2022年10月の記事一覧
SSH通信9・10月号を発行しました。
ウメタンS「分子を自在に創る~薬学部と有機化学研究の紹介~」が実施されました
10月26日(水)九州大学薬学部教授平井剛先生によるオンライン講義が実施されました。4年制薬学部と6年生薬学部との違いや、先生の御専門である有機化学について高校生にもわかりやすく説明していただきました。先生から「有機化学は理論上どんな物質も合成できる」という話を聞いた生徒達は、有機化学の世界に魅了されたようです。
講義の様子↓
生徒の感想
進路に悩んでいる私に、とても勉強になる講義でした。興味関心を大切にして欲しいという言葉にハッとさせられました。ありがとうございました。
今日はとても面白いお話をありがとうございました。研究者は未来のために研究をするというお話が印象に残りました。どの分野にも通じることだと思うので、これから心に留めて活動したいと思います。本当にありがとうございました。
平井先生、大変お忙しい中、オンライン講義を実施していただきましてありがとうございました。
福島県高等学校生徒理科研究発表会地区大会
10月22日(土)福島県生徒理科研究発表会地区大会が行われました。今年度から県北地区・相双地区の合同開催となり、原町高校を会場に実施されました。本校からは13の研究班が参加しました。3年ぶりの対面形式での実施だったため、熱心に質疑応答を行うなど、生徒達はサイエンスコミュニケーションを大いに楽しみました。参加された学校の皆さん、会場校の原町高校の皆さん、本当にありがとうございました。
↓発表の様子
【1学年】SS探究 フィールドワーク研修プレゼン大会を実施しました。
10月5日に実施した「ふくしまフィールドワーク研修」の事後研修としてGoogleスライドを用いたプレゼンテーションを行いました。
研修コースごとに、研修先の事業所等が抱える課題やその解決方法を明らかにして、課題発見・課題解決の道筋を報告し合いました。授業内での準備時間は限られていましたが、生徒たちは「1人1台キーボード付き端末」を活用し、放課後等の時間に準備を進めていました。
各コースの発表に対しては、内容(独自の視点)、資料(みやすさ・図表)、発表スキルの観点で、Googleフォームを用いた相互評価を行いました。
ー生徒の感想ー
- 研修とはいえリモートで話を聞くのとは違い、実際の施設を見学できて楽しかった。福島には課題(それも解決が容易でないものばかり)が山ほどあることを改めて実感した。
- 決められた選択肢の中でではあったが、自分が興味のある企業や施設に見学に行くことができ、とても勉強になった。地域や企業の課題についてだけでなく自分の進路や将来について考えるきっかけにもなった。
- 二つの企業さんのお話を聞いて、これからの時代は変化対応に積極的に挑戦しなければならないと感じた。プレゼンを最終的な目標に見据えて、事前研修、本番に臨むことができたので良かった。
【1学年】SS探究「ふくしまフィールドワーク研修」を実施しました。
10月5日(水)、県内の7つコースに分かれて「ふくしまフィールドワーク研修」を行いました。
今年は「Fukushimaの課題発見!」をテーマに掲げ、福島県内で「課題解決」に取り組む企業・事業所・大学での研修により、2年次に行う全員課題研究に向けた課題発見力や探究力の基礎的能力を育成することを目的に実施しました。
生徒たちは7つのコースから希望コースを選択し、コースごとに事前学習を行ってから現地研修に向かいました。
↓コース別・班別事前学習のようす
以下、各コースでの研修のようすです。
①福島コース:福島大学、JICA国際協力機構二本松
②郡山コースA:ふくしま医療機器開発支援センター
③郡山コースB:ゼビオホールディングス株式会社、株式会社宝来屋
④三春コース:あぶくま洞入水鍾乳洞、コミュタン福島
⑤会津コース:会津大学、東京電力猪苗代第二発電所
『協力 東京電力リニューアブルパワー』
⑥相馬コース:福島県水産資源研究所、そうまIHIクリーンエネルギーセンター
⑦いわきコース:常磐興産株式会社、株式会社ハニーズホールディングス
今後、生徒たちは事後研修として班別のまとめとプレゼンテーションを行います。
研修を受け入れていただいた企業・事業所等の皆様、ありがとうございました。