福島高校ニュース

[学校行事・部活動]

「第1回いごころ講座」(1学年)

福島県立医科大学 小児科学講座 鈴木雄一先生をお迎えし、「第1回いごころ講座」(1学年医学コース)を実施しました。今年度の講演テーマは「摂食障害~『太りたくない』願望でやせ過ぎに 心の不安を少しずつ解消し食事を見直す~」です。鈴木先生には摂食障害の医学的定義や発祥の契機とメカニズム、からだと心の変化、将来への影響、等について具体例を交えながら大変分かりやすく説明していただきました。講演後の質疑応答では、生徒たちからの質問が多く寄せられるなど、とても有意義な講演会でした。

 

リベラルゼミ2024・第4回

10月24日(木)の放課後、梅苑会館にてリベラルゼミが開催されました。今回は、津田塾大学学芸学部准教授の北村文先生を講師にお招きし、「身のまわりの“世界”と自分のアイデンティティを見つめ直す」という演題で、ジェンダーについて考えました。

「リベラルアーツとは、自分になるための学問である」という観点から、「わたし」を自分だけでは決められないという不自由さを抱える存在である自分や、ジェンダー規範やジェンダー実践について、初学者でも分かりやすい語り口から本質に迫るゼミとなりました。現実の問題や複雑性を、ことばによって見えるようにしたり捉えなおすことこそ、リベラルアーツの学びであるという先生のお話に刺激を受け、講義後の質問では多くの生徒が自身の思いを自分なりのことばで表現してくれていたように思います。

今回は、本校生のみならず、桜の聖母高校と福島商業高校からも参加者が来てくれました。今年度から、リベラルゼミは近隣の学校にも開放しています。本校を軸に、こうした高校生同士の知のネットワークが広がることを期待しています。

ぼうさいこくたい2024 in 熊本

10月19日(土)、本校2年生2名が「ぼうさいこくたい2024 in 熊本」に参加してきました。

2020年度から宇和島NPOセンターが主催するオンラインでの「防災ゼミナール」に参加してきて5年目となる今年は、2022年から3年連続で「ぼうさいこくたい」にて共同でのワークショップを開催しました。全国から集まった6校の高校の生徒たちが、それぞれに取り組んでいる防災に関する取り組みを共有しながら、今年の能登半島地震、豊後水道地震などの事例を踏まえて、会場参加者とともに今後の防災や復興のあり方について議論してきました。

過去の災害を学び、よりよい未来を創るために、今、何を教訓として語り継ぐのか、高校生目線での熱い議論が交わされた場でした。

なお、この取り組みは、県教委による「震災と復興を未来へつむぐ高校生語り部事業」の一環として実施しました。

2学年 研修旅行最終日

10月19日 研修旅行最終日

 

研修旅行最終日となりました。

本日も朝から曇りでした。

午前中の行程では、少し雨が降ることがありましたが、

無事、河村能楽堂で能を観覧・体験し、北野天満宮では受験生となるため参拝をしてきました。

午後になり、京都駅から福島駅に向け新幹線に乗車し帰り始めました(13:16)。

 

2学年 研修旅行4日目

10月18日 研修旅行4日目

 

二日目の朝から続いている朝練も本日は5時からでしたが、

一生懸命に宿の周辺を走ったり、京都の町を散策したりしました。

本日は朝から曇りや小雨ではありましたが、

午後からは天気も良くなり良い文化探究日和となりました。

生徒たちは今日も充実した1日を過ごしたようです。

 

朝、蛤御門で弾痕を確認する生徒↑

 

 

2学年 研修旅行3日目

10月17日 研修旅行 3日目

 

今日は朝から快晴となり、とても良い研修日和となりました。

生徒たちは各SS班に分かれ神戸、大阪、京都などで研修へ行って参りました。

お忙しい中、ご指導いただいた各事業所の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

2学年 研修旅行2日目

10月16日 研修旅行2日目

 

天候は曇りでしたが、過ごしやすい気温でした。

本日のSSH高校交流組は午前中に東大寺や法隆寺、海遊館で研修し、

その後天王寺高校、奈良青翔高校で交流してきました。

自主研修では徳島の野島断層、人と未来防災センターにそれぞれ分かれて行ってきました。

 

 

2学年 研修旅行1日目

10月15日 研修旅行1日目

 

早朝福島駅を出発しました。

途中新幹線から富士山の山頂が見られる天候でした。

SS交流会では各班で発表したり、相手校の研究を聞いたりし、

新たな発見があったようです。

自主研修の生徒たちも無事宿に到着し、

19:30からの高嶋市長のお話に耳を傾けておりました。

 

WWLコンソーシアム構築支援事業「学問論演習」

 本校の生徒3名(1学年)が東北大学との連携事業である「学問論演習」に参加しています。この事業は世界で活躍できるグローバル・リーダーの育成を目的としており、個に応じて文理横断した高度な学術的知識を東北大学の先生方から直接学ぶことができるものです。

 参加している生徒たちは、これから週に1回、半年間にわたって大学生と一緒に学び、ディスカッションや共同研究を通して知識を深めていくことになります。半年後に、それぞれの研究テーマがどのような形に実を結ぶのか、とても楽しみです。

オンライン講座①

オンライン講座②

福高生よ 失敗を恐れるな!!

 2期制の本校は,本日前期末の全校集会を行いました。

 賞状伝達式では,東北高等学校新人陸上競技大会で1,500mで7位となった陸上男子部員,福島県高校囲碁新人大会で優勝するなど優秀な成績を収めた部員の皆さん,スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会でポスター発表賞を受賞したSS部の皆さん,高校生模擬裁判選手権オンライン大会で準優勝した皆さん,おめでとうございます。今後のさらなる活躍を祈っています。

 校長先生からは,「失敗を恐れるな」「変革マインド」「限界突破」などをキーワードにしたお話をいただきました。校長先生は,今年の夏にグローバルな企業のトップの方々が集う会に参加し,その方々から「今までの日本は,画一的・横並びの考え方でイノベーションが阻害されてきたのではないか」「未来が予想しにくい時代にあって,今までの延長線上では私たちが望む社会にはならない」「協働し新しい価値を創り出すことが大切である」などの話を聞いたそうです。校長先生は,このような力を身につけるには「コンフォートゾーンに安住せず,失敗を恐れずチャレンジする」「失敗から学ぶ」「変革マインドをもつ」「限界突破に挑戦する」ことが大切だと考えており,本校のSS探究や各種行事にも失敗を恐れず果敢に取り組んでほしいと話されました。

 進路指導主事は,先祖のお墓参りをした時に,戦争で亡くなった親族の当時の状況を調べてみたという自分自身の体験を「私の戦争体験」と題して話をしました。出征時に贈られた日の丸を取り出し,その日の丸に誰がどんな寄せ書きを書いたのかを見れば当時の状況が見えてくるし,もっといろんなことを知りたくなる。知れば知るほど疑問が湧いてきてより深く知りたくなるのだ,という内容でした。

 明日から今年度の後半がスタートします。大いなるチャレンジ精神をもち小さな疑問も徹底的に深堀する,そんな姿勢で今までに見たことも経験したこともないようなワクワクする世界に足を踏み入れ,自分自身も大いに成長してください。