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福島県立福島高等学校は平成19年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校となりました。現在は、第Ⅳ期の指定(令和8年度まで)を受けています。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、文部科学省が指定する、理数系教育の充実を図る取組です。未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとしています。科学技術、理科・数学教育を重点的に行うSSHでは、大学や研究機関とも連携して魅力的なカリキュラムを開発していきます。

福島高校ニュース

研修旅行で学校交流を行いました。

2024年10月25日 15時00分

 2年生は10月15日(火)~10月19日(土)までの4泊5日で、関西方面での研修旅行を実施しました。この研修旅行の中心的な企画の一つとして、全生徒が課題研究を通した学校交流を行いました。交流した学校は、滋賀県立膳所高等学校、神戸大学附属中等教育学校、神戸市立六甲アイランド高校、大阪府立天王寺高等学校、奈良県立奈良青翔中学校・高等学校の5校です。交流の様子の一部を紹介します。

〇滋賀県立膳所高等学校

歓迎のポスターが掲示されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クイズ大会の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両校の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇神戸市立六甲アイランド高等学校

交流会の様子①

交流会の様子②

交流会の様子③「ままどおる」をプレゼントしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両校の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇神戸大学附属中等教育学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流会の様子

集合写真

〇大阪府立天王寺高等学校

開会式の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流会の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集合写真

 

 

 

〇奈良県立奈良青翔中学校・高等学校

ポスター発表の様子①



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レクリエーションの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想ここから~

・あたたかく柔らかい雰囲気で迎えてくださり、リラックスして発表が出来ました。神戸大附属の方々は1人でテーマ探しから発表、スライド作成まで行っていて視点も新しいものが多く驚きました。仕掛け学を用いて文化祭の混雑を緩和しようというテーマの発表があり、福高でも活用できるのではないかと思いました。質疑応答では感想だけでなく、アドバイスや今後のまとめの参考になるような意見をお互いに出し合えたので良かったです。他県の同級生と話すことが出来てとてもいい時間を過ごすことが出来ました。

・学校交流を通して膳所高校の研究にはより具体性があると思いました。膳所高校の研究は自分たちよりも具体期な課題、実験があり、発表を受ける時にとても分かりやすいと感じました。また、最初に要約を言うことで理解しやすくしている所や、実験の条件を細部まで明確にすることで実験の根拠をしっかりさせている所で、自分たちとの差を感じたので、今後の研究に活かしていきたいです。

・私は今回の学校交流を通じて、天王寺高校から数多くの刺激を受けることができたことは勿論、課題研究の発表を通じて数多くの質問をいただいた為に、自身含め課題研究班の考えていた今後の研究計画が大きく変わりうることは今回の天王寺高校訪問での大きな成果であったのではないかといえます。私たちの班では防災意識の向上を図ることを一つの課題として研究していますが、そもそも意識向上の為にどのような活動をすべきか聞かれるなどした際は戸惑ってしまいました。このような、質問されたときに答えるのに戸惑ってしまう事事を今後の課題の一つと捉えて、今後も課題研究を行っていきたいです。

・発表をした後に奈良青翔生からいつもとは違う視点での質問があったり、先生から発表の仕方に関するアドバイスを頂けたりと自分の発表をよりよくするための貴重な機会になりました。また、奈良青翔生が準備してくださったアクティビティのおかげで楽しんで交流もできたので、自分も逆の立場になったときに同じようにできるようにしたいと思いました。

・今まで恐らく1回も会ったことの無いような遠くに住んでいる同世代の子と一緒に活動することは滅多にないことで最初は緊張していましたが、段々と緊張がほぐれて楽しく会話することが出来ました。また今まで考えたことの無いような考えを聞くとこも聞けて素晴らしい機会だったと思いました。
一期一会を大切にしていこうと思います。

 ~生徒の感想ここまで~

 

 生徒達は、交流を通して、自分たちの課題研究に対する新たな視点が得られました。また、普段では知り合うことのできない貴重な出会いによって、かけがえのない思い出ができたようです。交流していただいた5校の皆さん、本当にお世話になりました。次回は是非、福島県や福島高校にも遊びに来てください。大歓迎いたします。

 

 

1学年 フィールドワーク研修発表会

2024年10月17日 15時14分

10月16日(水)、1学年生徒を対象に「ふくしまフィールドワーク研修」の発表会を行いました。

生徒たちは、10月1日(火)に福島県内の7つのコースに分かれて現地研修を行い、福島県が抱える様々な課題やその解決に向けた取り組みについて学びました。
その事後研修として、一人一台の端末を活用し、フィールドワークで感じたことや学んだことを資料にまとめ、それぞれのクラスで発表しました。入学後、初めてのスライド資料を用いた発表でしたが、学んだことをわかりやすく伝えるためにスライドや発表方法を工夫する姿が見られました。また、発表後には活発な質疑応答が行われ、充実した発表会となりました。


<生徒の感想>
・調べてもわからないことがたくさん知れていってよかった。実際に話を聞くことでそこにしかない問題を発見することができた。事前学習をすることで自分の調べたところから話を聞いてわからないところをはっきりしておいたことで話を聞いてさらに深まったので事前学習の大切を感じた。
・フィールドワークは、新たな視点を得る貴重な体験となりました。単に現地の課題や状況を知るだけでなく、そこから知識欲が刺激され、さらに深く学びたいという意欲が湧いてきました。また、プレゼンテーションを通じて、自分の表現力や伝える力を改めて見直す機会にもなりました。

ウメタンS第4回オンライン発展講座「公平な資源分配メカニズムの理論と応用」が実施されました

2024年10月10日 12時05分

 10月9日(水)に、第4回オンライン発展講座が実施されました。今回は「公平な資源分配メカニズムの理論と応用」とテーマに、東京大学大学院准教授の五十嵐歩美先生に講義を実施いただきました。先生の研究テーマであるアルゴリズム的ゲーム理論について、身近な例などを用いながらわかりやすく解説いただきました。また、先生自身キャリアパスにについての紹介の中で「研究職は新しい知を作り出し、社会にインパクトを与えることができる魅力的な仕事」というお話があり、生徒たちの研究職に対する関心が高まったようです。

↓講義を受ける生徒の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・お忙しい中講義ありがとうございました。数学のイメージが変わりました。大学で数学を学んでみたいと思いました。改めて、講義ありがとうございました。

・今まで数学を単に楽しいものとして味わっていたが、この講義を聞いて、現実との関わりを知ることができた。数学を活かした職業をさらに調べていきたい。

・数学的に考えるというイメージに対して無機質さを感じていましたが、今回の講義で、公平性に考えることに人の配慮や感情、思考などについても含めて考えるというのが面白いなと感じました。

・普段授業でやっている堅苦しい数学がこの様に社会の役に立っているんだなと可視化されて数学もやはり大切だなと再確認する機会となった

・研究職は新しい知を創り出す喜びと社会へのインパクトを与えることが出来ると聞いて、率直に研究職ってかっこいい!と感じ、憧れが生まれました。自分の興味のある学問を自分の興味のまま調べ、極めることを私も将来したいと強く感じました。

 

 

SS探究 第一学年フィールドワークが実施されました。

2024年10月7日 16時15分

10月1日(火)県内の7つコースに分かれて「ふくしまフィールドワーク研修」を行いました。

 福島県内で「課題解決」に取り組む企業・事業所・大学を訪問し、見学や研修を通じて、2年次に行う全員課題研究に向けた課題の設定や解決方法を学ぶ研修です。

 事後研修として、翌日、各コースごとのまとめを行いました。その後、クラス内で各コースからの発表を行います。お互いのコースについて質問や評価を行い、優れた発表は2月の生徒研究発表会で学年代表として発表してもらいます。

 

福島コース

JICA二本松訓練所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

郡山コースA

福島県林業研究センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社 宝来屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

郡山コースB

日大学工学部✖郡山市再生可能エネルギー研究所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日東紡績 富久山事業センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会津コース

会津大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合資会社 大和川酒造

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相馬コースA

福島県水産資源研究所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東北電力原町火力発電所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相馬コースB

JAXA角田宇宙センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IHI相馬グリーンエネルギーセンター 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いわきコース

いわきアンモナイトセンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社 浅野撚糸 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3回オンラインリサーチカフェを実施しました

2024年9月30日 10時34分

 9月27日(金)SSH指定校4校による第3回オンラインリサーチカフェが開催されました。この取り組みは、大宮北高校、観音寺第一高校、奈良青翔高校、福島高校の4校がオンラインで継続的にゼミを行い、協働して探究を深めることを目的に実施しています。5月10日(金)の第1回ではお互いの県や学校の紹介を行い、それぞれの研究テーマに関して共有を行いました。第2回は第1回よりも具体的に研究計画や実験についてディスカッションを行いました。今回は、第2回から現在までに行った実験やその結果、考察について共有を行いました。

 次回は1月27日(月)に、最終成果発表会を行う予定です。参加いただいた3校の皆さん、ありがとうございました。次回、お会いできるのを楽しみにしています。

 

当日の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参加した生徒の感想~

・研究の進捗を話し合いながら時折冗談を交わすこともあり、楽しい会になったと思う。

・自分たちの研究を客観的に評価してもらったことで、今後より俯瞰的に自分の実験を行っていくことができると思う。発表についても自分たちなりに相手の理解のしやすさを考えて行うことができたと思う。

・今日の生物の授業でやっていたらしいものが実験の内容に入っていてつながりを感じた。

福島ロケットチャレンジ2024に参加し全国大会出場を決めました!

2024年9月30日 05時58分

2024年9月29日(日)、福島市のスカイパークで『福島ロケットチャレンジ2024』が開催され、本校から2年生2名、1年生1名の3名で構成されたチームが参加し、見事に優勝いたしました。この大会では、目標高度、滞空時間、機体の重量、そして搭載した卵が落下後に割れていないかなど、複数の項目が審査対象となる競技でした。生徒たちはモデルロケットの設計から材料選び、実験を重ね、機体をグラム単位で調整するなど、最後まで努力をしておりました。打ち上げは2回行われましたが、おおむね狙い通りに飛ばすことができたようです。生徒たちは今後、全国大会であるロケット甲子園にも参加する予定です。今回の大会参加にあたり福島県立福島工業高校の先生方に大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。生徒たちのこれからの更なる活躍と成長に期待しています。

 

 

 

会津大学ICT講座(Pythonで学ぶデータサイエンス)を実施いたしました

2024年9月28日 15時38分

9月28日(土)本校視聴覚室で大学と連携したICT人材育成事業である「会津大学ICT講座」を実施しました。講義ではPythonプログラミングの基礎(変数、ループ、分岐など)、データをグラフすることによる可視化、プログラムによる最大売り上げシミュレーション、ビッグデータからデータの特徴量の抽出と実際のデータを用いた分析例、乱数を用いた確率のシミュレーションを学習しました。内容は盛りだくさんですが、このようにプログラムの活用事例を幅広く知っておくことで、生徒たちが課題研究などを進めていく際に、プログラミングを活用しやくすることを目的としました。生徒たちにとって負荷の高い学習機会となりましたが、大変よく頑張りました。今後、プログラムの有用性を理解し活用していく生徒が出てくることを期待したいと思います。

 

国際学会ESRAH2024に参加し発表をしてきました

2024年9月23日 17時15分

9月22日(日)に弘前大学で開催された国際学会「11th Educational Symposium on RADIATION AND HEALTH by Young Scientists(ESRAH2024)」に、本校の生徒4名(2年生3名、1年生1名)が参加し、「ラドンなどによる自然放射線被ばくの国際比較」に関する研究の成果を発表してきました。生徒たちにとって、英語でのポスター発表や海外の方に向けた研究発表は初めての経験でしたが、研究発表を通じた交流の楽しさや手ごたえを感じることができたようです。この国際学会ではLNTモデルに関する講演を聴く機会もあり、LNTモデルの問題点についても新たに学ぶことができました。

 

 

ウメタンS第3回オンライン発展講座「ヒトの病気による個人差をゲノムから読み解く」

2024年9月19日 08時25分

9月19日(水)に金沢大学医薬保健研究域教授の田島敦先生によるオンライン講座が実施されました。「ヒトの病気に対する個人差をゲノムから読み解く」をテーマに、ヒトゲノムの多様性について、わかりやすく講義を実施していただきました。

 

オンライン講義の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンライン講義の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の感想

・最近の生物の授業で知ったことが、現在の医療の最先端の現場で利用され、調査されていることが実感され、とても楽しかった。

・最近、遺伝子について習ったところで、昔から興味があったので、詳しく知ることができて楽しかった。すべては遺伝子からできているのだなと実感して、それを利用して医療にいかすことができることにとても興味がわいた。

・薬や手術による治療だけではなく、将来は遺伝子で原因を調べたり個人個人に合う治療法を見つけたりすることで、治療の成功率が少しでも上がるかもしれないと思い、自分がこれからどんなことを研究していくかを考えたいと思った。

・ゲノムを調べるだけでこんなにも色々なことが分かるということはとても興味のわくことでした。この技術がより広まれば、病気の予防にもつながったり、病気になったとしても、より良い方法で治せたりするなと感じました。