2021年10月の記事一覧
コミュタンサイエンスアカデミアで講師を務めました
10月24(日)、福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」にて実施された「コミュタンサイエンスアカデミア」に、スーパーサイエンス部の生徒が講師として参加しました。本イベントは県内の小中学生向けのサイエンスクラブで、小中学生の放射線に関する知識や、自ら考え主体的に行動する力を醸成することを目的としています。
本校生は小学生が挑戦したエッグドロップにアドバイスをしたり、中学生が挑戦したディベートのサポートを行いました。小中学生とのサイエンスコミュニケーションを通して、小中学生の柔軟な発想に触れることで、あらためて科学の楽しさに気が付く1日になりました。関係者の皆様、大変お世話になりました。
当日の様子は福島テレビ「キビタンGO!」で放映されます。
放映日時
11月10日(水)20:54~20:58
併せてYouTube「福島県公式チャンネル」でも11月10日(水)より公開されます。是非ご覧ください!
当日の様子↓(エッグドロッププロテクター作成)
当日の様子2↓(エッグドロップの様子)
当日の様子3↓(ディベートの講評をする様子)
第65回日本学生科学賞の県審査において「県知事賞」と「読売新聞福島支局長賞」を受賞しました。
10月19日(水)、第65回日本学生科学賞の県審査の結果が発表され、スーパーサイエンス部のバクテリアセルロース班が高校部門第1位の「県知事賞」を、蝶班が高校部門第3位の「読売新聞福島支局長賞」を受賞しました。2班の研究は学生科学賞の中央予備審査に進むことになります。
本校の研究活動にご協力いただいている皆様へ改めて感謝申し上げます。
[2学年] ベーシック探究<課題研究研修③>
10月14日、課題研究の日としてアンケート依頼、オンライン研修、現地研修を実施しました。
企業や公共機関の方々にアンケートをお願いしたり、外部機関や外部の有識者の方々に訪問または
オンラインにてお話を伺ったりして、研究を深めました。先方のご都合で今後実施する班もございますが、
突然の依頼にもかかわらず、丁寧にご対応くださった皆様、生徒達の研究にご協力くださり、
厚く御礼申し上げます。
3学年ベーシック探究「表現力養成講座」
10月13日(水)~14日(木)に3学年ベーシック探究で「表現力養成講座」が実施されました。本講座は3学年理系生徒を対象に、物理・化学・生物の3分野にわかれて発展的な理科実験を行い、その実験結果をもとにレポートを作成することで、データのまとめ方やレポートの作成方法を学ぶものです。
行った実験の内容は以下の通りです。
化学:電解質の同定
物理:単振り子の振動と不確かさ講座
生物:模擬DNA鑑定
当日の様子①↓(化学)
当日の様子②↓(物理)
当日の様子③↓(生物)
[2学年] ベーシック探究<課題研究研修②>
10月7日、課題研究へ向けた本校教諭による「梅ゼミ」講座が行われました。
下記の日程で10講座を開設し、興味関心のある講座を各自が選び受講しました。
[1学年]図書館研修を実施しました
10月5日(火)から10月12(火)にわたり、1学年ベーシック探究の時間に「図書館研修」を行いました。この研修は各クラス2時間連続で、講座①「資料検索と著作権について」、講座②「福島県立図書館の資料の管理について」を学習する取り組みです。
1学年でもこれから本格的にはじまる探究活動に向けて、研究に使用する参考資料の取り扱い方や、専門の図書館でしか得られない資料の検索方法などを学びました。特に講座②では、本校から徒歩5分の場所にある福島県立図書館を訪問し、資料の紹介や図書館の活用方法などの研修を、専門司書の方から、直接受けることができました。
講座①の様子(本校情報処理室)
講座②の様子(県立図書館)
以下、生徒たちの研修後レポートの記載です。
講座①「館種ごとに蔵書の特徴が異なるので、探す資料のジャンルに応じた図書館を活用する必要があることがわかった」「本や資料を探すときには検索語句の上位・下位概念を表す用語に変えたり、関連用語や類似用語を使用すると良い」「著作権は作者個人の権利としてあるだけでなく、文化の発展のためにも必要であるというお話が印象深かった」
講座②「県立図書館には何十年も前の新聞資料など、研修する際に必要な資料があることを初めて知った」「県立図書館の資料も簡単に利用できることがわかったので、課題研究ではネットの情報だけでなく、図書館の資料など幅広く情報を集めたいと思う」
福島県立図書館のスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!
[2学年] ベーシック探究<課題研究研修①>
研修旅行で、実施される予定であった課題研究研修は、コロナ禍のため中止となり、
大変残念でしたが、10月6日に、研修先の方々のご厚意により「リモート研修」という形で実現できました。
<全体会> 金沢大学 藤生慎氏 「課題解決と文理融合の視点から」
<分科会> 石川県立大学 福岡信之氏 「農学の視点から―加賀野菜を例に―」
金沢市役所 水島朋子氏、杉原怜佳氏、笠間彩氏 「SDGs未来都市の視点から」
コッコレかないわ 鶴山雄一氏、升田健斗氏 「民間企業による理論実践の視点から」
金沢市立安江金箔工芸館 川上明孝氏 「文化継承の視点から」
文理別にとらわれず、他分野との関係を考えながら幅広い視野で問題を考えることの大切さ、仮説・検証・立証の重要性、次世代を考えた世界、他者の視点を念頭に置き行動することの大切さ、世界との比較の中から見える日本の伝統文化の素晴らしさ、地域の伝統を守り続けるとともに開発を試みることの共存の重要性など、生徒一人一人の心に残り、生徒達の視野の広がりや考察する世界観の広がりが感じられました。
ご講演下さった皆様のご厚意に深く感謝申し上げます。
フィールドワークが実施されました(1学年)
10月7日(木)、ベーシック探究の時間を利用し、1学年を対象としたフィールドワークが実施されました。このフィールドワークは2学年で課題研究を実施するにために、課題発見力や課題解決力を向上する事を目的として行われています。今年度も県内7コースに分かれて、各地区で社会の課題解決を図っている大学や企業や、官公庁を訪れました。
各コースは以下の通りです。
①福島コース:福島大学、川俣町ポリエステル媒地活用推進組合
②郡山コースA:ふくしま医療機器開発支援センター
③郡山コースB:日本大学工学部、福島県林業研究センター
④郡山コースC:郡山市役所、株式会社宝来屋本店
⑤会津コース:アクセンチュアイノベーションセンター福島、会津大学
⑥相馬コース:福島県水産資源研究所、そうまIHIグリーンエネルギーセンター
⑦いわきコース:常磐興産株式会社、株式会社ハニーズホールディングス
生徒達は今回のフィールドワークの内容を元に、ポスターを作成し、年度末に行われる生徒研究発表会でポスター発表を行います。
研修の様子①(医療機器開発支援センター)↓
研修の様子②(福島県林業研究センター)↓
研修の様子③(そうまIHIクリーンエネルギーセンター)↓
大変お忙しい中、研修を受け入れていただいた皆様に深く感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
令和3年度福島県立福島高等学校SSHオンライン公開授業について
教育関係者向けに、令和3年度福島県立福島高等学校SSHオンライン公開授業を行います。
要項等は以下の通りですので、専用フォームから申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしております。