2月21日(金)に令和6年度SSH生徒研究発表会が、本校を会場に実施されました。当日は代表生徒による口頭発表、タイの姉妹校による口頭発表、ポスター発表、1・2年のディベート大会決勝戦が実施されました。ポスター発表には、本校の卒業生や福島高校以外の高校生、そして福島大学附属中学校の生徒も発表者として参加しました。多種多様な発表による研究交流を通じて、生徒たちは自らの探究を深めるとともに、様々な社会課題に対する新たな視点を得たようです。
口頭発表の様子↓オンラインで全国、タイに配信しました。

ポスター発表の様子↓

ディベートの様子↓

参加した生徒の感想
・福高生だけでなく外部の人に研究を聞いていただくことが新鮮で面白かった。また今まで聞くことができなかった発表を聞くことができ知見が広がった。
・色んな人の研究発表が聞けたことと共に、色んな人に私たちの発表を聞いてもらい、様々な意見をもらうことができて、いい経験ができた。中間発表で聞いた班をもう一度聞いてみたら、凄くレベルアップしている班が多くてすごいと思った。
・大学の先生から建設的な意見をいただけてとても勉強になった。また、1時間では全て見ることができないくらい魅力的なポスターが多くあり、機会があれば他の人の発表も聞きたいと思った。
・みんな全然違う研究で面白かった。同じ課題でもフォーカスする部分や視点、アプローチの仕方が違っているなど多様性があり、聞いていてとても楽しかった。自分たちの発表をして、質問を受ける時も、こういう考え方もあるのだなと思ったこともあり、勉強になった。福島高校ならではのこの行事がこれからも続いていって欲しいと思う。
・昨年に比べ、質問を考えながら発表を聞く能力が身につき、積極的に質問をできました。自分の発表では声が届かないなど反省点はたくさんありましたが、多種多様な発表が聞けとても良い時間を過ごせました。また、2学年のディベート決勝戦はライブならではの盛り上がりもありとても楽しかったです。
・口頭発表やディベート、ポスター発表などそれぞれが努力した研究や成果が目に見えてわかるものばかりで、全部見て周りたいほどとても充実した発表会だった。声量も話すスピードなども適切に話すことができ、しっかり聞いている人に研究内容を伝えることができたと思う。
・他の高校、大学、中学校の方の話も沢山聞くことが出来た。普段自分はまったく触れていないことに目を向けている方々の話は自分の視野を広げてくれた。自分の興味を持ったことを深く研究出来ていた福高の生徒も他の中学校や高校、大学の方々も結局みんな素晴らしいと考えた。
1月26日(日)本校にて、福島県内外の5校(福島高校・安積高校・会津学鳳高校・ふたば未来学園高校・宮城県仙台第三高校)が集まり、英語による課題研究発表会を実施しました。本校からSS部2年生が参加し、口頭発表、質疑応答はすべて英語で行われ、主催校として運営においても活躍しました。モデルとして、東北大学大学院生1名、福島大学留学生3名、本校ALT1名も発表を行いました。助言者として、本校ALTに加え、福島大学の留学生がさらに6名、福島大学の研究者4名も参加し、生徒たちは英語でサイエンスを通したやりとりを行う中で、自分たちの研究の深化だけでなく、これまで行ってきた英語学習の成果を発揮することもできました。

1月27日(月)にオンラインリサーチカフェ最終発表会が行われました。オンラインリサーチカフェは、SSH指定校4校(香川県立観音寺第一高等学校、さいたま市立大宮北高等学校、奈良県立青翔高等学校・青翔中学校、福島県立福島高等学校)が年間を通して複数回のゼミを実施し、互いの研究過程を共有することで、研究をさらに深めたり、研究について新たな視点を持つことを目的に実施しています。これまで3回のゼミを実施し、今回、成果発表の場となる最終発表会を実施しました。4校から計41件の多種多様な発表があり、発表者・見学者を合わせて145名の参加がありました。生徒たちは継続して実施してきたゼミや今回の発表会を通して、研究に対する新たなモチベーションを得るとともに、普段はなかなか関わることのできない他県のSSH校生徒との交流に充実感を持ったようです。1年間、共同で運営した4校の生徒さん、先生方、本当にありがとうございました。来年度の交流も楽しみにしています。
閉会式で記念撮影をしました↓



2025年1月10日(土)にICRP(International Collaborative Research Fair)に参加し、6月から行ってきた国際共同研究の成果を発表しました。2チームが海外校の生徒と連携して発表しましたが、1チームはマイクロプラスチックの研究の発表を行いました。日本、タイの鯖や貝からもマイクロプラスチックが検出されることをデータを示し、マイクロプラスチック問題が身近で起きていることを示しました。もう1つのチームは月までの距離が毎日変化することを示し、ケプラーの第2法則が成立していることを示しました。デジタルカメラを使って誤差1%程度で地球と月の距離を測定し、身近な機械を使って天体観測できる可能性を示しました。
生徒たちは約半年間、オンラインツールなどを使い海外校と連絡をとり、研究を進めてきました。最初は英語で話すのも遠慮がちでしたが、最後は自分たちだけでプロジェクトを進めるまでに成長しました。国境や人種の壁を越えて協業した経験は、今後の生徒たちの様々な選択の可能性を大きく広げることになります。今後の生徒たちのさらなる活躍に期待したいと思います。

12月22日(日)福島市アクティブシニアセンター・アオウゼにおいて、「ふくしまサイエンスフェスティバル2024」が開催されました。
今年は15の実験屋台(橘高校、福島東高校、福島明成高校、千葉県立佐倉高校、福島大学化学研究会、福島高校)と4つの実験教室(日東紡、リコージャパン株式会社、株式会社リビングロボット、東北大学)を実施し、多くのお子様とその保護者の方々をはじめとする地域の皆様にサイエンスを楽しんでいただきました。当日の会場への来場者数は2,690名と、多くのお客様とサイエンスを通じて、たくさんの驚きや感動を共有することができましたことうれしく思っております。来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。実験屋台や実験教室にご協力いただいた団体の皆様、アオウゼのスタッフの皆様、大変お世話になりました。





Thailand-Japan Students ICT Fair 2024(TJSIF2024)の4日目がスタートしました。TJSIF2024のプログラムもいよいよ最終日です。今日は午前中にフィールドトリップが行われ、タレーバン国立公園に行きました。
【タレーバン国立公園】ワンプラチャン郡のバンワンプラチャンにあります。「タレーバン」は、カオチン山脈とカオワンプラ山脈の土砂崩れによって形成された大きな淡水湿地の名前です。この地域のほとんどは、深い森に覆われた起伏のある山々です。動物も多種多様で、特にブンタレーバンのシンボルとも言える「ザラザラしたカエル」は、カエルやヒキガエルのような形をしていますが、尻尾があり、子犬のように鳴きます。特に雨季には、沼地の端にたくさん見られます。公園のハイライトは、谷の真ん中にある大きな淡水池であるブンタレーバンです。カオチン山脈とカオワンプラ山脈に挟まれ、49エーカーの面積をカバーしています。淡水魚や貝類も豊富で、沼地の周りには、密林を形成する珍しい水生植物「バゴンの木」があります。公園には観光客が座ってくつろげるパビリオンが建てられており、池の周りには木製の歩道があります。(参考:https://www.tourismthailand.org/Attraction/talay-ban-national-park)
午後からはフィールドトリップに関するプレゼンテーションを作成しました。夕方からはフェアウェルディナー、閉会式が行われました。生徒たちは別れを惜しみながらも、最後の交流を存分に楽しみました。4日間があっという間に感じる充実したプログラムでした。
フィールドトリップの様子①↓

フィールドトリップの様子②↓

フィールドトリップの様子③↓

フィールドトリップの様子④↓

閉会式の様子①↓保住君が学校代表で記念の盾を受け取りました。

閉会式の様子②↓代表者の記念撮影

4日間お世話になったバディ生徒とともに↓

明日は移動日で、24日のお昼に福島市に到着する予定です。
Thailand-Japan Students ICT Fair 2024(TJSIF2024)の3日目がスタートしました。今日は午前中に口頭発表、午後からはICTワークショップが行われました。口頭発表では、2人とも緊張しながらも堂々と発表することができました。ICTワークショップでは、3Dモデリングソフトを用いた実習を行いました。夕方には福島高校・奈良青翔高校・ナコンシータマラート校の3校で夜市に出かけ、夕食を楽しみました。口頭発表を終えた生徒たちは、リラックスした様子で交流を楽しんでいます。明日はフィールドワークに出かけます。
口頭発表の様子①↓

口頭発表の様子②↓

口頭発表の様子③↓

口頭発表の様子④↓

⑤ICTワークショップの様子①

ICTワークショップの様子②↓

夜市の様子①↓

夜市の様子②↓

夜市の様子③↓

夜市の様子④↓
