福島高校ニュース
本校生徒が国際原子力科学オリンピック(INSO)国内選考会に初挑戦
2025年4月25日 13時12分2025年4月20日、国際原子力科学オリンピック(INSO)の国内選考会がオンラインで開催されました。
INSO国内選考会とは、原子力科学に関する国際的な知識や理解を競う大会です。この大会に、本校の3年生2名が初めて挑戦しました。惜しくも予選突破とはなりませんでしたが、生徒の振り返りによると、選考会に向けた対策学習を通して、原子炉の仕組みや放射線の取り扱い、測定技術についての理解を深めることができたようです。
今後もこのような挑戦を通して、学びをさらに深めていくことを期待しています。
【ご案内】「福島県高等学校課題研究中間発表交流会」の開催について
2025年4月21日 15時23分春陽の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より本校の教育活動に格別のご厚情を賜り、心から御礼申し上げます。
さて、本校では令和4年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール研究開発校の第Ⅳ期指定を受け、「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心を持ち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」を研究開発課題に各教育プログラムの開発・実践に取り組んでおります。
現在、各校で総合的な探究の時間において多種多様な課題研究や探究活動が行われています。課題研究や探究活動の中間発表での交流を通して、互いの探究をさらに深める事を目的に、「令和7年度福島県高等学校課題研究中間発表交流会」を開催いたします。
つきましては、ご多用のところ恐れ入りますが、多くの皆様に中間発表交流会にご参加いただきたく、案内申し上げます。詳しくは以下の要項をご覧ください。
昨年度の中間発表の様子↓
【ご案内】「課題発見力養成講座」の授業公開について
2025年4月21日 15時06分教育関係者の皆様へ
春陽の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より本校の教育活動に格別のご厚情を賜り、心から御礼申し上げます。
さて、本校では令和4年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール研究開発校の第Ⅳ期指定を受け、「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心を持ち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」を研究開発課題に各教育プログラムの開発・実践に取り組んでおります。この第Ⅳ期プログラムの中心となる取り組みが、学校設定科目「SS探究」です。「SS探究」では1年次に探究活動の手法を学び、2年次に課題研究を実践し、3年次に課題研究をまとめます。
今回はSS探究の1年次向けの初期プログラムである「課題発見力養成講座」の授業公開を添付資料の通り実施します。「課題発見力養成講座」では、課題発見力養成に必要な7つの講座が展開され、生徒たちは講座を通して課題研究に必要な課題発見力を高めます。
つきましては、ご多用のところ恐れ入りますが、多くの皆様にご参会をいただき、忌憚のない指導助言を賜りたく、ご案内申し上げます。
課題発見力養成講座の様子①エッグドロップコンテスト↓
課題発見力養成講座の様子②ビブリオトーク↓
キャリア探究講座(講師:東北大学大学院教授 渡辺正夫先生)が実施されました。
2025年4月19日 11時31分4月17日(木)に1年生SS探究で、東北大学大学院教授で本校SSH運営指導委員の渡辺正夫先生による「キャリア探究講座」が実施されました。「将来に向けたキャリア形成と考える基礎となる課題研究のありかた」をテーマに、渡辺先生のキャリアや研究について、現在の社会状況も踏まえながら講義をいただきました。講義後の質疑応答では時間内に収まらないほど沢山の質問が出ました。生徒にとって沢山の刺激があった講義となったようです。
渡辺正夫先生、お忙しい中講義を実施いただきましてありがとうございました。
SS部ツアーが開催されました。
2025年4月19日 11時22分4月16日(水)に「SS部ツアー」が開催されました。「SS部ツアー」はスーパーサイエンス部の1年生向けに2・3年生が行っている研究を紹介するための企画です。1年生はSS部の多様な研究に触れ、課題研究のテーマのヒントが得られたようです。
スーパーサイエンス部に32名の新入生が入部しました。
2025年4月16日 11時54分4月15日(火)に令和7年度部登録が行われ、スーパーサイエンス部には32名の1年生が入部しました。今年度のスーパーサイエンス部は、1年生32名、2年生34名、3年生32名の合計98名で活動を行います。これからのスーパーサイエンス部の活躍にご期待ください!
4月16日(水)には、1年生に各班の研究を紹介するSS部ツアーが開催されます。
部登録後に全員で集合写真を撮りました↓手はSSHの「S」マークです。
科学の甲子園全国大会へ出場してきました。
2025年3月24日 14時58分3月21日から24日にかけて茨城県つくば市で開催された科学の甲子園全国大会へ福島県代表として本校SS部の7名が参加してきました。
全都道府県から約370名が集まりました。
21日は筆記競技です。6名で物理、化学、生物、地学、情報、数学の各分野にわたる問題を120分で解きます。
22日は実技競技を三種目です。
事務局の規定で写真はお見せできませんが、
実技競技①物理的分野(加速度センサーを用いてブラックボックス内の物体の座標を求める課題)
実技競技②生物分野(手動でPCR検査を行い、パンドラウィルスのDNAを検出する課題)
実技競技③事前に与えられた課題をこなす機材を製作してきて、2つの課題をこなす性能を競い合う。
といった内容でした。
23日はつくば市内の研究施設の見学と交流会でした。
本校は国土地理の見学
交流会でフィリップネタを披露する本校2年東海林君
惜しくも入賞はできませんでしたが、最後の交流会でステージパフォーマンスを披露し全国の高校生から大きな拍手をいただきました。(ステージパフォーマンスは本校を含め3校のみ)
参加した生徒たちは難しい課題へのチャレンジや全国の仲間との交流で大きな刺激と学びを得たようです。
SSH通信2・3月号(2024年度)
2025年3月19日 08時28分SSH通信2・3月号(2024年度)を発行しました。
ご覧ください。
令和6年度SSH生徒研究発表会が開催されました
2025年2月25日 17時24分2月21日(金)に令和6年度SSH生徒研究発表会が、本校を会場に実施されました。当日は代表生徒による口頭発表、タイの姉妹校による口頭発表、ポスター発表、1・2年のディベート大会決勝戦が実施されました。ポスター発表には、本校の卒業生や福島高校以外の高校生、そして福島大学附属中学校の生徒も発表者として参加しました。多種多様な発表による研究交流を通じて、生徒たちは自らの探究を深めるとともに、様々な社会課題に対する新たな視点を得たようです。
口頭発表の様子↓オンラインで全国、タイに配信しました。
ポスター発表の様子↓
ディベートの様子↓
参加した生徒の感想
・福高生だけでなく外部の人に研究を聞いていただくことが新鮮で面白かった。また今まで聞くことができなかった発表を聞くことができ知見が広がった。
・色んな人の研究発表が聞けたことと共に、色んな人に私たちの発表を聞いてもらい、様々な意見をもらうことができて、いい経験ができた。中間発表で聞いた班をもう一度聞いてみたら、凄くレベルアップしている班が多くてすごいと思った。
・大学の先生から建設的な意見をいただけてとても勉強になった。また、1時間では全て見ることができないくらい魅力的なポスターが多くあり、機会があれば他の人の発表も聞きたいと思った。
・みんな全然違う研究で面白かった。同じ課題でもフォーカスする部分や視点、アプローチの仕方が違っているなど多様性があり、聞いていてとても楽しかった。自分たちの発表をして、質問を受ける時も、こういう考え方もあるのだなと思ったこともあり、勉強になった。福島高校ならではのこの行事がこれからも続いていって欲しいと思う。
・昨年に比べ、質問を考えながら発表を聞く能力が身につき、積極的に質問をできました。自分の発表では声が届かないなど反省点はたくさんありましたが、多種多様な発表が聞けとても良い時間を過ごせました。また、2学年のディベート決勝戦はライブならではの盛り上がりもありとても楽しかったです。
・口頭発表やディベート、ポスター発表などそれぞれが努力した研究や成果が目に見えてわかるものばかりで、全部見て周りたいほどとても充実した発表会だった。声量も話すスピードなども適切に話すことができ、しっかり聞いている人に研究内容を伝えることができたと思う。
・他の高校、大学、中学校の方の話も沢山聞くことが出来た。普段自分はまったく触れていないことに目を向けている方々の話は自分の視野を広げてくれた。自分の興味を持ったことを深く研究出来ていた福高の生徒も他の中学校や高校、大学の方々も結局みんな素晴らしいと考えた。