福島高校ニュース

[学校行事・部活動]

「自由」の精神が時代を拓く(福島高校 体験入学)

 今日は福島高等学校の体験入学日。朝の日差しはそれほどでもありませんでしたが,ちょうど体験入学が終了した頃に,雷が鳴り響いて強い雨が降りはじめ,帰路は大変だったと思います。そんな中,多くの中学生や保護者の皆様においでいただき,誠にありがとうございました。

 今年の体験入学に参加していただいた中学生は約480名で,入場時刻前にはすでに多くの中学生が入口前に集合していました。
 全体会では校長先生から「現代は、変化の激しい予測不可能な時代です。そうした時代を生きていくために、福島高校では,解決困難な課題に挑戦し,新たな価値や社会を創造する,未来のリーダーを育てることを目指しています」「生徒たちは,自由の精神と伸びやかでおおらかな校風のもと,勉強・部活動・梅苑祭・SSHなどに一生懸命取り組んでいます」と本校の特徴を説明しました。また「次年度入学生から,各学年33単位となる予定で,自ら学び,自走する生徒を育てます」と次年度からの変更点も説明しました。
 その後,学校紹介・SSH紹介・卒業生からのメッセージがあり,福島高校の魅力を在校生や卒業生たちがそれぞれの立場から語ってくれました。

 質問タイム・休憩の後,50分間の体験授業が行われました。今回は国語1講座,社会2講座,数学5講座,理科3講座,英語4講座の合計15講座を開講しました。
 数学では,定木だけで正方形の辺の中点を作図する幾何の問題に取り組んだり,タブレットでグラフを描いたりして数学の楽しさを味わいました。理科では,生物・化学・物理の実験を通して「なぜ?」を考えました。英語では,高校の教科書を読んで和製英語ではない本来の英単語を学び,国語では,伊勢物語を読んで登場人物の心情を考えました。社会では,「出島はなぜあの形をしているのか」「香川県が高知県からもらっているものは?」などの問いから「なぜ」を考える体験をしました。このように,福島高校では「なぜ?」を大切にした授業を行っています。

 今日の体験入学で,福島高校の魅力を知っていただけたでしょうか。福島高校が築き上げてきた素晴らしい伝統の上に,先輩たちと一緒に新たな1ページを加えてみませんか? そんな挑戦者たちを福島高校は待っています。