[スーパーサイエンスハイスクール]
[2学年] ベーシック探究<課題研究研修①>
研修旅行で、実施される予定であった課題研究研修は、コロナ禍のため中止となり、
大変残念でしたが、10月6日に、研修先の方々のご厚意により「リモート研修」という形で実現できました。
<全体会> 金沢大学 藤生慎氏 「課題解決と文理融合の視点から」
<分科会> 石川県立大学 福岡信之氏 「農学の視点から―加賀野菜を例に―」
金沢市役所 水島朋子氏、杉原怜佳氏、笠間彩氏 「SDGs未来都市の視点から」
コッコレかないわ 鶴山雄一氏、升田健斗氏 「民間企業による理論実践の視点から」
金沢市立安江金箔工芸館 川上明孝氏 「文化継承の視点から」
文理別にとらわれず、他分野との関係を考えながら幅広い視野で問題を考えることの大切さ、仮説・検証・立証の重要性、次世代を考えた世界、他者の視点を念頭に置き行動することの大切さ、世界との比較の中から見える日本の伝統文化の素晴らしさ、地域の伝統を守り続けるとともに開発を試みることの共存の重要性など、生徒一人一人の心に残り、生徒達の視野の広がりや考察する世界観の広がりが感じられました。
ご講演下さった皆様のご厚意に深く感謝申し上げます。
フィールドワークが実施されました(1学年)
10月7日(木)、ベーシック探究の時間を利用し、1学年を対象としたフィールドワークが実施されました。このフィールドワークは2学年で課題研究を実施するにために、課題発見力や課題解決力を向上する事を目的として行われています。今年度も県内7コースに分かれて、各地区で社会の課題解決を図っている大学や企業や、官公庁を訪れました。
各コースは以下の通りです。
①福島コース:福島大学、川俣町ポリエステル媒地活用推進組合
②郡山コースA:ふくしま医療機器開発支援センター
③郡山コースB:日本大学工学部、福島県林業研究センター
④郡山コースC:郡山市役所、株式会社宝来屋本店
⑤会津コース:アクセンチュアイノベーションセンター福島、会津大学
⑥相馬コース:福島県水産資源研究所、そうまIHIグリーンエネルギーセンター
⑦いわきコース:常磐興産株式会社、株式会社ハニーズホールディングス
生徒達は今回のフィールドワークの内容を元に、ポスターを作成し、年度末に行われる生徒研究発表会でポスター発表を行います。
研修の様子①(医療機器開発支援センター)↓
研修の様子②(福島県林業研究センター)↓
研修の様子③(そうまIHIクリーンエネルギーセンター)↓
大変お忙しい中、研修を受け入れていただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
令和3年度福島県立福島高等学校SSHオンライン公開授業について
教育関係者向けに、令和3年度福島県立福島高等学校SSHオンライン公開授業を行います。
要項等は以下の通りですので、専用フォームから申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。
小矢野幹夫先生(北陸先端科学技術大学院大学)によるオンライン講義が実施されました
9月24日(金)にアドバンス探究1学年を対象に、北陸先端科学技術大学院大学教授である小矢野幹夫先生によるオンライン講義が実施されました。小矢野先生からは熱電変換や大学院進学を含めたキャリアプランについて御講義いただきました。熱電変換について高校生でも理解しやすいようにモデルを使って解説頂くとともに、近い未来のエネルギーの地産地消の達成のために熱を電気に変換する技術は必要不可欠であることを教えていただきました。先生のお話を伺って、大学院に興味を持つ生徒も多かったようです。
小矢野先生、お忙しい中オンライン講義を実施していただき深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
オンライン講義の様子↓
「教育奨励賞 特別賞」(時事通信社)の受賞
このたび 本校の教育実践が評価され 時事通信社 「第36回教育奨励賞 特別賞」を受賞いたしました。
教育奨励賞は、創造性に富んだ特色ある教育の実践に顕著な業績を挙げた学校に授与される、大変由緒ある賞です。
全国の幼稚園から特別支援学校まで多様な学校の中から、今回1校のみ対象となる「特別賞」をいただくことができました。
受賞対象となったのはスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環として行っている「全員で取り組む課題研究」です。
本校はSSH事業に指定されて今年で15年目となりますが、全員課題研究が始まったのは5年前です。この間、多くの皆様にご協力を賜りながら
教育活動を進めることができました。この場をお借りし御礼申し上げますとともに、引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。