[学校行事・部活動]
卒業 おめでとう!!
本日は、本校第74回卒業式を挙行し、272名が本校を巣立ちました。
3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。
さて、今年の卒業式も、通常であれば前日に行う各賞授与式を卒業式の前に行うという変則的な日程となりました。その各賞授与式では、齋藤英語賞に続きスーパーサイエンス部と梅章委員会に加藤文化芸術賞が授与されました。学業に努力し、課題意識をもち継続的に活動したことが評価されたのだと思います。受賞した皆さん誠におめでとうございます。
続く卒業式では、各担任が卒業生を一人ずつ呼名し、佐藤校長が代表 大室圭真君に卒業証書を授与しました。佐藤校長は式辞で「君たちは、集中力・対応力でコロナ禍にあっても福島高校を牽引してきた」「これからは自らの手で未来を創り出さなければならない時代だ」「福島高校での学びはその力を培った」「何かに役立つからということではなく、やりたいことに一生懸命チャレンジしてほしい」「皆さんの中から志ある変革者が生まれることを願っている」とエールを送りました。
在校生を代表して佐藤飛鳥君は「先輩方は、スポーツ大会や梅苑祭などで一人ひとりが主役となって輝いていました。そして、実現したい目標に向かってひたむきに努力していました」「私たちも真の福高生となれるように頑張ります」と目指すべき自分たちの姿と先輩への感謝を伝え、しっかりとバトンを受け継ぎました。
卒業生を代表して佐藤涼磨君は「私たちには先輩方の壁やコロナの壁など乗り越えなければならない壁がありました」「でもあきらめず必死にもがき続ける中で,新たな可能性を見つけ出すことができました」「これから立ちはだかる大きな壁にも,福島高校での経験や仲間との出会いは必ず正しい方向に導いてくれるはずです」と福島高校での学びがとても貴重だったと述べました.
コロナ禍のために、呼名に対する返事ができず、福島高校での最後の校歌を歌うこともできず、物足りなさを感じた卒業生たちも多かったでしょう。保護者の皆様も出席者が1名ということを残念に思われたかもしれません。
しかし、佐藤君が「先生方、地域の皆様方、家族の皆様に心より御礼申し上げます。皆さんに恩返しするためにも、梅章のおしえを胸に努力します」と述べた言葉に、卒業生たちが逞しく成長した心を感じることができたことが、何よりも素晴らしいことでした。
卒業生の皆さんの輝かしい未来に幸多かれと心より祈っています。