつながりのある梅の木について説明をしていただいたりしました。
また、国立九州博物館では豊富な展示品を前に、「教科書で見たことがある」と驚きの声をあげたり、歴史に思いを馳せている様子でした。
これで研修旅行も終了となります。ここで学んだことを今後の学校生活に生かしてほしいと思います。



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学校行事
研修旅行4日目の10月10日(金)、班別に事前に計画した場所へと訪問しました。帰ってきた生徒たちの様子を見ていると、疲れももちろんありますが、充実した時間を過ごせたのではないかと感じました。
研修旅行も残すところ1日。最後まで有意義な時間を過ごしてほしいと思います。

学校行事
研修旅行3日目の10月9日(木)、本校のSS部生徒および希望者が福岡県立城南高等学校を訪問し、SSH学校交流を実施しました。
福島と福岡という遠く離れた地域のSSH指定校同士が、探究活動を通して学び合う貴重な機会となりました。
はじめに、互いの学校紹介動画を鑑賞し、それぞれの学校の特色やSSHの取組を理解しました。
次に、クイズや自己紹介を交えたアイスブレイクを行い、緊張もほぐれて笑顔があふれる雰囲気に。
最後は、両校の生徒が課題研究の発表を行い、質疑応答では活発な意見交換が行われました。
短い時間ではありましたが、生徒たちは他校の研究内容や発表方法から多くの刺激を受け、自らの研究を見つめ直すきっかけにもなったようです。
SSH校同士の交流を通して、生徒たちの探究心がさらに深まりました。





城南高校のInstagramにも紹介されました。
また、この日は課題研究研修も並行して実施しました。
各研究班ごとに研究テーマに沿った研修を行い、大学や企業での研究指導、専門家へのインタビュー、フィールドワークなど、多様な学びを展開しました。
生徒たちは現場での体験を通して、研究の方向性を深めたり新たな課題を発見したりするなど、探究活動のさらなる発展につながる貴重な一日となりました。
SSH校同士の交流と現地での課題研究研修を通して、生徒たちの探究心と学びの視野が大きく広がりました。
学校行事
本日は、午前中に平和公園と原爆資料館に行き平和学習を、午後はクラスごとに分かれて文化探究研修を行いました。
平和学習では原爆による被害の恐ろしさを実感したようです。また、文化探究研修では有田焼の絵付けを行いましたが、楽しそうに作業をしている姿が印象的でした。
★平和学習(原爆資料館)


★有田ポーセリンパーク(1~6組)

★文化探究研修(有田焼の絵付け)
