福島高校ニュース

[学校行事・部活動]

体育館での全校集会を1年3カ月ぶりに実施しました

 今日は、明日からの冬休みを前に、1年3か月ぶりに体育館で全校集会を行いました。

 全校集会に先立って賞状伝達式を行いました。書道部・県高校英語弁論大会・アーチェリー部・テニス部・将棋部・スーパーサイエンス部・合唱部あわせて22件もの賞状が披露され、生徒全員で仲間の活躍を称えました。

 続いて着任者紹介を行いました。すでに着任して授業を行っている教員ですが、今まで全校生に紹介する機会がなかったため、今日になってしまいました。着任した教員もホッとされたことでしょう。「みんなと一緒に学んでいきたい」というお話のとおり、生徒の皆さんと教職員全員で、福島高校を創り上げていきましょう。

 全校集会では、校長から「体育館に一堂に集まれるのはうれしいことです」と久しぶりに全校集会ができた喜びと、「節を作ればしっかりとした枝ができる」「躓いたこと,立ち上がったこと,何が自分を支えてくれたのかを考えて1年を振り返ってほしい」「来年もいいスタートを切ろう!!」と全校生へエールを送りました。

 最後に、生徒指導部長から「交通安全」と「SNS利用」の注意がありました。どちらも、自分は大丈夫と思っていても、被害者にも加害者にもなりうる危険性をはらんでいます。自分事として考え十分注意してください。

 全校生が一堂に会することができるのは本当に素晴らしいですね。特に、仲間の活躍を大きな拍手で称えることはリモート集会では難しいことです。今日のような全校集会ができる状況がずっと続き、もとの日常に早く戻りたいものです。

[進路・2学年] 進学講演会

 11月10日、進学講演会を実施しました。今回はベネッセコーポレーション東北支社の

高橋様から「進路実現~大学入試システムおよび志望大学合格に向けて」の講演を頂きました。

進路実現に向けて気持ちを切り替える、良い機会となりました。



本校初「オンライン公開授業」を開催しました

 今日は、本校始まって以来初めての「オンライン公開授業」を開催しました。 

 このオンライン公開授業は、本校が令和2年度から「ICT指導力開発校」に指定されこれまでに取り組んできた成果と、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)校として取り組んだ成果を併せて発表する場として企画したものです。

 開会行事の後、福島大学 人文社会学群 人間発達文化学類 平中宏典准教授から、「これからの社会像と学び方から考える学校でのICT活用」という演題で講演をいただきました。これからも大きく変化し続ける世界で求められる人間の資質や学びは何か、自立した学習者を育成するためにはどのような学びが必要なのか、そのためのICT機器の活用はどうあるべきかなど、幅広い視点から多くの示唆をいただきました。

 公開授業は、参加者の皆様に収録した授業を事前に視聴していただき、そのうえで研究協議に参加していただくスタイルとしました。この公開授業には約280名もの多くの方々に申し込みをいただき、誠にありがとうございました。

 その後7つの分科会(国語・数学・英語・化学・美術・世界史・SSH)に分かれて研究協議を行いました。参加者からは「ICTを使用したときの生徒の反応は?」「チョークとペンの使い分けは?」「どんな準備をして授業に望んでいますか?」「先生方のICT機器利用の差への対応は?」「今までの失敗談」などの質問がありました。また「評価のしかた」「ICT機器の利用が効果的な場面とそうでない場面」「新学習指導要領に向けた取り組み」などの質問もあり、充実した研究協議になりました。

 本校の取り組みもまだ始まったばかりです。「未来を創造する生徒たちに必要な力は何か?」という問いを持ちながら、多くの実践を重ねたいと思います。福島大学の平中先生をはじめ、今回ご協力をいただきました多くの皆様に感謝申し上げます。

教育奨励賞 特別賞 をいただきました

10月25日(月) 第36回教育奨励賞(時事通信社主催)の表彰式が東京で行われました。                                 今年度、本校は特別賞をいただくこととなり、佐藤校長が表彰を受けました。なお、福島                                  県における特別賞の受賞は今回が初めてとなります。対象となったのは「全校で取り組む                                  探究活動」です。これまで本校の取組にご協力いただきました多くの皆様に改めて感謝申                                  し上げます。

 

                      (前列左から3番目が本校校長)

オリンピアン山下潤先輩の話を伺いました

 今日は、本校の歴史上初の陸上競技オリンピアンの山下潤先輩が来校し、全校生にオンラインでお話をしていただきました。

 山下先輩から後輩たちへのメッセージは、「勉強はもちろん、やはり好きなことに必死で打ち込むこと」。先輩も高校時代は陸上に打ち込み、大学に進学してからはさらにハードな練習に励み、それが東京オリンピック出場につながっているのだそうです。好きなことにとことん打ち込めるのは、若者の特権です。

 質問タイムでは、ご自身の経験を踏まえた貴重なお話をお聞きすることができました。

「(生徒)大舞台ではとても緊張すると思いますが、最大限の力を発揮するには?」「緊張することは当然のことで、そういう自分を受け入れることが大切です。それを積み重ねると自分は大丈夫だという自信が生まれてきます」

「(生徒)オリンピックに対する特別な思いを聞かせてください」「競技者にとってオリンピックは最高の舞台で、出場することができた喜びと経験はとても大きいです。でもその思いで空回りせず試合ではいつも通りのことができるよう準備をしました」

「(生徒)過酷なトレーニングには、どんな気持ちで取り組んできましたか?」「苦しい練習には慣れました(笑)。強くなりたいと思ったら厳しい練習は絶対に必要なことです。大学時代の練習はきつかったですが、先輩を超えられるように頑張りました。そのうちきつい練習も楽しんでできるようになりました(笑)」

 このような貴重なお話を伺い、素晴らしい時間を過ごすことができました。山下先輩の今後のご活躍を心から期待しています.本日はありがとうございました.