スーパーサイエンスハイスクール

1学年学習成果発表 NEWIntroduction of Fukushima High School and Fukushima

SSH課題研究論文集 NEW令和3年度SSH論文集.pdf

SSH第Ⅳ期 研究開発実施報告書

NEW令和4年度指定第2年次報告書.pdf                 

令和4年度指定第1年次報告書.pdf

SSH第Ⅲ期 研究開発実施報告書

平成29年度指定第5年次報告書.pdf 平成29年度指定第4年次報告書.pdf

平成29年度指定第3年次報告書.pdf 平成29年度指定第2年次報告書.pdf

平成29年度指定第1年次報告書.pdf

SSH第Ⅱ期 研究開発実施報告書

平成24年度指定第5年次報告書.pdf 平成24年度指定第4年次報告書.pdf

平成24年度指定第3年次報告書.pdf 平成24年度指定第2年次報告書.pdf

平成24年度指定第1年次報告書.pdf

 

福島県立福島高等学校は平成19年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校となりました。現在は、第Ⅳ期の指定(令和8年度まで)を受けています。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、文部科学省が指定する、理数系教育の充実を図る取組です。未来を担う科学技術系人材を育てることをねらいとしています。科学技術、理科・数学教育を重点的に行うSSHでは、大学や研究機関とも連携して魅力的なカリキュラムを開発していきます。

福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

第6回中高生情報学コンテスト全国大会にて課題研究を発表してきました!

情報学の課題研究の全国大会である「中高生情報学コンテスト全国大会」に本校生2名が参加してきました。大会は2024年3月16日 (土)に神奈川大学の横浜キャンパスで開催されました。生徒たちはこれまで、生徒の図書館利用の伸び悩みを課題として掲げ、これを解決する課題研究を行ってきました。手法として、学校司書が作った推薦文をもとに自動で検索ワードから図書を推薦する仕組みの構築を行ってきました。発表会では、自分たちの発表での質疑応答だけでなく、他校生徒の発表から発表の仕方や研究の進め方だけでなく、多くの刺激を受けたようです。また、発表会の午前や前日は、一般の情報学会にも参加できたため、生徒たちは自然言語処理に関する大学の研究発表や、その研究者たちに質問などをして交流ができたようです。今回の発表会と情報学会研修を通して、生徒たちは研究の手法、研究の発表への理解が深まっただけでなく、今後の自分たちの進路選択に関する有益な情報も得たようです。

日本農業気象学会でポスター発表を行いました

3/15(金)、東北工業大学(宮城県仙台市)で開催された「日本農業気象学会2024年全国大会」における高校生ポスター研究発表会に参加しました。

スーパーサイエンス部メタン菌班から3名の生徒が参加し発表を行いました。発表題は「メタン生成菌によるメタン発酵の効率向上と発酵環境の最適化」です。

高校生部門としてのエントリーでしたが、専門家のポスターの隣に私たちのポスターを配置させていただき、時間も専門家のみなさんと同じコアタイムの中で発表しました。

高校生の発表に真摯に耳を傾け、研究に対してアドバイスをくださいました。多くの研究のプロの方々と直接お話することができる経験はとても有益でした。

また、生徒たちは、専門家のみなさんが活発に議論している姿に非常に感銘を受けていました。今後の研究活動に大変良い刺激を受けたと思います。

令和5年度SSH生徒研究発表会が開催されました

 令和6年2月22日(木)に令和5年度SSH生徒研究発表会が本校を会場に開催されました。この発表会は1年間の探究活動の学習成果を発表する目的で毎年開催されています。当日行われたプログラムは以下の通りです。

①口頭発表(6件)

②Princess Chulabhorn Science High School Nakhon Si Thammarat(タイの姉妹校)による口頭発表(2件)

③ポスター発表(116件)

④1学年ディベート大会決勝戦 

 今回の発表会は本校に加えて、学校法人松韻学園福島高等学校、東京学芸大学附属国際中等教育学校、福島県立本宮高等学校、福島県立岩瀬農業高等学校、福島県立福島工業高等学校、福島県立田村高等学校、福島県立安積高等学校、福島県立郡山東高等学校、福島県立安積黎明高等学校、ふたば未来学園高等学校、福島大学附属中学校の皆さんや本校卒業生を中心とした大学生・大学院生にも参加をいただき、合計116件のポスター発表が行われました。また、オンラインや対面で合計260名の皆さんにご参加いただきました。

 生徒達は多種多様な発表を聞いたり、ディスカッションをしたりすることを通して、自らの探究を深めることができました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。来年も研究発表会への参加をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・面白い研究が多く、またそのまとめかたも多種多様であり、表現のしかたも参考になるものが多くあった。

・安積高校さんの「生徒と先生の関係方程式」というポスター発表が印象に残った。3人の連携が取れていてスムーズであったのが良かった。またたくさんのポスター発表をたくさん聞けたのでこの発表会は有意義であった。文系の発表は日頃の日常に関係するような面白い議題ばかりであった。

・ディベートがとても面白かったし、海外との高校との交流が垣間見れた英語の発表のレベルが高くて驚いた。学法福島の生徒たちが親切に教えてくださってとても嬉しかった。

・2年間のSS探究の成果として良い発表ができたと思う。この2年間で学んだことは無駄にならないと思うので将来にも活かしていきたい。

・同じ1年間でやったとは思えない発表ばかりで感動した。初めの頃難しいテーマにしてしまいずっと苦しんだけれど、最後までやり遂げ、色々な方に質問して頂き褒めていただけて嬉しかった。

・たくさんの発表を見ましたが、どの発表もとても興味深い物でした。こんなにあるからテーマが被ったりしないのかと思いましたが、それぞれが面白い着眼点で研究をしていて、時間が足りないくらい見たい発表が多かったです。自分たちの発表では、直前でポスターのミスを見つけるなど、ハプニングがありましたがうまく乗り切ることができてよかったです。

・先輩だけでなくOBや他校の方々の発表を見れたことで、普段は知ることが出来ないことも知れてとても有意義だった。次年度は頑張ろうと気合いが湧いてきた。

令和5年度 東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加してきました

 1/26(金)、27(土)、秋田市で開催された東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に本校SS部の生徒6名が参加して来ました。この行事は、毎年、東北6県のSSH指定校を中心に、理数の課題研究に取り組んでいる高校生が研究成果を対面で発表し、お互いの対話を通じて、相互交流、評価を行い、切磋琢磨することで、活動や研究の質・量の両面でのさらなる発展を目的に開催されます。本校、SS部は毎回参加しており、口頭およびポスター形式で発表しました。口頭発表は「マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池の開発」、ポスター発表は「廃液の再利用によるポルサイト合成の評価」、「色素増感太陽電池」の2テーマについて発表しました。いずれの発表についても、多くの質問を頂き、審査員の先生からは、同じデータを複数回取ること、うまくいかなかったデータも考察材料として活用することなど、助言指導を頂きました。発表会を通じて学んだことを今後の研究に還元して、生かしてほしいと思います。ここまで各自が研究を進めて完成させてきた経験は、探究活動への取り組みの自信と、自己の成長につながっていくはずです。

安積高校生徒研究発表会へ参加しました

 令和6年2月3日(土)に福島県立安積高等学校の生徒研究発表会へ、スーパーサイエンス部の安田周平君と遠藤滉祐君が参加しました。安田君は「静音オーニソプタ型模型飛行機の開発について」、遠藤君は「アルミ缶を用いた人口ルビーの合成」というテーマでポスター発表を行いました。当日は多くの皆さんに研究発表を聞いてもらうことができ、質疑応答を通して、自らの研究に関する理解が深まったようです。

 安積高校の皆さん、貴重な研究発表の場を提供いただきましてありがとうございました。

発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表の様子②↓

 

北海道の探究チャレンジ・ジャパンにて本校生徒が発表をしました

2月1日(木)に北海道教育委員会S-TEAM 教育推進事業成果発表会 「探究チャレンジ・ジャパン」が開催されましたが、本校生徒が参加し、課題研究の成果を発表しました。参加した生徒はMg電池を研究している生徒4名です。
発表後に生徒は「発表後にオンライン発表では対面と違い、相手に伝えられる情報が限られるため、もう少し自分の声をはっきり伝えるべきだった」「他校の発表を見て、自分たちの発表は少し難しかったと思う。もう少し、丁寧に説明する発表にすべきだった」「他校の研究手法が独創性があって面白かった」と振り返りをしていました。発表会への参加は、生徒の知見を広げただけでなく、自分たちの伝え方を考え直す良い機会となったようです。今後の生徒たちの活躍に期待したいと思います。

 

 

オンライン発展講義「ゲノム情報はボーダーを超えていく」が実施されました

 1月30日(火)に大阪公立大学大学院農学研究科応用生物科学専攻教授である青木考先生によるオンライン講義が実施されました。今回は「ゲノム情報はボーダーを超えていく」をテーマに、最新の植物生理学についてご講義をいただきました。

↓オンライン講義の様子

 

 青木先生からは研究に関するお話だけではなく、研究者として必要な資質について、理数系だけではなく「国語の勉強も頑張ること」・「好きなことは徹底的に取り組むこと」の大切さについてもお話をいただきました。

~生徒の感想~

・不思議で、わくわくするような講演をありがとうございました。一層、探求や理科への興味が深くなりました。

・分かりやすく質問に答えてくださり、ありがとうございました。植物がにおいを感じて、寄生する植物を取捨選択する能力があることを知りすごいと思いました。

・青木先生、本日は素晴らしいご講義を誠にありがとうございました。私は普段生物分野の研究はしていませんが、遺伝子に対する見方が変わり、少し興味が湧きました。また、私は将来研究者を目指しているので、最後のアドバイスもとても参考になりました。本日は本当にありがとうございました。


・本日はお忙しい中、貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。今日の講義で、初めて寄生植物が寄生する瞬間を見ました。寄生の前にぐるぐると旋回したり、植物に触ったりしてから寄生すると知り、面白いなと思いました。tRNAやセントラルドグマについては生物で少し学んでいたのですが、遺伝情報が個体から個体へ動くという話は少し難しかったです。ですが、寄生植物が寄生対象の植物の特徴を得るということに興味が湧きました。私は今高校1年生で来年から物理選択の理系に進みます。青木先生が物理から生物に途中で変わったということを聞いて、物理に進んだからと言って、この先一生物理で生きていくと決めないで、その時々で自分の興味がある分野に変えてもいいんだなと思いました。今日は本当にありがとうございました。

国際共同研究の活動成果をICRFにて発表しました

2024年1月27日(土)にICRF(International Collaborative Research Fair)がオンラインで開催されました。ここで、国際共同研究を行ってきた本校生徒4名が今までの成果をタイの生徒と一緒に発表をいたしました。生徒達は6月から、タイのチュラポーンサイエンスハイスクール・ムクダハン校の生徒たちと放射線に関する研究を進めてきました。互いの高校にあったガンマ線測定器で周辺の放射線量を測定して比較することから始め、現在は内部被ばくも含めた互いの自然放射線量を測定して比較することを行っています。今回の発表会の時点において、計画した全てのデータはそろっていないため、生徒たちは引き続き国際共同研究を継続します。発表会が終わり、生徒たちは今までの活動を振り返りましたが、「国境を越えて共同研究できる手応えを掴むことができた」「タイの生徒たちと仲良くなれた」「国際共同研究を通して弘前大学や福島大学の先生方から多くの協力をいただき良い研究できたことが良い経験になった」など、現時点までの活動で得たことを述べていました。国際共同研究は言語や文化・習慣、時差など様々なことが障壁になりますが、発表会までやり抜いたことは、今後の生徒たちの大きな成長と自信、そして行動変革につながっていくことと思います。これからの生徒たちの更なる成長に期待したいと思います。

 

 

[SS探究]2学年課題研究班がMY PROJECT AWARD福島県Summitに参加しました

2年生SS探究の課題研究班(研究テーマ「若者の投票率を上げるために」)が、MY PROJECT AWARD 2023に応募し、見事書類審査を通過しました。MY PROJECT AWARD 2023とは、高校生による探究活動とその実践の発表大会です。

1/27(土)、5名のメンバーが福島県Summit@オンラインに参加し、発表と対話を通して自分たちの研究活動についての考察を深めました。また、県内で探究活動にチャレンジしている高校生たちとの交流を通して、良い刺激を受けたことと思います。

参加した生徒からは「自分のやりたいことや、望む未来が具体的に定まっていて、主体的に研究を深めている人がたくさんいることに感銘を受けた」、「サポーターの方からのアドバイスで、新たな目標や調査すべきことが明確になった」などの感想が聞かれました。

 今後、全国Summit出場をかけた、発表動画の提出と審査があります。