福島高校ニュース

[スーパーサイエンスハイスクール]

JSSF2024(Japan Super Science Fair 2024)DAY4

DAY4

 移動日も含めて5日目ですが、生徒たちは元気に各プログラムに取り組んでいます。午前中にはSciencetalkとして、各専門分野の先生方の英語による講義を聴講しました。

ATRの富田二三彦先生によるAIに関する講義↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 午後からは伏見稲荷大社や京都河原町周辺で文化研修を行いました。京都市内での散策を通して、海外生や立命館高校の生徒達との交流を深め、思い出深い時間となったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京都河原町周辺散策

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 明日はいよいよJSSF最終日です。Sciencezone(科学実験教室)や文化発表、フェアウェルパーティ、閉会式などが行われます。

 

 

 

 

JSSF2024(Japan Super Science Fair 2024)DAY3

 JSSF2024DAY3

 今日は午前中にポスター発表に参加しました。口頭発表より端的に発表する必要があったため、難しさを感じたようです。多くの方に発表を聞いていただき、質疑応答を行いました。生徒たちは口頭発表、ポスター発表ともに、これまでの練習の成果を発揮できたようです。

ポスター発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お昼にはランチパーティが行われ、ゲームなどもしながら交流を深めました。

ランチパーティの様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後からは文化交流を行いました。文化交流では各国の特色を生かしたブースが出展され、生徒たちは異文化交流を存分に楽しみました。

文化交流の様子


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1日の最後には文化発表があり、ダンスや歌、国による英語の違いに関する発表やディアボロなどが披露されました。

文化発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 DAY3も生徒たちにとって大変従事したものになりました。日程も残り2日です。明日は科学に関する講義や伏見稲荷大社の散策に参加します。

 

 

Japan Super Science Fair 2024(JSSF2024) Day 2

JSSF 2日目、11/3(日)は京都府長岡京市の立命館高等学校に場所を移して、口頭発表からスタートです。

▲バディの立命高校生と一緒に

本校スーパーサイエンス部メタン班の2名が英語による発表を行いました。

title: The Influence of Yeast on Methane Fermentation(メタン発酵に酵母が与える影響について)

 

▲Venue Biology Aの教室

 ▲プレゼンテーションの様子 英語での質疑応答もありました

午後はSpecial lectureとして立命館大学教授 佐伯 和人 先生による「月の形成」についての講義ののち、チームに分かれての工作競技を行いました。

明日は、いよいよポスター発表です。

Japan Super Science Fair 2024(JSSF2024) Day 1

JSSF2024は、11/2(土)、立命館大学大阪いばらきキャンパスでの開会式で幕を開けました。

立命館高等学校のバディのみなさんとお会いし、午前中はアイスブレイクに簡単なゲームを行いました。

午後は研究室見学の後、Science Discussionという活動を行いました。「Future Transformation(未来の移動方法)」や「Future Accommodation(未来の宿泊施設)」などというテーマに沿って議論し、ポスターにまとめて発表しました。

 

▲バディの皆さんと

▲研究室ツアー

▲Science Discussion ポスターを作成し、発表しました

本日の活動を通してバディの皆さんと仲良くなることができました。

明日はいよいよ研究発表です。生徒たちのがんばりに期待します。

 

Japan Super Science Fair 2024(JSSF2024) Day 0

11/2(土)~6(水)までの5日間、京都府長岡京市にある立命館高等学校主催のサイエンス・コミュニケーションのイベントが開催されます。

このイベントは世界21カ国35校、国内10校の高校生が集い、研究発表やScience discussionの活動を行うものです。

本校からはスーパーサイエンス部の2年生2名が代表として参加します。

毎年、科学研究の発表交流に加えて、文化交流、その他のグループワークを行い国内外問わず様々な属性の友人を作ることができるSpecialな企画のようです。

明日からの活動でどんな出会いがあるのか、楽しみです。

第19回化学グランドコンテストにてポスター賞を受賞しました。

10月26日(土)~27日(日)に芝浦工業大学豊洲キャンパスにて本校SSH部2年生が第19回化学グランドコンテストに参加してきました。

研究テーマは「Mgとヨウ素を電極とする2次電池の開発」です。

結果はポスター発表部門にて全89チームの参加中10チームに贈られる「ポスター賞」を受賞することができました。

交流会ではシンガポールや台湾から参加したチームと会話を楽しめ、よい刺激となりました。

芝浦工業大学 豊洲キャンパス

 

開会セレモニー前

 

ポスター発表 質問者が途絶えませんでした。

 

89チーム中10チームに与えられるポスター賞を受賞

 

芝浦工業大学キャラクター「テクしばくん」と

 

研修旅行で学校交流を行いました。

 2年生は10月15日(火)~10月19日(土)までの4泊5日で、関西方面での研修旅行を実施しました。この研修旅行の中心的な企画の一つとして、全生徒が課題研究を通した学校交流を行いました。交流した学校は、滋賀県立膳所高等学校、神戸大学附属中等教育学校、神戸市立六甲アイランド高校、大阪府立天王寺高等学校、奈良県立奈良青翔中学校・高等学校の5校です。交流の様子の一部を紹介します。

〇滋賀県立膳所高等学校

歓迎のポスターが掲示されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クイズ大会の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両校の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇神戸市立六甲アイランド高等学校

交流会の様子①

交流会の様子②

交流会の様子③「ままどおる」をプレゼントしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両校の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇神戸大学附属中等教育学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流会の様子

集合写真

〇大阪府立天王寺高等学校

開会式の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交流会の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集合写真

 

 

 

〇奈良県立奈良青翔中学校・高等学校

ポスター発表の様子①



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レクリエーションの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想ここから~

・あたたかく柔らかい雰囲気で迎えてくださり、リラックスして発表が出来ました。神戸大附属の方々は1人でテーマ探しから発表、スライド作成まで行っていて視点も新しいものが多く驚きました。仕掛け学を用いて文化祭の混雑を緩和しようというテーマの発表があり、福高でも活用できるのではないかと思いました。質疑応答では感想だけでなく、アドバイスや今後のまとめの参考になるような意見をお互いに出し合えたので良かったです。他県の同級生と話すことが出来てとてもいい時間を過ごすことが出来ました。

・学校交流を通して膳所高校の研究にはより具体性があると思いました。膳所高校の研究は自分たちよりも具体期な課題、実験があり、発表を受ける時にとても分かりやすいと感じました。また、最初に要約を言うことで理解しやすくしている所や、実験の条件を細部まで明確にすることで実験の根拠をしっかりさせている所で、自分たちとの差を感じたので、今後の研究に活かしていきたいです。

・私は今回の学校交流を通じて、天王寺高校から数多くの刺激を受けることができたことは勿論、課題研究の発表を通じて数多くの質問をいただいた為に、自身含め課題研究班の考えていた今後の研究計画が大きく変わりうることは今回の天王寺高校訪問での大きな成果であったのではないかといえます。私たちの班では防災意識の向上を図ることを一つの課題として研究していますが、そもそも意識向上の為にどのような活動をすべきか聞かれるなどした際は戸惑ってしまいました。このような、質問されたときに答えるのに戸惑ってしまう事事を今後の課題の一つと捉えて、今後も課題研究を行っていきたいです。

・発表をした後に奈良青翔生からいつもとは違う視点での質問があったり、先生から発表の仕方に関するアドバイスを頂けたりと自分の発表をよりよくするための貴重な機会になりました。また、奈良青翔生が準備してくださったアクティビティのおかげで楽しんで交流もできたので、自分も逆の立場になったときに同じようにできるようにしたいと思いました。

・今まで恐らく1回も会ったことの無いような遠くに住んでいる同世代の子と一緒に活動することは滅多にないことで最初は緊張していましたが、段々と緊張がほぐれて楽しく会話することが出来ました。また今まで考えたことの無いような考えを聞くとこも聞けて素晴らしい機会だったと思いました。
一期一会を大切にしていこうと思います。

 ~生徒の感想ここまで~

 

 生徒達は、交流を通して、自分たちの課題研究に対する新たな視点が得られました。また、普段では知り合うことのできない貴重な出会いによって、かけがえのない思い出ができたようです。交流していただいた5校の皆さん、本当にお世話になりました。次回は是非、福島県や福島高校にも遊びに来てください。大歓迎いたします。

 

 

グループ 1学年 フィールドワーク研修発表会

10月16日(水)、1学年生徒を対象に「ふくしまフィールドワーク研修」の発表会を行いました。

生徒たちは、10月1日(火)に福島県内の7つのコースに分かれて現地研修を行い、福島県が抱える様々な課題やその解決に向けた取り組みについて学びました。
その事後研修として、一人一台の端末を活用し、フィールドワークで感じたことや学んだことを資料にまとめ、それぞれのクラスで発表しました。入学後、初めてのスライド資料を用いた発表でしたが、学んだことをわかりやすく伝えるためにスライドや発表方法を工夫する姿が見られました。また、発表後には活発な質疑応答が行われ、充実した発表会となりました。


<生徒の感想>
・調べてもわからないことがたくさん知れていってよかった。実際に話を聞くことでそこにしかない問題を発見することができた。事前学習をすることで自分の調べたところから話を聞いてわからないところをはっきりしておいたことで話を聞いてさらに深まったので事前学習の大切を感じた。
・フィールドワークは、新たな視点を得る貴重な体験となりました。単に現地の課題や状況を知るだけでなく、そこから知識欲が刺激され、さらに深く学びたいという意欲が湧いてきました。また、プレゼンテーションを通じて、自分の表現力や伝える力を改めて見直す機会にもなりました。

ウメタンS第4回オンライン発展講座「公平な資源分配メカニズムの理論と応用」が実施されました

 10月9日(水)に、第4回オンライン発展講座が実施されました。今回は「公平な資源分配メカニズムの理論と応用」とテーマに、東京大学大学院准教授の五十嵐歩美先生に講義を実施いただきました。先生の研究テーマであるアルゴリズム的ゲーム理論について、身近な例などを用いながらわかりやすく解説いただきました。また、先生自身キャリアパスにについての紹介の中で「研究職は新しい知を作り出し、社会にインパクトを与えることができる魅力的な仕事」というお話があり、生徒たちの研究職に対する関心が高まったようです。

↓講義を受ける生徒の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・お忙しい中講義ありがとうございました。数学のイメージが変わりました。大学で数学を学んでみたいと思いました。改めて、講義ありがとうございました。

・今まで数学を単に楽しいものとして味わっていたが、この講義を聞いて、現実との関わりを知ることができた。数学を活かした職業をさらに調べていきたい。

・数学的に考えるというイメージに対して無機質さを感じていましたが、今回の講義で、公平性に考えることに人の配慮や感情、思考などについても含めて考えるというのが面白いなと感じました。

・普段授業でやっている堅苦しい数学がこの様に社会の役に立っているんだなと可視化されて数学もやはり大切だなと再確認する機会となった

・研究職は新しい知を創り出す喜びと社会へのインパクトを与えることが出来ると聞いて、率直に研究職ってかっこいい!と感じ、憧れが生まれました。自分の興味のある学問を自分の興味のまま調べ、極めることを私も将来したいと強く感じました。

 

 

SS探究 第一学年フィールドワークが実施されました。

10月1日(火)県内の7つコースに分かれて「ふくしまフィールドワーク研修」を行いました。

 福島県内で「課題解決」に取り組む企業・事業所・大学を訪問し、見学や研修を通じて、2年次に行う全員課題研究に向けた課題の設定や解決方法を学ぶ研修です。

 事後研修として、翌日、各コースごとのまとめを行いました。その後、クラス内で各コースからの発表を行います。お互いのコースについて質問や評価を行い、優れた発表は2月の生徒研究発表会で学年代表として発表してもらいます。

 

福島コース

JICA二本松訓練所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

郡山コースA

福島県林業研究センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社 宝来屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

郡山コースB

日大学工学部✖郡山市再生可能エネルギー研究所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日東紡績 富久山事業センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会津コース

会津大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合資会社 大和川酒造

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相馬コースA

福島県水産資源研究所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東北電力原町火力発電所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相馬コースB

JAXA角田宇宙センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IHI相馬グリーンエネルギーセンター 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いわきコース

いわきアンモナイトセンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社 浅野撚糸 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第3回オンラインリサーチカフェを実施しました

 9月27日(金)SSH指定校4校による第3回オンラインリサーチカフェが開催されました。この取り組みは、大宮北高校、観音寺第一高校、奈良青翔高校、福島高校の4校がオンラインで継続的にゼミを行い、協働して探究を深めることを目的に実施しています。5月10日(金)の第1回ではお互いの県や学校の紹介を行い、それぞれの研究テーマに関して共有を行いました。第2回は第1回よりも具体的に研究計画や実験についてディスカッションを行いました。今回は、第2回から現在までに行った実験やその結果、考察について共有を行いました。

 次回は1月27日(月)に、最終成果発表会を行う予定です。参加いただいた3校の皆さん、ありがとうございました。次回、お会いできるのを楽しみにしています。

 

当日の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当日の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参加した生徒の感想~

・研究の進捗を話し合いながら時折冗談を交わすこともあり、楽しい会になったと思う。

・自分たちの研究を客観的に評価してもらったことで、今後より俯瞰的に自分の実験を行っていくことができると思う。発表についても自分たちなりに相手の理解のしやすさを考えて行うことができたと思う。

・今日の生物の授業でやっていたらしいものが実験の内容に入っていてつながりを感じた。

福島ロケットチャレンジ2024に参加し全国大会出場を決めました!

2024年9月29日(日)、福島市のスカイパークで『福島ロケットチャレンジ2024』が開催され、本校から2年生2名、1年生1名の3名で構成されたチームが参加し、見事に優勝いたしました。この大会では、目標高度、滞空時間、機体の重量、そして搭載した卵が落下後に割れていないかなど、複数の項目が審査対象となる競技でした。生徒たちはモデルロケットの設計から材料選び、実験を重ね、機体をグラム単位で調整するなど、最後まで努力をしておりました。打ち上げは2回行われましたが、おおむね狙い通りに飛ばすことができたようです。生徒たちは今後、全国大会であるロケット甲子園にも参加する予定です。今回の大会参加にあたり福島県立福島工業高校の先生方に大変お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。生徒たちのこれからの更なる活躍と成長に期待しています。

 

 

 

会津大学ICT講座(Pythonで学ぶデータサイエンス)を実施いたしました

9月28日(土)本校視聴覚室で大学と連携したICT人材育成事業である「会津大学ICT講座」を実施しました。講義ではPythonプログラミングの基礎(変数、ループ、分岐など)、データをグラフすることによる可視化、プログラムによる最大売り上げシミュレーション、ビッグデータからデータの特徴量の抽出と実際のデータを用いた分析例、乱数を用いた確率のシミュレーションを学習しました。内容は盛りだくさんですが、このようにプログラムの活用事例を幅広く知っておくことで、生徒たちが課題研究などを進めていく際に、プログラミングを活用しやくすることを目的としました。生徒たちにとって負荷の高い学習機会となりましたが、大変よく頑張りました。今後、プログラムの有用性を理解し活用していく生徒が出てくることを期待したいと思います。

 

国際学会ESRAH2024に参加し発表をしてきました

9月22日(日)に弘前大学で開催された国際学会「11th Educational Symposium on RADIATION AND HEALTH by Young Scientists(ESRAH2024)」に、本校の生徒4名(2年生3名、1年生1名)が参加し、「ラドンなどによる自然放射線被ばくの国際比較」に関する研究の成果を発表してきました。生徒たちにとって、英語でのポスター発表や海外の方に向けた研究発表は初めての経験でしたが、研究発表を通じた交流の楽しさや手ごたえを感じることができたようです。この国際学会ではLNTモデルに関する講演を聴く機会もあり、LNTモデルの問題点についても新たに学ぶことができました。

 

 

ウメタンS第3回オンライン発展講座「ヒトの病気による個人差をゲノムから読み解く」

9月19日(水)に金沢大学医薬保健研究域教授の田島敦先生によるオンライン講座が実施されました。「ヒトの病気に対する個人差をゲノムから読み解く」をテーマに、ヒトゲノムの多様性について、わかりやすく講義を実施していただきました。

 

オンライン講義の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オンライン講義の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の感想

・最近の生物の授業で知ったことが、現在の医療の最先端の現場で利用され、調査されていることが実感され、とても楽しかった。

・最近、遺伝子について習ったところで、昔から興味があったので、詳しく知ることができて楽しかった。すべては遺伝子からできているのだなと実感して、それを利用して医療にいかすことができることにとても興味がわいた。

・薬や手術による治療だけではなく、将来は遺伝子で原因を調べたり個人個人に合う治療法を見つけたりすることで、治療の成功率が少しでも上がるかもしれないと思い、自分がこれからどんなことを研究していくかを考えたいと思った。

・ゲノムを調べるだけでこんなにも色々なことが分かるということはとても興味のわくことでした。この技術がより広まれば、病気の予防にもつながったり、病気になったとしても、より良い方法で治せたりするなと感じました。

 

 

 

日本植物学会第88回大会に参加しました

 9月16日(日)にライトキューブ宇都宮を会場に実施された、日本植物学会第88回大会にスーパーサイエンス部2年生4名(安西蒼太さん、佐藤碧人さん、那須瑛太さん、渡辺裕貴さん)が参加しました。4名は「異科接ぎ木による根粒菌の利用」をテーマにポスター発表を行いました。他校で接木について研究を行っている班もおり、貴重な情報交換ができました。

参加した生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②↓

 

 

 

東北大学主催「科学者の卵養成講座ジュニアコース」で実験屋台を実施しました

 9月7日(土)に東北大学青葉山キャンパスにて、東北大学が主催する「科学者の卵養成講座ジュニアコース」でスーパーサイエンス部1年生5名が、小中学生向けの実験屋台を実施しました。「福高からの挑戦状 ボールが落ちない構造を導き出せ」をテーマに、耐震構造について理解を深めてもらう実験を行いました。

 当日は発想豊かな小中学生により、様々な耐震構造が制作されました。参加した高校生にとっても学びの多い、充実した時間となりました。

 

準備の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験屋台を実施した生徒達↓

 

第4回中学生・高校生データサイエンスコンテストへの参加と対策講座を実施しました

本校の1年生7名が神戸大学が主催する第4回中学生・高校生データサイエンスコンテストに参加いたしました。このコンテストは巨大な表データからビジネス上の課題を見つけ、課題解決するアイデアをデータをもとに提案するコンテストです。
生徒たちの頑張りを応援するために、事前に学校側でも2024年7月22日(月)にデータサイエンスコンテスト対策講座を開催いたしました。対策講座は主に、CRISP-DM(クリスプ ディーエム)の流れとコンテスト全体の流れについて説明した後に、度数分布表や基本統計量をデータから作成するためのExcel関数に関しての実習を行いました。パソコンに不慣れな生徒やExcel関数を使える生徒と様々な生徒たちでしたが、今回の大会参加を通して、データ分析力や課題発見能力を鍛え、成長することができたようです。

第13回環境放射能除染研究発表会にて研究発表を行いました

2024年9月4日(水)にいわき市文化センターで開催された第13回環境放射能除染研究発表会にて、本校生徒が放射線に関する研究を2件発表してきました。2年生の生徒たちは発表の際に専門家からたくさん厳しい指摘を受け、自分たちが次に行う研究の改善点を得ることができたようです。発表を行った1年生たちも、発表を通して専門家の人たちと直接交流し、貴重な機会となりました。生徒たちはこの行事を通して、研究に関して新たな視点を獲得できたようです。

 

梅苑祭でスーパーサイエンス部がEgg Drop limitlessを実施しました

 8月24日(土)に実施された梅苑祭(1日目)で、スーパーサイエンス部は福島高校におけるエッグドロップチャンピオンを決める「Egg Drop limitless」を開催しました。EggDropは福島高校では全生徒が1年生の時に取り組む科学実験で、3階から卵を落としても割れないようにするプロテクターを「紙」と「ノリ」だけで作ります。参加者は8チーム(教員6チーム、生徒2チーム)でした。8チーム中5チームが成功するハイレベルな争いは、1学年のチームである「殻やぶり」の優勝で幕を閉じました。

 

プロテクターの作成に熱心に取り組む生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個性豊かなプロテクター↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優勝チーム「殻やぶり」初代チャンピオンになりました↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者で集合写真を撮りました。来年の第二回も楽しみです↓

 

【3学年理型】表現力養成講座を実施しました。

 3年次の理型クラスを8月20日(火)に2クラス、22日(木)に2クラスに分けて、SS探究「表現力養成講座」を実施しました。

このイベントは通称「4時間実験講座」と呼ばれるもので、生徒らは、物理、化学、生物の3分野から1つの分野を選択し、実験・実習を行うものです。

通常の理科の授業内では実施することのできないハイレベルな実験と考察に頭を悩ませながらも、生徒たちは主体的な態度で各講座に臨んでいました。

△ 物理講座「慣性モーメントと力学的エネルギー」

△ 化学講座「無機物質の同定」

△ 生物講座「DNA型鑑定」

 

理科・実験 つくば研修2024

8月6日(火)から7日(水)にかけて、本校1年生の希望者を対象に「つくば研修2024」を実施しました。

今回の研修では、つくば市にある多くの研究機関を訪問し、最先端の科学技術や研究に触れる貴重な機会となりました。

<1日目の研修場所>
・JAXA(宇宙航空研究開発機構)
・物質・材料研究機構(NIMS)
・食と農の科学館
・地質標本館
(※食と農の科学館と地質標本館は選択制)

 

<2日目の研修場所>

・筑波実験植物園
・高エネルギー加速器研究機構(KEK)
・サイバーダインスタジオ
・地図と測量の科学館
(※サイバーダインスタジオと地図と測量の科学館は選択制)

研修中、生徒たちは講師の話に真剣に耳を傾け、メモを取る姿が印象的でした。また、積極的に質問をする姿勢が見られ、自らの学びを深めようとする意欲が感じられました。

<生徒の声>
「つくば研修を通して、たくさんのジャンルのことについて学ぶことができました。また、普段は入ることができないような場所に入って話を聞くというとても貴重な経験ができて嬉しかったです。」
「多くの貴重な知識を本などで読むのではなく、実際に見て聞くことで、より深い内容を抑えることができた。自分はあまり進路が明確に決まっていなかったが視野が広がりこれからを考えるきっかけとなった。研修に協力してくれた方々は優しく、有意義な2日間となった。」
「どの施設の方もとても楽しそうに生き生きと仕事をされている姿が印象的でした。本当にその分野が好きなことが伝わってきて、言葉の節々から愛とプライドを感じられて、素敵だなと思いました。」

つくば研修を通じて、生徒たちは多くの刺激を受け、科学技術や研究に対する興味を深めることができました。この経験を今後の探究学習や将来の進路選択に活かしていくことを期待しています。学校としても、引き続きこのような実践的な学びの機会を大切にし、生徒たちの成長を支援しててまいります。

祝 令和6年度SSH生徒研究発表会で「ポスター発表賞」を受賞しました

 8月7日(水)~8日(木)に神戸国際展示場にて、令和6年度SSH生徒研究発表会が開催されました。本校からは、スーパーサイエンス部の3年生6名(遠藤涼馬さん、髙野由規さん、渡邉優珂さん、猪狩治喜さん、阿部のどかさん、菊地梨央奈さん)が参加し、「漂着軽石と放射性セシウム問題の同時解決を導く最終処分材料の合成とその物性評価」のテーマで発表を行いました。ポスター発表ではこれまで練習してきた成果を十分に発揮できたようです。

 審査の結果、「ポスター発表賞」を受賞しました。「ポスター発表賞」は昨年に続いて2年連続の受賞です。表彰式では、受賞した学校を代表して本校の阿部のどかさんが賞状を受け取りました。発表会に参加した生徒の皆さん、受賞おめでとうございます!また日頃から本校の研究活動にご協力をいただいている皆さんにも感謝申し上げます。

発表会に参加した生徒達↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表彰式の様子↓

 

 

コミュタンサイエンスアカデミアネクストに参加しました

8月1日(木)・2日(金)環境創造センターで、SS部1年生が、実際に研究に携わっている研究者による研究講座に参加してきました。

環境創造センターは、原子力災害からの環境の回復・創造に取り組むため福島県が設置した施設で、福島県、日本原子力研究開発機構、国立環境研究所で構成されています。今回はこの三機関が連携し、高校生向けの研究体験講座を開講しました。

まず、東日本大震災・原子力災害についての講義を聞き、現状と課題を認識しました。

それから、各コースに分かれて研究体験をしました。

コースは、三次元蛍光分光光度計を用いた河川水等の分析

     液体シンチレーションカウンタを用いた放射性物質の分析

     赤外線分光分析機器を用いたプラスチックの劣化状況の分析

     環境調査に関する調査分析体験

     水蒸気蒸留法による福島県産の木等からのアロマオイルの抽出

     環境に関するデータサイエンス

です。

 

実際研究に使われている分析装置なども使い、科学への興味関心が高まりました。

また福島県の課題を具体的に知ることができ、今後の自分たちの研究活動の参考になりました。

環境創造センターの皆さん、ありがとうございました。

一緒に共同研究を行っているタイの高校(チトラダスクール)に訪問してきました。

今年度から、本校生徒2名(高校2年生)がタイのチトラダスクールの生徒2名と共同研究を開始いたしましたが、この度、7月29日から8月2日の日程で、本校生徒がタイのチトラダスクールに訪問し、一緒に実験を行ってきました。また、途中、タイの研究所であるNSTDA(タイ国立科学技術開発庁)にも訪問し、タイの生徒とともにマイクロプラスチックの研究者からアドバイスももらってきました。加えて、この期間中にはタイの先生方と日本の先生方も会議を持ち、国際共同研究を成功させるための考えも共有してきました。非常に実り多い海外研修となりました。生徒の今後の活躍に期待したいと思います。

 

 

福島大学附属中学校とスーパーサイエンス部が交流しました。

 8月2日(金)に福島大学附属中学校の生徒24名とスーパーサイエンス部の2年生が交流を行いました。まず高校生が研究発表を行い、その後、中学生の自由研究の計画について高校生がアドバイスをしました。高校生にとっても自らの研究を振り返るいい機会となりました。中学生の皆さん、これからの自由研究を頑張ってください。

 

研究発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自由研究相談会の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~福高生から附属中の生徒達へメッセージ~

・本当に面白い実験に会えてとても刺激を受けました。苦労はあると思いますが、それ以上に面白く感じることもあると思うので、是非今後の実験頑張ってください
・附属中のみなさん、本日は福高に来ていただきありがとうございました。みなさんの研究は福高SS部から見ても素晴らしいものばかりで、みなさんの研究への意欲に感心させられました。今日、福高生から聞いたアドバイスを参考にして、計画通りに進めれば素晴らしい研究になると思います。みなさんのためになるアドバイスができたならこちらとしても嬉しい限りです。私もみなさんのように研究を頑張ります。今回の交流で福高に興味を持ったら、ぜひ福高を目指してください!

・頑張って研究してください!応援してます!

・自由研究楽しみですね。研究していくと、更に知りたいことが増えていくと思うので、それを楽しんでいくと良いと思います。

 

第9回 「サイエンス・ギャラリー」生徒研究発表会

令和6年7月27日(土)13:30から奈良県立青翔高等学校主催の第9回「サイエンス・ギャラリー」生徒研究発表会がオンライン形式で行われました。

本校からSS部2年生の大多和幸花さんが「廃棄農産物を用いた生分解性シートの作成」のテーマについて発表しました。全部で12件の生徒発表があり、

最後に奈良女子大学理学部森藤紳哉先生から助言指導をいただき、発表会は終わりました。

 

参加した生徒の感想

質問もいただける良い発表ができた。安全性に配慮した生分解性シート作成の研究をさらに進めていきたい。

長野県屋代高校との交流会

 7月30日(水)に長野県屋代高校とスーパーサイエンス部2年生が福島高校を会場に交流会を実施しました。当日はサイエンスアクティビティとして「マシュマロタワー制作」に屋代高校と福島高校との合同チームで取り組みました。その後、ポスター発表形式で研究交流を行うなど、充実した交流会となりました。屋代高校の皆さん、来年も是非、福島高校へ遊びに来てください!

 

マシュマロタワー制作の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マシュマロタワー制作の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスター発表の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集合写真(手はScienceの「S」を作っています。)↓

ウメタンS第2回オンライン発展講義「地熱資源の持続的利用と地域共創のためのデザイン」が実施されました

 7月10日(水)に東北大学流体科学研究所准教授の鈴木杏奈先生によるオンライン発展講義を実施しました。今回は「地熱資源の持続的利用と地域共創のためのデザイン」をテーマに、地熱発電や探究することの大切さに関してご講義をいただきました。この会には福島高校以外にも県内外の3校が参加しました。

 鈴木先生、お忙しい中オンライン講義を実施頂きましてありがとうございました。

講義の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講義の様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の感想

・先生の発想が非常に素晴らしいと感じた。自分のフレームと他人のフレームを重ねることができるようになりたい。

・自分自身の探求によって、過去を振り返るだけでなく、これからの自分の進むべき道を考えたいと思いました。

・飯坂に住んでいるため、温泉をずっと残していきたいと言う地元の主張もわかる。共創していくことで地熱をより活用できて温泉街も活性化するのが一石二鳥だと思った。

・鈴木先生の、研究者としての視点の変え方や、社会を変えようとする気持ちに感銘を受けた。今まで思っていたより、研究者はアクティブなものだということがわかった。

 

【2学年】SS探究課題研究(サイエンスリサーチ)「中間発表会」

令和6年7月10日(水),SS探究において課題研究(サイエンスリサーチ)の中間発表会を実施しました。

今回の発表会では,研究の目的や方法,これまでの調査・研究の内容,今後の展望を主な内容として,ポスター発表を行いました。昨年度、同じように課題研究を実施した3年生がアドバイザーとなり,2年生の発表に対してアドバイスをしてもらいました。

各会場において活発な質疑応答や議論がなされたのち,Googleフォームを用いて発表に対する評価や感想を収集しました。

今後2年生は,研修旅行(令和6年10月実施)で関西の学校と交流する際に行う発表に向けて,研究をさらに進めていく予定です。

  

ウメタンS第1回オンライン講義「恐竜最新研究」

 7月3日(水)※ウメタンS第1回オンライン講義が実施されました。今回は福島県立博物館学芸員である吉田純輝先生に「恐竜最新研究」をテーマにご講義をいただきました。今回は県内外の8校から100名を超える生徒が参加しました。

 吉田先生が現在取り組まれている最新の研究についての話や、先生自身のキャリアパスにについて詳しくお話をいただきました。また、課題研究のテーマ設定について、「現在何が分かっていて、何が分かっていないのかを丁寧に調べることが大切。そして自分が埋まっていないピースのうちのどこを埋めるのか考えて欲しい。」とアドバイスを受けました。

 研究や研究者としてのふるまいについて多くの事を学んだ、充実した時間となりました。吉田先生、お忙しい中講義を実施頂きましてありがとうございました。

 

↓講義を受ける様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓講義を受ける様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・新しい知識を知ることが出来た。気嚢など、恐竜にあったものが、今の鳥などにもあると知って驚いた。新しく知ることが沢山あって面白かった。

・課題研究をする上で、先生の視点が本当に素晴らしく、自らの研究に活用したいと感じた。

・現代の生き物と比較するという視点が面白いと思った。福島県の地層が珍しいということを全然知らなかったので自分の住んでいる地域についてももっと知りたいと思った。

 

※ウメタンSは希望生徒を対象とした発展的な探究活動を指します。

〔SS部1年〕 コミュタンサイエンスアカデミア2024に参加しました

令和6年6月30日(日)、コミュタン福島主催「コミュタンサイエンスアカデミア2024」のエッグドロップコンテストの運営をお手伝いしてきました。

コミュタンサイエンスアカデミアは、コミュタンで科学を学ぶ県内の小中学生のクラブです。今回は「壊れやすい物は何か」「どのようにして守るか」をディスカッションし、卵を高所から落としても壊れないよう、限られた条件でプロテクターを作るというミッションに挑戦しました。

                       

 プロテクターのアイディアを出し合う↓

プロテクターのアイディアを出し合う

 

  プロテクターを作成↓

小学生と一緒にプロテクターを作る

 

   いよいよエッグドロップに挑戦↓

 

    ビデオを観ながら振り返り↓

 

小学生の豊かな発想力にたっぷり刺激されました。これからの探究活動のエネルギー源になることでしょう。

日本色彩学会第55回全国大会で研究発表を行いました

6/29(土)、3学年の生徒が日本色彩学会でオンラインによる口頭発表を行いました。発表題は「『明るい』教室の演出に色彩が及ぼす効果」です。

昨年度、2年次のSS探究「サイエンスリサーチ」で行った課題研究の内容をまとめ、今回、発表の機会を得ました。

研究のプロを前にし(オンラインとはいえ)、少し緊張しましたが、研究内容についてご質問・ご意見をいただき、自分たちの研究について考察を深める大変いい機会になりました。

[SS探究3年]グローバルサイエンスを実施しました

6月19日(水)、午後の3時間分を用いてSS探究「グローバル・サイエンス」のイベントを実施しました。

3年次のSS探究では、表現力養成を大きな目標にしています。今回は日本在住の外国出身の大学教員を講師にお招きし、英語により母国のことや研究内容についての講義をしていただくイベントを開催しました。

理型3講座、文型3講座の計6講座に分かれて活動しました。

聴講した後は、表現の活動です。

グループごとに、講義内容についてのプレゼンテーションなどを作成しました。講師の先生に直接質問する機会を得て、生徒たちは主体的に活動することができました。

 

以下、生徒の感想(一部抜粋)です。

  • 海外の先生のお話を対面で聞くとこができたことは貴重な経験となった。全て完璧とは言えないがある程度内容も理解できて3年間の成長を多少感じることができた。講義内容ととても興味深く自分にとって意味のある濃い3時間となった。
  • 案外外国出身の方と英語で質問して英語でコミュニケーションを取ることは初めてだったので、貴重で良い経験だった。そして、短時間で発表にまとめるために要点を整理する力が身についたと思う。
  • 英語でお話を聞く機会があまり無かったからとても貴重な体験だった。英語学習と理科系の学習を同時に出来てとてもおもしろかった。

 

SSH関係資料・教材公開用特設サイト「Umenomi」(梅の実)を開設しました

 SSHに関わる資料や教材を公開するための特設サイト「Umenomi」を開設しました。これまでの学校HPにて情報を公開していましたが、HPが手狭になったことから専用サイトを作成いたしました。このサイトでは、これまで福島高校が作成してきた「研究開発実施報告書」や「ルーブリック」、開発した「教材」や「資料」、「公開授業動画」など多種多様な情報を公開しています。現在工事中のページもありますが、順次公開コンテンツを増やしていく予定ですので、ご閲覧いただければ幸いです。

「Umenomi」はこちらをクリックしてください。

 

「Umenomi」の由来:梅の花は、福島高校の校章です。SSHの研究成果を「Umenomi」(梅の実)として公開いたします。

第2回オンラインリサーチカフェを開催しました

 6月17日(月)にSSH4校による第2回オンラインリサーチカフェが開催されました。この取り組みは、大宮北高校、観音寺第一高校、奈良青翔高校、福島高校のSSH4校がオンラインで継続的にゼミを行い、協働して探究を深めることを目的に実施しています。5月10日(金)の第1回ではお互いの県や学校の紹介を行い、それぞれの研究テーマに関して共有を行いました。第2回は第1回よりも具体的に研究計画や実験についてディスカッションを行いました。本校の卒業生も2名参加し、大学生の研究について触れる場面があるなど、充実した会となりました。

 第3回は9月27日(金)に実施する予定です。参加いただいた3校の皆さん、ありがとうございました。次回、お会いできるのを楽しみにしています。

集合写真の様子↓それぞれ生徒が「推し」をもって撮影しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・アイスブレイクがあったことで、前回よりも打ち解けた状態で研究を紹介することができました。

・それぞれに違った視点があって楽しかった。

・遠く離れた地域の人と行っている研究について話せて科学について深められた。

・みんなの研究について聞いて、様々な角度から自分の実験について見直すことができた。また、他の学校の実験で興味深いものがあったので調べてみたい。

福島大学附属中学校で探究に関わる特別講義を実施しました

 6月7日(金)に福島大学附属中学校の全校生徒と保護者の方々を対象に、福島高校SSH部主任の菅野陽介教諭が探究に関する特別講義を行いました。当日は、「福島高校の探究活動」や「スーパーサイエンスハイスクール」について、また「なぜ探究することが大切なのか」について講義が行われました。

 附属中学校の生徒の皆さん、貴重な機会をいただきありがとうございました。

↓講義の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓講義の様子②

 

[SS探究3年]研究論文ゼミを実施しました

3学年のSS探究では、現在、サイエンスリサーチ(課題研究)のまとめと表現の活動を実施しています。

2年次の終わりから、研究班ごとの研究論文を作成してきました。

6月5日(水)、サイエンスリサーチの集大成として、「研究論文ゼミ」を設定しました。この取り組みは本校では初めて実施したもので、作成した研究論文を片手に研究班とは別のグループ内で発表、質疑応答を行うというゼミ形式の発表会です。

 

発表時間5分程度、および質疑応答の後、相互評価を実施しました。

今後は、現2学年の研究活動のアドバイスを通じて、自らの研究活動や経験をさらに深める体験をしてほしいと思っています。

以下、生徒による今回の活動ならびにサイエンスリサーチの振り返り(一部抜粋)を記載します。

  • 自分の研究を見直す良い機会になった。自分が担当していなかった論文の部分の理解も深まった。
  • 他の班の研究を聞けて面白かった。自分達の研究を発表して、質問されることで新しいことに気づくことができた。
  • 数値化してデータを取っている班が多く、きちんと調査していることが感じられた。自分の班の発表では端折った説明の部分を質問されたりしたので、どこが重要でどこが不必要な情報なのかの取捨選択を上手くできるようにしたいと感じた。
  • お互いの発表を聞いて、それぞれの視点で様々な問題解決に取り組んでいたことを知り、グループ内の交流が生まれました。大変なことも多かったけど、充実感のある課題研究でした。

2年次SS探究 「オンライン研修」

令和6年5月22日(水)2年次SS探究において,サイエンスリサーチ(全員課題研究)のオンライン研修を実施しました。

4月から班ごとに研究テーマやリサーチクエスチョン(探究上の問い)を設定し,研究計画書を作成してきました。今回のオンライン研修は,研究計画書を作成するにあたって参考にした文献の著者,大学教員,民間企業の研究者など,様々な有識者の方々にご連絡し,研究の方向性や研究計画に対してご指導をいただくことを目的にした取り組みです。

生徒たちは,事前に外部の方へのメールの送り方やZoomを用いたオンライン会議の方法について学び,アポイントメントを取るところから当日Zoomを使ってインタビューを行うところまですべてを自分たちで行いました。当日は有識者の方々から大変貴重なお話をいただき,充実した研修を行うことができました。オンライン研修を受け入れていただいた先生方,誠にありがとうございました。

 

  

2年次SS探究「課題研究中間発表」を公開いたします。

 本校では令和4年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール研究開発校の第Ⅳ期指定を受け、「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心を持ち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」を研究開発課題に各教育プログラムの開発・実践に取り組んでおります。この第Ⅳ期プログラムの中心となる取り組みが、学校設定科目「SS探究」です。「SS探究」では1年次に探究活動の手法を学び、2年次に課題研究を実践し、3年次に課題研究をまとめます。

 今回は2年次の課題研究の中間発表を公開いたします。中間発表はポスター発表形式で実施されます。つきましては、ご多用のところ恐れ入りますが、多くの皆様にご参会をいただき、忌憚のない指導助言を賜りたく、ご案内申し上げます。

 詳しくは以下の資料をご参照ください。

 2年次SS探究課題研究中間発表.pdf

 

 お申し込みは以下のグーグルフォームか、添付資料よりお願いいたします。

https://forms.gle/Kk8g16smbsh8sco98

 

 令和5年度生徒研究発表会のポスター発表の様子↓

令和6年度全国SSH生徒研究発表会 校内選考会

令和6年5月14日(火),15日(水)の放課後,令和6年度全国SSH生徒研究発表会(令和6年8月,神戸市)の校内選考会を行いました。今年度は13件の発表エントリーがあり,教科の枠をこえた先生方による審査が行われました。どの研究発表も充実した内容で,とてもレベルが高い校内選考会となりました。学校代表になった研究班は福島高校の代表として,全国の舞台で精一杯頑張ってほしいと思います。

 

 

 

第1回オンラインリサーチカフェを実施しました

 令和6年5月10日(金)に、第1回オンラインリサーチカフェが開催されました。このイベントは、研究過程を共有し探究を深めることを目的にSSH4校(大宮市立大宮北高校、香川県立観音寺第一高校、奈良県立奈良青翔高等学校、福島高校)でオンラインを活用したゼミを継続的に行うものです。4校の生徒、教職員、福島高校の卒業生の計107名が参加しました。

 第1回目は会のキックオフとして学校紹介や自己紹介、興味のある分野についてディスカッションを行いました。第2回目は6月17日(月)に開催されます。参加いただいた3校の生徒さん、先生方、卒業生の皆さん、次回もよろしくお願いいたします。

↓参加した生徒たちの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~参加した生徒の感想~

楽しく話せた。他の県や学校と福高の違いも知ることができ面白かった。
いろいろな高校との交流で色々な情報を知ることができてよかったです。また、楽しく交流できました。
他の高校での課題研究の内容や、自分の高校との違いなど面白いことを知れてとても満足できました。

 

 

日本金属学会第11回高校生・高専ポスターセッションで高校生ポスター優秀賞を受賞しました。

 昨年度末に行われた「日本金属学会第11回高校生・高専ポスターセッション」において、スーパーサイエンス部3年の小山拓希さん、平野陽太さん、同じく2年の大谷温樹さん、小林嵐さんが、「マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池の開発」をテーマに発表を行い、「高校生ポスター優秀賞」を受賞しました。5月9日(木)に、本校校長室にて賞状伝達が行われました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーサイエンス部が郡山市ふれあい科学館サイエンスフェスティバルに参加しました

 令和6年5月3日(金)にスーパーサイエンス部の生徒13名が、郡山市ふれあい科学館で開催されたサイエンスフェスティバルに参加しました。このイベントは小中学生向けのサイエンスイベントで、福島高校スーパーサイエンス部は毎年出展させていただいています。当日は、「ぷくぷく不思議なオイルモーション」と「おどりだす!?!?不思議なプラ板」の2つの実験屋台を実施しました。2つの実験屋台ともに多くの来場者があり、終了時間を待たずに実験材料がすべて売り切れてしまいました。

↓サイエンスフェスティバルの様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓サイエンスフェスティバルの様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓サイエンスフェスティバルの様子③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓サイエンスフェスティバルの様子④

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓サイエンスフェスティバルの様子⑤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓参加生徒の集合写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ふれあい科学館の皆さん、貴重な機会をいただきましてありがとうございました。

 

 

 

令和6年度福島県立ふたば未来学園高等学校未来創造生徒研究発表会へ参加しました

 令和6年5月2日(木)に3年生4名が、ふたば未来学園高等学校で開催された未来創造探究生徒研究発表会のポスター発表に参加しました。当日はふたば未来学園の生徒を中心に多くの方々に発表を聞いてもらい、有意義なディスカッションを行うことができました。

 ↓言葉の変化で起こる問題の発生と抑制案の提言に関する発表

(馬場さん、佐久間さん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓焚火が微生物に及ぼす影響に関する発表

(髙橋さん、永福さん)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふたば未来学園高等学校の皆さん、貴重な発表の機会をいただきましてありがとうございました。

SS探究1年次「課題発見力養成講座」の授業公開を行います

 本校では令和4年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール研究開発校の第Ⅳ期指定を受け、「地域発のサイエンスリーダーとして高い探究心を持ち、社会課題を解決できる科学技術人材の育成」を研究開発課題に各教育プログラムの開発・実践に取り組んでおります。この第Ⅳ期プログラムの中心となる取り組みが、学校設定科目「SS探究」です。「SS探究」では1年次に探究活動の手法を学び、2年次に課題研究を実践し、3年次に課題研究をまとめます。今回はSS探究の1年次向けの初期プログラムである「課題発見力養成講座」の授業公開を下記の通り実施します。
 つきましては、ご多用のところ恐れ入りますが、多くの皆様にご参会をいただき、忌憚のない指導助言を賜りたく、ご案内申し上げます。

課題発見力養成講座授業公開(ご案内).pdf

お申し込みは上の資料からか、以下のグーグルフォームからお願いいたします。

https://forms.gle/4LNwpUTER1QrPSwU9

 

昨年度の様子

エッグドロップコンテスト↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SSゼミ↓

 

スーパーサイエンス部がコミュタンサイエンスアカデミアのサポートを行います

 スーパーサイエンス部が福島県環境創造センター交流棟 「コミュタン福島」で開催されるコミュタンサイエンスアカデミアのサポートを行います。コミュタンサイエンスアカデミアは福島県内の小中学生を対象とした、探究心や主体性を育てるためのサイエンスクラブです。現在募集期間中ですので、このHPをご覧になっている小中学生は是非参加してみてはいかがでしょうか?

 コミュタンサイエンスアカデミアについてはこちらをクリック!

 

 スーパーサイエンス部2年生↓

 

 

 

SSH特別講義が実施されました(東北大学大学院教授 渡辺正夫先生)

 4月18日(木)に、本校のSSH運営指導委員である渡辺正夫先生(東北大学大学院生命科学研究科教授)によるSSH特別講義が実施され、1学年全生徒が聴講しました。「将来に向けたキャリア形成と『考える基礎』となる課題研究のあり方」をテーマに、渡辺先生のこれまでのキャリアや高校で探究活動に取り組む意義についてわかりやすく講義をいただきました。講義後のQ&Aでは、渡辺先生の研究テーマである自家不和合成に関する質問やキャリアに関する質問など、時間に収まらないぐらい沢山の質問があり、大いに盛り上がりました。

 渡辺先生、大変お忙しい中、講義を実施頂きましてありがとうございました。

↓会の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓会の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓代表生徒によるお礼の言葉の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡辺正夫先生の研究室のHPに講義の様子を載せていただきました。

http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/diary2/2024/04/19090832.php

 

スーパーサイエンス部ツアーを開催しました

 4月16日(火)に部登録が行われ、スーパーサイエンス部には35名の新入生が入部しました。翌日17日(水)には、1年生を対象としたSS部ツアーが開催されました。これはSS部の新入部員向けに、2・3年生が研究の紹介をするものです。1年生は先輩方の発表で多様な研究に触れることで、SS部の活動に対する理解を深めたようです。新入部員の皆さんには、一生懸命探究活動に励んでほしいと思います。

  

↓SS部全学年で集合写真を撮りました。総勢95名です。

 

↓SS部ツアーの様子①

SS部ツアーの様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓SS部ツアーの様子③

 

 

第6回中高生情報学コンテスト全国大会にて課題研究を発表してきました!

情報学の課題研究の全国大会である「中高生情報学コンテスト全国大会」に本校生2名が参加してきました。大会は2024年3月16日 (土)に神奈川大学の横浜キャンパスで開催されました。生徒たちはこれまで、生徒の図書館利用の伸び悩みを課題として掲げ、これを解決する課題研究を行ってきました。手法として、学校司書が作った推薦文をもとに自動で検索ワードから図書を推薦する仕組みの構築を行ってきました。発表会では、自分たちの発表での質疑応答だけでなく、他校生徒の発表から発表の仕方や研究の進め方だけでなく、多くの刺激を受けたようです。また、発表会の午前や前日は、一般の情報学会にも参加できたため、生徒たちは自然言語処理に関する大学の研究発表や、その研究者たちに質問などをして交流ができたようです。今回の発表会と情報学会研修を通して、生徒たちは研究の手法、研究の発表への理解が深まっただけでなく、今後の自分たちの進路選択に関する有益な情報も得たようです。

日本農業気象学会でポスター発表を行いました

3/15(金)、東北工業大学(宮城県仙台市)で開催された「日本農業気象学会2024年全国大会」における高校生ポスター研究発表会に参加しました。

スーパーサイエンス部メタン菌班から3名の生徒が参加し発表を行いました。発表題は「メタン生成菌によるメタン発酵の効率向上と発酵環境の最適化」です。

高校生部門としてのエントリーでしたが、専門家のポスターの隣に私たちのポスターを配置させていただき、時間も専門家のみなさんと同じコアタイムの中で発表しました。

高校生の発表に真摯に耳を傾け、研究に対してアドバイスをくださいました。多くの研究のプロの方々と直接お話することができる経験はとても有益でした。

また、生徒たちは、専門家のみなさんが活発に議論している姿に非常に感銘を受けていました。今後の研究活動に大変良い刺激を受けたと思います。

令和5年度SSH生徒研究発表会が開催されました

 令和6年2月22日(木)に令和5年度SSH生徒研究発表会が本校を会場に開催されました。この発表会は1年間の探究活動の学習成果を発表する目的で毎年開催されています。当日行われたプログラムは以下の通りです。

①口頭発表(6件)

②Princess Chulabhorn Science High School Nakhon Si Thammarat(タイの姉妹校)による口頭発表(2件)

③ポスター発表(116件)

④1学年ディベート大会決勝戦 

 今回の発表会は本校に加えて、学校法人松韻学園福島高等学校、東京学芸大学附属国際中等教育学校、福島県立本宮高等学校、福島県立岩瀬農業高等学校、福島県立福島工業高等学校、福島県立田村高等学校、福島県立安積高等学校、福島県立郡山東高等学校、福島県立安積黎明高等学校、ふたば未来学園高等学校、福島大学附属中学校の皆さんや本校卒業生を中心とした大学生・大学院生にも参加をいただき、合計116件のポスター発表が行われました。また、オンラインや対面で合計260名の皆さんにご参加いただきました。

 生徒達は多種多様な発表を聞いたり、ディスカッションをしたりすることを通して、自らの探究を深めることができました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。来年も研究発表会への参加をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~生徒の感想~

・面白い研究が多く、またそのまとめかたも多種多様であり、表現のしかたも参考になるものが多くあった。

・安積高校さんの「生徒と先生の関係方程式」というポスター発表が印象に残った。3人の連携が取れていてスムーズであったのが良かった。またたくさんのポスター発表をたくさん聞けたのでこの発表会は有意義であった。文系の発表は日頃の日常に関係するような面白い議題ばかりであった。

・ディベートがとても面白かったし、海外との高校との交流が垣間見れた英語の発表のレベルが高くて驚いた。学法福島の生徒たちが親切に教えてくださってとても嬉しかった。

・2年間のSS探究の成果として良い発表ができたと思う。この2年間で学んだことは無駄にならないと思うので将来にも活かしていきたい。

・同じ1年間でやったとは思えない発表ばかりで感動した。初めの頃難しいテーマにしてしまいずっと苦しんだけれど、最後までやり遂げ、色々な方に質問して頂き褒めていただけて嬉しかった。

・たくさんの発表を見ましたが、どの発表もとても興味深い物でした。こんなにあるからテーマが被ったりしないのかと思いましたが、それぞれが面白い着眼点で研究をしていて、時間が足りないくらい見たい発表が多かったです。自分たちの発表では、直前でポスターのミスを見つけるなど、ハプニングがありましたがうまく乗り切ることができてよかったです。

・先輩だけでなくOBや他校の方々の発表を見れたことで、普段は知ることが出来ないことも知れてとても有意義だった。次年度は頑張ろうと気合いが湧いてきた。

令和5年度 東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加してきました

 1/26(金)、27(土)、秋田市で開催された東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に本校SS部の生徒6名が参加して来ました。この行事は、毎年、東北6県のSSH指定校を中心に、理数の課題研究に取り組んでいる高校生が研究成果を対面で発表し、お互いの対話を通じて、相互交流、評価を行い、切磋琢磨することで、活動や研究の質・量の両面でのさらなる発展を目的に開催されます。本校、SS部は毎回参加しており、口頭およびポスター形式で発表しました。口頭発表は「マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池の開発」、ポスター発表は「廃液の再利用によるポルサイト合成の評価」、「色素増感太陽電池」の2テーマについて発表しました。いずれの発表についても、多くの質問を頂き、審査員の先生からは、同じデータを複数回取ること、うまくいかなかったデータも考察材料として活用することなど、助言指導を頂きました。発表会を通じて学んだことを今後の研究に還元して、生かしてほしいと思います。ここまで各自が研究を進めて完成させてきた経験は、探究活動への取り組みの自信と、自己の成長につながっていくはずです。

安積高校生徒研究発表会へ参加しました

 令和6年2月3日(土)に福島県立安積高等学校の生徒研究発表会へ、スーパーサイエンス部の安田周平君と遠藤滉祐君が参加しました。安田君は「静音オーニソプタ型模型飛行機の開発について」、遠藤君は「アルミ缶を用いた人口ルビーの合成」というテーマでポスター発表を行いました。当日は多くの皆さんに研究発表を聞いてもらうことができ、質疑応答を通して、自らの研究に関する理解が深まったようです。

 安積高校の皆さん、貴重な研究発表の場を提供いただきましてありがとうございました。

発表の様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発表の様子②↓

 

北海道の探究チャレンジ・ジャパンにて本校生徒が発表をしました

2月1日(木)に北海道教育委員会S-TEAM 教育推進事業成果発表会 「探究チャレンジ・ジャパン」が開催されましたが、本校生徒が参加し、課題研究の成果を発表しました。参加した生徒はMg電池を研究している生徒4名です。
発表後に生徒は「発表後にオンライン発表では対面と違い、相手に伝えられる情報が限られるため、もう少し自分の声をはっきり伝えるべきだった」「他校の発表を見て、自分たちの発表は少し難しかったと思う。もう少し、丁寧に説明する発表にすべきだった」「他校の研究手法が独創性があって面白かった」と振り返りをしていました。発表会への参加は、生徒の知見を広げただけでなく、自分たちの伝え方を考え直す良い機会となったようです。今後の生徒たちの活躍に期待したいと思います。

 

 

オンライン発展講義「ゲノム情報はボーダーを超えていく」が実施されました

 1月30日(火)に大阪公立大学大学院農学研究科応用生物科学専攻教授である青木考先生によるオンライン講義が実施されました。今回は「ゲノム情報はボーダーを超えていく」をテーマに、最新の植物生理学についてご講義をいただきました。

↓オンライン講義の様子

 

 青木先生からは研究に関するお話だけではなく、研究者として必要な資質について、理数系だけではなく「国語の勉強も頑張ること」・「好きなことは徹底的に取り組むこと」の大切さについてもお話をいただきました。

~生徒の感想~

・不思議で、わくわくするような講演をありがとうございました。一層、探求や理科への興味が深くなりました。

・分かりやすく質問に答えてくださり、ありがとうございました。植物がにおいを感じて、寄生する植物を取捨選択する能力があることを知りすごいと思いました。

・青木先生、本日は素晴らしいご講義を誠にありがとうございました。私は普段生物分野の研究はしていませんが、遺伝子に対する見方が変わり、少し興味が湧きました。また、私は将来研究者を目指しているので、最後のアドバイスもとても参考になりました。本日は本当にありがとうございました。


・本日はお忙しい中、貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。今日の講義で、初めて寄生植物が寄生する瞬間を見ました。寄生の前にぐるぐると旋回したり、植物に触ったりしてから寄生すると知り、面白いなと思いました。tRNAやセントラルドグマについては生物で少し学んでいたのですが、遺伝情報が個体から個体へ動くという話は少し難しかったです。ですが、寄生植物が寄生対象の植物の特徴を得るということに興味が湧きました。私は今高校1年生で来年から物理選択の理系に進みます。青木先生が物理から生物に途中で変わったということを聞いて、物理に進んだからと言って、この先一生物理で生きていくと決めないで、その時々で自分の興味がある分野に変えてもいいんだなと思いました。今日は本当にありがとうございました。

国際共同研究の活動成果をICRFにて発表しました

2024年1月27日(土)にICRF(International Collaborative Research Fair)がオンラインで開催されました。ここで、国際共同研究を行ってきた本校生徒4名が今までの成果をタイの生徒と一緒に発表をいたしました。生徒達は6月から、タイのチュラポーンサイエンスハイスクール・ムクダハン校の生徒たちと放射線に関する研究を進めてきました。互いの高校にあったガンマ線測定器で周辺の放射線量を測定して比較することから始め、現在は内部被ばくも含めた互いの自然放射線量を測定して比較することを行っています。今回の発表会の時点において、計画した全てのデータはそろっていないため、生徒たちは引き続き国際共同研究を継続します。発表会が終わり、生徒たちは今までの活動を振り返りましたが、「国境を越えて共同研究できる手応えを掴むことができた」「タイの生徒たちと仲良くなれた」「国際共同研究を通して弘前大学や福島大学の先生方から多くの協力をいただき良い研究できたことが良い経験になった」など、現時点までの活動で得たことを述べていました。国際共同研究は言語や文化・習慣、時差など様々なことが障壁になりますが、発表会までやり抜いたことは、今後の生徒たちの大きな成長と自信、そして行動変革につながっていくことと思います。これからの生徒たちの更なる成長に期待したいと思います。

 

 

[SS探究]2学年課題研究班がMY PROJECT AWARD福島県Summitに参加しました

2年生SS探究の課題研究班(研究テーマ「若者の投票率を上げるために」)が、MY PROJECT AWARD 2023に応募し、見事書類審査を通過しました。MY PROJECT AWARD 2023とは、高校生による探究活動とその実践の発表大会です。

1/27(土)、5名のメンバーが福島県Summit@オンラインに参加し、発表と対話を通して自分たちの研究活動についての考察を深めました。また、県内で探究活動にチャレンジしている高校生たちとの交流を通して、良い刺激を受けたことと思います。

参加した生徒からは「自分のやりたいことや、望む未来が具体的に定まっていて、主体的に研究を深めている人がたくさんいることに感銘を受けた」、「サポーターの方からのアドバイスで、新たな目標や調査すべきことが明確になった」などの感想が聞かれました。

 今後、全国Summit出場をかけた、発表動画の提出と審査があります。

ウメタンSオンライン講義「星はどのように作られた?天の川規模のリサイクル、リユース」

 1月24日(水)にオンライン講義が実施されました。今回は国立天文台および総合研究大学院大学准教授である林左絵子先生を講師にお迎えし、「星はどのように作られた?天の川規模のリサイクル、リユース」という題で講義をいただきました。星の成り立ちやTMTプロジェクトについて、大変わかりやすく説明をいただきました。林先生、お忙しい中、オンライン講義を実施頂きましてありがとうございました。

講義の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒の感想

・宇宙についての興味が小学生の頃ぶりに湧いてきました。過去に起こったけどわからないことの面白さにも気づけました。面白い講義をありがとうございます。

・お忙しい中、僕たちのためにお話をしていただきありがとうございました。丁寧にわかりやすく説明してくださったおかげで宇宙の星の成り立ちなどが理解することができました。色々な人とこれから活動することになると思うので先生の人と関わるときに大切だと言っていたことを思い出しつつ頑張っていきたいと思います。

・林先生の講義を通して、宇宙の歴史やこれからの開発について知り宇宙について考えるきっかけなりました。また、宇宙開発と地球の暮らしの関係など新しい視点で考えることができ、良い経験になりました。これからは先生のように探究心を持ちながら生活していきたいです。

・貴重なお話をありがとうございました。星の成り立ちから今の星についての話しまで詳しく知ることができました。林先生のように自分のやりたいことのために信念を曲げず努力できるようになりたいです。

・今回は、星の起源や天体の解明の現状について講義を行ってくださりありがとうございました。僕は化学に関する研究を行っていますが、天体にも元素など化学の分野が関わってくるということに驚きました。今回は本当にありがとうございました。

・僕は、宇宙関連技術に関心があります。特に、ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡を宇宙空間で展開し、鏡をほぼ設計どうりに合わせる技術にとても感動しました。"

・先生の講義は、地学を少ししかかじっていない私にもわかりやすかったので、再び先生の講義を受けれるチャンスが来た時はもう一度参加したいと思います。
 本日は、素晴らしい講義をありがとうございました。

 

奈良県立青翔中学校・高等学校とのオンライン交流会

 1月22日(月)に、奈良県立青翔中学校・高等学校の生徒さんと本校スーパーサイエンス部の生徒が、オンラインで研究交流を行いました。当日は、3班ごとに9つのブレイクアウトルームに分かれて学校紹介や自己紹介、課題研究の紹介を行いました。質疑応答も活発になされ、充実した時間を過ごすことができました。青翔高校の皆さん、交流をしていただきありがとうございました。またオンラインや対面でお会いできることを楽しみにしております。

オンラインイベントに参加した皆さん↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[SS探究]2学年ポスター発表会を行いました

1/24(水)、2年サイエンスリサーチ(課題研究)のまとめとしてポスター発表会を実施しました。

今回は1、2学年合同の「SS探究」の授業として、2年生の発表を1年生にも聞いてもらい、質疑応答を行いました。また、各発表後にはGoogleフォームを用いて発表に対する評価とコメントを収集しました。評価やコメントに基づいて自分たちの発表を客観視し、研究をさらに深めてほしいと思います。

以下、発表会に参加した生徒たちの感想です。(一部抜粋)

【発表した2年生】

  • 想像よりはるかに身も心も疲れた発表会でした。質疑応答で準備不足の所を指摘されたりして、自分たちの不十分さが明確になりました。今後改良を重ねていきたいです。
  • どうしても専門用語が多くなってしまい、聞いている人の理解が大変になってしまうため、わかりやすい言葉に置き換えてわかりやすい発表にしようと思った。これまでの研究の中の様々な機会で多くのことを知ることができたのに、最後の発表で伝えたいことを伝えられずに終わるのは嫌なので、決められた時間内でまとめ、伝えたいことを伝えられるようにしたい。
  • 今回の発表を通して、聞いている人が知りたいことがわかったり、わかりにくい部分がわかったり、改善点をたくさん見つけることができたので次はもっとよりよりポスターを作り、今回よりいい発表をできるようにしたい。
  • 興味深い質問をもらったので、班の中で共通理解を図る。将来全員が関わるかもしれないような内容なので、自分たちの研究が聞いている人に興味を持ってもらったり理解してもらえたら良いなと思う。

【発表を聞いた1年生】

  • 身近な課題や、自分が当事者になっている課題に関する発表が多くあって、興味深いテーマも多くあった。県外でのインタビューや施設訪問なども研究に組み込まれていて規模の大きさを感じた。次年度は、自分が今後学びたい分野や、興味のあることを研究テーマとして、研究していきたい。
  • 先輩方は傾聴者の質問に的確に答えていたので素晴らしいと感じた。また、課題設定や研究方法まで詳しい説明をしていたので私達が課題研究をするときにも、詳しくわかりやすいものにしたいと強く感じた。課題研究のテーマは幅広く様々なものがあったので今から周囲へ目を向けてアンテナを高くしていきたい。
  • どの班もアンケートや実際に実験をした結果からの考察をしっかりしていてすごかった。さらに考察だけでなくそこから考えられる解決策まで考え込まれていた。また、ジェスチャーをつけて発表しているひともいてより熱意が伝わってきた。来年自分たちが発表するときも聞いている人がより惹きつけられるような発表をしていきたいと思った。
  • 2年生の先輩方の発表を聞いて1年後の自分の姿を想像することができた。相手に伝わりやすい声で分かりやすく伝えることが大切だと感じた。同じ研究をする人と協力してよりよいポスターをつくっていきたい。
  • 様々な角度からの質問が飛び交っていて自分が受ける側だったら本当に頭がパンクしそうだなと思った。それでもしっかりと対応している2年生をみて、自分もこうなりたいと思った。準備から発表までとても大変だと思うが、自分の気になることを友達と探求できる機会はなかなかないと思うので楽しみたいと思う。

2年生サイエンスリサーチとしての最後の発表は、2/22(木)に開催されるSSH生徒研究発表会です。

日英サイエンスワークショップ2023に参加した生徒が研修での学びを報告

 2024年1月20日(土)に郡山市中央公民館で開催された『チャレンジ!子子どもがふみだす体験活動応援事業「ふくしまの未来」へつなぐ体験応援事業 令和5年度成果発表会』にて、日英サイエンスワークショップに参加した1年生3名が研修で自身が変容したことを報告しました。福島復興は想像以上に進んでいたこと、国際的なコミュニケーションであっても伝えようとする意志が大事であること、主体的に行動することが自分にとっても周りの人にとってもいい結果を残すことを、研修での体験を交えながら報告しました。7月末に開催された日英サイエンスワークショップから半年が経過して、今回のプレゼンテーションを作成することは、生徒にとって研修での学びを整理する良い機会にもなりました。生徒たちの今後の活躍に期待したいと思います。

 

弘前大学被ばく医療総合研究所のラドン濃度測定研修へ参加

2023年12月27日から28日にかけて、弘前大学被ばく医療総合研究所にて本校生向けにラドン濃度測定に関する研修を実施していただきました。参加した生徒は4名で、今年の6月からタイのチュラポーンサイエンスハイスクール(ムクダハン校)の生徒たちと国際共同研究を進めている生徒たちです。彼らは自然放射線の内訳の比較の研究を現在行っており、自然放射線の被ばくは、ラドン吸入による内部被ばくが大きな割合を占めていることから、タイと日本のラドン濃度比較を行おうとしています。今回、ラドン測定の第一人者である弘前大学被ばく医療総合研究所所長の床次教授にラドン濃度測定の方法についてご相談したところ、ご厚意により今回の研修を実施していただくこととなりました。
研修では同研究所の准教授の大森先生や大学院生の菊池さんなどから、ラドン測定の一連の手順(RADUET設置、薬液処理、カメラによる計数処理、ラドン濃度計算処理)を実習を通して教えていただきました。加えて、ラドン被ばくをとりまく過去の知見やこれから大事になってくるポイントも併せて教えていただきました。
この研修では、日本のラドン濃度測定の基礎技術を支える現場を直接見学することができる研修でした。また、研修において研究所の先生方などと多く対話をすることができました。このことから、生徒たちの日本の科学技術の基礎を支える仕組みの理解が進んだことに加え、職業観も広げることになりました。非常に学びが多い研修となりました。

  

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day3

12/22(金)、Science Fairも最終日です。

本日はField Tripsとしてタイの文化について学ぶ体験活動を行いました。私たちはRoute 3 「Tai Dam Cultural Village」への訪問を選択しました。

Tai Dam族は、19世紀にベトナムからタイに移住してきた民族で、いまなお独自の文化を継承しながら生活しています。今回は綿花を紡ぎ、織物を作るまでの作業を体験をしました。

▲紡いだ綿糸で指編み

 

学校に戻ってから、最後のイベント Farewell Party(お別れパーティ)に参加しました。

はじめにcertification(参加証明)の楯をいただき、代表生徒全員で記念撮影。

その後は、タイの伝統舞踊の披露や日本の生徒たちによるお礼ダンスなど、大変の盛り上がりでした。

▲出し物の様子

▲姉妹校の生徒たちと記念撮影

今回のScience Fairを通じて、参加した生徒たちは研究について新たな視点を得ることができたのではないでしょうか。また、他校の日本人生徒、タイの生徒との交流を通じて傾聴力や発信力も格段に向上させることができたと思います。今度の生徒たちの活躍に期待します。なお、研究発表は、2月22日(木)開催の「SSH生徒研究発表会@福島高校」でも行う予定です。

福島高校は今後も姉妹校との交流を通じて国際交流を進めていきます。

探究活動・課題研究の指導力向上教員研修会を開催しました

 2023年12月19日(火)に京都教育大学名誉教授の村上忠幸先生を本校にお呼びして、探究活動・課題研究の指導力を向上する教員研修会を開催しました。本校の教員と他校の先生も参加し、計38名の先生方がこの研修会に参加しました。
 研修会では、新しい時代の探究と教師の姿に関して学習した後、マルチプル・インテリジェンス(MI)によるグルーピングを先生方全員が体験し、この結果をもとにグループ編成を行いました。そして、先生方が「紙コップの不思議を探る」という探究活動を体験し、「 デボノの帽子」を用いてグループ内で省察を行いました。研修会は村上先生の熱いご指導のおかげで、終始、参加者の熱気にあふれる研修会となりました。研修後のアンケートには「目からうろこの内容でした。」「探究活動への考えが根本から変わった」など多くの先生にとって意義深い研修となりました。

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day2

Science Fair 2日目、12/21(木)はセクション別の口頭発表の日です。地元PCSHS ルーイ校の生徒の進行のもと、オールイングリッシュで発表が進んでいきます。

▲発表会場 Chemistry 1 待っているときはさすがに緊張の様子

本校からは化学分野2件の研究発表を行いました。地元の大学の先生から研究についてのコメントや質問をいただき、活発な議論を交わすことができました。

▲発表① Development and evaluation of straws made from bacterial cellulose(バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価)

▲発表② Development of battery with Mg and I₂(マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池の開発)

発表会終了後、生徒たちはScience Activities(科学実験講座)に参加し、タイの高校生との親睦をさらに深めていました。
明日は最終日。Field Trips(校外でのタイ文化の探究活動)の予定です。

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day1

本日12/20(水)、Science Fairがスタートしました。

▲発表会場前にて

王族の方が同席されて開催されたオープニングセレモニーの後、いよいよポスター発表です。

▲ポスター発表の様子

発表を聞きに来てくれたタイの生徒さんたちはとても積極的で、研究内容についてのディスカッションは大変盛り上がりました。

本校の生徒も

夕方はWelcomeディナーパーティ。姉妹校である、プリンセスチュラポーン サイエンスハイスクール ナコン シー タマラート校の生徒さんと親睦を深めました。

▲ディナーパーティの様子 姉妹校の生徒さんたちと

▲タイの生徒による音楽と踊りのパフォーマンス 最後は日本人生徒も一緒に

研究発表は明日も行われます。残り2日間、さらに交流を深めたいと思います。

Thailand-Japan Student Science Fair 2023 Day0

12/18(月)に福島を出発し、本校スーパーサイエンス部の生徒4名とタイ王国ルーイを訪れています。

本校は昨年12月、以前から交流が続いていたタイ王国の「プリンセスチュラポーン サイエンスハイスクール(PCSHS)ナコン シー タマラート(NST)校」と姉妹校協定を締結しました。

今回、NST校経由でタイ教育省よりご招待いただき、「Thailand-Japan Student Science Fair 2023」に参加する運びとなりました。(12/20(水)~22(金))

本日は、会場校であるPCSHS ルーイ校で、宿泊所である寮を案内してもらった後、発表の準備をしオリエンテーションに参加しました。

▲ドンムアン空港で乗り継ぎ、ルーイに向かいました

▲タイの生徒さんと一緒にオリエンテーション

明日はオープニングセレモニーの後、ポスター発表を行います。

第42回福島県高等学校総合文化祭活動優秀校公演

12月17日(日)、けんしん郡山文化センターで「響け!舞え!笑顔さかせろ!福島で」をテーマに、文化部の大会やコンクールで優秀な成績を収めた部活動の発表会が開催されました。

本校SS部は、先月の生徒理科研究発表会で入賞した

「除去土壌の減容化のためのポルサイト合成の研究と自作リークテスト器による安全性の検証」

「色素増感太陽電池の高性能化~酸化チタン膜の最適条件の研究~」

の2テーマが自然科学専門部の代表となり、会場ホワイエにて発表しました。

 

 

 

ステージでは、演劇・吹奏楽・郷土芸能などの発表があり、

その幕間に自然科学部のPRもしました。

 

 

 

除去土壌や再生可能エネルギーについての研究ということもあり、熱心に聞いていただけました。

 

 

 

 

2011年”うくしま総文”のマスコット”ぺしゅ。”も応援にかけつけ、会場を盛り上げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメタンS 第5回 オンライン講座 「分子を自在に創る:薬学部と有機化学研究」

12月13日(水)、本校SS部1年生、聴講を希望した1、2年生、その他県内外の高校にも参加いただき、第5回オンライン発展講座を実施しました。

九州大学薬学部教授 平井 剛 先生を講師にお迎えして、「分子を自在に創る:薬学部と有機化学研究」のテーマでご講義いただきました。

前半は、薬をつくるために、生命活動の理解に必要な自然科学に幅広く触れ、習得するのが薬学部という学部である話と薬学の学びについてご教授頂きました。

後半は、平井先生が取り組んでおられる「分子を自在に設計することで天然有機化合物を改変、有益な機能を持たせて、新しい薬を創り上げる」

研究内容について、わかりやすく講義いただき、とても興味深く拝聴させていただきました。

【生徒の感想】

・有機化学の概要とその可能性の広さが知れてとても心が揺さぶられました。

・平井先生は、癌のワクチンを作ろうとしているというのを聞いてワクワクし、有機化学についてとても興味が湧きました。

・四年制と六年制薬学部では目指すところが異なることを知り、六年制しか考えていなかったが、四年制も調べてみようと視野を広げることがきました。

・大学を出た後のことについても教えてくださったので、先生のおっしゃる20、30年後の自分や社会を考えながら四年制にするか、

   六年制の薬学部にするか進路を決めたいと思いました。

ふくしまサイエンスフェスティバル2023が開催されました

 12月9日(土)に福島市子どもの夢をはぐくむ施設こむこむにおいて、「ふくしまサイエンスフェスティバル2023」が開催されました。

 今年は12の実験屋台(橘高校、福島東高校、福島大学、福島高校)と3つの実験教室(東北大学、株式会社リビングロボット,福島移動昆虫館)が実施され、多くのお子さんとその保護者の方々にサイエンスを楽しんでいただくことができました。当日のこむこむへの来館者数は1031名だったそうです。

 サイエンスを通じて、たくさんの驚きや感動を共有することができました。来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

  実験屋台や実験教室に出展いただいた団体の皆様、そしてこむこむのスタッフの皆様、大変お世話になりました。

 

 

 

 

 

 

ふくしまサイエンスフェスティバル2023開催のお知らせ

12月9日土曜日,福島駅前のこむこむ館にてふくしまサイエンスフェスティバル2023を開催します。

このイベントは,簡単な実験を通して,身近にサイエンスを体感してもらうイベントです。当日は,光る不思議なスライムづくり,オリジナルバスボムづくり,バナナのDNA抽出など,作って,見て,触って,体験できる実験をたくさん用意しています。

時間は午前11時から午後3時半まで,実験はすべて無料で参加できます。イベント内のスタンプラリーに参加すると,景品がもらえる企画も開催しますので是非ご参加ください。子どもから大人まで楽しめるイベントになっていますので,皆さんどうぞお越しください!

 

12月7日に福島中央テレビ「ゴジてれChu!」でイベントの告知をさせていただきました。イベントに関することをはじめ,スーパーサイエンス部の活動についてもご紹介いただきました。この場をお借りして,関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

☆フルサイズのチラシはこちらから↓

ふくしまサイエンスフェスティバルチラシフルサイズ.PNG

SSH生徒研究発表会のご案内(令和6年2月22日(木))

 令和6年2月22日(木)にSSH生徒研究発表会を開催します。この発表会は、福島高校の1年間の探究活動の成果を発表するものです。今年度は対面とオンラインの両方で公開いたします。福島高校の1・2年生の口頭発表・ポスター発表を中心に、県内外の中学校・高等学校によるポスター発表、卒業生によるポスター発表、1学年のディベート大会の決勝戦など様々な発表が行われます。参観申し込みは以下のリンクにある案内文書からお願いいたします。

 福島高校生徒保護者向け案内はこちら

 外部団体向け案内はこちら

 

 昨年度の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本学生科学賞で読売新聞福島支局長賞を受賞しました。

スーパーサイエンス部メタン菌班の2年生4名が応募した研究論文で、受賞しました。研究タイトルは「メタン発酵の効率化に関する研究ー発酵環境の最適化を探索するー」です。

11/26(日)、読売新聞福島支局において、中学の部3件、高校の部3件に対して表彰式が行われました。

表彰式の後、代表の駒場優吾さんが今年度の研究において工夫した点や今後の研究ビジョンについてスピーチをし、他校の先生方と議論を交わしました。今後、研究の社会実装に向けて研究を深めていきたいと思います。

第12回環境放射能除染研究発表会で優秀ポスター賞を受賞しました。

 11月21日(火)に第12回環境放射能除染研究発表会の賞状伝達式が本校校長室で実施されました。8月に実施された環境放射能除染学会の発表会で、スーパーサイエンス部2年の遠藤涼馬さん、阿部のどかさんが「廃液の再利用によるポルサイト合成の評価と自作リークテスト器を用いた流水実験」というテーマでポスター発表を行い、優秀ポスター賞を受賞しました。

 賞状伝達式の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

環境放射能除染学会会長の佐藤理夫先生(写真右)と記念撮影↓

 

 

令和5年度科学の甲子園福島県大会に参加してきました。

11月12日(日)科学の甲子園福島県大会が福島県教育センターにて行われました。

本校からは、1年生(8名)、2年生(8名)の2チームが参加してきました。

総合競技、実験競技、筆記競技の3種目で行われ、本校は総合競技と筆記競技で2年生が2位となり、準優勝でした。

惜しくも3連覇はできませんでしたが、長い準備期間を経て課題に挑戦した経験は生徒たちを大きく成長させてくれたことでしょう。

 

総合競技 プレゼンテーション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合競技1年生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合競技2年生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会

第36回福島県高等学校生徒理科研究発表会へ参加しました

 11月18日(土)〜19日(日)に日本大学東北高等学校で開催された福島県高等学校生徒理科研究発表会へスーパーサイエンス部の生徒35名が物理・化学・生物・ポスターの4部門に参加しました。

 化学部門で「マグネシウムとヨウ素を用いた二次電池の研究」が優秀賞、「バクテリアセルロースを用いたストローの開発と評価」が優良賞、ポスター部門で「色素増感太陽電池の高性能化」と「除染土壌の減容化のためのポルサイト合成の研究と自作リークテスト器による安全性の検証」が優秀賞を受賞しました。

 発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふくしまサイエンスフェスティバル2023が開催されます!

 令和5年12月9日(土)「福島市子どもの夢を育む施設こむこむ」ふくしまサイエンスフェスティバル2023が開催されます。このイベントは、小中学生を中心とした地域の方々のためのサイエンスイベントです。当日は高校生・大学生による様々な実験屋台や渡辺正夫先生(東北大学教授)による実験教室、株式会社リビングロボットによるプログラミング教室、移動昆虫館による大型甲虫とのふれあいや標本づくりなど、多様なプログラムが実施されます。

 12月9日(土)は、ご家族でこむこむにご来場ください。サイエンスを楽しみましょう!

 

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)DAY3

11月5日(日)、JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)の3日目にスーパーサイエンス部2年の大山峻さんと渡邊悠希さんが参加しました。3日目には、Science Talk、Lunch Party、Cultural Exchange、Science Showdownが行われました。昨日までに口頭発表とポスター発表を終え、今日はリラックスした表情で講義や交流を楽しみました。

↓Science Talkの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Lunch Partyの様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Lunch Partyの様子②台湾の友人と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Cultural Exchangeの様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Showdownの様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Showdownの様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓立命館高校のバディ生徒と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 JSS2023は11月7日(火)まで続きますが、福島高校の参加は本日までです。今回の体験を通して、参加した二人は多くのことを学び、大きく成長しました。立命館高校の先生方、生徒の皆さん、参加された学校の皆さん、素晴らしい経験をさせていただきありがとうございました。また来年度もJSSFでお会いできることを楽しみにしております。

 

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)DAY2

 11月4日(土)、JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)の2日目にスーパーサイエンス部2年の大山峻さんと渡邊悠希さんが参加しました。2日目は立命館高校から立命館大学びわこ・くさつキャンパスに会場を移し、Science Project Presentation、Project Poster Exhibition、Science is Fun!、Lab Tourが行われました。二人はポスター発表を通して多くの高校生と交流ができたようです。

↓バディ生徒とランチタイム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ポスター発表の様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ポスター発表の様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ポスター発表の様子③

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)DAY1

 11月3日(金)、立命館高校にてJSSF2023の1日目にスーパーサイエンス部2年の大山峻さんと渡邊悠希さんが参加しました。1日目は、Opening Ceremony、Special Lecture、Icebreaker Activity、Science Project Presentations、Science Discussionが行われました。

 大山さんと渡邊さんは「Development of Mahjong Artifical Intelligence Overcoming Uncertainty and Incompleteness」をテーマに口頭発表を行いました。二人はこれまで一生懸命準備をしてきましたが、その成果が十分に表れた発表になりました。発表後にはアドバイザーの先生からコメントをいただき、今後の研究活動に向けて新たな課題を見つけたようです。

 バディとの記念撮影↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Opening Ceremonyの一コマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓口頭発表の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Discussionの様子①

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓Science Discussionの様子②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は、立命館大学でポスター発表が行われます。

 

~参加生徒の感想~

 海外の高校生との交流は初めてで、最初は緊張したが、途中からはとても楽しむことができた。口頭発表では、国によって英語のアクセントも異なり難しい面もあったが、最後までやりきることができ、自信がついた。

JSSF2023(Japan Super Science Fair 2023)移動日

 11月3日(金)~5日(日)まで立命館高校主催のJSSF2023に、スーパーサイエンス部2年の大山峻さん、渡邊悠希さんが参加します。このイベントは世界各地、日本各地の高校生が立命館高校に集い、研究発表を中心としたサイエンスコミュニケーションを行うものです。今日は移動日で、明日からの口頭発表・ポスター発表に備えます。

↓京都駅にて。

【1学年】SS探究「ふくしまフィールドワーク研修」を実施しました。

 

10月3日(火)県内の7つコースに分かれて「ふくしまフィールドワーク研修」を行いました。

 福島県内で「課題解決」に取り組む企業・事業所・大学での研修により、2年次に行う全員課題研究に向けた課題発見力や探究力の基礎的能力を育成することを目的に実施しました。

 生徒たちは7つのコースから希望コースを選択し、コースごとに事前学習を行ってから現地研修に向かいました。

 

 ↓ 各クラスでの事前研究の様子

事前研修の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ①福島コース JICA二本松研修所

①福島コース JICA二本松研修所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ①福島コース 福島大学

①福島コース 福島大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ②郡山コースA 福島県林業研究センター

②郡山コースA 福島県林業研究センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ②郡山コースA 株式会社宝来屋

②郡山コースA 株式会社宝来屋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ ③郡山コースB 日東紡績 富久山事業センター

③郡山コースB 日東紡績 富久山事業センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ③郡山コースB コミュタン福島

 諸事情により写真が撮れませんでしたが、熱心に展示や実験観察に取り組んでいました。

 

 

↓ ④会津コース 会津大学

④会津コース 会津大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ④会津コース 合資会社 大和川酒造店

④会津コース 大和川酒造店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ⑤相馬コースA 福島県ロボットテストフィールド

⑤相馬コースA ロボットテストフィールド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ⑤相馬コースA 福島県水産資源研究所

⑤相馬コースA 福島県水産資源研究所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ⑥相馬コースB JAXA角田宇宙センター

⑥相馬コースB JAXA角田宇宙センター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ⑥相馬コースB 相馬IHIグリーンエネルギーセンター

⑥相馬コースB 相馬IHIグリーンエネルギーセンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ⑦いわきコース いわき市アンモナイトセンター

⑥いわきコース いわき市アンモナイトセンター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓ ⑦いわきコース ドームいわきベース

⑦いわきコース ドームいわきベース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、来週18日(水)のクラス内でのプレゼンテーションコンテストに向け、各班にて準備を進めています。

 

 

 

ウメタンS 第4回 オンライン講座 「全固体電池研究の最前線 〜次世代蓄電技術の実現に向けた物質探索と機構解明〜」

 10月4日(水)、本校SS部1年生のほか、2つの高校の生徒も参加し、第4回オンライン発展講座が行われました。講師には東北大学多元物質科学研究所 准教授 大野真之 先生をお招きし、「全固体電池研究の最前線 〜次世代蓄電技術の実現に向けた物質探索と機構解明〜」というテーマで講義をいただきました。
  優れた性能を持つ電池は世界を変える力を持ちます。例えばリチウムイオン電池の実用化により、ポータブルなデバイスが普及し、iPhoneなどがどこでも利用できるようになりました。今後は、飛行機まで電池で動かすことを目指しており、電池技術は大きな可能性を秘めています。先生は、最新の研究トピックをわかりやすく説明してくださり、興味深く、楽しく学ばせていただきました。

【生徒の感想】
・リチウムイオン電池について学ぶことが出来ました。固体電解質が実現されれば、安全性や効率がともに向上するとのことで、素晴らしい技術だと感動しました。質問にも答えて頂き、ありがとうございました。大野先生のような研究者になれるよう勉学に励みたいと思います。
・お忙しい中、講義をありがとうございました。まだ化学を習っていないため、難しかったですが、化学に興味がわきました。私は途中で諦めてしまったり怠け癖があるのですが、始めにおっしゃっていた「真剣に取り組んだら、思いがけないところでいきてくる」という言葉を聞いて物事に真剣に向き合おうと思いました。また、「想像・妄想を語る」ことでより目標が定まり努力できるようになるのだと思いました。

Pythonプログラミングを使ったデータの分析・可視化講座の開催

9月24日(日)に会津大学の協力を得てデータサイエンスに関わる講座を開催しました。この講座には、本校生1年生30名が参加しました。

講座では、生徒は自分のタブレット端末を使い、eStatからの人口統計に関わるデータを取得し、Pythonを使用してデータの前処理を行いました。そして、前処理したデータを同じくPythonを用いてグラフにして可視化する体験を行いました。講師として会津大学の渡部准教授だけでなく、会津大学の学生4名がTAや講師として参加しました。TAの中には本校のOBもおり、彼は在学中はSS部に所属して梅苑祭を盛り上げるアプリ開発をしておりましたが、卒業後も情報技術に磨きをかけて成長していることもわかり、非常に頼もしくも嬉しくも感じました。

今後、オープンデータを使用して、課題研究を行う生徒が出ることを期待しています。

 

 

 

 

ウメタンS 第3回 オンライン講座 「Beyond 5Gで10年後の生活はここまで変わる!~スマートフォンを支える最先端技術の進化とは?」

 9月20日(水)、SS部1年生、希望生徒を対象に石津健太郎 先生(国立研究開発法人 情報通信研究機構 Beyond5G研究開発推進ユニット所属)

から「Beyond 5Gで10年後の生活はここまで変わる!~スマートフォンを支える最先端技術の進化とは?」のテーマで第3回オンライン発展講座を

実施していただきました。

 私たちの生活に不可欠なスマートフォンサービスが今のカタチになるまでの1990年代からの開発と実用化までの流れ、そして次世代通信技術として

研究開発が進んでいる「Beyond 5G」の最先端の内容をお話いただきました。

 【生徒の感想】

・ロボットが瞬間移動するかもしれない未来があるということだ。身体、時間、空間の縛りを超えるというSF映画で見た世界が現実になることに特に驚いた。

・私はスマホがある時代に生まれてよかったと思っていますが、これから、もっと技術が進みbeyond5 Gの時代になったら今よりさらに便利になるのか考えて、

 わくわくしました。また、通信技術だけでなく、それを使う技術とのつながりを深めることがこれからの時代には必要なのだと考える機会となりました。

・未来の技術について考えることは少なかったのですが、楽しみながら聴講することができました。

 デジタルツインの技術や時空を超えた開発が進んだ未来に興味が湧きました。

・私も情報通信の分野に興味があり、将来は石津先生のようなBeyond5G研究開発の携わる仕事に就きたいです。

 

 

石津先生、ご多忙の中、本日は、講演をいただき本当にありがとうございました。生徒諸君から大きな反響があり充実した研修の時間となりました。

3学年ベーシック探究「表現力育成講座(理系)」

8月22日,23日に3学年ベーシック探究の一環で,「表現力育成講座(理系)」が実施されました。理系クラスを対象に,物理・化学・生物から研究テーマを一分野選び、主体的に実験計画を立て、得られた実験結果を基に考察し、レポートの作成や発表を行う企画です。物理は『面積速度一定の法則の検証』,化学は『無機物質の同定』,生物は『DNA鑑定』という各テーマで実験を行いました。普段はなかなか実施できない,ゆっくりと時間をかけて一つのテーマを深掘りする,という活動を行うことができました。

SS部の生徒が東京学芸大学附属国際中等教育学校と交流しました

 8月23日(水)に東京学芸大学附属国際中等教育学校の生徒6名が来校し、スーパーサイエンス部の2年生と交流しました。今回の交流は、「二酸化炭素の削減とエネルギー問題解決の両立」をテーマに課題研究を実施している学芸大附属の生徒さんが、東北地方で再生可能エネルギーや原子力発電に関するスタディツアーを計画し、そのツアーの中で本校を訪れてくれたことにより実現しました。

 交流会では、両校の研究発表や再生可能エネルギーや原子力発電に関するディスカッションを行うなど、充実した時間を過ごすことができました。

研究発表の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディスカッションの様子①↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディスカッションの様子②↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京学芸大附属国際中等教育学校の皆さん、御来校いただきありがとうございました。今後も同じSSH校として交流を続けていきましょう。

 

 

 

物理チャレンジ2023第2チャレンジ全国大会で本校生が優良賞を獲得しました

物理チャレンジ2023に関して、本校生2名が予選である第1チャレンジを突破し、全国大会への出場を決めておりました。この度、8月19日(土)~22日(火)に岡山県で第2チャレンジ全国大会が開催されましたが、本校生1名が見事に優良賞を獲得いたしました!本校にとって、この優良賞の獲得は3年連続になります。予選から参加した生徒全員含めて、本当に物理を楽しみながらよく頑張りました。