[スーパーサイエンスハイスクール]
SSH通信4月号
SSH通信4月号ができましたので、ご覧ください。
[1学年]SS探究「課題発見力養成講座」がスタートしました
4/27(水)、初回の「課題発見力養成講座」を実施しました。
この授業は、2年次の課題研究に向けた探究の基礎力を養うことを目的としたもので、以下7種類の講座を各クラスが順番に受講するプログラムです。
生徒たちはそれぞれの課題に真剣に取り組み、探究力を向上させてくれていました。
①ウメタンシートの使い方講座
探究活動に活用する3種類のワークシートの使い方を学びます。
②校内エッグドロップコンテスト
落下の衝撃から生卵を守るエッグプロテクター作成を通じ、協同して課題を解決する力を育成します。
③ディベート講習会
ディベートにより育成される力とディベートの方法について学びます。1年生は12月以降実際のディベートコンテストを行います。
④SSゼミ
新書や論文の紹介レポートを作成し、グループ内で発表・共有します。
⑤情報検索講座
インターネットや書籍からの情報探索の方法について学びます。実際にWeb検索を行います。
⑥表現力育成講座
福島県立美術館を訪問し、アート表現について学びます。
⑦プレゼンテーション講座
昨年度の本校SSH生徒研究発表会から優れたプレゼンテーションについて学びます。
以下、生徒たちの感想(抜粋)です。
・読んだことのない本はもちろん、挑戦していない分野の本も知ることができて、これからの読書がもっと楽しみになりました。(講座④SSゼミ)
・ワークシートを通して私は、何かを考えたり、答えを導き出すとき視野が狭くなりがちなことに改めて気がついたので、これからの課題研究では、問題を多角的な視点で見られるようにしたいと思いました。(講座①ウメタンシート)
・差分と重要性を意識した説明をする事で、より説得力のある説得が出来ると思いました。今日学んだことを、日常生活にも役立てたいと思いました。(講座③ディベート)
・時間が思ったよりもなくて焦ったが、協力して楽しくできたので良かった。みんな意見を出し合っていたので、面白い物ができたと思う。相手の意見も考えながら、自分の考えを伝えることの難しさを痛感した。(講座②エッグドロップ)
・情報検索は自分の家でもよく行うことなので、それぞれの情報収集方法のメリット、デメリットを踏まえて使用することが大切だと思った。私はよくネットで調べて満足してしまっていたので、図書や新聞、雑誌なども活用し、より正確性の高い情報を得ていきたい。また図書館には質の良い情報が集まっているので、梅苑図書館なども活用していきたいと思う。(講座⑤情報検索)
・先輩方のように分かりやすく興味を惹かれるような発表ができるようになりたいと思いました。(講座⑦プレゼン)
令和4年度アドバンス探究開講式を行いました
本校では理数系に特化した課題研究を行うため,学校設定科目「アドバンス探究」を開講しています。
今年度は2年生26名が受講し,4月15日(金)に開講式が行われました。
これから1年をかけて,生徒が主体で課題を発見し,実験等を重ねながら,研究を進めていきます。
今年度も生徒たちの様々なチャレンジがみられることを期待しています。
1学年SS探究「キャリア探究講演会」が実施されました。
4月21日(木)、1学年のSS探究(※)で東北大学生命科学研究科教授である渡辺正夫先生による「キャリア探究講座」が実施されました。渡辺先生は本校SSH事業の運営指導委員を長年にわたって務められており、諸活動で多大なるサポートをしてくださっています。今回は、「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」をテーマに特別講義を実施していただきました。講義後には生徒から多数の質問が寄せられ、生徒にとって大きな刺激となったようです。
渡辺正夫先生、本当にありがとうございました。今年度もよろしくお願いいたします。
講義中の様子↓オンラインで実施されました。
※SS探究は今年度から実施される新しい学校設定科目です。2年次に実施される課題研究を中心とした、探究的な教育プログラムを実践します。
スーパーサイエンスハイスクール(第Ⅳ期目)に指定されました
3月24日(木)に文部科学省から通知があり、スーパーサイエンスハイスクールへの指定が内定いたしました。本校は4期目の指定となり、令和4年度~令和8年度までSSH校として、先進的な教育プログラムに取り組むことになります。令和4年度入学生からがこの指定の対象となります。
4期目の研究開発課題は「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心をもち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」です。
本校の4期目申請に際しまして、ご指導ご助言いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
第11回科学の甲子園全国大会に参加しました。
3月19日(土)、第11回科学の甲子園全国大会が本校を会場に行われ、スーパーサイエンス部1年生8名(板橋勇慶、渡邊ひな子、浦山晄太郎、大内葵衣、新保隆太、岡ひかり、高橋秀輝、八巻直敬)が参加しました。全国大会は筑波で行われる予定でしたが、コロナ禍のために残念ながら分散開催となりました。当日は全員で筆記競技に挑戦しました。来年度も全国大会出場を目指して頑張ってくれることを期待しています。
開会式に参加する様子↓
全国大会に参加した8名の生徒↓
ジュニア農芸化学会2022に参加しました。
3月16日(水)、日本農芸化学会が主催する高校生向けの研究発表会「ジュニア農芸化学会」にスーパーサイエンス部メダカ班の2名が参加し発表を行いました。
本大会ではあらかじめ大会HP上に投稿した発表動画をもとに、SpatialChatというアプリを用いてオンラインでの質疑応答を行いました。
大学の先生や大学院生の方からも技術的なアドバイスを含め、多数のご質問を頂きました。今後の研究に生かしていきたいと思います。
令和3年度福島高校SSH生徒研究発表会
令和4年2月26日(土)、福島高校を会場に令和3年度福島高校SSH生徒研究発表会が行われました。今年度はすべてのプログラムをZoomを用いてオンラインで実施しました。コロナ禍により、対面での実施はかないませんでしたが、その分170名を超える多くの方々に参加いただくことができました。当日は口頭発表6件、ポスター発表98件、1学年ディベート大会決勝戦が行われ、生徒達が一生懸命に発表に取り組みました。また今年度はオンラインであることを利用し、香川県立観音寺第一高校と愛知県立一宮高校の2校に参加していただくことができました。県外の高校に発表会に参加いただくのは初めての試みです。2校ではオリジナリティのある発展的な研究が行われており、本校生にとって大きな刺激となりました。
研究発表に参加していただいた皆様に深く感謝いたします。
司会の様子↓
口頭発表の様子↓
ディベートの様子↓
令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会
令和4年1月30日(日)に令和3年度福島県SSH英語による課題研究発表会がオンラインで行われました。この発表会は福島県内のSSH校3校(会津学鳳高校、安積高校、福島高校)が参加し、実施されました。コロナ感染症の影響で対面での実施は叶いませんでしたが、オンラインを活用することで生徒たちには有意義な交流の機会となるとともに、海外との交流も制限がかかる中では貴重な英語発表の機会となりました。生徒たちには今回の経験を活かし、海外に向けた研究発表にもチャレンジしてほしいと思います。会津学鳳高校、安積高校の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。
↓オンライン発表会の様子①
↓オンライン発表会の様子②(多くの生徒がオンラインでつながりました)
令和3年度SSH生徒研究発表会について
本校の令和3年度SSH生徒研究発表会を2月26日(土)に開催いたします。
コロナウイルス感染症対策のため、今年度も全てオンライン(Zoom利用)で実施いたします。
参加希望の方は以下の文書中のGoogle Formsリンクから申し込み下さい。
肖像権・著作権保護の観点から、教育関係者と本校の保護者に限り申し込みを受け付けます。
案内文書はこちらです。