SSHに関わる資料や教材を公開するための特設サイト「Umenomi」を開設しました。これまでの学校HPにて情報を公開していましたが、HPが手狭になったことから専用サイトを作成いたしました。このサイトでは、これまで福島高校が作成してきた「研究開発実施報告書」や「ルーブリック」、開発した「教材」や「資料」、「公開授業動画」など多種多様な情報を公開しています。現在工事中のページもありますが、順次公開コンテンツを増やしていく予定ですので、ご閲覧いただければ幸いです。
「Umenomi」はこちらをクリックしてください。
「Umenomi」の由来:梅の花は、福島高校の校章です。SSHの研究成果を「Umenomi」(梅の実)として公開いたします。
6月17日(月)にSSH4校による第2回オンラインリサーチカフェが開催されました。この取り組みは、大宮北高校、観音寺第一高校、奈良青翔高校、福島高校のSSH4校がオンラインで継続的にゼミを行い、協働して探究を深めることを目的に実施しています。5月10日(金)の第1回ではお互いの県や学校の紹介を行い、それぞれの研究テーマに関して共有を行いました。第2回は第1回よりも具体的に研究計画や実験についてディスカッションを行いました。本校の卒業生も2名参加し、大学生の研究について触れる場面があるなど、充実した会となりました。
第3回は9月27日(金)に実施する予定です。参加いただいた3校の皆さん、ありがとうございました。次回、お会いできるのを楽しみにしています。
集合写真の様子↓それぞれ生徒が「推し」をもって撮影しました。




発表の様子↓

~生徒の感想~
・アイスブレイクがあったことで、前回よりも打ち解けた状態で研究を紹介することができました。
・それぞれに違った視点があって楽しかった。
・遠く離れた地域の人と行っている研究について話せて科学について深められた。
・みんなの研究について聞いて、様々な角度から自分の実験について見直すことができた。また、他の学校の実験で興味深いものがあったので調べてみたい。
6月7日(金)に福島大学附属中学校の全校生徒と保護者の方々を対象に、福島高校SSH部主任の菅野陽介教諭が探究に関する特別講義を行いました。当日は、「福島高校の探究活動」や「スーパーサイエンスハイスクール」について、また「なぜ探究することが大切なのか」について講義が行われました。
附属中学校の生徒の皆さん、貴重な機会をいただきありがとうございました。
↓講義の様子①

↓講義の様子②

3学年のSS探究では、現在、サイエンスリサーチ(課題研究)のまとめと表現の活動を実施しています。
2年次の終わりから、研究班ごとの研究論文を作成してきました。
6月5日(水)、サイエンスリサーチの集大成として、「研究論文ゼミ」を設定しました。この取り組みは本校では初めて実施したもので、作成した研究論文を片手に研究班とは別のグループ内で発表、質疑応答を行うというゼミ形式の発表会です。


発表時間5分程度、および質疑応答の後、相互評価を実施しました。
今後は、現2学年の研究活動のアドバイスを通じて、自らの研究活動や経験をさらに深める体験をしてほしいと思っています。
以下、生徒による今回の活動ならびにサイエンスリサーチの振り返り(一部抜粋)を記載します。
- 自分の研究を見直す良い機会になった。自分が担当していなかった論文の部分の理解も深まった。
- 他の班の研究を聞けて面白かった。自分達の研究を発表して、質問されることで新しいことに気づくことができた。
- 数値化してデータを取っている班が多く、きちんと調査していることが感じられた。自分の班の発表では端折った説明の部分を質問されたりしたので、どこが重要でどこが不必要な情報なのかの取捨選択を上手くできるようにしたいと感じた。
- お互いの発表を聞いて、それぞれの視点で様々な問題解決に取り組んでいたことを知り、グループ内の交流が生まれました。大変なことも多かったけど、充実感のある課題研究でした。
令和6年5月22日(水)2年次SS探究において,サイエンスリサーチ(全員課題研究)のオンライン研修を実施しました。
4月から班ごとに研究テーマやリサーチクエスチョン(探究上の問い)を設定し,研究計画書を作成してきました。今回のオンライン研修は,研究計画書を作成するにあたって参考にした文献の著者,大学教員,民間企業の研究者など,様々な有識者の方々にご連絡し,研究の方向性や研究計画に対してご指導をいただくことを目的にした取り組みです。
生徒たちは,事前に外部の方へのメールの送り方やZoomを用いたオンライン会議の方法について学び,アポイントメントを取るところから当日Zoomを使ってインタビューを行うところまですべてを自分たちで行いました。当日は有識者の方々から大変貴重なお話をいただき,充実した研修を行うことができました。オンライン研修を受け入れていただいた先生方,誠にありがとうございました。

本校では令和4年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール研究開発校の第Ⅳ期指定を受け、「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心を持ち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」を研究開発課題に各教育プログラムの開発・実践に取り組んでおります。この第Ⅳ期プログラムの中心となる取り組みが、学校設定科目「SS探究」です。「SS探究」では1年次に探究活動の手法を学び、2年次に課題研究を実践し、3年次に課題研究をまとめます。
今回は2年次の課題研究の中間発表を公開いたします。中間発表はポスター発表形式で実施されます。つきましては、ご多用のところ恐れ入りますが、多くの皆様にご参会をいただき、忌憚のない指導助言を賜りたく、ご案内申し上げます。
詳しくは以下の資料をご参照ください。
2年次SS探究課題研究中間発表.pdf
お申し込みは以下のグーグルフォームか、添付資料よりお願いいたします。
https://forms.gle/Kk8g16smbsh8sco98
令和5年度生徒研究発表会のポスター発表の様子↓

令和6年5月14日(火),15日(水)の放課後,令和6年度全国SSH生徒研究発表会(令和6年8月,神戸市)の校内選考会を行いました。今年度は13件の発表エントリーがあり,教科の枠をこえた先生方による審査が行われました。どの研究発表も充実した内容で,とてもレベルが高い校内選考会となりました。学校代表になった研究班は福島高校の代表として,全国の舞台で精一杯頑張ってほしいと思います。

令和6年5月10日(金)に、第1回オンラインリサーチカフェが開催されました。このイベントは、研究過程を共有し探究を深めることを目的にSSH4校(大宮市立大宮北高校、香川県立観音寺第一高校、奈良県立奈良青翔高等学校、福島高校)でオンラインを活用したゼミを継続的に行うものです。4校の生徒、教職員、福島高校の卒業生の計107名が参加しました。
第1回目は会のキックオフとして学校紹介や自己紹介、興味のある分野についてディスカッションを行いました。第2回目は6月17日(月)に開催されます。参加いただいた3校の生徒さん、先生方、卒業生の皆さん、次回もよろしくお願いいたします。
↓参加した生徒たちの様子



~参加した生徒の感想~
楽しく話せた。他の県や学校と福高の違いも知ることができ面白かった。
いろいろな高校との交流で色々な情報を知ることができてよかったです。また、楽しく交流できました。
他の高校での課題研究の内容や、自分の高校との違いなど面白いことを知れてとても満足できました。