[スーパーサイエンスハイスクール]
環境大臣賞受賞!~いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジ・アワード~
いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジアワードは、東日本大震災から10年が経過することを契機として、福島の風評払拭や復興に向けた未来志向の環境施策への理解醸成に資する取り組みとして環境省が主催しているものです。このコンテストにおいてスーパーサイエンス部1年の守谷和貴さんが「蝶の研究から学んだ『自然と共生する福島』の実現方法」という論文で最高賞である環境大臣賞を受賞しました。
授賞式は3月13日(土)にナショナルトレーニングセンターJヴィレッジで行われました。当日は内堀知事や小泉環境大臣とのトークセッションもあり、大変充実した授賞式となりました。
第4回福島県環境創造シンポジウムに参加しました
日時:2021年3月7日(金)
参加人数:8名(本校1年生8名) ※ オンラインで参加
第4回福島県環境創造シンポジウムの出展WEBブースにSS部バクテリアセルロース班, 蝶班, 放射線班が参加しました。また、バクテリアセルロース班と放射線班はwebプレゼンテーションルームにも参加しました。webプレゼンテーションルームは30分間の自由な形式で参加者と意見を交わす活動でした。生徒たちは当初、Zoom上でカメラがOFFで無言の参加者達にどのように対応すればよいか迷いましたが、しばらくして、自分たちの活動内容を発表して、後半で質問や意見を受け付けるなど柔軟に対応することができました。webプレゼンテーションルームでは、参加者から難しい意見も出ましたが、生徒たちの見識を広げる良い機会となりました。
第24回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会にて発表
日時:2021年2月26日(金)
参加人数:5名(本校2年生 2名, 1年生3名)
場所:本校(オンラインで参加)
一般社団法人福島県環境測定・放射能計測協会が主催する研修事例発表会に参加し、SS部放射線班の日々の活動内容の発表を行いました。今年度はオンラインでの発表の機会が非常に増えておりますが、ポストコロナの世界で必要になるICTを用いた表現力の向上ができたと思います。また発表会では小学生の放射線に関する学習の取り組みの発表もあり、良い刺激を受けることができました。
Thailand-Japan Student Science Fair 2020に参加しました
スーパーサイエンス部の生徒4名が2月24日(水)、25日(木)に行われたThailand-Japan Student Science Fair 2020(http://tjssf2020.pcshstrg.ac.th)に参加しました。
当初は昨年6月にタイ王国で開催するはずでしたが、コロナウィルス感染症拡大の影響により、オンラインでの開催となりました。
本校からは
「Towards making insoluble the radioactive cesium in contaminated soil」
「Study about an Efficient and Low Cost Closed Recirculating Aquaculture System」
の2件の口頭発表を行いました。今年度はオンラインの取組が充実しているため、スムーズに発表をすることができました。
たくさんの質問をいただき、英語でのディスカッションを行うことができ、参加生徒にとって大変良い経験になりました。
令和2年度 SSH生徒研究発表会
令和3年2月20日(土)、令和2年度SSH生徒研究発表会を実施しました。
今年度は、感染症対策への十二分な配慮と2月上旬に発生した福島県沖地震による第1体育館の破損の影響を考慮し、視聴覚室で行われる口頭発表等はZOOMを使用して教室にいる生徒たちや外部の関係機関の皆様へ配信し、発表の見学と質疑応答を行いました。保護者の皆様へはYouTubeライブを配信して見学ができるようにしました。
この発表会は、本校が育成したい生徒の資質・能力(創造的思考力・表現力・発信力・国際力・高度な専門力・GRIT力)を伸長し、SSHの活動を校内外に広く発信することを目的に毎年行われています。今年度は口頭発表5件(ベーシック探究1年・ベーシック探究2年・海外交流・アドバンス探究・全国SSH生徒研究発表会代表)、ポスター発表97件、1・2学年によるディベート決勝戦が実施されました。
<口頭発表>
オンラインでの発表となった口頭発表では、視聴覚室で行われる発表を各教室へ配信し、質疑応答を実施しました。画面越しではあるものの活発に意見交換がなされ、研究した生徒も自分の研究への理解をさらに深める機会となりました。
<ポスター発表>
ポスター発表では97件のポスター(2年生ベーシック探究・1年生探究情報・フィールドワーク・アドバンス探究・有志発表等)を校内の各教室に分散して掲示し、密を避けて発表しました。
2年生ベーシック探究のポスター発表では、2年生がこれまで取り組んできた全員課題研究での多様なテーマについての発表がなされ、発表者も聴講者も大きく刺激を受けていました。
発表の様子はYouTubeライブを通して校外の方にも配信されました。
<ディベート決勝戦>
視聴覚室で行われた対戦の様子を各教室へ配信しました。
ジャッジは、在校生・来賓・ライブ配信視聴者全員で行い、投票にはGoogleformsを利用しました。
1学年のディベート決勝戦では、学年代表決定戦を勝ち抜いた1年2組と1年5組が対戦しました。
対戦テーマ「現在の大学入学共通テストを、大学入学の資格を認定する検定試験とすべきである」
肯定側 1年5組 VS 否定側 1年2組
緊張感のある論戦の結果、否定側1年2組が勝利しました。
2学年のディベート決勝戦では、学年代表決定戦を勝ち抜いた2年6組と2年7組が対戦しました。
対戦テーマ「日本は感染症対策のために個人の自由を制限すべきである」
肯定側 2年7組 VS 否定側 2年6組
冷静ながらも熱い論戦を繰り広げ、肯定側2年7組が勝利しました。
今年度の生徒研究発表会では、県内外の高等学校教員の皆様や関係機関の皆様のべ40名以上にZoomを利用してご参観いただきました。また、保護者様向けに配信したYouTubeライブにも多数の接続をいただいております。すべての皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
引き続き、福島高校SSH事業へのご協力をよろしくお願いいたします。