[スーパーサイエンスハイスクール]
令和5年度SSH生徒研究発表会ポスター発表賞受賞
8月9日・10日に兵庫県神戸市で開催された「令和5年度SSH生徒研究発表会」に3年生の代表生徒1名が参加しました。
本校は「アルミ缶を用いた人工ルビーの合成」に関する研究発表を行い、ポスター発表賞を受賞しました。
今後も人工ルビーの合成研究を継続してまいります。
日英サイエンスワークショップ2023成果発表会が終わりました
英国の高校生25名、本校生6名を含む日本の高校生25名が福島県や東北大学に集まり、9つの研究室に分かれて計7日間活動を行いました。8月5日(土)、各研究室の成果を発表を行って無事、幕を閉じました。研修前後の生徒達の様子、発表の様子、発表後の懇親会での生徒の様子を見る限り、このワークショップで生徒たちは人生でかけがえのない経験と友人を作ることができたようです。国際力の育成を目的とした事業ですが、生徒たちは国際力を伸ばすだけでなく、多くの学びを得ることができました。
エッグドロップコンテストinこむこむが実施されました
8月5日(土)福島市子どもの夢をはぐくむ施設こむこむにて、エッグドロップコンテストが開催され、スーパーサイエンス部の1年生が、会の運営や小学生のサポートを行いました。エッグドロップコンテストは、紙とのりで卵を守るプロテクターを作成し、高所から落下させた際に卵を割らないようにする科学実験です。
当日は小学生ならではの自由な発想で、様々なプロテクターが作られました。本校生もサポートをしながら、一緒にエッグドロップを楽しみました。小学生の皆さん、来年も是非参加して、エッグドロップに挑戦してくださいね。
高校生が小学生のサポートをしました↓
落下させる様子↓
計測する様子↓
エッグドロップチャンピオン!おめでとうございます。↓
日英サイエンスワークショップ2023東北大学研修が始まりました
7月29日から8月5日まで日英サイエンスワークショップを開催しておりますが、8月1日から東北大学研修を開始いたしました。現在、英国の生徒25名、本校生を含む日本の生徒達25名の計50名が、9つの班に分かれて各研究室で研究活動を行っておりいます。これらの研究の成果発表会は最終日の8月5日に行います。
SS部が日東紡績株式会社福島工場を見学しました
8月2日(水)スーパーサイエンス部の1・2年生10名が日東紡績福島工場を見学しました。福島工場の工場長である長沼伸明様が本校SSHの運営指導委員を務められている縁で、今回の会が実現しました。
普段は絶対に見ることが出来ないグラスファイバーの製造現場の見学や、日東紡で研究者として働かれている皆さんのお話をお聞きし、生徒達にとって多くの学びがある時間となりました。
日東紡の皆さん、本当にありがとうございました。
企業に関する説明を聞く様子↓
工場見学の様子↓
研究所見学の様子↓
職員の方との座談会の様子①↓
職員の方との座談会の様子②↓
~参加した生徒の感想~
・理系企業というものはあまり身近ではなかったため、理解を深めることができた。社会に出てからの研究というものは、日東紡績においては研究一筋ということではなく、社内での人とのつながりや、外部の人とのつながりもあるということがわかった。また、大学での勉強以外の学びも大いに役立つということを実感でき、大学生活の大切さを知ることができた。
・グラスファイバーは様々な場所で"縁の下の力持ち"として活躍していることが分かった。グラスファイバーは建築材料だけでなく、電子基板の絶縁材としてや医療にも利用されていることに驚いた。また、座談会では就職の際の会社を選んだ条件など、非常に参考になった。
・中学生のときの通学路にあり、身近なものであるにも関わらず全く知らなかったことばかりでした。しかし今日知ることができたのは素晴らしい経験だったと思います。会社としての雰囲気もよく、研究職及び工場職についてのイメージが刷新されたことが大きいです。全体的には進路においても研究においても非常に役立つ良いソースのひとつになりうる経験でした。
日英サイエンスワークショップ2023が始まりました
福島、山形、秋田、宮城、東京、京都の高校生計25名と英国の生徒25名が集まり、東北大学で科学についてともに学ぶ日英サイエンスワークショップが7月29日(土)より開催されました。1日目は英国の生徒が日本科学未来館を見学し、2、3日目は福島県のアクアマリンふくしまで環境について、東日本大震災伝承館や福島第一原発では福島の震災やその後の復興について、ともに理解を深めました。4日目の8月1日(火)からはいよいよ東北大学で研修が始まります。
SS部の1・2年生が長野県屋代高校と交流をしました
7月31日(月)、スーパーサイエンス部1・2年生28名が、東日本大震災・原子力災害伝承館にて長野県屋代高校の皆さんと交流しました。屋代高校さんとはこれまでも交流を続けており、昨年度までは福島高校を会場に実施していましたが、今年度は「震災を共に学ぶ」をテーマに、災害伝承館で実施しました。
当日は、語り部講話の後に伝承館を見学し、最後は「災害の記憶の伝承」をテーマにディスカッションを行いました。また会場に両校の研究ポスターを掲示し、研究に関する情報交換も行うことが出来ました。短い時間ではありましたが充実した交流を行うことが出来ました。屋代高校の皆さん、来年度も是非福島にお越しください。
ポスターセッションの様子①↓
ポスターセッションの様子②↓
語り部講話の様子↓
伝承館見学の様子↓
ディスカッションの様子①↓
ディスカッションの様子②↓
ディスカッションの様子③↓
最後に両校で集合写真を撮りました↓
~参加した生徒の感想~
・本当にあのような痛ましいことがあったことを知って絶対に風化させてはいけないと思った。教訓を活かして防災について考えることも大切だと思った。また、展示されていた写真はとても私の心に響きました。正しい知識を知って自分事として考える、自分の考えを持つことが大切だと思いました。
・目には見えないけれど人とのつながりが最も大切だと考えた。自分から原子炉の仕組みやなぜ爆破してしまったかなどを伝えられるようになりたい。
・あれだけ大きな災害が発生したとしても、後になって問題になってくるのはやはり人災であり、すべてを自然のせいにすることはできないと実感した。もはや、人災のほうが大きいとまでおっしゃっていた。災害を科学的な方法で防ぐことも重要であるが、それだけではなく、その先にある人間関係などの"見えないもの"も考慮した防災が大切だと実感できた。
・地域が異なると思考も異なるのかと思ったが、あまり地域性というほどのものは感じられず、福高生と似た何かがあると感じた。これからは国内・国外に関わらず、特に同世代の人とは積極的に交流を図っていきたいと思った。
・災害の記憶を伝承するには、実際に言葉や映像で伝えることだけでなく、受け取る側との価値観の共有や、受け取る側が共感力をもつことも、すなわち精神面の工夫も重要であると気付いた。
奈良青翔高校主催「サイエンスギャラリー」にSS部2年生が参加しました
7月30日(日)に、奈良青翔高等学校主催の「サイエンスギャラリー」にSS部の接ぎ木に関する研究を行っている2年生2名(神植大生君、箭内陽君)がオンラインで参加しました。発表会は対面とオンラインのハイブリットで行われており、多くの学校の生徒さんや先生方に発表を聴いていただくことが出来ました。京都大学の先生からは「社会的意義の高い研究であるため、がんばって取り組んでほしい。」とのアドバイスをいただき、2人は今後の研究に向けて気持ちを新たにしていました。
奈良青翔高等学校の皆さん、発表会に参加させていただきありがとうございました。
オンラインで発表する様子↓
SS部の1年生がコミュタンサイエンスアカデミアに参加しました
7月30日(日)に、コミュタン福島で実施された「コミュタンサイエンスアカデミア」にSS部の1年生が講師として参加しました。「コミュタンサイエンスアカデミア」は福島県内の小中学生のための発展的なサイエンスクラブです。今回はサイエンスアカデミアの取組にある「エッグドロップ」の講師として、SS部1年生が参加しました。SS部の生徒は小学生にアドバイスをするなど、一緒にエッグドロップを楽しみました。
小学生と一緒にプロテクターを作る様子↓
プロテクターを落とす様子↓たまごは守れたかな?
展示も見学させていただきました↓
今回のイベントに参加したSS部1年生↓
スーパーサイエンス部が福島大学附属中学校の生徒と交流しました
7月27日(木)に福島大学附属中学校の生徒30名が福島高校を訪れました。中学生がスーパーサイエンス部の生徒から夏休みに実施する自由研究に関するアドバイスを受けるためです。まず初めに高校生がポスターを用いて研究発表を行いました。その後、中学生が作成した自由研究の計画書を元に高校生がアドバイスを行いました。今回の活動は高校生にとって、普段の研究について振り返る良い機会になるとともに、誰に対してもわかりやすく説明をする練習にもなりました。
中学生の皆さん、夏休み中の自由研究を頑張ってください。また福島高校にも遊びに来てくださいね。今後も福島高校のスーパーサイエンス部では中学生の研究のサポートを行っていきたいと思います。
高校生の研究発表を聴く様子①↓
高校生の研究を聴く様子②↓
自由研究に関するアドバイスをもらう様子①↓
自由研究に関するアドバイスをもらう様子②↓