[スーパーサイエンスハイスクール]
祝 化学グランプリ2019金賞受賞!
8月19日(月)~20日(火)に工学院大学で開催された「化学グランプリ2019二次選考会」にスーパーサイエンス部3年の安斎優希くんが出場し、金賞を受賞しました!
7月の1次選考を経て全国から80名程度が選抜され、今回の二次選考が行われました。
筆記だけでなく実験技術も必要になるため、化学に関する総合力が認められたと言えます。
福島高校では、休日を利用して科学系オリンピックのための対策講義を行っており、生徒の参加を推奨しています。
SSH国際共同研究研修(カナダ研修)2日目
日時: 2019年8月20日(火)
2日目は半日かけてバスとフェリーを使いバンクーバー島にあるシャーニガンレークスクールへ移動しました。
シャーニガンレークスクールでははじめに、一緒に共同研究を行うシャーニガンレークの生徒たちが校内を案内してくれました。湖がすぐ側にあり泳ぐことができること、様々な施設が自然豊かな土地の中で素晴らしく調和して建てられており、充実した文化・体育などの教育活動が行われていることがわかりました。
夕食のあとは、シャーニガンレーク高校の化学の先生の指導のもと、シャーニガンレークの生徒たちから、湖の水生植物の光合成がどれくらい行われているかの実験方法を教わりました。具体的に水中の溶存酸素量を測定する2つの方法を実習を通して学びました。
その後、周りが暗くなるまでキャンプファイヤを行いました。シャーニガンレークの先生方にはキャンプファイヤーまで準備していただき、幻想的なシャーニガンレークの夜空に囲まれて、心まで暖かくなる体験ができました。
暗くなってからは天文台で木星や土星の観察を行いました。土星の輪がはっきりと見え、言葉では表現しにくい感動の体験ができました。
明日は本日学んだ溶存酸素量を測定する実験を共同で行う予定です。
令和元年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
令和元年8月7日(水)~8日(木)に、「令和元年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」が神戸国際展示場で開催されました。
全国のSSH指定校212校の代表がポスター発表を行い、日ごろの研究の成果を披露しました。
本校からは校内セレクションを経て選出されたプラズマ班3名が参加し、『プラズマによる流体制御の研究Ⅱ~風力発電への応用を目指して~』について発表を行いました。
ポスター発表では、全国の高校生や参加者の皆さんと意見交換し、いただいた質問や意見から新たな知見を得る場面も多くありました。
審査の結果、奨励賞と生徒投票賞を受賞しました。
2017年からスタートした本研究では、多くの皆様のご協力をいただいております。
この場を借りて御礼申し上げます。
今後さらに本研究を発展させるべく、先輩から知識と技術を引き継いだ生徒たちが頑張っています。
SSH国際共同研究研修(カナダ研修)1日目
日時: 2019年8月19日(月)
カナダ研修がはじまりました。立命館高校(京都), シャーニガンレーク高校(カナダ)の生徒達と交流し共同研究を行うことで国際力の育成を行う研修です。
8月19日(月)は福島駅から新幹線などで成田空港まで移動し、立命館高校の生徒2名と合流しました。そして、飛行機でカナダバンクーバーまで移動し、到着は時差の関係で時間が戻り、その日の朝の9時半でした。
立命館高校の卒業生でカナダ在住の大学院生の糸井さんに、UBC(ブリティッシュコロンビア大学)やバンクーバー市内を案内していただきました。
UBCではまず立命館UBCハウスの塩澤さんよりUBCは世界ランキング20位以内の大学であることや、日本の明治時代頃から始まる歴史ある大学であることなど概要を講義していただきました。また講義では、数年前から日系人が学長になったことが、カナダの日系人社会で話題になったことも教えていただきました。UBCでは他に自然史博物館などを訪れました。
1日目は時差の関係から長い1日でした。明日はシャーニガンレーク高校に訪れます。
コミュタンサイエンスアカデミア~第2回目~
8月17日(土)はコミュタンサイエンスアカデミアの講師として、SS部20名がエッグドロップを行いました。
参加者の小学生と一緒にエッグドロップを行い、「仮説→実験→考察」の一連の流れを体験しました。
参加した小学生の皆さんは、常識にとらわれない柔軟な発想をする子達ばかりで、私たちも大変素晴らしい経験となりました。
福島高校SS部では、13年間のSSHの取組の成果を県全体に波及させていきたいと考えています。