[スーパーサイエンスハイスクール]
第9回環境放射能除染研究発表会で優秀ポスター賞を受賞しました!
2020年9月3日~4日に第9回環境放射能除染研究発表会がオンラインで開催されました。SS部放射線班3名が「セシウム不溶化鉱物の循環合成とその漏出の有無について」というタイトルで課題研究の発表を行いました。この度、審査結果が公表され、「優秀ポスター賞」に選ばれました。そこで、2021年1月14日(木)に環境放射能除染学会の理事である福島大学の佐藤理夫教授が来校され、本校校長室で表彰式が行われました。生徒たちは福島の復興に向けて日々頑張っております。今回の受賞を受け、更なる活躍を期待したいと思います。
令和2年度SSH生徒研究発表会の開催について
令和2年度SSH生徒研究発表会について、以下のとおり開催いたします。
今回は、生徒のみが参加する校内発表と、県内外の関係機関の皆様向けのオンライン発表(Zoom利用)にわけて実施いたします。
・日時 令和3年2月20日(土) 8:45~15:00
・会場 福島県立福島高等学校 第一体育館・第二体育館
・内容 口頭発表:ベーシック探究(全員課題研究)・アドバンス探究・海外交流 等
ポスター発表:アドバンス探究・ベーシック探究・探究情報・フィールドワーク 等
その他:代表クラスによるディベート決勝戦
・参観申込 オンライン配信での参観を希望される方は、下記Google formsよりお申込みください。
後日、入力いただいたメールアドレス宛にZoomのミーティングIDを送信いたします。
https://forms.gle/up2FZqGMraWbQ9KZA
申込〆切:令和3年2月5日(金)
PDF文書 → こちら
祝 化学グランプリ全国大会銀賞受賞
化学グランプリ2020の全国大会に出場した本校3年菊地裕斗(きくちひろと)君が銀賞を受賞しました。
化学グランプリは、化学オリンピック日本代表の選考試験も兼ねており、毎年全国の生徒達が化学の力を競います。
昨年度に続き、福島高校から2年連続の入賞となりました。おめでとうございます。
SS部バクテリアセルロース班がアサヒ飲料賞成果発表会で発表しました。
12月20日(日)本校(オンライン)にて、SS部バクテリアセルロース班がサイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞成果発表会で発表しました。
バクテリアセルロース班は、7月にサイエンスキャッスル研究費アサヒ飲料賞に採択され、資金の助成とアサヒ飲料社の研究者とリバネススタッフにアドバイスを受けながら半年間研究を行い、その成果をオンラインにて発表しました。惜しくも賞は逃しましたが、とても良い経験ができました。成果発表会の様子は、yahoo!ニュースに掲載されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9490c23cefa7e177ffe7f51b29de7efbe6a31228
第6回ふくしま産業賞でSS部バクテリアセルロース班が学生奨励賞を受賞しました。
SS部バクテリアセルロース班が第6回ふくしま産業賞学生部門学生奨励賞を受賞しました。
ふくしま産業賞は、優れた技術力、地域活性化に資する企業活動や学生活動をたたえるものです。この賞の受賞は、本校では3度目となりました。
第9回 イオン エコワングランプリでSS部バクテリアセルロース班が審査員五箇公一特別賞を受賞しました。
12月5日(土)本校(オンライン)にて、第9回 イオン エコワングランプリ最終審査会・表彰式が行われました。
本校からSS部バクテリアセルロース班が発表にのぞみ、審査員 五箇公一 特別賞を受賞しました。
なお、この時の様子はYouTubeで視聴できます。
https://youtu.be/xlX6NHG6yN4
ふくしまサイエンスフェア2020オンラインの開催について(予告)
毎年12月に「こむこむ館」で行われていたふくしまサイエンスフェアですが、今年度は「こむこむ館」のYouTubeチャンネルである「こむこむチャンネル」で12月22日(火)より実験動画を配信します。参加機関、参加校、福島高校アドバンス探究1学年が合計21本の家庭でできる楽しい実験動画を作成しました。1月9日(土)からはアドバンス探究2年生が作成するオンライン実験教室の動画を配信します。オンライン実験教室については12月22日(火)から「こむこむ館」にて実験材料を100個限定で配布します。
年末年始は是非、おうちで科学を楽しんでください!
ICRP原子力事故後の復興に関する国際会議セッション「住民の役割」にて発表を行いました
日時:2020年12月3日(金)
参加人数:5名(本校2年生 3名, 1年生2名)
場所:本校(オンラインで参加)
国際放射線防護委員会(ICRP)と国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)が主催するICRP原子力事故後の復興に関する国際会議に, 本校生徒5名がオンラインで参加し, 「希望の未来を創り出すために」というタイトルで英語で発表を行いました。
発表に向けた事前準備では, 生徒たちは放射線班で活動を始めることになったきっかけ,自分たちが行っている「福島のことを学び伝える活動」や「福島の復興の一助となる研究活動」を見つめ直しました。 そして、自分たちがなぜ放射線班で活動を行っているのかを改めて考えた上で, 発表では何を伝えるべきかを再考して発表に臨みました。本番の発表では, より明るい福島にしていきたいという思いも伝えることができました。
今後の生徒たちのさらなる活躍に期待したいと思います。
1学年ベーシック探究「Teacher'sラボ」
11月18日(水)、26日(木)に、福島大学から21名の講師の先生をお招きして、「Teacher'sラボ」を行いました。「Teacher'sラボ」とは、福島大学の先生方から課題発見の手法や大学での研究などについての講義を聴き、研究に対する理解を深め、生徒自身の「課題研究」について考えるきっかけにするものです。18日(水)に理型講座、26日(木)に文型講座を実施し、生徒は、理型2つ文型2つの合計4つの講義を受講し、文理問わず、幅広い分野から学ぶことができたようです。大学の先生方の講義は生徒にとって大きな刺激になりました。福島大学の先生方には、大変お世話になりました。感謝申し上げます。
<理型講座>
①Alexsei Konoplev先生(Environmental Chemistry)
②石庭寛子先生(動物生態学・放射生態学)
③笠井博則先生(数学)
④齊藤公彦先生(太陽電池・太陽光発電)
⑤筒井雄二先生(災害心理学)
⑥馬塲一晴先生(宇宙論)
⑦佐藤理夫先生(化学工学)
⑧尾形慎先生(農芸化学・生物有機化学)
⑨深山陽子先生(園芸学・園芸環境工学)
⑩岡野夕香里先生(植物病理学)
<文型講座>
①佐久間康之先生(英語教育学・心理言語学)
②平中宏典先生(理科教育学・教育工学)
③蓮沼哲哉先生(スポーツ社会学)
④小島健先生(行動経済学・マクロ経済学)
⑤佐藤英司先生(経済学・産業組織学)
⑥野際大介先生(マーケティングサイエンス・経営統計学)
⑦阪本尚文先生(憲法)
⑧呉書雅先生(高等教育論・教育社会学)
⑨五十嵐敦先生(職業心理学)
⑩高森智嗣先生(高等教育論・評価論)
⑪天野和彦先生(災害社会学)
<生徒の様子>
真剣に講義を聴いている生徒
講義後、質問している生徒
Japan Super Science Fair 2020 Online 第2週, 第3週に参加しました
11月7日(土)~8日(日), 15日(日)にJapan Super Science Fair 2020 Online (JSSF ONLINE) 第2週, 第3週が開催され, 第1週に引き続き本校生3名(2年生1名、1年生2名)が各自、自宅からオンラインで参加しました。JSSF ONLINEは世界30地域の高校生たちがオンライン上で集まり英語で交流するイベントです。
第2週のJSSF ONLINEは、生徒達の課題研究をWebオンライン会議システムを使用して発表して質疑応答を行うScience Live Presentationが行われました。本校生はここで「Cesium insolubilized minerals and leakage test」というタイトルで発表を行いました。ライブ発表は2回ありましたが, 1回目の発表ではメンバーの1人のパソコンがマイクトラブルとなってしまい, メンバー全員の頭が白くなり, その後の質疑がうまくできない苦い経験をすることになりました。しかし, 2回目の発表では, マイクトラブルの対処やトラブル発生時の役割も見直して再挑戦し, 質疑を含めてしっかりと発表することができました。第2週では他にScience Showdownで科学の講義を受講したり, Science Discussionでは国際的なチームで架空の動物などを完成させる話し合いなどを行いました。
生徒達は大会を通じて, オンラインで行われる国際大会の貴重な経験を積むことができました。特に国際交流ではより深いコミュニケーションになるほど、より高い英語力が必要になることを肌で体験できたことや, 国際人となるためには日本のこともよく知る必要があることも感じたようです。今後の語学学習を含めた国際活動への強い動機付けとなる体験につながったようです。また,今後の生徒たちの活躍に期待したいと思います。
▲Live Presentation(左)とScience Showdown(右)
令和2年度科学の甲子園福島県大会 準優勝!
11月8日(日)福島県教育センターにて、令和2年度科学の甲子園福島県大会が行われました。今年度はコロナ禍により出場チーム数に制限があり、1年生と2年生のアドバンス探究の生徒からそれぞれ1チームが出場しました。結果は以下の通りです。
1年生チーム 実験競技:3位、筆記競技:4位、総合競技:入賞なし
2年生チーム 実験競技:1位、筆記競技:1位、総合競技:5位 (準優勝)
優勝を目指していた2年生チームは悔しさでいっぱいだったと思いますが、今回の経験を今後の探究活動に活かしてほしいと思います。1年生の皆さんには来年の優勝を期待しています。参加した生徒の皆さん、本当にお疲れさまでした。
総合競技における熱気球を飛ばす様子↓1年生 2年生 実験競技1位、筆記競技1位の盾↓
Japan Super Science Fair 2020 Online 第1週に参加しました
11月1日(日)に本校生3名(2年生1名、1年生2名)が、世界30地域の高校生たちがオンライン上で集まり英語で交流するJSSF ONLINEに参加しました。JSSF ONLINEは、今週から3週連続で日曜日の午前に開催されます。11月1日(日)は第1週で、 特別講演、Science Discussion、Science Showdown、文化交流イベントが行われました。
Science DiscussionやScience Showdownでは、4〜5人の小グループに分かれて「人類が将来滅びるとしたらその原因は何で自分たちに何ができるか?」や「プラスチック廃棄物を改善するために何ができると思うか?」について議論を行いました。生徒たちは、英語で交流することの難しさに加え、人の個性の違いや文化の違いによる交流の難しさ、そしてZOOMやSlackといったICT機器を活用して交流することの難しさを一度に体験することができました。目まぐるしく変わる議論の流れに圧倒される場面もありましたが、英語の議論を楽しむことができ、一定の成果を得たと感じたようです。この経験は今後の生徒たちの大きな成長につながっていくと思われます。第2週はライブでの研究発表です。こちらも引き続き頑張っていきたいと思います。
福島県高等学校生徒理科研究発表会県北地区大会
11月1日(日)本校をメイン会場に福島県高等学校生徒理科研究発表会県北地区大会が行われました。今年度はコロナ禍の影響により、オンラインでの開催になりました。当日は4校から計20件の研究発表があり、質疑応答も活発に行われました。来月に行われる生徒研究発表会県大会もオンラインでの開催が決まっており、次大会に向けていい経験になったようです。参加校の皆さん、ご協力ありがとうございました。
オンライン発表の様子↓
司会(2年坂田紀乃さん、2年松原蓮さん)↓
福島県立医科大学・甲状腺検査出前授業にて甲状腺検査の現状を学びました
日時:2020年10月28日(水)
講師:公立大学法人 福島県立医科大学 ふくしま国際医療科学センター 特命教授 甲状腺・内分泌センター長 横谷 進 先生
参加人数:10名 (本校2年生 3名, 1年生 7名)
場所:福島高校(オンライン開催)
この度、福島県立医科大学の横谷 進 先生に特段のお取り計らいをいただき、本校のSS部放射線班10名のために「甲状腺検査出前授業(オンライン)」を開催しました。授業の内容は、甲状腺検査の手順やその理論背景、甲状腺がん罹患率、現在あげられている甲状腺検査のメリット・デメリットなどについての詳細なものでした。併せて、生徒たちが事前に送った質問に対して授業を準備してくださり、各論文などで報告されているデータを根拠にした解説もしていただきました。生徒たちは甲状腺検査の現状を広く学びながら、1つの事柄に関して多面的に観ることの重要性も学ぶことができたようです。
1学年ベーシック探究「フィールドワーク」
10月8日(木)1学年の生徒が授業「ベーシック探究」で、全員がコース別フィールドワークを行いました。今回のフィールドワークでは、課題発見力や解決力を高めることを目的に、県内7コース(福島コース、郡山コース①、郡山コース②、会津コース、いわきコース、新地コース、相双コース)が設定され、生徒は希望のコースに参加し研修を行いました。フィールドワークでは、それぞれの地域で実際に課題解決にあたっている大学や民間企業、公共施設を訪れ、課題解決の手法や課題発見の方法を学ぶことができました。今後、今回の成果をまとめてプレゼンテーションを行い共有する予定です。フィールドワークでお世話になった皆様に感謝申し上げます。
研修の一コマ
福島県水産資源研究所
ドームいわきベース
福島ロボットテストフィールド
環境活動スタート事業講演会(1学年ベーシック探究)
9月29日(火)5~6限に1学年のベーシック探究でケンタロ・オノ先生をお招きし、環境活動スタート事業講演会が行われました。ケンタロ先生は宮城県のご出身で、その後キリバス共和国に高校留学され、高校卒業後に日本国籍者として初めてキリバス共和国に帰化されました。地球温暖化による海面上昇の影響が深刻なキリバスの現状から、日本各地で地球温暖化を食い止めるための講演会を行っています。
ケンタロ先生からは「キリバス共和国は遠く離れた国ではなく、海でつながった隣の国です。地球温暖化の問題を他人事にするのではなく、自分にできる事を考えてほしい」とお話がありました。また、「私は答えは教えたくない、一人一人が答えを考える事こそが大切です」ともおっしゃっていました。生徒たちにとって地球温暖化を自分事としてとらえ、今後自分たちがどのような生活や行動をしていくべきなのか、あらためて考えさせられる時間になりました。ケンタロ先生ありがとうございました。
ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム
9月19日(土)に開催された『ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム・吉野彰旭化成名誉フェローと野依良治名大特別教授「化学で地球を守る」』にSS部の1・2年生約100名がオンラインで参加しました。
生徒を3グループに分け、それぞれの部屋でプロジェクターに映像を映し出し、講演を聞きました。
常識にとらわれず研究を行うことなど、これから課題研究を進める上でのヒントをたくさんいただき、充実した機会となりました。
ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム
9月18日(金)磐城高校にて行われたノーベル賞受賞者を囲むフォーラムにSS部の生徒7名が参加しました。リチウムイオン電池の開発に大きな貢献をされた吉野彰先生(旭化成株式会社名誉フェロー)の講義を聞いた後に、高校生がSDGsをテーマとしたプレゼンを行い、吉野先生から各発表に対してコメントをいただきました。本校では樋口萌絵(1年1組)さんが海洋汚染をテーマに発表を行い、「海洋汚染を解決するためには、コロナ感染症と同様に一人一人が問題意識を持つことが重要」と訴えました。
発表全体を通して吉野先生からは、「今後の社会では持続可能性がないものは認められない。全ての研究や開発は必ずSDGsのいずれかの目標につながってくる。ぜひ当事者意識をもって活動してほしい。」とコメントをいただきました。
講演の様子↓
発表の様子↓
タイの学校とのオンラインミーティング
本校と6年前から交流しているタイ王国のPrincess Chulabhorn Science High School Nakhon Si Thammaratをオンラインで結び、共同研究テーマに関するオンラインミーティングを行いました。
今年は海外研修が全て中止になっているため、オンラインでの英会話は大変貴重な機会となり、充実した会議になりました。
次回は互いの学校の研究発表会を企画することになりました。
【日本側】
【タイ王国側】
環境放射能除染学会「第9回研究発表会」にてオンラインでポスター発表を行いました
日時 :2020年9月3日(木)
参加人数:3名(本校2年生 3名)
環境放射能除染学会が主催する第9回研究発表会がオンラインで開催され、本校の生徒3名がオンラインでポスター発表を行いました。
発表タイトルは「水熱法での放射性セシウム鉱物化における共存アルカリ金属イオンの影響」で、オンライン上の部屋に入室してきた参加者に、自分たちの研究を丁寧に説明していました。参加者との質疑応答では、自分たちがあまり検討できていなかった点を指摘されたり、研究をさらに発展させるヒントとなる質問をもらったりと、有意義な発表会となりました。また、わかりやすい発表をするにはどうすればいいか、オンラインでの発表を行う上で大事なことは何かなど、発表技術に関しても多くの課題を認識できた良い機会となりました。
今回の経験を活かし、今後も課題研究活動を頑張っていきたいと思います。