[学校行事・部活動]
4月13日(土)の梅桜戦について
保護者・生徒の皆様
4月13日(土)の梅桜戦(福島・福島東定期戦)は予定通り実施します。
時 間 午前9時45分
場 所 ほばら大泉球場 三塁側スタンド
生徒の皆さんはもちろん、保護者の皆様も観戦可能ですので、ぜひ球場に足を運び応援をお願いします。
入学おめでとう
新入生の皆さん,入学おめでとう。
この体育館に入場し,自分の名前が呼名されたときどんな気持ちだったでしょうか? 今日からここが皆さんの新たな学び舎です。高校3年間は人生のほんの一コマかもしれませんが,とても濃密で自分の人生の方向を左右するかもしれない3年間です。1分1秒を大切に充実した時間を過ごしてください。
さて,入学式は,各担任が新入生一人一人を呼名し,校長が「ただいま呼名されました280名について,福島県立福島高等学校への入学を許可します」と宣言し,福島高校に新たな280名の仲間が加わりました。
校長は式辞で「福島高校は,自由・探究の精神・多様性・創造性に溢れた学校です。このような福島高校の伝統・校風を受け継ぎ,変化の激しい予測不可能な時代にあっても,課題を乗り越え持続可能な社会を目指さなければなりません。そのためには,世界を深く探究する高い知性,人の痛みがわかる豊かな人間性,自らと社会を変える変革マインドを育んでください」と述べ,新入生に福島高校での学びの在り方を示しました。
祝辞では,県議会議長から「出会ったことのない,成長した自分に出会ってください」,PTA会長から「夢をあきらめないで歩んでください」,同窓会長から「貪欲に知識を吸収し多様な人たちと強調して世界で活躍してほしい。太宰府天満宮から恵与していただいた梅の木も皆さんを応援している」とお祝いの言葉をいただきました。
これに対して,新入生代表の村上龍平さんは,「福島高校が築き上げてきた伝統を引き継ぎ,それぞれの輝かしい未来に向かって日々精進することを誓います」と力強く決意を述べました。
いよいよ君たちの新たなステージの幕が開きます。光り輝く3年間になるようすべてのことに全力で取り組んでください。教職員一同皆さんを応援しています。
宇宙は数学という言葉で書かれている
いよいよ今日から福島高校の新年度がスタートしました。
始業式に先立ち着任式を行い,校長先生から新たに着任された16名の先生方の紹介がありました。着任者を代表して教頭先生から「皆さんの成長のために全力でサポートします」という挨拶がありました。
始業式では,校長先生は「宇宙は数学という言葉で書かれている」というかの有名なガリレオの言葉を引き合いに,「社会課題を解決するためには,自分の頭で考えて表現・統合する力が重要である。そのためには,数学的に思考する力,表現する力,総合する力を身につけてほしい。」というお話がありました。新しい価値を生み出すには,先人たちの知恵の上に立ち,独創的な考えを加えなければなりません。場合によっては,先人たちの知恵を根底から覆す新たなアイディアが必要になるかもしれません。生徒たちに,自分の頭でとことん考え尽くす深い探究心を求めたお話でした。
その後,教務主任は「目先のことばかりにとらわれず,求められる力を考えて勉学に励み,様々な活動を通して新たな伝統を引き継いでほしい」,生徒指導主事は「協働的な人間関係を作る」「自分の安全は自分で守る」という話をし,特に自転車のヘルメット着用率向上を訴え,ヘルメットの安全性を実演で示しました。進路指導主事からは「うまくいかないことがあっても,自分にしっかり向き合い,自分には何ができるのか,どう未来を切り開くのかを考え,行動することが大切」というお話がありました。
明日は新入生を迎え福島高校が新たにスタートします。皆さん一人一人の1年が素晴らしいものとなるよう応援しています。
お世話になりました
昨日,新しい仲間を迎えるためのオリエンテーションを行いましたが,今日は離任される方々の離任式を行いました。在校生はもちろん,卒業生たちもたくさん駆けつけてくれ,離任される方々への感謝の気持ちがとても感じられた離任式でした。
式では校長先生から,今回の人事異動で本校から離任される方々の紹介があり,お一人ずつ生徒たちに次のようなお話をいただきました。
「皆さんの活躍は見事でした」「人柄を磨くことも大切です」「皆さんが世の中を変えていける」「皆さんのこれからの活躍に期待しています」「皆さんを応援しています」「健全な批判精神をもって活躍してほしい」「高校時代にやり切ったと思えることを1つでも作ってほしい」「教えられることが多かった」「自分自身も学んで成長できた」「苦しいことも含めて楽しい3年間だったと言えるように頑張ってほしい」
いただいたお話は,皆さんから福高生への願いと期待を込めた温かいメッセージでした。生徒たちも皆さんの期待に応え大きく成長するはずです。残った私たちも生徒たちが大きく羽ばたけるよう応援していきます。
名残は尽きませんが,新天地での皆様のご活躍を祈っています。お世話になりました。お元気で。
新入生オリエンテーションを実施しました
今日は,合格者オリエンテーションを行いました。
合格者の皆さんは保護者と一緒に来校し,受付後に上履きサンダルを受け取ってから指定教室に入り,オリエンテーションに参加しました。資料を机の上に広げて書き込みもできるよう,今回のオリエンテーションも各教室へ配信する形で行いました。
校長先生の挨拶の後,教務主任・進路指導主事・生徒指導主事から福島高校での勉強や生活についてお話がありました。
教務主任からは「学ぶことの意味」「様々な活動への積極的な取り組み」「履修と修得」「文系・理系の選択」などを,生徒指導主事からは「登校時間」「服装」「スマホの利用」「自転車利用」などの説明をし,勉学に励みルールを守って充実した福高ライフにしてほしいという内容でした。
進路指導主事からは,「世界中が君を待っている」というタイトルで「勉励せよ」「勉励とは自らとことん究めること」「勉強の本質は主体性」など,より高みを目指すための心構えをお話ししました。
続いて事務部から「就学支援金」「諸会費の納入」「口座振替手続き」などの説明をし,休憩の後,SSH部から本校のSSH取り組みの全体像を,情報委員会から校内無線LAN利用のルールとタブレット購入について,福島県警から「交通安全と防犯について」,新1年担当から緊急連絡網の説明を行い閉会となりました。
4月8日の入学式にまたお会いしましょう。福島高校全員で皆さんを心から歓迎します。
太宰府天満宮からの梅の植樹祭が執り行われました。
太宰府天満宮よりいただいた2本の梅「肥後の駒止」「福高の暁」の植樹祭が、3月25日に行われました。福島稲荷神社にご祈祷をいただき、この地に根付き、学び舎と生徒たちを末永く見守ってくれることを、一同祈念しました。再恵与の実現にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。東日本大震災からの復興の願いとがんばる生徒たちへの応援が込められた恵与の梅の意味を植樹10年目となるこの年にもう一度思い起こし、福島高校が様々な意味で美しい梅苑であり続けることを願います。
1千キロを超えて「天神様の梅」再び
福島高校正門入口近くには、2014年に東日本大震災からの復興を願い、福岡県の太宰府天満宮から送られた5本の梅の木があります。その1本が枯れてしまったことを受け、本校や卒業生、市内神社関係者から後継木の恵与を願い出て、このたびその思いが通じました。3月20日に天満宮で恵与祭が行われ、23日には、1千キロ離れたわが校に、枯れた「肥後の駒止」の後継木と「福高の暁」の2本が到着しました。当日は、寒の戻りによる寒さと雪が降り注ぐ中、業者の協力を得て、福島の地に2本の若木を植えることができました。25日の植樹祭が楽しみです。
校長先生も心配そうに見守っています。
何とか、植えることができました。
福高の暁
今日は,令和5年度の締めくくりの日で終業式を行いました。終業式に先立ち賞状伝達式が行われ,5名の生徒が代表で賞状を受け取りました。表彰されたのは,日本数学オリンピック 北海道・東北地区優秀賞を受賞した佐久間さんと白坂さん,国際高校生選抜書展で入選した母袋さん,福島県書きぞめ展で奨励賞を受賞した千葉さん,東北地区高等学校将棋新人大会 個人戦2位の櫻井さん,電気学会全国大会で最優秀賞を受賞したSS部の皆さんです。おめでとうございました。熱中したり没頭したりできることは人生を豊かにすることでしょう。今後の更なる活躍を祈っています。
さて,終業式で校長先生は福島高校にある梅の由来をお話くださいました。
13年前の東日本大震災の発生後,福島高校の体育館は避難所となり多くの避難者を受け入れました。その後,体育館や特別教室などを何とかやりくりして授業を再開しました。やっと仮設校舎ができたのは夏も過ぎた頃で,福高生は困難な環境の中で勉強を続け勉強していました。その年に入学した生徒たちは3年間仮設校舎で過ごしたそうです。
このような生徒たちの状況を知った先輩の篠木さんは,困難な状況の中でも頑張っている後輩たちに何かをしてあげたいという強い思いから,「梅高」として親しまれている本校に太宰府天満宮の梅の木を送ることはできないかと考え,大宰府天満宮まで行ったそうです。もちろん突然のお願いは叶いませんでした。しかし,後輩たちに何とかして太宰府天満宮の梅を送ってあげたいという気持ちから,やはり本校の卒業生である稲荷神社の丹治宮司とともに力を尽くし,何とか大宰府天満宮の御神木である梅の木を寄贈していただけることになったのだそうです。
校長先生からは「福高の前庭の梅には,困難な状況の中でも一生懸命頑張っている後輩たちへの先輩方からの熱い気持ちが込められている。梅は冬の厳しい寒さに耐え美しい花を咲かせる。新年度も新たな気持ちで様々なことに挑戦し困難を乗り越え,大きく成長してほしい。」というお話をいただきました。
ちなみに大宰府天満宮から寄贈していただいた5本の梅の木の中に名前がないものがあり,「福高の暁」と名付けられたそうです。
卒業 おめでとう!!
本日,学び舎を巣立った福島高等学校 第76回卒業生の皆さん,卒業おめでとうございます。
今回の卒業式は,1・2年次生徒の参加と管弦楽部の演奏も復活し,コロナ禍前の本校の卒業式に戻りました。式には県議会議長代理の誉田憲孝様,鈴木進一PTA会長,芳賀裕同窓会会長,齋藤重徳後援会会長,安田敬PTA副会長の御臨席を賜り,厳粛な雰囲気で式は進行しました。
卒業生一人一人の名前が読み上げられると生徒は自信に満ちた返事で起立し,卒業生261名全員の呼名が終わると代表生徒に校長から卒業証書が授与されました。
校長は式辞で「君たちはコロナ禍であっても,様々な行事や勉学を精一杯やり切った」「予測困難な時代を生きる君たちには真善美という言葉を贈る。真は探究の精神をもち続けること,善は人としてどうあるべきかを問い続けること,美は美しいものに触れて感性を磨くことだ」「自由は真善美を自分の中に育むことでもある。たくさん躓いて失敗しても決して諦めず,真善美を追い求めて自由に生きてほしい」と卒業生たちの大きな飛躍を願い餞の言葉を贈りました。
県議会議長からは「本当の自立とは周りに頼れる人をたくさん作ること。未見の我(まだ出会っていない新しい自分)に会いに行ってほしい」,PTA会長からは「自分で自分の限界を決めず,感謝の気持ちをもって夢と希望に向かって頑張ってください」,同窓会長からは「多くの夢をもち,その実現に向かって突き進んでほしい。皆さんは歴史を作ることができる」とそれぞれからお祝いの言葉をいただきました。
在校生代表の生徒会長は「先輩方は目指すべき福高生の姿を示してくれました。私たちも後輩に尊敬されるような存在になり福高を発展させたい」,それに対し,卒業生代表の前生徒会長は「コロナ禍の中でも福高の生活は生き生きとした毎日だった。今日卒業式で名前を読んでもらえて,長いコロナ禍をやっと抜け出した。現状に満足せず福島県を代表する高校を創ってください。」と後輩たちに期待のエールを送りました。
式が終わると,管弦楽部が演奏するTime To Say Goodbyeと大きな拍手の中,卒業生たちは晴れやかな表情で巣立ちました。
校内の樹木(梅)の施肥を行いました
太宰府恵与の梅をはじめとした校内の樹木に冬越えの施肥を行いました。専門家のご指導のもと、それぞれの生徒が好きな
樹木に向かい、夕暮れの寒風の中作業しました。福島高校には現在太宰府から恵与された「太宰大弐」「黒田」「想いの儘」
「福高の暁」の他にも大安寺ゆかりの梅や、85周年記念植樹の梅など計54本の梅があります。また、シンボルの校庭のケヤキ
玄関前のソメイヨシノ、120周年のエドヒガン、福岡県立福島高校寄贈の「希望の桜」など多くの樹木があります。梅苑に学
ぶ福高生の想いを宿した木々たちに愛情を深め、作業の後にあたたかいおしるこをいただきました。