福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

福島県高等学校生徒理科研究発表会地区大会

 10月22日(土)福島県生徒理科研究発表会地区大会が行われました。今年度から県北地区・相双地区の合同開催となり、原町高校を会場に実施されました。本校からは13の研究班が参加しました。3年ぶりの対面形式での実施だったため、熱心に質疑応答を行うなど、生徒達はサイエンスコミュニケーションを大いに楽しみました。参加された学校の皆さん、会場校の原町高校の皆さん、本当にありがとうございました。

↓発表の様子

【1学年】SS探究 フィールドワーク研修プレゼン大会を実施しました。

10月5日に実施した「ふくしまフィールドワーク研修」の事後研修としてGoogleスライドを用いたプレゼンテーションを行いました。

研修コースごとに、研修先の事業所等が抱える課題やその解決方法を明らかにして、課題発見・課題解決の道筋を報告し合いました。授業内での準備時間は限られていましたが、生徒たちは「1人1台キーボード付き端末」を活用し、放課後等の時間に準備を進めていました。

各コースの発表に対しては、内容(独自の視点)、資料(みやすさ・図表)、発表スキルの観点で、Googleフォームを用いた相互評価を行いました。

 

ー生徒の感想ー

  • 研修とはいえリモートで話を聞くのとは違い、実際の施設を見学できて楽しかった。福島には課題(それも解決が容易でないものばかり)が山ほどあることを改めて実感した。
  • 決められた選択肢の中でではあったが、自分が興味のある企業や施設に見学に行くことができ、とても勉強になった。地域や企業の課題についてだけでなく自分の進路や将来について考えるきっかけにもなった。
  • 二つの企業さんのお話を聞いて、これからの時代は変化対応に積極的に挑戦しなければならないと感じた。プレゼンを最終的な目標に見据えて、事前研修、本番に臨むことができたので良かった。

【1学年】SS探究「ふくしまフィールドワーク研修」を実施しました。

10月5日(水)、県内の7つコースに分かれて「ふくしまフィールドワーク研修」を行いました。

今年は「Fukushimaの課題発見!」をテーマに掲げ、福島県内で「課題解決」に取り組む企業・事業所・大学での研修により、2年次に行う全員課題研究に向けた課題発見力や探究力の基礎的能力を育成することを目的に実施しました。

生徒たちは7つのコースから希望コースを選択し、コースごとに事前学習を行ってから現地研修に向かいました。

↓コース別・班別事前学習のようす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

班別の事前研修

 

以下、各コースでの研修のようすです。

①福島コース:福島大学、JICA国際協力機構二本松

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②郡山コースA:ふくしま医療機器開発支援センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③郡山コースB:ゼビオホールディングス株式会社、株式会社宝来屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



④三春コース:あぶくま洞入水鍾乳洞、コミュタン福島

 

 

⑤会津コース:会津大学、東京電力猪苗代第二発電所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『協力 東京電力リニューアブルパワー』

 

⑥相馬コース:福島県水産資源研究所、そうまIHIクリーンエネルギーセンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


⑦いわきコース:常磐興産株式会社、株式会社ハニーズホールディングス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今後、生徒たちは事後研修として班別のまとめとプレゼンテーションを行います。

研修を受け入れていただいた企業・事業所等の皆様、ありがとうございました。

DNA先端医療株式会社とオンライン対談を行いました

 9月1日(木)に、DNA先端医療株式会社代表取締役の栗原慎一さんと出生前診断について課題研究を行った3年生3名がオンラインで対談を行いました。DNA先端医療株式会社はNIPT(新型出生前診断)の普及に努めている企業です。

 当日は、「出生前診断を受けるメリットデメリット」、「ダウン症の子どもがうまれたら、親として社会として取り組みたいこと」、「出生前診断は誰のための検査か」の3つのテーマについて対談をしました。生徒たちは今回の対談を通して、課題研究で学んだ内容をさらに深めることが出来たようです。

 

~生徒の感想~

課題研究で一つの答えにたどり着いた気がしていたが、今回の対談を通してまた新たな視点から出生前診断やダウン症候群などについて考えることが出来た。

 

対談の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対談の機会を設けてくれたDNA先端医療株式会社の皆さん、本当にありがとうございました。

物理チャレンジ2022第2チャレンジ(全国大会)に4名が出場しました。

3年生4名が令和4年8月23日~26日兵庫県姫路市で行われた物理チャレンジ2022第2チャレンジ(全国大会)に出場し,服部想惟さんが優良賞を受賞しました。

第2チャレンジでは第1チャレンジを勝ち抜いた全国約100名が一堂に会し、実験問題コンテストと理論問題コンテストを行いました。また、サイエンスツアーでは大型放射光施設SPring-8などを訪れ、最先端の物理学に触れる貴重な機会となりました。

 

〇今回参加した4名(安齋康介さん、服部想惟さん、飯塚遥⽣さん、⼤須賀太⼀さん)

〇問題解説会の様子

 

〇サイエンスツアーで訪れた大型放射光施設SPring-8

 

 

福島県総合教育会議で事例発表を行いました

8月26日(金)に県庁で開催された令和4年度第1回福島県総合教育会議に本校生徒が参加し、知事、教育長、教育委員に対して、課題研究の内容をSDGsの観点を含めて発表いたしました。

発表テーマ:「バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価」

参加者:スーパーサイエンス部 1年 岩佐奈々

    SSH部 教諭 髙橋昌弘

最初は緊張しましたが、堂々と研究背景や研究内容の発表を行い、質疑応答にも的確に対応することができました。

SSHの活動の成果をしっかりと伝えることができ、大変貴重な機会となりました。

つくば研修を実施しました

 8月2日(火)~3日(水)に、つくば研修を実施しました。例年SS部の1年生を対象に行ってきましたが、この2年間は実施を見合わせたため、SS部の2年生および1年生の希望者、合わせて56名の参加でした。2つのコースに分かれ、つくば市内の研究施設や博物館などを見学しました。

 

 Aコースは1日目に物質材料研究機構、JAXA、筑波実験植物園、2日目に地図と測量の科学館、サイエンススクエアつくばを訪ねました。Bコースは1日目に地質標本館、食と農の科学館、JAXA、2日目に防災科学技術研究所、筑波実験植物園を訪ねました。1日目の夜には、ホテルの各部屋からZoomを使ったミーティングを行い、見学で学んだことや感じたことなどを共有しました。

 

 最先端の科学技術に触れたり、科学者や技術者の方々(本校OBも!)から直接お話を聞いたりして、大変刺激的な2日間となりました。これからの全員課題研究や進路選択などに生かして欲しいと思います。

JAXA食と農の科学館地質標本館 筑波実験植物園  

3学年ベーシック探究「表現力養成講座」が実施されました

 8月23日(火)~24日(水)に、3学年ベーシック探究で表現力養成講座が実施されました。この講座は、普段の授業ではできない発展的な実験を実施し、考察を深めてレポートにまとめることで、表現力を高めることを目的にしています。生徒達は物理、化学、生物の3つの分野に分かれて実験を行いました。

物理:面積速度一定の法則の検証

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

化学:無機物質の同定

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生物:模擬DNA鑑定

コミュタンサイエンスアカデミアでエッグドロップの講師を務めました!

8月21日(日)、三春町にある福島県環境創造センター「コミュタン福島」で実施されたコミュタンサイエンスアカデミア2022ベーシックコースの実験企画において、スーパーサイエンス部1,2年生の有志12名が「エッグドロップ」の講師を務めました。

この企画は、県内の小学生40名を対象とした全12回のサイエンスワークショップのうちの6回目の実験企画です。約6 mの高さから卵を落下させても、卵が割れないように保護するためのプロテクターを考え、製作することを通して、科学的な探究力を養成します。

 各グループに2~3名の高校生が講師として入り、小学生にプロテクター製作のアドバイスをしました。

↓ 小学生がつくりたいプロテクターについて聞き取り、アドバイスをしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ 製作したプロテクターの特徴をプレゼンテーション。小学生がうまく説明できるようにサポートしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ いざ、ドロップ!パラシュート型のプロテクターが的をめがけて落下しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ 中の卵は無事か⁉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

技術的なアドバイスをすることはもちろん、小学生のプレゼンテーションのサポートも行った講師役の生徒たち。相手が理解しやすいように伝える技術を向上させるよい機会になったようです。

 

エッグドロップコンテストinこむこむが実施されました

 8月6日(土)福島市子どもの夢を育む施設こむこむ館にて、小学生が対象のエッグドロップコンテスト(※)が実施されました。本校からはスーパーサイエンス部の1年生が、小学生のサポートや得点集計、受付誘導など運営スタッフとして参加しました。コンテスト当日は、創意工夫を凝らしたプロテクターがたくさん見られ、大変楽しいコンテストとなりました。来年度も沢山の小学生の参加をお待ちしています。

 (※)エッグドロップコンテストは、紙とのりで卵を守るプロテクターを作成し、高所から落下させた際に卵を割らないようにする科学実験です。

 

準備の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーサイエンス部の生徒が小学生のサポートをしました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

落下させるようす↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の個人端末で落下の様子を撮影し、小学生の考察を深めました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エッグドロップコンテストの様子はこむこむのYouTubeチャンネルでも公開されますので、以下のリンクからご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCoqyes9_aVmmYkCnvNM_xgw/videos

 

 

 

 

令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会

 8月3日(水)~8月4日(木)に神戸国際展示場にて、令和4年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が実施されました。本校からは3年の守谷和貴君が「磐梯山南麓における蝶類群集の構造と多様性」というテーマで生物A分野(動物・医学)に参加しました。他県の高校生や審査員の先生方と自らの発表について質疑応答をするとともに、様々な分野の発表を聞くこともでき、充実した2日間の大会となりました。高校での守谷君の研究は一区切りですが、高校卒業後も蝶類の研究を継続してほしいと思います。1、2学年のスーパーサイエンス部の皆さんは、来年の発表会に参加できるよう普段の探究活動を頑張ってください。

 大会関係者の皆さん大変お世話になりました。

発表会に参加した守谷和貴君↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子↓

SSHプログラミング講座を開催しました

 2022年7月27日(水), 29日(金), 30日(土)に、会津大学 渡部有隆上級准教授、畠圭佑准教授をお迎えしてプログラミング講座を行いました。本校1,2年生希望者15名が参加し、eスポーツやスポーツプログラミングの概要、ワールドロボットサミットに出場したロボットの操作の体験、Python(パイソン)プログラミングの基礎、Processing(プロセスィング)という統合開発環境を用いてブロック崩しのゲームを作る活動を行いました。

 生徒たちは講義を通して、ITの成長と今後必要とされる人材とは何かを知ることができたたけでなく、Aizu Online Judge(会津オンラインジャッジ、略AOJ)というウェブサイトを通してプログラミングを自学自習する方法も学ぶことができました。またAOJのSlack(スラック)を通して、今後の質問にも対応してくれることになりました。

 本事業は会津大学の協力のもと、eスポーツによるふくしま活性化事業の一環で実施しました。関係者の方々、大変お世話になりました。

   

福島大学附属中学校との中高交流企画

本校SS部が福島大学附属中学校の生徒さんたちと交流しました。

7月6日(水)の初回に引き続き,7月15日(金)には本校SS部の生徒が附属中を訪問,7月21日(木)には附属中の生徒さんが本校を訪問しました。

本校SS部の研究の様子を附属中の生徒さんが前のめりで見たり聞いたりしているのが印象的でした。SS部の生徒にとっても大きな刺激があったようでした。

普段は一緒に活動することがない中学生と高校生がサイエンスを通して交流する,そんな素晴らしい時間を過ごすことができました。

 

〇7月15日の様子

〇7月21日の様子

福島大学附属中学校の授業にオンライン出演しました

7月19日(火)14:45~15:10の時程で、福島大学附属中学校の第3学年138名に対してオンラインで理科の授業を行いました。

本校のスーパーサイエンス部の生徒が中学校で探究的に学習に取り組んだ「電池」に関する研究を発表した後、本校教員がSSHの紹介や、

中学校と高校の理科の授業の接続を意識して講義を行いました。

短い時間でしたが、中学生から質問もいただき、有意義な時間となりました。

SS部の取組がウェブサイト「SCENARIO」に掲載されました

科学技術振興機構が開設する、社会課題の解決に向けたシナリオのポータルサイト「SCENARIO」に

本校スーパーサイエンス部のMg二次電池班の取組が掲載されました。

下記URLからご覧いただけます。

◆マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池開発
 https://www.jst.go.jp/sis/scenario/list/2022/07/202207-05.html

◆SCENARIOトップサイト 
 https://www.jst.go.jp/sis/scenario/index.html

ウメタンS「熱で発電、電気で熱を制御」オンライン講義が実施されました

 7月13日(水)、北陸先端科学技術大学院大学教授である小矢野幹夫先生によるオンライン講義が実施されました。小矢野先生にオンライン講義を実施していただくのは昨年に続き2回目です。今回は「熱で発電、電気で熱を制御」というタイトルで実施していただき、ペルチェ効果やゼーベック効果に関する基礎知識やその応用について、高校生にもわかりやすく解説していただきました。またあわせて大学院進学の意義や研究者になるためのキャリアパスについても講義をいただきました。質疑応答にも丁寧に回答いただくなど、生徒たちにとって大変実りの多い講義となりました。

 小矢野先生、お忙しい中講義を実施していただきましてありがとうございました。

 

質疑応答の様子↓

 

福島大学附属中学校との中高交流企画

本校SS部が福島大学附属中学校の生徒さんたちと交流しました。

この企画は附属中の皆さんの自由研究や各種コンクールに向けた研究のアドバイスを行うもので,今後互いに学校を行き来して,交流を行います。

今回はその初回で,7月6日放課後Zoomで接続して,「研究テーマの見つけ方」「研究の始め方」などをテーマにアドバイスを行いました。附属中の皆さんからもたくさんの質問が寄せられ,活発なサイエンスコミュニケーションが行われていました。

本校の生徒にとって,これまでSSH事業を通して学んできたことをより広く知ってもらう貴重な機会になりました。これからの交流も楽しみです。

在マレーシア大使館 オンライン特別講義

6月29日(水)16:20~17:30の時間帯に在マレーシア大使館一等書記官齋藤宏彰氏によるオンライン講義を実施いたしました。

 「これまでのキャリアパスと従事した業務の紹介 ~技術官庁での業務や在外公館での書記官業務について~」という演題で、高校時代の学習が現在の仕事にどう影響を与えているか、また、国家公務員の業務の概要や外交官としてのやりがいなどをわかりやすく講義いただきました。

質疑応答の時間では参加者から多くの質問がでて、一つ一つ丁寧にご回答いただきました。

今回の講義を通して、グローバルな視点や物事に俯瞰して取り組む重要性を学びました。

[3学年] ベーシック探究<グローバルサイエンス(理型)>

 先週に引き続き、理型クラスにおいて、『グローバルサイエンス 』を開催しました。

「化学関連(機能高分子化学)」、「情報工学関連」「生物関連(海洋生物学)」「機械工学関連」の

4分野に分かれ、外国人研究者による英語での講義を、対面やオンラインにて受講しました。

2週にわたり、文型・理型クラスにて『表現力育成』を目指し探究活動をしてまいりましたが、

様々な研究分野で活躍されている講師の方々の講義を聞き、英語力の重要性を再認識できたようです。

ご協力頂きました講師の方々に深く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

[3学年] ベーシック探究<グローバルサイエンス(文型)>

 6月20日、文型クラスにおいて、『グローバルサイエンス 』を開催しました。

「社会科学・認知科学」、「情報学・知能情報学」「人文学・美学および芸術論」の

3分野に分かれ、外国人研究者による英語での講義を、オンラインにて受講しました。

また、班ごとに話し合った内容を英語でプレゼンする機会も頂き、大変貴重な経験となりました。

 

 

[進路・3学年] ベーシック探究<進路講演会>

 6月16日、『進路志望実現に向けて』というテーマで進路講演会を開催しました。

講師に駿台予備学校 重藤様をお招きし、2023年度に向けての入試の仕組みや受験生がすべきことについて講話を頂きました。

ウメタンS「新種!ワニの化石」が実施されました

6月1日(水)にウメタンS(※)として、福島県立博物館学芸員の吉田純輝先生によるオンライン講義が実施されました。「新種!ワニの化石」というタイトルで、ワニの水上進出のヒントとなる貴重な新種のワニの化石に関する話や、研究者になるためのキャリアパスにについてお話をいただきました。当日は県内外の高校生にも参加していただく事ができ、多くの高校生にとって刺激となったようです。

講義の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉田先生、お忙しい中講義を実施していただきましてありがとうございました。参観いただいた皆様にも感謝申し上げます。

参加校

愛知県立一宮高等学校、香川県立観音寺第一高等学校、桜の聖母学院高等学校、福島県立会津学鳳高等学校、福島県立磐城高等学校、福島県立安積高等学校、福島県立福島西高等学校、、福島県立福島南高等学校

※「ウメタン」とは本校の校章である「梅」と「探究」から作った造語で、福島高校生が取り組む探究活動の事を意味しています。現在1年生はSS探究という授業で、ウメタンⅠに取り組んでいます。今回実施された「ウメタンS」とは希望生徒が参加する発展講座です。

【5/24(火)16:10~生中継】KFB「シェア」出演について

TV出演のお知らせです。

本校スーパーサイエンス部の生徒がKFB福島放送の夕方のニュース「シェア」という番組に生中継で出演いたします。

5月24日(火)16:10~、福島高校から中継予定となっています。

SS部の紹介を行った後、文科省主催のSTI for SDGs アワードで賞を受賞したMg二次電池班の生徒が研究発表を行いますので、ご覧ください。

 

サイエンスフェスティバルin郡山市ふれあい科学館

 4月29日(金)郡山市ふれあい科学館にてサイエンスフェスティバルが実施され、スーパーサイエンス部の生徒9名が参加しました。生徒は「磁石にくっつくスライム」と「簡単手作りモーター」の2件の実験屋台を出店しました。サイエンスフェスティバルは毎年参加していた恒例イベントでしたが、コロナ禍の為に3年ぶりの実施となりました。生徒たちはサイエンスを通した子どもたちとの触れ合いを大いに楽しんでいるようでした。ふれあい科学館の皆さん、大変お世話になりました。

磁石にくっつくスライムの様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単手作りモーターの様子↓

 

[1学年]SS探究「課題発見力養成講座」がスタートしました

4/27(水)、初回の「課題発見力養成講座」を実施しました。

この授業は、2年次の課題研究に向けた探究の基礎力を養うことを目的としたもので、以下7種類の講座を各クラスが順番に受講するプログラムです。

生徒たちはそれぞれの課題に真剣に取り組み、探究力を向上させてくれていました。

 

①ウメタンシートの使い方講座
 探究活動に活用する3種類のワークシートの使い方を学びます。

 

②校内エッグドロップコンテスト
 落下の衝撃から生卵を守るエッグプロテクター作成を通じ、協同して課題を解決する力を育成します。

 

③ディベート講習会
 ディベートにより育成される力とディベートの方法について学びます。1年生は12月以降実際のディベートコンテストを行います。

 

④SSゼミ
 新書や論文の紹介レポートを作成し、グループ内で発表・共有します。

 

⑤情報検索講座
 インターネットや書籍からの情報探索の方法について学びます。実際にWeb検索を行います。

 

⑥表現力育成講座
 福島県立美術館を訪問し、アート表現について学びます。

 

⑦プレゼンテーション講座
 昨年度の本校SSH生徒研究発表会から優れたプレゼンテーションについて学びます。

 

以下、生徒たちの感想(抜粋)です。

・読んだことのない本はもちろん、挑戦していない分野の本も知ることができて、これからの読書がもっと楽しみになりました。(講座④SSゼミ)

・ワークシートを通して私は、何かを考えたり、答えを導き出すとき視野が狭くなりがちなことに改めて気がついたので、これからの課題研究では、問題を多角的な視点で見られるようにしたいと思いました。(講座①ウメタンシート)

・差分と重要性を意識した説明をする事で、より説得力のある説得が出来ると思いました。今日学んだことを、日常生活にも役立てたいと思いました。(講座③ディベート)

・時間が思ったよりもなくて焦ったが、協力して楽しくできたので良かった。みんな意見を出し合っていたので、面白い物ができたと思う。相手の意見も考えながら、自分の考えを伝えることの難しさを痛感した。(講座②エッグドロップ)

・情報検索は自分の家でもよく行うことなので、それぞれの情報収集方法のメリット、デメリットを踏まえて使用することが大切だと思った。私はよくネットで調べて満足してしまっていたので、図書や新聞、雑誌なども活用し、より正確性の高い情報を得ていきたい。また図書館には質の良い情報が集まっているので、梅苑図書館なども活用していきたいと思う。(講座⑤情報検索)

・先輩方のように分かりやすく興味を惹かれるような発表ができるようになりたいと思いました。(講座⑦プレゼン)

 

令和4年度アドバンス探究開講式を行いました

本校では理数系に特化した課題研究を行うため,学校設定科目「アドバンス探究」を開講しています。

今年度は2年生26名が受講し,4月15日(金)に開講式が行われました。

これから1年をかけて,生徒が主体で課題を発見し,実験等を重ねながら,研究を進めていきます。

今年度も生徒たちの様々なチャレンジがみられることを期待しています。

1学年SS探究「キャリア探究講演会」が実施されました。

 4月21日(木)、1学年のSS探究(※)で東北大学生命科学研究科教授である渡辺正夫先生による「キャリア探究講座」が実施されました。渡辺先生は本校SSH事業の運営指導委員を長年にわたって務められており、諸活動で多大なるサポートをしてくださっています。今回は、「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」をテーマに特別講義を実施していただきました。講義後には生徒から多数の質問が寄せられ、生徒にとって大きな刺激となったようです。

 渡辺正夫先生、本当にありがとうございました。今年度もよろしくお願いいたします。

 

講義中の様子↓オンラインで実施されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※SS探究は今年度から実施される新しい学校設定科目です。2年次に実施される課題研究を中心とした、探究的な教育プログラムを実践します。

 

 

スーパーサイエンスハイスクール(第Ⅳ期目)に指定されました

 3月24日(木)に文部科学省から通知があり、スーパーサイエンスハイスクールへの指定が内定いたしました。本校は4期目の指定となり、令和4年度~令和8年度までSSH校として、先進的な教育プログラムに取り組むことになります。令和4年度入学生からがこの指定の対象となります。

 4期目の研究開発課題は「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心をもち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」です。

 本校の4期目申請に際しまして、ご指導ご助言いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。

第11回科学の甲子園全国大会に参加しました。

 3月19日(土)、第11回科学の甲子園全国大会が本校を会場に行われ、スーパーサイエンス部1年生8名(板橋勇慶、渡邊ひな子、浦山晄太郎、大内葵衣、新保隆太、岡ひかり、高橋秀輝、八巻直敬)が参加しました。全国大会は筑波で行われる予定でしたが、コロナ禍のために残念ながら分散開催となりました。当日は全員で筆記競技に挑戦しました。来年度も全国大会出場を目指して頑張ってくれることを期待しています。

開会式に参加する様子↓

全国大会に参加した8名の生徒↓

 

 

ジュニア農芸化学会2022に参加しました。

3月16日(水)、日本農芸化学会が主催する高校生向けの研究発表会「ジュニア農芸化学会」にスーパーサイエンス部メダカ班の2名が参加し発表を行いました。

本大会ではあらかじめ大会HP上に投稿した発表動画をもとに、SpatialChatというアプリを用いてオンラインでの質疑応答を行いました。

大学の先生や大学院生の方からも技術的なアドバイスを含め、多数のご質問を頂きました。今後の研究に生かしていきたいと思います。

令和3年度福島高校SSH生徒研究発表会

 令和4年2月26日(土)、福島高校を会場に令和3年度福島高校SSH生徒研究発表会が行われました。今年度はすべてのプログラムをZoomを用いてオンラインで実施しました。コロナ禍により、対面での実施はかないませんでしたが、その分170名を超える多くの方々に参加いただくことができました。当日は口頭発表6件、ポスター発表98件、1学年ディベート大会決勝戦が行われ、生徒達が一生懸命に発表に取り組みました。また今年度はオンラインであることを利用し、香川県立観音寺第一高校と愛知県立一宮高校の2校に参加していただくことができました。県外の高校に発表会に参加いただくのは初めての試みです。2校ではオリジナリティのある発展的な研究が行われており、本校生にとって大きな刺激となりました。

 研究発表に参加していただいた皆様に深く感謝いたします。

 

司会の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口頭発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディベートの様子↓

令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会

 令和4年1月30日(日)に令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会がオンラインで行われました。この発表会は福島県内のSSH校3校(会津学鳳高校、安積高校、福島高校)が参加し、実施されました。コロナ感染症の影響で対面での実施は叶いませんでしたが、オンラインを活用することで生徒たちには有意義な交流の機会となるとともに、海外との交流も制限がかかる中では貴重な英語発表の機会となりました。生徒たちには今回の経験を活かし、海外に向けた研究発表にもチャレンジしてほしいと思います。会津学鳳高校、安積高校の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

↓オンライン発表会の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓オンライン発表会の様子②(多くの生徒がオンラインでつながりました)

 

令和3年度SSH生徒研究発表会について

本校の令和3年度SSH生徒研究発表会を2月26日(土)に開催いたします。

コロナウイルス感染症対策のため、今年度も全てオンライン(Zoom利用)で実施いたします。

参加希望の方は以下の文書中のGoogle Formsリンクから申し込み下さい。

肖像権・著作権保護の観点から、教育関係者と本校の保護者に限り申し込みを受け付けます。

案内文書はこちらです。

東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加しました

1月22日(土)、東北地区のSSH指定校21校を対象とした東北地区サイエンスコミュニティ研究発表会(主管:青森高校)がオンラインで開催されました。本校SS部からは2名の生徒が参加し、研究発表を行いました。

発表の様子

発表題「サメ肌構造による流体制御効果の研究」


参加した生徒どうしは、「Good jobコメント」を投稿する形式で互いに評価し合いました。さまざまな視点からテーマを設定し、独創的な研究を行っている他校生徒の発表から刺激を受けました。今後、さらなる研究の深化に期待します。

野口英世賞の表彰式が行われました

 令和4年1月5日(水)に令和3年度野口英世賞表彰式がふくしん夢の音楽堂大ホールにて開催されました。本校からは個人研究の部で守谷和貴さんが優秀賞、共同研究の部で3年の亀井涼太さん、浦山栞さん、片倉ゆかりさんが入選を果たしました。

 守谷さんは「磐梯山南麓における蝶相の多様性と特性」を、亀井さんらは「つかめる水を応用した瞬間冷却材の作成」をテーマに研究を行いました。受賞された皆さん、本当におめでとうございました。また本校の研究活動にご協力をいただいた皆様にも深く感謝申し上げます。

 表彰式の様子(優秀賞を受賞した守谷和貴さん)↓

ふくしまサイエンスフェアが開催されました

 12月12日(日)福島市子どもの夢を育む施設こむこむにて、ふくしまサイエンスフェアが行われました。このイベントは地域の小中学生にサイエンスの楽しさを伝えることを目的にこむこむ様との共催で10年間実施されています。昨年度はコロナ禍により対面ではできず、YouTubeを用いたオンライン上での実施となりました。今年度は対面とオンラインの両方で実施することができ、事前予約制で106名の参加がありました。

 当日は本校生による4件の実験屋台と、東北大学大学院生命科学研究科の渡辺正夫教授による、バナナのDNAを抽出する実験教室が行われました。サイエンスフェアの活動を通して、本校生にとっても改めて科学の楽しさ・面白さに気が付いた1日となりました。

渡辺正夫教授による実験の様子↓(バナナからDNAを抽出)

本校生の実験屋台の様子①↓(ドライアイスでドーナッツ雲を作ろう)

本校生の実験屋台の様子②↓(うがい薬とビタミンCの実験)

本校生の実験屋台の様子③↓(象さんの歯みがき粉)

本校生の実験屋台の様子④↓(紫キャベツでお絵かきしよう)

 

 

 

 

 

 

 

 

エコプロ2021でオンライン発表を行いました

12月8日~10日まで東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2021」において、本校のMg二次電池班の2年生4名がオンライン講演を行いました。

11月に「STI for SDGs アワード次世代賞」の表彰を受け、今回の講演の機会をいただいたものです。

ウェブサイトはこちら → STI for SDGs

30分間という普段より長い時間の説明でしたが、科学技術の進歩と発展途上国の問題を融合し、自分たちの視点でSDGsの観点から立派に発表を行いました。

会場(東京ビッグサイト)の様子(JST提供)

「ふくしま ZERO CARBON DAY!」でトークセッションを行いました

11月27日(土)に郡山市のビッグパレットで開催された「ふくしま ZERO CARBON DAY!」に

SS部部長2年溝井敬大くん、バクテリアセルロース班2年村田美咲さん、氏家陽菜さんが出演しました。

国立環境研究所 福島地域協働研究拠点 地域環境創生研究室室長の五味馨氏とトークセッションを行い、

本校で取り組んでいる研究の紹介や、今後の福島の環境保全についてディスカッションを行いました。

高校生の視点からの意見を立派に述べ、会場からは大きな拍手をいただきました。

Japan Super Science Fair (JSSF) 2021 ONLINEにて国際共同研究の成果を発表しました

 2021年6月29日(火)~11月11日(木)までオンライン会議システムを利用して、タイ王国プリンセスチュラポーン高校の生徒4名と安積高校の生徒3名と本校の生徒2名で国際共同研究の活動を行いました。活動の目標は国際的なチームで協働して課題研究を行い、JSSF 2021 ONLINEで発表することでした。

 生徒たちは、活動期間中、オンライン会議を概ね週1回のペースで行い研究活動を行いました。活動開始時はアイスブレーク活動を多くとり、互いの信頼関係を確かなものとしていました。夏休み前には全員一致で研究テーマを決め, 研究の方針を決めておりました。夏休みから9月にかけては, 共通の教材を用いて研究に必要な情報技術の知識・技能を全員で身につけていました。9月末には研究の役割分担決め, 10月まで各校でそれぞれの学校で研究を実施しました。そして実験結果を全員で考察し、プレゼン資料を協働で作成・完成させ、発表の練習を協働で行っていました。

 11月2日(火)~5日(金)にJSSF 2021 ONLINEが開催されました。生徒達はここで、国際協働研究活動の成果を発表しましたが、発表は各校2名ずつ計6人で分担して発表しました。発表は非常に息の合った素晴らしい発表で、聴衆からは多くの質問をいただくことができました。また、他校の教員からは研究内容や研究方法は非常に興味深いという言葉もいただきました。彼らが協働で行った課題研究は、多くの聴衆に興味を抱かせる成果を得ることができました。

 一般的に国際協働研究活動は非常に困難な活動です。英語力や個性の違いを乗り越えて研究を続ける調整力・忍耐力が必要になるだけでなく、国・地域の違い、学校の違い(主に学校行事の時期のズレなど)、時差、文化の違いなど様々な乗り越えるべき壁が出てきます。彼らはこの国際協働研究でこれらの困難を乗り越え、信頼関係を築きながら素晴らしい研究・発表を行うことができたと思います。生徒たちもこの困難を乗り越えたことで、国際的な集団の中で未知な領域を開拓していくための貴重な成功体験を得ることができたと思います。

 コロナ禍の中で、このような素晴らしい国際的な発表の機会や国際共同研究を支援してくださった立命館高校の皆様、安積高校の皆様、タイ王国チュラポーンサイエンス高校の皆様に関しては本当にありがとうございました。

 

※写真はJSSFでの発表の様子(左)と最後のオンラインミーティングでの記念撮影の様子(右)

 

 

第6回福島県英語プレゼンテーションコンテストで福島復興のメッセージを英語で発信

2021年11月10日(水)にコミュタン福島で第6回福島県英語プレゼンテーションコンテストが開催され, 本校SS部放射線班(2年生3名)が参加してきました。放射線班は福島復興の加速と風評被害低減を目標として活動し、現在は除去土壌の減容化のためにポルサイトという鉱物に注目して課題研究を行っています。大会では除去土壌の問題点を指摘し, 減容化技術の開発が福島復興につながることを英語でメッセージを発信してきました。「Let’s make Fukushima much better place together.」というプレゼンテーションの最後の言葉が非常に印象的でした。今後の活躍に期待しています。

 

 

スーパーサイエンス部の生徒が「ふくしまZERO CARBOB DAY!」に出演します

スーパーサイエンス部の生徒が、11月27日(土)に郡山のビッグパレットふくしまで開催される「ふくしまZERO CARBOB DAY!」に出演します。

国立研究開発法人国立環境研究所 五味馨氏による基調講演のあと

「ふくしま発の環境づくり・トークセッション 五味馨氏×福島高等学校SS部の皆さん」

のイベントに出演いたします。

入場無料ですので、お時間がございましたら、ぜひご来場ください。 → 大会サイトはこちら

スーパーサイエンス部Mg二次電池班がSTI for SDGs アワード「次世代賞」を受賞しました

国立研究開発法人科学技術振興機構主催のSTI for SDGs アワードにて、スーパーサイエンス部のMg二次電池班が「次世代賞」を受賞いたしました。

11月3日(水)にオンラインで開催されたサイエンスアゴラ内で表彰を受け、その後、パネリストとしてパネルディスカッションを行いました。

本取り組みの詳細は、来月開催予定のエコプロ2021 https://eco-pro.com/2021/ に出展して広く周知いたします。

コミュタンサイエンスアカデミアで講師を務めました

 10月24(日)、福島県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」にて実施された「コミュタンサイエンスアカデミア」に、スーパーサイエンス部の生徒が講師として参加しました。本イベントは県内の小中学生向けのサイエンスクラブで、小中学生の放射線に関する知識や、自ら考え主体的に行動する力を醸成することを目的としています。

 本校生は小学生が挑戦したエッグドロップにアドバイスをしたり、中学生が挑戦したディベートのサポートを行いました。小中学生とのサイエンスコミュニケーションを通して、小中学生の柔軟な発想に触れることで、あらためて科学の楽しさに気が付く1日になりました。関係者の皆様、大変お世話になりました。

 当日の様子は福島テレビ「キビタンGO!」で放映されます。

 放映日時

 11月10日(水)20:54~20:58

 併せてYouTube「福島県公式チャンネル」でも11月10日(水)より公開されます。是非ご覧ください!

 

当日の様子↓(エッグドロッププロテクター作成)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の様子2↓(エッグドロップの様子)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の様子3↓(ディベートの講評をする様子)

第65回日本学生科学賞の県審査において「県知事賞」と「読売新聞福島支局長賞」を受賞しました。

 10月19日(水)、第65回日本学生科学賞の県審査の結果が発表され、スーパーサイエンス部のバクテリアセルロース班が高校部門第1位の「県知事賞」を、蝶班が高校部門第3位の「読売新聞福島支局長賞」を受賞しました。2班の研究は学生科学賞の中央予備審査に進むことになります。

 本校の研究活動にご協力いただいている皆様へ改めて感謝申し上げます。

[2学年] ベーシック探究<課題研究研修③>

 10月14日、課題研究の日としてアンケート依頼、オンライン研修、現地研修を実施しました。

企業や公共機関の方々にアンケートをお願いしたり、外部機関や外部の有識者の方々に訪問または

オンラインにてお話を伺ったりして、研究を深めました。先方のご都合で今後実施する班もございますが、

突然の依頼にもかかわらず、丁寧にご対応くださった皆様、生徒達の研究にご協力くださり、

厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

3学年ベーシック探究「表現力養成講座」

10月13日(水)~14日(木)に3学年ベーシック探究で「表現力養成講座」が実施されました。本講座は3学年理系生徒を対象に、物理・化学・生物の3分野にわかれて発展的な理科実験を行い、その実験結果をもとにレポートを作成することで、データのまとめ方やレポートの作成方法を学ぶものです。

行った実験の内容は以下の通りです。

化学:電解質の同定

物理:単振り子の振動と不確かさ講座

生物:模擬DNA鑑定

当日の様子①↓(化学)

当日の様子②↓(物理)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の様子③↓(生物)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[1学年]図書館研修を実施しました

10月5日(火)から10月12(火)にわたり、1学年ベーシック探究の時間に「図書館研修」を行いました。この研修は各クラス2時間連続で、講座①「資料検索と著作権について」、講座②「福島県立図書館の資料の管理について」を学習する取り組みです。

1学年でもこれから本格的にはじまる探究活動に向けて、研究に使用する参考資料の取り扱い方や、専門の図書館でしか得られない資料の検索方法などを学びました。特に講座②では、本校から徒歩5分の場所にある福島県立図書館を訪問し、資料の紹介や図書館の活用方法などの研修を、専門司書の方から、直接受けることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  講座①の様子(本校情報処理室)

 

 

 講座②の様子(県立図書館)

 

以下、生徒たちの研修後レポートの記載です。

講座①「館種ごとに蔵書の特徴が異なるので、探す資料のジャンルに応じた図書館を活用する必要があることがわかった」「本や資料を探すときには検索語句の上位・下位概念を表す用語に変えたり、関連用語や類似用語を使用すると良い」「著作権は作者個人の権利としてあるだけでなく、文化の発展のためにも必要であるというお話が印象深かった」

講座②「県立図書館には何十年も前の新聞資料など、研修する際に必要な資料があることを初めて知った」「県立図書館の資料も簡単に利用できることがわかったので、課題研究ではネットの情報だけでなく、図書館の資料など幅広く情報を集めたいと思う」

福島県立図書館のスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!